2014/12/26

【世界の子ども支援】パナソニックのソーラーランタン現地調査報告会を実施

12月22日(月)にジェラミッションセンターで、JELAがカンボジア・インドの支援先にパナソニック株式会社から寄贈いただいたソーラーランタンの現地調査報告会を行いました。

パナソニックとJELAとは、同社が推進する「ソーラーランタン10万台プロジェクト」で協力しています。パナソニックからはCSR・社会文化グループ 事業推進東京担当リーダーの星亮様が参加してくださいました。

Panasonic星様(右)とJELA中川理事長ら関係者
報告会ではJELA上級顧問ローウェル・グリテベック博士が、カンボジアとインドの両国で調査した結果を学術的・専門的観点から分析し、約1時間半に渡って説明しました。このプロジェクトに関する限り、多数のデータを収集分析してのこのような報告はこれまでになかったとのことで、パナソニックも大きな興味と関心を示してくださいました。

この調査報告会の内容は、パナソニックのウェブサイトに2015年2月前後に掲載される予定と伺っています。掲載されましたら皆様にこのブログを通じてお伝えいたします。

【関連リンク】
パナソニックとJELAの関連ニュース
日本福音ルーテル社団(JELA)


2014/12/24

【Link-J・被災地支援】今年も気仙沼で「こどもクリスマス会」を開催

JELAのワーク・キャンプに参加した青年たちが立ち上げたボランティア活動団体「Link-J(リンク・ジェー)」が昨年に引き続き、今年も12月20日に気仙沼前浜地区のコミュニティセンター・前浜マリンセンターで「こどもクリスマス会」を開きました。この会の実現のためにJELAは、Link-J参加者の交通費・宿泊費その他を支援しています。

Link-Jの沼部真奈さんと田島千恵子さんに感想を寄せていただきましたので掲載いたします。


笑顔を見る活動を続けたい
沼部真奈

今年の3月までルーテルが行っていた「となりびと」の活動のように、青年が奉仕の輪を繋ぐ機会として昨年に引き続き、前浜マリンセンターにて子どもクリスマス会をJELAさん、そして被災地に住まわれて支援活動をしているゆるーくさんにご協力して頂いて行ってきました。昨年、参加して下さったお子様も何人もいらっしゃって私達のことを鮮明に覚えて下さっていたのが印象的でした。

Link-Jのメンバーと子ども達(前浜マリンセンター12/20)
イベント終了後、市街を見学させて頂きましたが、改めて震災による被害の大きさや、残した傷跡の深さを実感させられました。そんな中でもひたすら笑顔で前を向き、希望を持ちながら復興に力を尽くされている姿は、とても力強かったです。私達も一つひとつの物事に取り組む中で、相手に対してのホスピタリティー精神やたくさんの笑顔を見ることが出来る活動を、これからもしていきたいと考えています。


こどもたちの元気あふれるパワーを感じた
田島千恵子

12月20日、去年に続き私たちは前浜マリンセンターでこどもクリスマス会をもつことができました。今年はLink-Jが中心となり、マリンセンター側、現地のボランティアグループゆる~くさんと一緒に計画をたて、JELAに後援していただいて実現した会でした。

12月19日の夜、Link-Jメンバー七人とJELA職員一名で新幹線へ乗り込み気仙沼へと出発しました。到着した気仙沼は雪が積もっており寒く、これだけ時間の経った今も地盤沈下での水たまりや、くずれた建物など大津波の跡がありありと残っており、土木工事も多く行われていました。翌朝私たちは気仙沼から前浜マリンセンターまで、なくなった線路の代わりに走っているBRTバスを利用し移動しました。

前浜マリンセンターには小学生から赤ちゃんまで、そしてお母さん方も集まり、こどもたちを迎えてクリスマス会は私たち八人によるWinter Wonder landの合唱から始まりました。その後の自己紹介のとき、なんと去年も来てくれた子の数人が私たちメンバーの名前を覚えていてくれました! 「今日は○○はいないの!? □□!覚えてる!!」などと声をあげてくれ、私は本当に驚き、今年も来ることができよかったと心から思った瞬間でした。それから大きな紙に描いたクリスマスツリーを壁に貼り、折り紙やベルで飾り、ビンゴやカルタをし、こどもたちの元気いっぱいあふれるパワーを感じた、あっという間の時間でした。

私はこうして今年もこどもたちと明るく楽しい時間を共有できたことが感謝です。こどもたちの無事の成長を祈りつつ、Link-J世代若いみんなに、また来年も会いに行こう! と呼びかけたいと思っています。


JELAでは、Link-Jを支援しつつ、さらなる活躍を祈っています。


【参加者募集中! JELAの海外ワーク・キャンプ】
2015米国グループ・ワークキャンプ参加者募集(応募締切20154月末まで)
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日本福音ルーテル社団(JELA

2014/12/15

【リラ・プレカリア】特別公開講座「看とりの音楽 ~アイルランドの背景から~」を行いました

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)は、12月1日にルーテル学院大学のチャペルで特別公開講座「看とりの音楽 ~アイルランドの背景から~」を開きました。講座では、アイルランドから来日されたショーンさんのホイッスルを中心に、守安功(いさお)・雅子夫妻に加えて大阪から車で駆けつけた上沼氏と西川さんの5人による90分のレクチャーコンサートを開催しました。

プログラムは、看とりの音楽を含むアイルランドの音楽という条件のもと、お膳立てなしに演奏されました。一人が演奏を始めるとアウンの呼吸で合奏になり、アイルランドの葬儀の曲、棺の周囲で踊る女性の曲・男性の曲、故人の生涯を思い出して次々と即興で延々と作られる唄、カトリックの国アイルランドの背景から母マリアが幼子イエス・キリストに聴かせる子守唄、妖精によって障害を持たされて生まれた子どもの曲、悲しむ人を慰める曲、きよしこの夜、アメージンググレース、ニューヨークのツインタワー爆破で亡くなったかたの霊を慰める曲、聖パトリックの日の曲、聖ブリジットの曲等20曲程でした。
ショーンさん Photo by Peter Reis

クリスマスに備えるアドヴェントのこと、アイルランドの風習、アイルランドの看とりと葬儀について、死が終わりでなく次の世界への移行であること、悲しいけれど恐ろしいことでなく祝いごとでもあること、楽譜ナシで覚えるそれぞれの伝承される曲の背景等レクチャ―を挟んで演奏され、参加者(83)はその音楽に酔いしれました。

(リラ・プレカリア/ヴォイス指導担当・中山康子)


以下に参加者の感想の一部をご紹介します。

 まず驚いたのが、ショーンさんは楽譜を介さず、アイリッシュ伝承音楽を5000曲以上覚えておられるということです。この「楽譜なしで」というのが、リラ・プレカリアの音楽の習得方法と合致していると感じました。目から入れ「頭で記憶する」のではなく、耳から入れて、自分の奥底に定着させていく伝承音楽の柔軟さは、リラ・プレカリアに通じるものがあると思いました。

 何よりも驚いたのがお葬式の音楽が何とも「悲しくなく」、むしろ踊りたくなるし、実際に踊るそうです。葬儀というと死を悼むものという意識が強いのであるが、まるでこれからの「新しい出発」を一緒にお祝いしているようにさえも聞こえました。戦死した英雄、送別のための曲も同様にいわゆる短調ではなく、懐かしい調べが展開されていた。またハープの音色も笛とマッチしており、まさに「看取りの音楽」としての可能性も大きいことを十分に感ずることができました。

 あまり看取りの音楽という感じは受けませんでした。印象的にはパレードが近づいて来て過ぎ去って行くように感じました。現れては消えて行く、時空間のような、般若心経の「空」的なのか? よくは解っていないのですが、寄り添うとは違うまた別の要素なのではと思いました。

   看取りの音楽というテーマでしたので、悲しみに寄り添うような静かな音楽だという

イメージを持って聴きに行きましたが、実際に聴いてみるとリズムも軽快で明るく楽しい音楽でしたので驚きました。亡くなった方の棺の周りで踊るという死者の送り方もさることながら、軽快な音楽でありながら体の奥に深く透き通ってくるようで心を揺さぶられました。


Photo by Peter Reis


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2014/12/12

【2015インド・ワークキャンプ】 12月6日に参加者向け説明会を行いました

JELAでは、2015インド・ワークキャンプ説明会を126日に実施しました。今回は14名の応募があり、チャプレン(JELC小石川教会の徳野昌博牧師)とJELAスタッフ2名、合計17名でインドのジャムケッドにあるCRHPへ、主に義足作りに行きます。

インドは初めてという参加者が多く、不安と期待を抱えながら説明会に参加してくださいました。

説明会では、自己紹介ゲームやCRHPの紹介、キャンプのスケジュールや作業の説明等を、質疑応答を交えながら終日行いました。少しでも不安が取り除かれ、現地でたくさんの出会いと経験をしていただけるようにとスタッフ一同願っています。

キャンプは2015年2月12~22日に実施します。皆さま、お祈りに覚えていただければ幸いです(^^)/

【参加者募集中! JELAのキャンプ】
2015米国グループ・ワークキャンプ参加者募集(応募締切2015年4月末まで)

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【新しい短期宣教師の紹介】日本に魅せられたディーン・ホルツさん

東京で研修中の三人の新しい短期宣教師の皆さんは、1月から九州に移動し、熊本での3か月の研修の後、2015年4月から2年間、九州学院九州ルーテル学院の中・高生に英語を教えます。

 前回のザック・コービンさんに続いて、今回は2015年4月から九州学院に赴任する短期宣教師、ディーン・ホルツさんからメッセージが届きましたのでご紹介します(原文は英語です)。

◇◇◇

ディーン・ホルツさん
私はとても恵まれた、幸運な人間だと思います。25年以上も福音を宣べ伝える機会を、神様は私に与えてくださいました。それは、ペンシルバニア州の田舎の二つの教会(聖ヨハネ・ルーテル教会とメシア・ルーテル教会)から始まりました。4年間の牧会を経て、次は米国海軍兵士のためのチャプレンになるという召命がありました。 そして人生の秋を迎えた今、新たな、これまでとは異なるミニストリーに招かれました。
イマ ワタシワ トテモ シアワセ!

神様が私たち一人ひとりのために完全なプランをお持ちだと私は心から信じています。 神様の声に耳を傾け、信仰を持って一歩前に踏み出すとき、私たちのために用意してくださった素晴らしい計画を神様は明らかしてくださいます。そして神様のご計画は、私たちが自分で描くそれよりも常に良いものなのです。

日本にいる今、とてもワクワクしています。初めて日本に来た1995年、私は日本と日本の人々に恋してしまいました。そして2010年から2年間、アメリカ海軍の岩国基地で奉仕する特権を与えられました。

私の趣味は、日本の歴史についての本を読むことですが、歴史的な場所や遺跡を訪れて、美しい日本の自然に直接触れることも大好きです。他にはサイクリング、ハイキング、スキューバダイビング、写真、庭いじりにも興味があります。

日本での奉仕を楽しみにしています。この美しい日本の地で神様は私に何を見せようと、あるいは、させようとしておられるのか、知りたいと思っています。新しく、今までとは異なる奉仕を神様が私に与えてくださったことに深く感謝しています。


















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切手のご寄付をいただきました。

先日、支援者のお一人から、とても綺麗で可愛らしいデザインの未使用切手を多数ご寄付いただきました。大切に利用させていただきます。ありがとうございました。

これまでに13人の方から切手・ハガキ額面で44,806円のご寄付をいただいております。

年末年始に年賀状の書き損じ等あれば、ぜひご寄付いただければ幸いです。

JELAは、未使用の切手・ハガキを集めています。少量でも古いものでも結構ですので、ご協力をお願いいたします。

 送り先:日本福音ルーテル社団(JELA) ハガキ・切手係
150-0013
東京都渋谷区恵比寿1-20-26
 TEL:03-3447-1521

2014/12/11

【難民支援】クリスマスにお届けしたい、ジェラハウスでの出来事 ― 難民の総合的な支援の一事例として ―

クリスマスのこの時期に、JELAが皆様のご支援によって運営している難民のためのシェルター、ジェラハウスでの出来事をご紹介したいと思います。

東南アジア出身で難民申請中のAさんは、左半身が不自由な40代の男性でした。2013年から体の不調を訴え精密検査を受けました。2014年1月に出た検査の結果は末期がん、医師からは手の施しようがない、余命数ヶ月と宣告されました。

異国の地でがん発病を知り、余命宣告されたAさんの気持ちを計り知ることはできませんが、大変な不安があったものと思います。そのAさんが支援団体である難民支援協会(JAR)に求めたのは、祖国への帰国でした。これを知ったJELAでは、一刻も早い帰国を実現すべく、祖国まで同行する介助者を含めた航空券の全額負担を即断しました。

AさんはJELAの難民向け日本語クラスの生徒だったこともあり、日本語教師のボランティアの方々とも親しくしていました。先生方にAさんの状態を伝えたところ、お見舞いに駆けつけてくださいました。ある先生は、フルーツやステーキなどAさんが希望するものを作ったり、差し入れをしてくださいました。またある先生は、体の不自由なAさんに代わって洗濯や部屋の掃除をし、体をタオルで拭くなどなど、献身的に支えてくださいました。Aさんは人懐っこい性格だったので先生方の訪問を心から喜んでいました。

Aさん宅でハープと祈りを届けるキャロル宣教師
JELAではリラ・プレカリア(祈りのたて琴)という、病床の方あるいは心身に痛みを持つ方にハープと歌による祈りをお届けする活動を行っています。リラ・プレカリアの指導を行っているキャロル・サック宣教師にAさんのことを伝えると、本人が希望するならすぐに行きましょうと即答してくれました。Aさんもリラ・プレカリアを希望したので部屋を訪ねました。Aさんはキャロル宣教師の「神様はあなたを愛しておられます」という言葉に感動して、目に涙を浮かべていました。ハープも生まれて初めて見たといい、その音色と歌声が綺麗ですねと喜んでいました。リラックスし過ぎたのか、一服したいとタバコを吸いだすほどでした。

ところで、難民申請中のAさんが帰国することは容易なことではありませんでした。手続きには数か月を要し、帰国が実現したのは5月の連休明けでした。空港でAさんは「JELAありがとう、(日本語の)先生ありがとう、バイバイ」と笑顔で介助者と一緒に出国していきました。

日本を後にするAさん(成田空港)
祖国に無事に到着したAさんでしたが、一カ月後に突然、亡くなったとの連絡が入りました。Aさんが日本で最後に見せた笑顔を忘れることができません。Aさんが日本での最後の時にジェラハウスで人々の優しさに触れ、キャロル宣教師を通じて神の愛を知ることができたことは大変意味があったと思います。

クリスマスのこの時期に、神様に感謝しつつ皆様に、今年あった大きな出来事としてご報告いたします。どうか皆様、よいクリスマスをお迎えください!

なお、Aさん関連の別の記事は、生活支援を行ったJARスタッフによる寄稿文として機関紙「ジェラニュース36号」(2015年春)発行に掲載いたします。


印刷された「ジェラニュース」をご希望の方は、下記までご連絡ください。
 【メール】 宛先:jela@jela.or.jp
・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
・電話(携帯電話も可です)
・希望部数
・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。
また、電話・FAXでも受け付けいます。
 電話:03-3447-1521
  FAXの送信先は、03-3447-1523までお願いいたします。
※お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

発行後の「ジェラニュース」は、電子版としてパソコンからもご覧いただけます。
バックナンバー「ジェラニュース」一覧

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【リラ・プレカリア】11/20修道院でキャロル宣教師が森司教と対談

聖堂の様子
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)のキャロル・サック宣教師が、11月20日にカトリックの真生会館建替サポート企画にゲストとして参加しました。雨の降る中、会場となった援助修道会本部修道院(東京都新宿区)聖堂には、定員満席の50人が集まり、キャロル宣教師のプレゼンテーションとハープ演奏、森一弘司教との対談を楽しみました。当日の様子を援助修道会シスターの原敬子さんにお寄せいただきました。

「『リラ・プレカリア』それは真の祈り」
 音楽サナトロジー(死生学)のサック・キャロル先生のお話とハープの演奏、そして、キャロル先生と森一弘司教の対談というあの雨の夜の出来事は、今でも、心の奥深くに刻まれていて、温かく、私を包んでくれます。

 真生会館建替サポート企画「真に生きる愛」の第三回「真の祈り」と題したこの集いに、キャロル先生とJELAのみなさまが快くご協力くださいました。雨の日でしたが、定員50名満席。みなさまが当日を楽しみにしておられたことがよく分かりました。本当にありがとうございました。
森司教と対談するキャロル宣教師(右)

 リラ・プレカリア、まさしくそれは真の祈りでした。「歌う人は二度祈る」と言われているそうですが、「歌う」ことが、何かを表現したり、美しさを誇示したりすることではなく、「祈り」であるということを教えていただいたような気がします。
キャロル先生が奏でるハープの音色と歌声は、そこに集った人びとを完全に平和な場所へと導いてくれました。そこは何の心配もいらない安全な場所です。不思議な時間だったと思います。そこで私は自分自身、ああ息をしている、ああ疲れている、ああ、ここに座っている……と、ありのままの自分の存在に触れることができたのです。

 集いが終わった後、幾人の方から「癒されました」「迷っていた事柄がはっきりしてきました」など、笑顔とともに、多くの喜びの声を聞きました。神さまの現存を、それぞれ、受けとめられたのだと思います。

 キャロル先生が生きて来られた生涯を、森司教が興味深くインタビューされていた対談も素晴らしかったです。聖霊の息吹の世界を歩んで来られたお二人の深い信頼のうちになされた対話でした。教派を超え、主イエス・キリストに結ばれる「真の祈り」の次元で、ともに生かされていると知る集いとなりました。

援助修道会 原敬子


真生会館建替サポートについての紹介はこちらをご覧ください。
http://www.catholic-shinseikaikan.or.jp/donation/

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2014/12/09

最新の機関紙「ジェラニュース35号」電子版を掲載しました

皆様にJELAの活動をお伝えする機関紙「ジェラニュース35号」の電子版をホームページにアップいたしました。

お手元に「ジェラニュース」が届いている方で、ホームページ上で読めるなら送付の必要がないという方がいらっしゃれば、ご一報いただければ幸いです。郵送代金の削減につながりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

郵送での「ジェラニュース」停止のお手続きは下記のE-メールアドレス(jela@jela.or.jp)にご一報いただきたくご協力をお願いいたします。

【停止に必要な情報】
件名:「機関紙もしくはニュース不要などと」お書きください。
郵便番号:
ご住所:
お名前(漢字とカナ)
お電話番号:

お電話による停止のお手続きは、電話:03-3447-1521 JELAニュース係まで

電子版では「ジェラニュース」のバックナンバーもご覧いただけます。

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2014/12/02

【東日本大震災被災者支援】福島県出身の女性がJELAの支援で大学を卒業

JELAは東日本大震災被災者のうち、三名の高校生と一名の大学生について、学費その他の支援をしてきました。高校生は三人とも無事に大学に進学しました。震災当時大学一年生になる直前だった佐藤和香さん(福島県南相馬市出身)は来年3月に卒業の予定です。
最近、ご本人から以下のような嬉しいメッセージが届きました。

◇◇◇

前列中央の眼鏡の方が佐藤さん
私は尚絅学院大学総合人間科学部子ども学科にて保育士、幼稚園教諭になるための勉強をしてきました。JELAから奨学金が受けられると決まった時は感謝の気持ちが湧き上り、勉学に対する意欲が強くなりました。
無事に大学四年生を迎えることもでき、最近、仙台市内の西多賀幼稚園から就職採用内定をいただきました。四月からは幼稚園教諭として子どもたちと真剣に向き合い、楽しく遊び、少しでも子どもたちの笑顔を増やしていきたいです。
ご支援ありがとうございました。(佐藤和香)

◇◇◇

さらに詳しい報告はジェラニュースの2015年春号(4月発行)に掲載予定です。また、佐藤さんが大学に入学して勉強しだした頃のことは、ジェラニュース第28号(2012年8月発行)4ページに綴られています。当時は福島で保育士になることを目指しておられましたが、卒業が近づき、ご家族と相談された結果、仙台での勤務を選ばれたようです。いずれにしろ、保育士への夢がかなったことをJELAは嬉しく思います。佐藤さんとご家族の皆様の将来が実り豊かなものでありますように。

左から2番目が佐藤さん=ゼミでの一コマ
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2014/12/01

【新しい短期宣教師の紹介】グラフィックデザインの得意なザック・コービンさん

東京で研修中の三人の新しい短期宣教師の皆さんは、1月から九州に移動し、熊本での3か月の研修の後、2015年4月から2年間、九州学院九州ルーテル学院の中・高生に英語を教えます。

前回のハナ・ジェンセン=ラインキさんに続いて、今回はザック・コービンさんからのメッセージをお送りします。

ザック・コービンさん
「みなさん、こんにちは! ザック・コービンです。アメリカのウィスコンシン州にある小さな町、グランツバーグからやって来ました。父は牧師ですが、教会で牧会をするのではなく、バイブルキャンプの運営責任者でした。私もキャンプに参加しながら大きくなりました。成長してからはスタッフとして4年間、夏のキャンプのお手伝いをしました。高校卒業後はロサンゼルスの郊外にあるカリフォルニア・ルーテル大学で学びました。専門はグラフィックデザインで、2012年にそこを卒業し、NeedThreeという小さなデザイン会社で働きました。会社では様々な仕事をしましたが、主に携わったのは、Staats Bicyclesという会社のBMXレース用自転車のブランドイメージを高める仕事でした。しかし、その後すぐに、日本で英語を教えるという導きが神様から与えられました。日本に来られてとても嬉しいです。これからの2年半、神様が私に何をさせようとしておられるのか楽しみです。よろしくお願いします。」(ザック・コービン)

BMXバイク(自転車)のシールや背景のコンテナのデザインもザックさんの作品です。

機関紙「ジェラニュース」35号 間もなくお届け

JELAの活動をお伝えする機関紙「ジェラニュース」35号ですが、皆様のお手元には12月中旬頃お届けできると思います。楽しみにお待ちください。

【内容の一部】
・大学生に福音を伝えるリラ・プレカリアのセミナー
・耳の不自由なインドの少女の生活を変えたパナソニックのソーラーランタン
・夏の米国グループ・ワークキャンプのレポート
・第2回川柳ひろば入選句発表
・さまざまな形で利用されるJELAの難民シェルター(ジェラハウス) など

ジェラニュース(フルカラー/8ページ)は年3回発行しています。JELAの活動をわかりやすく掘り下げて取り上げ、ホームページやブログでは伝えきれない情報も満載です。

 創刊号からのバックナンバーは以下リンクからご覧いただけます。
バックナンバー「ジェラニュース」一覧


 印刷された「ジェラニュース」をご希望の方は、下記までご連絡ください。

【メール】 宛先:jela@jela.or.jp
・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
・電話(携帯電話も可です)
・希望部数
・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。
※電話・FAXでも受け付けいます。
 電話:03-3447-1521
 FAXの送信先は、03-3447-1523までお願いいたします。

なお、お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

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2014/11/20

【難民支援】ジェラ・ミッションセンターで三カ国の難民保護実務家による国際会議

11月14日に恵比寿のジェラ・ミッションセンターで、日米韓三カ国による難民保護のための円卓会議がありました。主催した認定NPO法人・難民支援協会の石川えり事務局長に、その内容・意義などについてご報告いただきました。

◇◇◇

2014年11月14日に、ジェラ・ミッションセンターにて、「難民の社会的統合」をテーマに難民保護に関わる実務家26人により円卓会議が開催されました。アメリカ・韓国で難民支援に取り組むNGOよりゲストを迎え、日本からは政府、国際機関、研究者、シンクタンク、NGO/NPO等が参加し、3カ国における難民支援について3カ国における実践を共有し、多様な角度から議論を行うことができました。

開会の挨拶をする森川JELA事務局長
 まず、開会に先立ちJELAの森川氏よりご挨拶を頂きました。また、3カ国の交流事業の概要を紹介したうえで、円卓会議を開始しました。

 円卓会議では、「難民の社会統合における課題と優れた実践」というテーマのもと、日・韓・米各国からの実情に関する報告がありました。アメリカのゲストからは官民連携の実務についての報告がありました。韓国からは2013年7月より施行されている難民保護法の運用について、その概要や難民支援センター開設の動きについて報告がされました。日本からは政策の動向に加えて、日本における難民支援の現状を共有しました。

 参加者相互によるディスカッションの後は、シリア難民の現状についての紹介があり、アメリカからは数が確定されていないものの現在第三国定住が必要とされている130,000人のうち半数の65,000人の受入れを目指したい旨報告されました。また、韓国からはシリア難民が500人以上来韓し、難民申請をし、1人が認定を受け、400人以上が在留許可を得ている状況を紹介し、これまでに認定もしくは在留許可を受けている人たちに対して家族呼び寄せの希望について調査を行い、来年開始されると言われている第三国定住の対象者として含みたい旨の報告がありました。最後に日本からも現状についての報告がありました。
発表を聞く参加者


 午後は「雇用」・「官民連携」・「ケースマネージメント」をテーマに様々なセクターの参加者が分科会形式に分かれて議論し、再度全体会において共有されました。

 偶然ですが、アメリカ・韓国のNGO双方から小規模農場の取り組みによる受入れコミュニティと難民の協働事例が紹介され、国境を越えて各国において実施される難民支援において共通項を見出していくことの意義が再度確認された会合だったと感じています。改めまして、会場を貸して下さったJELA様にお礼を申し上げます。(難民支援協会・石川えり)


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2015年「LOVEコンサート」大阪公演をJELAが後援

ルーテル市ヶ谷教会主催で毎年行われ、その収益をJELAへ寄付してくださってい「LOVEチャリティコンサート」が、このたび大阪でも開催されることになり、この公演をJELAが後援いたします。

ジャズボーカリストであり、同時に日本屈指のボイストレーナーとして著名な安ますみさんがプロデュースするジャズ・ポップスの演奏会で、ベテランジャズプ レーヤーをバックにプロ、アマ14人のボーカルが数々の曲を楽しく聴かせてくれます。

そしてこのコンサートの収益はJELAを通して、東北大震災の被災者 の方々の心の支援活動に用いられます。

2015年2月28日(土)午後3時30分開場 午後4時開演
会場:日本福音ルーテル大阪教会 
大阪市中央区谷町3-1-6
地下鉄谷町線「谷間4丁目」下車 1b出口より徒歩1分

入場料 2000円 中学生以下 1000円
チケット申し込み・お問い合わせは love@jelc-ichigaya.org
※メールにて、お名前、連絡先(お電話番号)、チケットの枚数をお送りください。

出演者プロフィール、地図等 詳しくは http://urx.nu/dsHh

主催 LOVEコンサート実行委員会
後援 日本福音ルーテル社団(JELA)  Tel.03-3447-1521

2014/11/13

【新しい短期宣教師】ハナ・ジェンセン=ラインキさんが日本でしたいこと

東京で研修中の三人の新しい短期宣教師の皆さんは、1月から九州に移動し、熊本での3か月の研修の後、2015年4月から2年間、九州学院九州ルーテル学院の中・高生に英語を教えます。
それぞれに、日本でしたいことなどについて話を聞きましたので、お一人ずつご紹介していきます。今回はハナ・ジェンセン=ラインキさんです。

ハナさんはアメリカの大学で2年間日本語を習ったことがあり、日本語が少しできますので、自分の思いをワープロで作文にしてもらいました。それが以下の原文です。とても上手ですが、少しわかりにくい部分もあるので、オリジナルの後に、原文をなるべく生かした形の、事務局による一部修正文をつけます。

ハナさんの原文  「私は日本に行ったら、私はいろいろなところにいってはんこうしたい。私は北海道でスキーにしてみたい。九州のうみに行ってみたい。もう私は四国じゅうんれいしていろいろなお寺をみってみたい。古いれきしてんきなはしょをみることがすきだ。古いお寺をかんこうすることはひじゅにおもしろいです。私は古いれきしをまなぶことはだいすきた。日本で私は日本のれきしとげんごのちしきをふやしたい。また私は熊本でよいえいごの先生になって学生がおおくのことをまなぶのをたすけるようにしたいと思います。」

〇 事務局による一部修正文  「私は日本に行ったら、いろいろな所に行って観光したい。北海道でスキーがしてみたい。九州の海に行ってみたい。それから、四国を巡礼して、いろいろなお寺を見てみたい。古い歴史的な場所を見ることが好きだ。古いお寺を観光することは非常におもしろいです。私は古い歴史を学ぶことが大好きだ。日本で私は日本の歴史と言語の知識を増やしたい。また、私は熊本で良い英語の先生になって、学生が多くのことを学ぶのを助けるようにしたいと思います。」

江戸東京博物館を訪れたハナさん

東京での研修では日本語レッスンだけでなく、歌舞伎を見たり博物館を訪れたりします。九
州でも習字をしたり、歴史的遺跡を訪問するようです。ハナさんにとって有意義なオリエ
ンテーションになればと思います。


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【リラ・プレカリア】ルーテル学院大学でのセミナー

2014年7月3日に三鷹のルーテル学院大学リラ・プレカリアのキャロル・サックが演奏と分かち合いの時間をいただきました。登壇したのは、一年生を対象とする『総合人間学』の「人間と文化」(担当:上村敏文准教授)の中の一コマの講義です。

企画した上村先生(同大学キリスト教人間学コース主任)は、この講義について次のようにおっしゃっています。「人間の文化の中で、音楽はどれほど重要かということを講義だけではなく、実際に体感してもらう趣旨で(キャロルさんを)お招きしました。こちらの予想以上に学生の反応は鋭敏で、『神の霊がサウルを襲うたびに、ダビデが傍らで竪琴を奏でると、サウルは心が安まって気分が良くなり、悪霊は彼を離れた』(サムエル記上16:23)との記述がある通り、ハープ(竪琴)の持っている癒しの力は、疲れている魂だけでなく、肉体をもリラックスさせる効果があることを学生のコメントは見事に証明してくれました」。

参加学生の感想文から、その一部を抜粋して以下にご紹介します。

〇 ハープの清んでいる音を聞いて正直うとうとしてしまいましたが、その間なぜか自分の中の良い思い出が頭に浮かんできました。心が落ち着き穏やかになって思い出に浸っている中で、自分の行動・言動をお母さんのような温かい存在に許され、さらに諭されている気分になりました。

〇 音楽は祈りなんですね。なるほどと思いました。言葉にしなくても不思議と思いは音楽に現れて、人の心に、そして神様のところへ届いているのだということを感じました。
 ハープの演奏を聴かせていただいて、言葉に表せないくらい本当にすてきでした。悩み事や心配事はすべて吹き飛んでいました。忘れていました。
 私は常に構えています。ふっと気を緩めることができません。そんな私でも、心からリラックスできました。
 私は死ぬことが怖いです。天国へ行くのだとわかっているはずなのに、でも怖いです。もうすぐ命が終わるのだとわかったとき、私は不安に押しつぶされると思います。そんなときにリラ・プレカリアを聴いたら落ち着くだろうなぁと、自分の運命を受け入れられそうな気がしました。
 キャロルさんは子守唄を演奏してくださいました。優しくて温かくて、安心できました。聴くのがもしベッドの上だったら、お母さんといる感じになって、天国とつながっているんだと感じることができたのではないかと思います。

〇 いやな事がハープによって忘れていくのだと実感しました。リレ・プレカリアの活動がいろんな人に癒しを与えてくれていると思いました。実際に活動しているところを見たいなと思いました。

〇 私はその日はとても学校に行く気分になれない日でした。しかし、キャロル・サックさんの講義終了後は、頑張って来てよかったなと思いました。
 私は普段、ある女性歌手の日本語のバラードをよく聴きます。私は彼女のことがとても好きなので、それはそれで楽しいです。祈りのたて琴を聴いているとき、私はとても安らかな気持ちになって寝そうになりました。

キャロル邸のリビングでくつろぐルーテル学院大学の学生(右端=キャロルさん、左から二人目=上村敏文・ルーテル学院大学准教授)

キャロルさんの自宅玄関に飾ってある額。リラ・プレカリアのモットーと言える標語が次のように記されています。「バッハは神の言葉を、モーツアルトは神の笑いを、ベートーヴェンは神の炎を与えてくれました。しかし神様は、言葉なしでも祈れるようにと、音楽そのものを与えてくださいました。」

◇◇◇


12月発行のジェラニュースには関西学院大学の学生を相手に行われた同様のセミナー関連記事を掲載しますので、併せてお読みいただけると幸いです。

2014/11/12

【リラ・プレカリア】カトリック真生会館建替サポート企画に協力

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)のキャロル・サック宣教師が、11月20日に行われるカトリックの真生会館建替サポート企画にゲストとして登場します。

ご興味のある方はご参加いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

「真に生きる愛 第三回『真の祈り』」
●日時 11月20日(木)
      17:30(開場)
      18:00(開始)~20:00(終了)
●場所 援助修道会本部修道院 聖堂(定員50名)
      新宿区市谷田町2-24 
●主催 真生会館をサポートする会
     (お問合せ電話番号: 原090-5342-8916)
※参加ご希望の方は、上記の番号までお電話ください。

◆◆プログラム◆◆
◇18:00 ~「祈りのたて琴」の響き
   キャロル・サック宣教師による演奏とお話
   癒しのハープ:リラ・プレカリア
◇19:00 ~ ティー・タイム
◇19:30 ~ 出会いの深まり(対談) 
   森一弘司教(真生会館理事長)× キャロル・サック宣教師(JELAリラ・プレカリア)


【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

リラ・プレカリア関連ニュース

2014/11/07

インドのJELA支援地でも喜ばれているパナソニックのソーラーランタン

2014年3月にJELAパナソニック様からソーラーランタン250個をインド・コルコタの支援先であるLWSITに寄贈していただきました。以下は、このランタンを利用している一人の女性の生活の様子です。

◇◇◇

ジュリ・ベヘラさんは耳が聞こえず言葉も話せません。家族から大事にされず、縁を切られる形で姉と一緒にコルカタのブハネスワールにあるスラム街に移り住みました。姉も、自分の娘ともども夫に捨てられて、ジュリさんと暮らすようになったのです。彼女たちは近所で家事手伝いをしながら生計を立てています。

ジュリさんはLWSITが支援に力を入れている、カストゥラバ・マヒラ・サミティという、現在居住している地域の人々を中心とした組織の一員です。

耳が聞こえないので家事をこなすことが難しいジュリさんですが、暗がりで料理をしたり字を読んだりすることにも困難をおぼえていました。家には電気が通っていないからです。こんな不便な暮らしをしていたところにソーラーランタンが届きました。どんなに嬉しかったことでしょう。言葉が話せないので、ジェスチャーで感謝の気持ちを表現したそうです。

読書や家の仕事をする際にランタンを使用することで、暮らしがとても楽になったようです。小さくて軽いので、夜間に外出するときも持ち歩けます。多くの場面で役立ち、さまざまな事ができるようになりました。以前は自分の居場所を示せず危険だったのに、このランタンのおかげで今は夜も大丈夫です。

パナソニックのソーラーランタンは自分自身の生活を明るくしただけでなく、周囲の環境の改善にもつながったと彼女は感じています。





2014/10/29

熊本のヴィラージュフェスティバルに参加しました


会場はこの中です。
10月24日(金)に熊本市中央区水道町で開催された「ヴィラージュフェスティバル」にJELA事務局長の森川博己が参加しました。

水道町の町おこしをかね、ヴィラージュビルを中心に毎年この時期に行われているようです。

ルードバルスの軽快な演奏
夕方6時頃からビル周辺に人が集まりだし、敷地内の野外で焼き鳥・焼きそばなどの各種料理・飲み物がふるまわれました。

ヴァイオリンの合奏
中庭ではフラダンス、10名前後の女性によるヴァイオリン合奏、弦楽四重奏団によるポピュラー演奏などがあり、祭り気分を盛り上げました。

本イベントの収益の一部をJELAにいただけるため、7時から2階の披露宴会場フェリシアで行われたコンサートでは演奏に先だち、森川が感謝の挨拶をさせていただきました。

その後、アコーディオンとギタ―のデュオ「ルードバルス」が軽快な演奏と歌を繰り広げ、聴衆の皆さんも料理やお酒を手にくつろいだひとときを味わっておられました。

来年もまたよろしく。ヴィラージュさん!


【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

中庭でのフラダンス

2014/10/28

一日神学校にJELAブース! キャンプなどPR

9月23日にルーテル学院大学で開催された一日神学校でJELAブースを出しました。

カンボジア・ワークキャンプの際に現地で購入してきたグッズの販売と来年開催を予定しているインド・ワークキャンプの募集をPRしました。

今年2月のカンボジア・ワークキャンプ参加者たちも手伝ってくれたお陰で、グッズはほぼ完売しました。売上金は世界の子ども支援に用いられます。


【参加者募集中! JELAのキャンプ】
2015インド・ワークキャンプ参加者募集(応募締切11/11まで)

2015米国グループ・ワークキャンプ参加者募集(応募締切2015年4月末まで)


【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

2014/10/22

10月30日「きぼうのいえのターミナルケアと看取り」リラ・プレカリア公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

10月30日に「きぼうのいえのターミナルケアと看取り」をご講義いただく山本雅基講師(特定非営利活動法人 きぼうのいえ施設長)に、当日の聴きどころを教えていただきましたのでご紹介します。

~~「きぼうのいえのターミナルケアと看取り」に寄せて~~
きぼうのいえは、東京の下町、通称山谷地区にあるホームレスの方を看取るためのホスピスケア施設です。開設以来、13年間で180人あまりの方の天国に送ってきました。
入居当初は、人間不信と猜疑心に満ちた方たちが、みるみるうちに、人を愛することを知り、安らかで安寧な旅立ちをしていきます。
講座では、その秘訣がどこにあるのかということを、皆さんとご一緒に考えてまいりたいと思います。

山本雅基


【2014年の公開講座の概要】 
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
    〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)
 詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

公開講座の関連ブログ記事はこちらをクリックしてご確認ください。 

【関連リンク】

2014/10/14

10/24 熊本でチャリティ・イベント 収益の一部をJELAに!

熊本市中央区水道町1-19にあるヴィラージュ主催の「Village Festival (ヴィラージュ・フェスティバル)」が10月24日(金)に行われます。

ヴィラージュ様のご厚意により、イベントの収益の一部をJELAに寄付いただけることなりました。

「Village Festival (ヴィラージュ・フェスティバル)」チラシ表)
「Village Festival (ヴィラージュ・フェスティバル)」チラシ裏)
Village地図リンク

お近くの方は、ぜひイベントへご参加いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


【関連リンク】

2014/10/08

性的人身取引の実態を描いたドキュメンタリー映画『ネファリアス』の上映会が行われました

 映画上映を主催した団体『ノット・フォー・セール・ジャパン』(NFSJ)の栗山のぞみさんから以下のご報告をいただきましたので、ご紹介します。

 9月27日、爽やかに晴れ渡った土曜日の午後、JELAホールで行われた映画『ネファリアス――売られる少女たちの叫び』の上映とアフタートークの会には、高校生からご年配の方まで50名もの方々が集まってくださいました。映画タイトルの「ネファリアス」とは、“極悪非道な”という意味。今や世界中で年間15兆円以上を稼ぎだす犯罪産業「人身取引」のなかでも、子どもや女性が被害者になる性産業の裏側を描いたドキュメンタリー映画です。

性的搾取の温床地帯(モルドヴァ、オランダ・アムステルダム、タイ、カンボジア、そしてアメリカ)を巡るカメラが映し出すのは、子どもや女性を売買春の世界に追いやる社会構造、虐待を受けて自尊心を持てないままに自分の性を切り売りしてしまう被害者の心理……。1時間35分の映画が終わって休憩時間に入っても、この問題の闇の深さ、複雑さに、観客の皆さんは圧倒されていたようでした。

会場の様子(JELAホールにて9/27)
休憩を挟んで、NFSJ代表の山岡万里子が「人身取引の世界的な定義」および「日本の私たちと人身取引の関係」についてスライドを使って短くプレゼンテーションいたしました。人身取引犯罪のタイプ、ケースは非常にバリエーションが多いこと、手口が巧妙化し法律や規制が追いつかないこと、特に日本でも実は身近にありながら、なかなか「犯罪」として認定されないもどかしさ等もご紹介しました。

 その後のディスカッションタイムでは、実際にカンボジアで児童の人身取引の現場を見て来られた方からは「国会議員等に呼びかけてこの映画を見せたらどうか」というご意見や、大学の先生から「学生など若い世代に、限られた時間で人身取引の複雑な問題を理解できるように伝えるにはどうしたらよいか」といった質問が出たり、他にも「問題の根本には心の断絶があるのではないか。キリストに於けるほんとうの愛を伝えていかねばならない」といった力強いご感想もいただきました。

ショッキングな映像、私たちも無関係ではない厳しい現実を目の当たりにして心がざわめく中、希望を見出し、正しい道を選びとるにはどうしたらよいのか……。この日の最後には、10分ほどでしたが、穏やかなハープ演奏とともに静まる瞑想と祈りの時間もあり、参加者の皆様とともに自分自身に問いかけるひとときとなりました。

 今回のお招きに感謝しつつ、ご参加くださった皆様とともに、搾取のない社会、すなわち一人ひとりを「人」として見つめ、その魂を大切にする社会に向かって歩みたいと願っております。


【関連記事】
映画『ネファリアス 売られる少女たちの叫び』紹介記事(「クリスチャン新聞」2013年8月8日付8面より)
【動画紹介】ご存知ですか?「現代の女性の奴隷制」について
映画上映に寄せて NFSJ代表 山岡万里子

【関連リンク】

10月16日「なぜ、こんなことが私に起こるのですかー不条理の問題を考える」公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

10月16日に「なぜ、こんなことが私に起こるのですか――不条理の問題を考える」をご講義いただく賀来周一講師(キリスト教カウンセリングセンター相談所長)に、当日の聴きどころを教えていただきましたのでご紹介します。

~~「なぜ、こんなことが私に起こるのですか――不条理の問題を考える」に寄せて~~
 突如起こった、東日本大震災の出来事は、「なぜ、こんなことが」と問う問いを多くの人たちの心に残しました。この「なぜ」に答えがあるかといえば、他人事としての答えは一応あるでしょう。「運命である」、「試練である」、「時がくれば分かる」、中には「天罰」という答えもありました。
 しかし、思いがけない災難を自ら体験し、これから先どのように生きようかと苦悩する当事者自身がそのような答えを聞けば、怒りこそ覚え、これから先の希望への道筋を示すしるしを見ることはありません。「なぜ、私に」、「なぜ、今」、「なぜ、あの人が」との問いあるのみです。当事者にとっては、白々しい他人事への答えよりも、「私」自身が、これからを生きる答えが欲しいのです。その答えとは何か、をご一緒に学びましょう。

賀来周一


【2014年の公開講座の概要】 
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
    〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)
 詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

公開講座の関連ブログ記事はこちらをクリックしてご確認ください。 

【関連リンク】

2014/10/07

10月23日「詩編とルターと音楽」リラ・プレカリア公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

10月23日に「詩編とルターと音楽」をご講義いただく徳善義和講師(ルーテル学院大学名誉教授)に、当日の聴きどころを教えていただきましたのでご紹介します。

NEWS:10月20日、徳善先生がキリスト教功労者として顕彰されました
詳しくは、こちらをご覧ください。
なお、歴代のキリスト教功労者については、こちらをご覧ください。

~~「詩編とルターと音楽」に寄せて~~
 今年のこの講義は「祈りをもってする音楽において」神の恵みが豊かにあることを考えながら始めたいと思います。
 2017年はマルティン・ルターが歴史を変えることになる宗教改革を起こしてから500年になります。彼は元々アウグスティヌス修道会の真剣な修道士、その日々は詩編を中心にした聖書と取り組む祈りの日々でした。それゆえに当時の教会を改革せずにはおれなかったのです。
 その途上で彼は民衆のために聖書のドイツ語訳を果たし、ドイツ語で礼拝し、そこで歌う会衆の賛美歌を始めたのでした。

徳善義和


【2014年の公開講座の概要】 
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
    〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)
 詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

公開講座の関連ブログ記事はこちらをクリックしてご確認ください。 

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ようこそ日本へ 新しい宣教師(J3)が来日

アメリカ福音ルーテル教会(ELCA)から派遣された短期宣教師3人が10月2日に来日しました。JELAはこの3人に12月中旬まで日本語の研修サポートなど生活面の支援をいたします。1月からは全員、熊本に移動します。

来日したのは、以下の3人です。

ディーン・ホルツ(Dean Hoelz)さん
  経歴:牧師で元米海軍(岩国基地)チャプレン

ザック・コービン(Zachary Corbin)さん
 経歴:グラフィックデザイナー

ハナ・ジェンセン-ラインキ(Hannah Jensen-Reinke)さん
 経歴:社会福祉施設勤務

左から:星崎JELA職員、ハナさん、ザックさん、ディーンさん、森川JELA事務局長
(JELAホールのステンドグラスの前にて2014年10月3日撮影)





















皆様、3人の日本での活躍をお祈りください。


【関連リンク】

2014/10/03

山田麻衣さんがブラジルでの働きを終えて帰国

ブラジル・サンパウロ教会(徳弘浩隆宣教師)の日本人ボランティア募集に応じ、1年半にわたり現地で青年宣教や各種奉仕で活躍された山田麻衣さん(ルーテル室園教会員)が帰国されました。
帰国した山田さん(左)とJELAのスタッフ

渡航費や現地での語学研修費をJELAが支援したこともあり、山田さんは10月3日にJELAを表敬訪問し、元気な姿を見せてくださいました。

山田さんのブラジルでの働きは下記のリンク先(「ジェラニュース」)でご覧いただけます。
「ジェラニュース」31号5ページ
「ジェラニュース」32号5ページ
「ジェラニュース」34号4ページ

サンパウロ教会では山田さんの後任として藤﨑喬史さん(ルーテル恵み野教会員)が4月から奉仕中です。
藤崎さんの働きも下記のリンク先(「ジェラニュース」)でご覧いただけます。
「ジェラニュース」34号4ページ

関連ニュース
藤﨑喬史さんのブラジル渡航を励ます集まりが開かれました
 (ブログ記事)

引き続き、藤崎さんを祈りに覚えていただければ幸いです。


■リンク
日本福音ルーテル社団(JELA)

2014/10/01

2015米国グループ・ワークキャンプ参加者募集

 米国グループ・ワークキャンプ2015 参加者募集 

以下の要領で2015年アメリカ・グループ・ワークキャンプの参加者を5~10名前後で募集します。

申込期限は20154月末日(必着)です


◆ 派遣期間:2015723日(木)~85日(水)

◆ 内  容:ニューヨーク州(またはその近辺の州)でのホームステイとワークキャンプ(家屋修繕、聖書の学び等を通して信仰的・人間的成長を促すプログラム)に参加。

◆ 参加費用:20万円*値下げしました。
パスポート・ビザ取得費用、海外旅行保険費用、派遣確定者説明会会場及び出発・帰国時の集合場所(成田空港)から居住地までの交通費や、前泊・後泊する場合の宿泊費用については、上記の参加費とは別に個人負担となります。

◆ 問合せ・申込用紙請求先:
     JELAアメリカ・ワークキャンプ係り(窓口:星崎、奈良部)
     住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 日本福音ルーテル社団(又はJELA
     電話:03-3447-1521/ファクス:03-3447-1523E-mail: jela@jela.or.jp

   選抜方法:20154月末日(厳守)までに到着した申込書の中から派遣者を決定し、5月上旬までに結果を申込者に連絡します。

【応募・申込書類】※申込みいただく方は、必ず全てお読みください。
募集案内(PDF)
募集案内(Word)
2015年米国グループ・ワークキャンプ申込書(PDF)
2015年米国グループ・ワークキャンプ申込書(Word)

<注意事項>
  ①     201581日現在の年齢が14歳~20歳の健康に自信のある方が応募できます。
  ②     クリスチャンでなくても参加できますが、聖書を学び話し合う時間が毎日あり、すべての行事に積極的に加わることが求められます。
  ③     日本人スタッフが同行し、霊的・言語的側面から日本人参加者を支えます。
  ④     派遣確定通知受領から出発までの間にキャンセルされる場合は、その時点までに発生した費用をいただくことがあります。また、新型インフルエンザの蔓延等、諸事情により日本からの派遣を中止する場合があります。JELAからキャンセルする場合は、払込み済みの参加費はご返却します。
     渡航には(航空券予約段階から)パスポートが必要となりますので、お持ちでない方、更新が必要な方は、派遣確定通知受領後速やかに取得手続きを行ってください。

以上

ワークキャンプの趣旨や内容が分かる動画です。ぜひご覧ください。(約15分)

■関連リンク