2016年4月に発生した熊本地震の被災者の皆様にお見舞い申し上げます。
JELAはこのたびの被災者支援として、九州ルーテル学院と九州学院の学生の学費支援を行います。これに関連して森川博己事務局長は、先日の九州ルーテル学院訪問に続いて7月8日に九州学院を訪れ、支援学生5名とその保護者にお見舞いを述べるとともに、支援内容を伝えました。
面談したすべての方々がJELAからの支援を喜んでくださいました。一人あたり二十数分の面談では、好きな教科やクラブ活動・趣味そして将来の夢などにも話題が広がり、終始うちとけた雰囲気の中で意見交換することができました。
面談者の中には、入院中の父親が被災した家族のために一時退院し、無理を押して面倒を見ている間に急死した学生、自宅付近の国道・鉄道が不通のため、早朝5時半に村に迎えに来る支援通学バスを利用するため、毎朝4時に起床している学生など、それぞれに苦労をされていましたが、将来の夢を語るときには笑顔が見られました。
多額の寄付をくださったアメリカ在住の支援者の方々に、生徒・保護者から感謝の手紙をお送りする予定です。便りがきっかけとなり、いつか米国の支援者を訪問してお礼を述べる機会が与えられれば嬉しい、とおっしゃる親子もいらっしゃいました。
地震が起こってほぼ3カ月になりますが、復興はまだまだのようです。皆様、熊本の被災者のために引き続きお祈りいただけると幸いです。
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