2015年8月18日火曜日

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その8)

山縣愛(やまがた・まな)さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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山縣 愛(JELC三鷹教会・18才)

「キャンプ中にたくさんのGod Sightings(※1)を目撃・経験しましたが、その一つについて話します。昨日の夜のプログラムでの経験です。そこで、イエスさまとキリスト教に対するこれまでの自分の見方が変えられました。そして、その瞬間から、私はイエスを心から信じているのだという確信を得、彼に従って生きる決心ができたのです。(その経験の中で)キリスト教は美しいとも思いました。夜のプログラムでは、キャンプに参加したアメリカ人の多くの若者が、自分の抱える困難や問題を見つめ、泣いていました。それを見ながら、私は自分がいま、神さまのもっともおそばにいることを実感しました。」
(夜の集会で話された、本人のGod Sightingsのスピーチより。原文は英語でした。)

ワークキャンプでは"reframe"(再生)のテーマのもと、ニューヨーク州ロチェスターで家屋の修理作業を行いました。わずか5日間ではありましたが、たくさんの大切なことを奉仕の作業から、アメリカ人の友達から、そしてユースグループのみんなから学ぶことができ、日本で過ごす5日間とは比べものにならないほど充実した時間をすごしました。

日本に帰ってきた今、考えるのは修復作業を行った家の隣の家の家族のことです。その家には2人の兄弟がいて、玄関の外からこちらの修復作業をじっと見ているので、メンバーの一人の誘いで、3日目の作業は兄弟2人も交えてスタートすることになりました。しかしそれもつかの間、隣から「帰ってこい」という父親の叫び声を聞いたとたん、兄弟は一目散に家に帰ってしまいました。


次の日、わたしがクルー(※2)と家の壁にペンキを塗っていたとき、昨日の子どもたちの父親が話しかけてきました。父親は、近所の人とうまくいっていないことなど、いろんな怒りをクルーの女性にぶつけ始めました。しかし彼女はまったく慌てず、父親の言い分を充分きいた後、優しく何かを語りかけはじめました。すると、突然父親は「ハレルヤ! ハレルヤ!」と言いながら泣きだしてしまいました。そして最後には、日曜日に家族を教会に連れていくことを約束していました。彼女も泣いていました。


彼女がなにを話したかは私にはわからなかったけれど、2人の会話を通して、父親はイエスの教えに触れることができたのだと思います。人がキリストに触れる瞬間、それはとても尊いものです。そんな瞬間を共有できたことが、ずっと心に残っています。世界のどこかには、怒りや悲しみの思いを持つ家庭があること、そしてその家庭にもイエスの教えは広まっていることを覚えておこうとおもいました。

最後に、このワークキャンプは、JELAをはじめとするみなさんの支えがあったからこそやり遂げられたものであると思います。すべての出会いに感謝します。ありがとうございました。

※1:God Sightings(ゴッド・サイティングス)=キャンプ中に神さまの存在を感じた時のこと。キャンプのプログラムで参加者全員と分かち合います
※2:クルー=6人のメンバーで家屋の修繕を一緒にしながらキャンプを過ごすグループ

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