2016年3月30日水曜日

【リラ・プレカリア】今野七重(5期修了生)の東北奉仕だより その三

私の知人が入居している老人ホームの知人の部屋でキャロル・サック先生が奉仕してくださり、ティールームではキャロル先生と私の二人で奉仕させていただきました

今野七重さん
最後の曲、「Be still」が終わると、一人の男性が「今の曲はどんな意味ですか?」と聞かれました。「あなたの中に尊い存在がおられます。あなたはかけがえのない存在です。という意味です」と答えると、その方は涙をぽろぽろと流してご自身について語られ、『蛍の光』を歌ってくださいました。何かがその方のお心のひだにそっと触れたのでしょうか。神様は私たちには考えつかないようなタイミングと方法で働かれます。清らかな涙がまだ心に残っています。

今回の奉仕を終えて私自身に不思議な変化がありました。いつもガチガチで余裕のなかった私のハープの音色に少しだけ深みが加わった気がするのです。奉仕の時にすぐ隣で聞こえていたキャロル先生の深いハープの音色と、水面に広がっていく波紋のような柔らかな歌声が、今も私の耳に響いています。

私はひとりではないのです。先生方、先輩方、JELAの皆さん、同期生、教会の皆さん、家族、プレイヤーショールの皆さん、私たちを奉仕の場へと送り出してくださった修了式のたくさんのお客様たち……皆さんの愛と思いやりと祈りに支えられている安心感が今あります。「Be still, and know that I am God.」(「静まって、わたしこそ神であることを知れ」詩編46編10節前半。口語訳聖書から引用)と言ってくださる方が私の中心におられる。あこがれてきた「静かな自信に満ちた存在」への小さな芽が私の中に芽生えたように思えています。

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