JELAは例年、日本福音ルーテル教会(JELC)主催の「ルーテルこどもキャンプ」を、協賛団体として財的に支援しています。このたび、今夏行われたキャンプの報告書が届きましたので、以下に概要を紹介します。
このキャンプは、小学校5・6年生を対象に毎年夏に開催されています。ここ10年ほどは、広島で平和について学ぶ回と、東京で世界の国について学ぶ回を交互に行っています。
17回目の開催となった今年は、東京・三鷹市のルーテル学院大学/神学校を会場とし、26人の参加者がオセアニアのトンガ王国について学びました。
キャンプでは、トンガについてのクイズ大会や、トンガの文化体験、トンガ人のゲストスピーカーによるお話など、トンガについての理解を深めるプログラムが多数用意されました。参加者からは、
- 「トンガと日本の違いや似ているところを学べた」
- 「トンガの人は英語も話せることがびっくりした」
- 「トンガの人も日本の人も、家族など自分が生きるのに必要で、励ましになる人をとても大切にしているんだということが分かった」
- 「もっと知りたいことができた」
などの感想が挙がり、興味深い発見が多くあったことが分かります。またキャンプ中に、これらの発見や自分の体験したことなどをシェアする機会があったことで、参加者どうしが分かり合い、より友情を深めることができたようです。
普段はなかなか考える機会のない他国についての学びや、同世代の友だちと一緒に話しあう経験は、広い視野を育み、参加者の方々の将来に活かされていくことでしょう。今後も同様の働きが継続されていくことを期待しています。
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