JELAが主催する「アメリカ・ワークキャンプ」が7月下旬に米ペンシルベニア州で開催されました。このキャンプはアメリカの宣教団体Group Mission Tripsが、全米で展開している家屋修繕のボランティアキャンプにJELAチームとして参加し、現地の中高生とボランティアワークを行い、毎日聖書の御言葉に触れ神様のことを学ぶキャンプです。(※今回のキャンプの様子を瞬時に取り上げたブログ記事も御覧ください。キャンプ初日の速報はこちら)
◇◆◇
「Equipped」
河井 麻那(中学3年生)
私はこのキャンプに参加し、多くの学びと気づきを得ることができました。初めての海外での奉仕活動、しかも英語でのやりとりばかりという環境に、最初は緊張と不安でいっぱいでした。けれど、キャンプを通して、神様がいつもそばにいてくださるという確信と、「自分の言葉で伝える」ことの重みと難しさを深く体験しました。
![]() |
| 河井さん |
ワークでは、ペンキ塗りや手すりの取り付けを行いました。肉体労働をして役に立ったということはもちろんですが、それ以上に、レジデントと話していたときに「あなたたちが来てこうして話すことができて楽しい、日本からわざわざ来てくれてありがとう」と言われた瞬間、レジデントの精神的な支えになれた気がして本当に嬉しかったです。神様は今回のキャンプできっと、私に最高のレジデントに出会う経験を「Equipped」してくださったのだと思います。
![]() |
| クルーメンバーとお水を運ぶ河井さん(右) |
また、ディボーションや「God Sightings(神様の存在を感じた瞬間を共有する時間)」を通して、英語を100%理解できたわけではないけれど、それぞれの心に神様がどんな働きを用意してくださったのかを感じることができました。
このキャンプを通して、私は自分がすでに神様に備えられているということに気づかされました。英語がうまく話せない私にとって、現地の人と会話することは大きな挑戦でした。思っていた以上に聞き取れず、優しく話してくれる皆の思いやりが嬉しい反面、悔しい思いもありました。でも、たとえ同じ速度やレベルで話せなくても、笑顔や目線、短い言葉で心が通じ合う瞬間が何度もありました。
奉仕とは、神様から与えられたものを最大限に使って行うことなのだと実感しました。水曜の夜のプログラムで踊るダンスを教えてくれたことや、レジデントがお昼ごはんを用意してくれたことも、それぞれが与えられた賜物を活かした立派な奉仕だと感じました。
◆◇◆


%207_20_25.png)