2024/09/03

【米国ワークキャンプ2024】参加者レポート8(小林 育さん)

 JELAは、2001年からアメリカで開催される家屋修繕の中高生ボランティアワークキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本の中高生を派遣しています。コロナ禍で2019年を最後に同キャンプを延期していましたが、今年7月に5年ぶりとなるワークキャンプを再開することができました!

 今回は全国各地から17名の中高生が集まり、ミシガン州はミッドランド市で開催されたキャンプに参加しました。(※キャンプの様子を取り上げたブログ記事を毎日更新していました!キャンプ初日の速報はこちら

 キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載して参りますので、ぜひご覧ください!!

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 「アメリカでの自己成長体験」
 
小林 育(高校1年生)
 
 今回初めてワークキャンプに参加して、アメリカと日本の文化の違いに戸惑う事が多くありましたが、行ってよかったと思えることがたくさんありました。

一緒にワークしたクルーと共に(一番左が小林さん)

その中の一つとして、一緒に作業を行っていたクルー(一緒にワークするメンバー)の人たちとの最後のディボーションでお別れのハグをした時、別れが悲しくて泣いてしまったことがあります。ハグをするまでは涙が出るほど悲しくはなかったのに、相手の感謝や別れが惜しいという気持ちがハグをしたときに伝わってきて、思わず大泣きしてしまいました。普段気持ちが溢れて泣くことは無く、自分でも驚きましたが、自分の気持ちを素直に表に出せたことはとても良かったなと思います。

キャンプで出会った仲間との1枚(一番右が小林さん)

また、キャンプに参加したことも初めてでしたが、ディボーションというものも今までやったことがなかったので、はじめは難しいものと感じていたし、英語での賛美歌、お祈りなど、どんな内容なのか分からない事が多かったけれど、神様がどんな考えを持って私たちを見てくださっているのか、自分たちがどのようにして神様の思いに答えていくべきなのか、ディボーションで行われる面白かったり、思いがあふれ涙が出るような様々なイベントをして考えることができました。

ホストファミリーと共に(一番左が小林さん)

私はこのワークに参加するまで、神様の存在は少し遠くて、自分なんて神様の目には写っていないだろうと思っていました。しかし、聖書に名前が記されている人たちに対しての私から見れば奇跡のような神様の行いが、私に起こらなくても、今回気づくことができました。飛行機が飛ばず、蒲田教会で2日間、日本人メンバーだけのプログラムを行ったことも、現地でのワークの間、スマホの翻訳が使えなくてクルーとの会話は全部英語でしなくてはならなかったことも全て、今後も関わりを持っていきたいと思える仲間たちとの時間を与えるため、私自身で相手に考えを伝えようとする勇気を与えるために、神様が仕組まれて起きた出来事なんだと。神様は私の事をちゃんと見てくださっている。神様との関係を確認することができました。