2016/10/20

【ブラジルAMILUだより】ミュージカルに挑戦?

サンパウロ教会の徳弘浩隆牧師より、9月の音楽ミニストリー(AMILU)便りが届きましたので、以下ににご紹介します。

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休暇中の英語研修からMelo先生が帰ってきました。来年の日本研修に向けて、日本語にも引き続き取り組むと、意欲満々です。そして、音楽教室も楽しく再開しました。

留守中は大人のリコーダーと聖歌隊は自主練習、子どものリコーダーや音楽はお休みにしようと思っていましたが、子どもたちや保護者の方の願いを聞いて、続けてきました。
大人たちも熱心にAMILUの授業を受けます
先月も報告しましたが、子どもたちは楽器に触れたりするほかに、徳弘牧師夫妻がDisney体操をしたら大好評。その後はエビカニ体操なんかもやってみましたら、これも大好きになって歌ったり踊ったりしてくれます。

 そして、歌に合わせて体を動かすことも大事という話になり、クリスマス劇の練習となったのです。
クリスマス劇は、ピアノの伴奏のほか、大人の聖歌隊が歌い、それらに合わせて登場したり、芝居をしたりする台本です。聖歌隊も歌いながら星の役や、宿屋さんの役などを受け持ち、子どもたちは、マリアやヨセフ、羊飼いに東の国の博士たち、そして天使や羊さんなどに扮します。劇の直後はみんなで歌う讃美歌のなかでリコーダーも演奏します。
クリスマス劇の練習指導を楽しむMelo先生(左端)と徳弘先生(中央・ダウンベスト)
12月のクリスマスの礼拝は、「子どもたち+応援の聖歌隊(これも大人のAMILU生徒たちです)」で演じるクリスマス劇を「聖書朗読の代わり」にします。劇が終わると登場人物がすべてそろい、そのまま、牧師がその様子を解説しながら、子どもにも大人にもわかりやすい短いメッセージをする…、そんなアイデアで盛り上がっています。

毎週水曜日のAMILUの時間がみんな楽しみ。そして、第一日曜日の子どもの礼拝の後でもみんなで練習をすることになり、日曜日も集まってくれます。今年再開した子どもの礼拝は、先日は10人ほどが来てくれました。遠い街から一時間かけて車でやってくる兄弟もいます。
日曜日の子どもの礼拝に集まった子どもたちの様子
リコーダーをして、聖歌隊の練習もして、それからみんなで合わせます。製作中の衣装を着て、天使の羽もつけてみて、飼い葉おけの代わりの段ボール箱、宿屋の代わりの説教台、なにもかもが新しくて楽しい勉強です。AMILUの後のお茶の時間は子どもも大人も楽しいおしゃべりの時間です。
AMILUとクリスマス劇の練習後のお茶の時間
ミュージカルとまではいきませんが、音楽や演奏に合わせて、照れずに思いっきり演技すること。自分の出るタイミングの曲を聞き分けて、音楽に合わせてゆっくり回ったり演技したりすること。みんなの動きや立ち位置を見て自分の場所を決めることや、周りの人や指導者の顔を見て指示に従うことは、指揮者を見ながらみんなと合わせて演奏したり歌うことにもつながります。これも音楽を学んだり協調性を養ったりするための、本当に良い勉強の場だなと、みんな感じています。
 
さて、これからどうなりますか。応援してください。そして、お楽しみに!(徳弘浩隆)

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