2016/08/17

【アメリカ・ワークキャンプ2016】参加者のレポート(その5)

里中りのんさんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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里中 りのん(神奈川県・14才)

私はこのワークキャンプを通して色々なことを学ぶことができたと思います。 

ひとつ目は英語でのコミュニケーションが出来るようになったことだと思います。いっしょに家の修理をしたクルーのメンバーは、私が英語をわからなさそうな顔をしていたらゆっくり話しかけてくれるし、ジェスチャーとかもたくさん使ってくれました。
里中さん(左端)とクルーの仲間
ふたつ目は人に奉仕をした後の達成感です。知らない人、ましてや海外の方のお家を修理した後の達成感なんて、最初の頃は想像もつきませんでした。私は美術部に所属していて、よく切り絵をしています。今回のキャンプでは、切り絵の作品が完成した時とは少し違う達成感が味わえて、楽しかったです。「やりきった!」という大きな達成感が味わえました。
ワークサイトで熱心に作業する里中さん

他にもワークキャンプで学べたことはたくさんあります。でも大きく分けたら上のふたつだと思います。
 
話は変わって、私はまだ神様を信じられません。でも信じる一歩になった出来事がありました。
 
ワークキャンプが終わり、ホームステイ先に帰る車の中で私はずっと寝ていました。いきなりみんなの叫び声で起きて、「何事かー」と思って車の外を見たら、サービスエリアにいました。「なーんだ」とか思っていたら、近くの車の窓に「Jesus」と書いてあって、すごくビックリしました。ワークキャンプの人たちの車だと一瞬で分かりました。
 
キャンプ地からホームステイ先へ出発する前に、同じクルーで仲良くしてもらったアーニーとたくさんハグして「I miss you」って言いあって別れました。その彼女がそのサービスエリアにいて、またハグできました!! 残念ながら私のクルーメンバーは全員が揃うことができなかったのですが、私を含めて6人中5人が再会できました。初めての出来事でとても驚きました。この時に「神様っているのかな…」と思いました。
サービスエリアでクルーと再会した里中さん(中央・ピースサインのポーズ)

最後に、初めての海外をとても良いものにしてくださった方々には本当に感謝しています。JELAの方々やポールさん、かおちゃん(JELA職員の渡辺薫さ)、ホストファミリー、地元の教会の方々その他、ワークキャンプに関わってきた方々、本当にありがとうございました。

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