2023/09/11

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート①(上原 恵樹さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

火おこしから作った特製スパイスカレーを囲んで

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

今回は、上原 恵樹さんのレポートです。

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Irreplaceableな経験と出会い」 上原 恵樹

 

僕はアジア学院でたくさんの素晴らしい経験と出会いができて本当に良かった。アジア学院で感じたことや学んだことはたくさんあったと思う。


1つ目は、農作業の中での充実感だった。フードライフワーク*では野菜の収穫や雑草の刈り取りをした。いままで野菜を育てたり、収穫したりする作業をしたことがなくて、最初は思っていたよりも重労働だと感じた。特に雑草の刈り取りについてはかなり力を使う上に、暑かったので、とても大変だった。でも、農園にたくさんの虫がいて、雑草があるのは農薬を使わないからだと知って、この作業の大切さを感じた。そして農作業をする中で、自然の恵みを食べることが生きることに繋がっているという実感が沸いてきて、やりがいを感じた。収穫した野菜はトマト、キュウリ、インゲンマメだったが、特にキュウリは普段スーパーで買っているものとは違って、今まで見たこともない大きさにびっくりした。そして作業の後に食べた、獲れたばかりのキュウリは本当に美味しかった。


世界各地から集う留学生と共に農作業


2つ目はアジア学院での食事の豊かさだった。最初は普段とは違う食事に慣れず、余り箸が進まなかったが、自分たちで収穫した野菜を調理したり、皆でカレーを作ったりしているうちに、アジア学院での食事の豊かさに気づいた。アジア学院で一番美味しかった食事はバーベキューで、とても大きな鉄板で焼いた肉は美味しかった。また、薪で火を起こすことから始めて、自分達で収穫してきた野菜を焼くというのは、初めての経験で、楽しい時間だった。


3つ目は、他の参加者、リーダー、そしてアジア学院の色々な国の人達との交流だった。元々人見知りが強くて、初対面の人と話すのが苦手だったが、このキャンプに参加して、色々な人と深い話ができたので、嬉しかったし、少し自信がついた。


アジア学院で採れた野菜を使ってカレー作り


4つ目は神様の愛と恵みを感じた時間だった。普段教会に通っているが、こんなに創世記について深く学ぶことができたのは、初めてだった。世界の最初の7日間で神様が天地を創造されて、その一つ一つをかけがえのないものとして愛されたことを知り、自分も神様に愛された存在だと感じた。また、普段賛美を積極的に歌っていなかったが、今回のキャンプ中に、みんなで賛美しているうちに自然と自分も歌うようになり、元気が与えられた気がした。


このキャンプでのIrreplaceableな経験と出会いは、神様の愛と導きによるものだと感じている。今後の日常生活でも、日々与えられている食べ物も含めて神様の恵みに感謝することを忘れないで生きていこうと思う。


※フードライフワーク=アジア学院で用いられている「食べものといのちとは切り離すことができず、 互いにとって必要不可欠である」という意味をもつ言葉。これを実践する農作業等のことも指す。


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