JELAは2月13日から23日に3年ぶりとなるカンボジアでのワークキャンプを行いました。
私は今回JELAカンボジアワークキャンプに参加をいたしました。キャンプの10日間をまとめると、ボランティアを行い楽しみながら支援すること、アンコールワット、アンコールトムで歴史を学ぶこと、ディボーションにて聖書的観点から学びを深め、自身の成長に繋げる等が主であったかと思います。
引率3名を含む13名の参加者たちは、JELAが現地パートナー団体LWD(Life With Dignity)と協力して支援している2箇所のプレスクール(幼稚園)でのボランティア活動を行いました。また、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCC)にも協力してくださり、現地の青年会や礼拝に参加し、ボランティア活動を含めて、施設の子どもたちなどと交流を深めました。
LCCのカンダールコミュニティセンターにて現地スタッフと参加者たち |
カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、拷問博物館、戦争博物館、王宮などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡の観光も体験することができました。
また、キャンプ中に毎晩行ったディボーションでは、チャプレンを引率してくださいました日本福音ルーテル日吉教会の多田哲牧師が、参加者の皆さんと共に、その日に体験したことを聖書と照らし合わせながら、振り返りと分かち合いの時間を過ごすことができました。 これらの体験をもとに、今回の参加者10名から感想のレポートをいただいておりますので、順次ご紹介いたします。
以下は、工藤孝啓さんのレポートです。
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工藤さん |
まず、印象的だった食事や水道水事情について触れさせていただきます。水道水に関しましては海外の水道水は良くないと言われるように水道水は飲むことは基本飲まないほうがいいということになっていました。1ドル程度で買える未開封のミネラルウォーターを飲むことが主でした。食事に関しても生野菜はあまり食べないほうがいいという扱いでした。生野菜を水道水で洗っていることが多々ある可能性があるため、そのようになっていました。
ボランティアの一部になりますが、沢山の子供を笑顔にするために、地域の学校の新設されたトイレの壁にペンキで絵を描く等を行いました。笑顔になる子供が多数おり、私含め、メンバーはボランティアを行いやりがいや沢山の笑顔を見れて、素直に嬉しくなりました。
子どもたちとのコミュニケーションお取組中の工藤さん |
また、アンコールワットやアンコールトムの遺跡に関しては、外であったことから多少暑さを感じることは多々ありましたが、歴史的建造物の圧倒的な広さから、全てを見ることができませんでしたが、初めて見るアンコールワット、アンコールトムに圧巻されました。
ディボーションでは、私はクリスチャンではありませんでしたが、大学で触れたことのある程度の聖書に改めて触れ、壮大であり、様々な学びを受けることができました。毎晩行われ、最終日には自分のパーソナルな部分を改めて理解し、他の参加者の考えから、学びを経て、カンボジアに行く前に比べ私は少し自己理解が深まったこと、そして知らない私に出会えたこと、他の参加者から経た学びや、様々な感情や帰る時の悲しみや思い出を感じ取ることができました。
張り替えた現地のプレスクールの柵を塗る工藤さん |
カンボジアワークキャンプに参加したことで成長することができたのが私の財産になるのかなと改めてレポートを作り感じました。
JELAの皆様、カンボジアで関わった皆様、支援してくださった皆様、このような機会を下さりありがとうございました。