2015年8月12日水曜日

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その4)

谷果穂さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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谷 果穂(広島県・15才)

Workcamp(ワークキャンプ)に参加すること。それは、アメリカに行く前の私にとっては不安でしかないものでした。人見知りの私が、アメリカ人の中に自分だけ飛び込んで仕事ができるのか。そもそも仕事をきちんとできるのだろうか……。

そして、そんな予想は大きく覆ることになりました。

まず、同じcrew(クルー)(※1)の人たちはとっても優しかったです。私にいろいろなことを話しかけてくれたり、仕事を教えてくれたりしました。

そして、仕事はとても楽しかったです。ペンキ塗りは初めてやったけれど、絵の具を塗るような感覚で、とても面白かったです。また、私だからこそできることも発見しました。それは、身長が低い分、地面に近い所も苦労することなく塗れるということです。crewのメンバーは“Thank you!”と言ってくれました。

何よりもうれしかったのは、レジデント(※2)の人が「ありがとう」と何回も言ってくれたことです。一人で寂しかったり、日本が恋しくなったとき、とても励みになったし、「私が今やっていることは、確実に誰かのためになっているんだ」と実感することができました。

今でも印象的な言葉があります。それは日本人グループの子が言っていたことです。
「今私は、これまで経験したことのないような厳しい生活をしているんだよね。」
それを聞いて私は気づかされました。「日本で送っている当たり前の生活。それは、当たり前ではないんだ! だからこそ、当たり前のことに感謝しなければいけないんだな」。普段でも、このことは先生に言われたりします。でも漠然と思うだけで、こんなにも自分に近いことのように実感したのは初めてでした。




今回のworkcampを通して、たくさんのことがreframe(再構築、再生)されたと感じます。その多くが自分に対する固定概念が覆されたということです。多分これまでの私は、「これはできない」とやる前からあきらめていたり、やらなかったりしてきたのだと思います。これからは積極的に、前向きに、ものごとに取り組んでいこうと思います。

最後に、一緒に行った日本人グループのメンバー、スタッフの皆様、crew、ホストファミリー、すべての皆様に感謝します。

※1:クルー=6人のメンバーで家屋の修繕を一緒にしながらキャンプを過ごすグループ
※2:レジデント=修繕する家屋に住んでいる方のこと

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