2016年12月21日水曜日

【宣教師の働き】 熊本地震で忘れられないこと

熊本のルーテル学院中学高等学校で英語を教えながら現地の教会等で福音宣教に勤しんでいるハナ・ジェンセン=ラインキさんが、この一年の思い出について以下の感想を寄せてくれました(英語の原文をJELA事務局が和訳しました)。

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避難所として使われた駐輪場
今年の九州ルーテル学院での経験でもっとも印象的だったのは、4月の大地震の後、みんながすぐに一致団結し、お互いを助け合っていたことです。学校は、地震発生から数時間後には、教師と近隣住民のための避難所となっていました。駐輪場にはブルーシートとテーブルが設置され、シェルターに変わりました。

私も、カイリーさん、ディーンさん、ディーンさんの奥さんのアンさんら他のJ3とともに学校へ避難しました。私たちの自宅は幸いすぐに安全と判断されたので、避難生活は数泊で済みましたが、私とカイリーさんはそれからも2、3週間に渡って毎日学校に行き、避難所の手伝いや、建物の周りの片付けなどをしました。

他の先生方は、非常時にあっても冷静沈着に行動し、何をすべきか、必要なものをどこでどのように入手するか、をわきまえていたことを思い出します。それによって、自分も冷静を保つことができました。

当時のことで一番記憶に残っているのは、4月16日夜11時頃、ある高校生の女の子とともにコーヒーを配ったことです。私たち二人は避難してきた近隣の方々一人ひとりに「温かいコーヒーかお茶はいりませんか」と尋ねて回ったのです。まだ余震が頻発していた頃でしたが、避難者の方々は、声をかけられることで安心したようで、お礼の言葉をたくさんいただきました。また私も、役割を与えられたことで、不安感に惑わされずに過ごすことができました。

学校での同僚たちには感謝の気持ちでいっぱいです。彼らのお陰で、この非常に困難な時期をどうにか前向きにとらえることができました。これからも九州ルーテル学院で仕事をすることを楽しみにしています!

(ハナ・ジェンセン=ラインキ)