JELAは、2001年からアメリカで開催される家屋修繕の中高生ボランティアワークキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本の中高生を派遣しています。コロナ禍で2019年を最後に同キャンプを延期していましたが、今年7月に5年ぶりとなるワークキャンプを再開することができました!
キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載して参りますので、ぜひご覧ください!!
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「ワークキャンプを終えて…」
久保田 陽万(中学2年生)
僕はこのキャンプに参加するまでは、神様は、存在しない。頼れるものがない人たちのウソの存在だと思ってました。
7月19日アメリカワークキャンプに向け、熊本を出発しましたが、ある災難にみまわれました。それは、航空会社のコンピュータを含む広範囲に及ぶシステムダウンにより、飛行機が止まってしまったのです。これにより飛行機に3時間ほど閉じ込められました。が、僕はこれからどうなるんだろうというワクワク感がありました。その後、東京発の飛行機は欠便となり、降りることになりました。JELAのスタッフが、デルタ航空と交渉してくれてちょっといいホテルに泊まれる事になり、とても嬉しかったです。
翌日からは、日本福音ルーテル蒲田教会に泊まりました。そこでは、日曜学校に参加したり、ソーラン節を練習しました。そして、牧師先生の武勇伝も聞いたりして面白かったです。色々大変でしたが、浦田教会の皆さんにとても良くして頂き、嬉しかったです。またたくまに日本での3日間が過ぎ、無事アメリカ行きの飛行機に乗ることができました。飛行機では、皆と離れて一人で座ったけど、機内食は美味しいし、座席にモニターもあったのでそんなに寂しくなかったです。
12時間かけてアメリカに着き、宿泊先についたのは、夜でした。次の日からは、作業と朝プロ、夜プロに参加しました。作業では、ペンキ塗りと、ペンキ剥がしと、釘打ちをしました。どれもやってみたかった作業なので楽しかったです。クルー(ワークを共に行うメンバー)に実践とジェスチャーを交えて教えてもらいましたが、それでもわからない時は、同じ日本人クルーに翻訳してもらいました。9時から5時半までの、約6時間半作業しました。暑さがきつかったけど、よい経験になりました。ボランティアに行った家の人も喜んでくれて、とても嬉しかったです。夜のディボーションで印象に残った聖書の話は、イエスと物乞いをする盲人の話です。この話を聞いて、盲人が誰に何と言われてもイエスを信じた気持ちがあったから、イエス様がこれに応えたんだと思いました。
最後の2日間は、ホームステイ先で過ごしました。初日の夕食は、BBQで、大きなソーセージを沢山食べました。とても美味しかったです。次の日は、礼拝に行きました。礼拝後、マイク牧師先生主催のピクニックにも参加しました。五大湖の一つエリー湖とスーパーマーケットにも行きました。ピクニックはとても楽しく、アメリカ人の人とも会話にチャレンジしたけど全然聞き取れなかったです。ランチのチキンが大きくてびっくりしたけど沢山食べました。エリー湖は、対岸が少ししか見えず、左側は、何も見えないほど広かったです。スーパーでは、お土産を買いました。ホームステイ先の家族は、とても親切で、楽しい時間を過ごす事ができました。
このキャンプを通して、色んな人が親切に接してくれたので、神様は人それぞれの心にいるんだと気づきました。最後にこのアメリカワークキャンプに参加させて頂きありがとうございました。