JELAとUNHCR駐日事務所は、2020年から共同で、難民の背景を持ち日本に在住する方を対象とした専門学校就学支援(奨学金)事業「難民専門学校教育プログラム(Refugee Vocational Education Program – RVEP)」を提供しています。
RVEP第一期生で調理師を目指して学んでいたD氏が専門学校を卒業し、調理師免許証を取得しました。D氏は元々料理が大好きで、RVEPの選考時に「日本に来て料理の奥深さを知って調理師になりたいと思いました。夢に向かって頑張りたいです!」と熱く語っていたことが印象に残っています。今回、D氏が夢をかなえられたとこは、支援する側にとっても大き喜びです。
D氏は公衆衛生学の座学や大根の桂むきなどの実技で苦労していましたが、学校側のサポートもあり何とか夢をつかむことができました。
ご支援してくださった皆さま、ありがとうございました。
今年、RVEPには新たに公益財団法人ウェスレー財団が加わってくださることとなり、計4名の方への進学支援が可能となりました。本年度のRVEP募集は、4月7日(金)から開始しています。
一人でも多くの難民の方に学びの場、夢をつかむ場が与えられるようにと願っていますので、RVEP(奨学金)の情報を皆さまのお知り合いなどに広くお伝えいただければと思います。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。