JELAは、2001年からアメリカで開催される家屋修繕の中高生ボランティアワークキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本の中高生を派遣しています。コロナ禍で2019年を最後に同キャンプを延期していましたが、今年7月に5年ぶりとなるワークキャンプを再開することができました!
「ワークキャンプの思い出」
船城 壮志(高校2年生)
今回JELAで過ごした11日間は長くも感じたしあっという間でもありました。最初の4日間は予期せぬアクシデントが起こり、日本で過ごすことになってしまいましたが、個人としては、先に日本人メンバーとの仲を深められる機会にもなったので、悪いことではなかったです。
アメリカについてから、会話はすべて英語だったので、最初はとても疲れましたが徐々に慣れていくことができました。やはりコミュニケーションにて大事なのはジェスチャーと伝える気持ちなのだと実感しました。ボランティア活動で一番学んだことは、「感謝」です。私たちのグループが修繕した家の主は、足が不自由な年配の女性でしたが、修繕した後の家を見せた時、ゆっくりとこちらに向かって歩み寄り、抱きしめながらありがとう、ありがとうと、涙をこぼしながら感謝を伝えてくれました。その時、とても報われた気分になり、感謝されるということがいかに原動力になるかということ。それと同時に、誰かに感謝するという行為の重要さを身にしみて感じました。
また、11日間のディボーションや夜のプログラムを通じて、もしかしたら神様が4日間、日本人メンバーが親密になるための機会をくれたかもしれないし、11日間、みんなが健康で無事にキャンプを過ごすことができたのも、神様の加護によるものだったと感じました。
キャンプに参加する前と後で、いままで感じなかった神様の存在を、すごい身近に感じるようになりました。それほど、自分の人生がとても奇跡的で、運命に導かれているようだからです。今回のワークキャンプでの思い出と教訓は絶対に忘れずに、将来に生かしていきたいです。