2019/08/23

【米国ワークキャンプ2019】参加者レポート5(田中 春音)

JELAは毎年夏、アメリカの青少年向けキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本から若者を派遣しています。
今年は14名の青少年が7月24日~8月6日の日程で、ホームスティをミシガン州で数日間行い、イリノイ州プリンストンでの一週間のキャンプに参加しました。
 

今回は、2017年のキャンプにも参加された田中春音さんの感想文を掲載します。
 
◇◆◇


田中春音(東京都)

私は2年前も参加させていただき、今回2回目のワークキャンプで不安や心配もありましたが、色々な経験と学びがありました。
修理に励む春音さん
 
年前は中学二年生ということもあり、英語が話せず、聞き取れず、会話も続かずに言いたいことも伝えられずにいました。ですが今年は、出来るだけ自分から積極的に話しかけたり、答えを「Yes」や「Yeah」だけではなくて、文章で答えたりすることが出来ました。

クルー(※家の修繕を一緒にするグループ)のメンバーとペンキ塗りとドリルで家の修理をしました。ペンキ塗りは2回目でしたがとても大変でした。ドリルは初めてやったので、すごく難しく感じました。

日本ではボランティアのようなことはやったことがないので良い経験になりました。そして、ボランティアはとても大変なことなんだ、神様に仕えているんだと、この経験を通して感じることが出来ました。また、レジデント(※修繕する家屋の住人)は足が不自由で簡単には歩けない方だったので、とても喜んで下さいました。

木曜日の夜プロ(夜のプログラム)で30分間自分の罪や誤ちなどを十字架の前でお祈りする時間がありました。30分もお祈りした事がありませんでした。神様自身は何もしていないのに私たちの為に十字架に架けられてしまったことを覚えると涙が止まりませんでした。

日本人グループとして、夜のバラエティショーでソーラン節をやることに決まった後、ダンスは得意じゃないけれど、2年前に踊った際に少し覚えていたので、練習は少しスムーズに出来たと思います。しかし、覚えている部分が少なかったので、教えてもらいながら練習しました。本番では練習したことが大成功へと導かれて、終わった後には、キャンパー全員が立って拍手してくれたのがとても嬉しかったです。

最後に、お祈りしていてくださった教会の方々、お世話になったホームステイ先の家族、家の修理を一緒にしたクルーのメンバー、レジデントの方々、キャンプ中も仲良くしてくれた日本人グループ、一緒にいて見守ってくださったJELAのスタッフ、共にいて下さった神様、この二週間色々な方に支えられて、アメリカ・ワークキャンプに参加できたことに感謝します。
クルーと遊ぶ田中さん(中央)