2022/10/28

【カンボジア・ワークキャンプ2023】事前説明会を開催いたします!!


JELAは来年2月に、3年ぶりとなる「JELAカンボジア・ワークキャンプ」を開催いたします。

当キャンプでは、18歳以上の方を対象に、JELAの現地パートナー団体が支援する村や学校への訪問をはじめ、現地の子供たちとの交流や施設の補修作業といったボランティア活動や、カンボジアの歴史的な名所を巡るスタディーツアーを予定しております。なにより、毎晩その日の活動の振り返りと共に聖書の御言葉にも触れて、参加者同士で分かち合い、祈り合う時間を設けるなど、語学力や異文化への理解を高めるだけではなく、信仰や心の成長も期待できる内容を目指しています!

本キャンプの募集要項やお申し込みについてはこちら





さらに今回は、キャンプの内容をさらに知りたい方、また参加を迷われている方を対象に、11月19日(土)の14時から、事前説明会をオンラインで開催いたします!(2022/11/14/ 追記:定員に達したため、募集を終了いたしました。キャンセル待ちのお申し込みはこちらこちらの説明会にはどなたも無料でご参加いただけますので、少しでも当キャンプにご興味がある方は、下記からお申し込みの上、ぜひご参加ください。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
 

<カンボジア・ワークキャンプ2023 事前説明会>
日時:11月19日(土) 14:00〜15:00 
開催方法:オンライン
対象:当キャンプへの参加をご検討中の方、ご興味がある方
内容:当キャンプの概要や行程説明、引率スタッフを交えた質疑応答など
参加費用:無料
申込方法こちらの参加申込フォームに必要事項を記入をしてご送信ください。
申込締切:11月18日(金) 17時まで


【関連リンク】

2022/10/27

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その7]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポートの最終章「その7」です。

◇◆◇

                                      阿部奎祐

「第7日。僕はやりきった。」

最終日、僕はにわとりに勝った。もしかしたら、慣れたのかも知れない。

朝は簡単なワークをして、皆でセミナーハウスの片付けをした。最後にアジア学院の「ケイスケ」が僕に声をかけてくれた。ケイスケはアジア学院を卒業したら、海外にボランティアに行きたいと言っていた。アジア学院で勉強している人たちは、みんな「自分がやりたいこと」を持っている。すごいなと思った。

アジア学院を出発する前に、皆で連絡先を交換した。歴代のキャンパーが集まるライングループにも参加した。僕も皆の仲間になったような気がした。7日間のキャンプが終わって、はじめは行くか迷ったキャンプだったけれど、行って本当に良かったと思う。キャンパーの皆との出会いやスタッフさんの皆との出会い、アジア学院の人との出会いは僕の宝物になるはずだ。一つひとつの思い出が僕の力になると思う。
阿部さん(左)とキャンパー仲間
キャンプで僕は英語を話すこともできたし、外国人と交流ができて嬉しかったし、英語が出来なかったとしても、交流が出来ることを知った。キャンプでは、留学生や校長の話を聞いて、世界では僕の知らない色々なことが起きていることを知った。

バイブルスタディでは、神様について同じキャンパーの話を聞けて良かった。マヤは神様のことを良く知っていた。僕には理解できないこともあるけど、もっと勉強しようと思った。
バイブルスタディの様子
僕は将来、海外に行きたいと思っている。キャンプで皆から教えてもらったことや経験したことを僕の将来に役立てたいと思う。

コロナで大変な時期にキャンプを企画してくれたJELAの皆さんに感謝しています。僕たちのことを気遣ってくれて、ありがとうございました。僕にとって、ずっと忘れられない大切な経験となりました。

2022/10/26

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート14(早野 翔)

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。


参加者の感想レポートをご紹介します

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早野さん
早野 翔

イングリッシュワークキャンプでは、たくさんの「初めて」と触れたり、たくさんの国や農業の事を知ることが出来ました。

1つ目は、農業についてです。イングリッシュワークキャンプに申し込むときに考えていたことは、「農業は少しで、後は外国人と一緒に遊んだりご飯食べたり、たくさん交流するんだろうなぁ」と思っていました。実際は自給自足の為の農業のお手伝いに、ヘトヘトになりながら、6日間取り組みました。日常で野菜を育てたり、観察する機会が少ない僕にとって、20cmくらいのナメクジとの遭遇や野菜を育てるためにその周りの環境を整えること等、楽しい発見がたくさんありました。カカシ作りにも挑戦しました。とても簡単だと思っていたのですが、いざ竹と鎖と手袋と服を使って作ってみると、2メートルくらいのものが出来上がり、持ち上げるのでさえ、一苦労でした。

収穫する早野さん
2つ目は、食事です。出発前に施設の先生から「外国に行くと、日本食が食べたくなるよ」と言われました。確かにその通りだなと思いました。食卓には、日本食はあまりなく、見たことのない材料で作られた、見たことのない料理がたくさん並べられていました。その中でも、僕のお気に入りは、名前は忘れましたが、「キュウリとわかめのネバネバした葉っぱを切って混ぜているもの」です。カレー作りでは、スタッフや留学生の一緒に作りました。火起こしが大変で、何度も付いては消えてを繰り返していました。木の組み方や手順を教えてもらい、他のキャンパーたちと火をつけることが出来て嬉しかったです。苦労して作ったカレーは、とても美味しかったです。が、手で食べると色が指について落ちなくなるということを初めて知りました。

3つ目は、アジア学院の留学生の方やボランティアの方等との交流です。英語でのコミュニケーションは、とても不安でした。その中で外国の方との交流で、僕が気を付けたことは、日本語をあまり使わない事です。日本人より外国の方が多い中では、日本語はほとんど使われず、共通語は英語でした。しかし時間を重ねるにつれて、ジェスチャーを使ったり、知っている単語から連想したり、スタッフに助けてもらったりしながら、外国の方ともコミュニケーション取ることが出来ました。
参加者と一緒にお勉強する早野さん(中央)

バイブルスタディーの中でのお話しで、ARIスタッフの牧師先生は、「ARIの人も、心のどこかに傷を負っている」と言われました。しかし、それがわからないほど前向きで、個性豊かな人が多かったです。嫌なこともたくさんありますが、僕もARIの人を見習って、前向きに生活していきたいと思います。

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【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その6]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポート「その6」です。

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                                      阿部奎祐 

第6日。ジャッキーと出会った。

 にわとりに勝った。僕はギリギリまで寝ることが出来た。

この日のワークは野菜の収穫だ。僕の担当は、トマトの収穫だった。広くて沢山ある畑で皆が手分けして収穫をした。野菜の中でも茎が紫色と黄色の空芯菜が箱に入り切らないほど大量に採れた。暑かったけど、収穫は楽しかった。


ワークをする時、いくつかのグループに分かれて作業をする。僕のグループのジャッキー(アジア学院留学生)は、明るくて楽しい。ジャッキーは、ケニアから来ている女性で、農業を発展させて貧困から抜け出すことと、男女平等を実現させたいとアジア学院に勉強に来ている。ジャッキーは、明るい声で「アリガト・ガト・ガトー!」と言って周りに元気を振りまいている。僕は、ジャッキーの「アリガト・ガト・ガトー!」が好きだ。

収穫作業に励む阿部さん

収穫をしていると、少し離れたところで、アジア学院の学生たちがカカシを作って楽しんでいた。カカシの頭にパーティーコーンを載せて歌を歌っている。歌のところどころで、人の名前を呼んでいるようだった。歌の途中で「ケイスケ!」と僕の名前を言っていた。気になって振り返るけど、どうやら僕のことを言っているわけではなさそうだ。あとになって分かったことだけど、アジア学院には僕と同じ名前の人がいた。僕は農作業も、カカシを作るのも大変だと思っていた。でも、アジア学院の人たちはカカシの周りで楽しそうに踊って歌っていた。それを見て、僕も楽しそうだと思った。


この日の夜、僕たちはキャンプファイヤーをした。スタッフさんから、アジア学院の人で好きな人をキャンプファイヤーに呼んできて良いと言われた。僕は、迷わずジャッキーを呼ぼうと思った。英語が分からないから、スマホを使ってジャッキーを誘ってみた。ジャッキーも分かってくれた。ジャンキーは、別の予定があったみたいだったけれど、僕のために来てくれた。


キャンプファイヤーのとき、ジャッキーは僕たちのために、ぶどうのパンケーキを作ってくれた。そのパンケーキは、僕が食べたキャンプの食べ物の中で一番美味しかった。

お皿代わりのバナナの葉を芯から剥がす作業を手伝う阿部さん(中央)

キャンプファイヤーでは、キャンパーのフサ、スミトとしょうのすけがバナナの葉の芯を燃やしていた。煙が沢山でたので、スタッフのタカちゃんに注意をされていた。フサは高3でキャンパーの最年長だ。フサはギターが出来て、歌が上手だ。フサは夕食のあと、良くギターを弾いて歌を歌っていた。アジア学院の人も皆聴いていた。特にジョナサン(アジア学院のチャプレン)が喜んでいた。キャンプファイヤーの日も、ジョナサンはフサにギターを弾いて欲しいと頼んでいた。音楽でコミュニケーションを取るフサはかっこよかった。しょうのすけは、僕と同じ中1だ。熊本から一人できているなんて、すごいと思った。バナナの芯を燃やそうと考えたのは中2のスミトだ。スミトは姉のスイミと一緒にキャンプに参加していた。スミトは面白いことをいろいろ考えつく。キャンプ最終日は「荷詰めをしなきゃ」と皆に言って、しっかりしている。


ハマは、アジア学院のソロモンをキャンプファイヤーに誘っていた。ハマとソロモンは仲が良い。ソロモンは、キャンプファイヤーの燃えている木を素手で整えたりしていた。ワイルドだ。

参加者、留学生たちとキャンプファイヤーを囲んで楽しむ阿部さん(左から2番目)

キャンプファイヤーで「猛獣狩りをしよう」というゲームをやった。僕はジャッキーと同じチームになって楽しんだ。僕はキャンプファイヤーを楽しんだ。皆も楽しんだ。


「その7」につづく

2022/10/21

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート13(井上 萌葉)

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。


参加者の感想レポートをご紹介します

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井上 萌葉

私は、JELA English Bible & Work Campに参加できてよかったと思います。理由は2つあります。
井上さん(右)


1つ目は、私たちが日々当たり前のように食べている食材の価値がどれほどのものなのか実感できたことです。肉や魚は命があるもので、それを殺して食べていると意識はあったけれど、売られている値段などはあまり考えてきませんでした。特に卸売業者に売る時の値段を聞いた時、あまりの安さに命の価値とは何だろうと考えるようになりました。例えば、牛を大量に育てている牧場は安価で牛肉の取引がされる。反対に、稀少な牛を育てている牧場は牛一頭の価値が高いため高値で取引されるが、二頭ともひとつの命で、安価であったとしても、私たちが軽視して良いものではないと思いました。


また、野菜のありがたみも学ぶことができました。種を植え、雑草を抜き、何ヶ月もかけて育てることの大変さを知りました。この作業を農作業と言わずにFoodlife work(フードライフワーク)と呼んでいる点も私たちが生きていくために取り組むべき重要な事の一つなんだなと思いました。どんな野菜でも、育ててくれた人がいて、私たちの手元にやってくる。それが如何に素晴らしいことなのか身をもって学べたことは私を成長させる為の良い経験になったと思います。


2つ目は、様々な国の人とコミュニケーションを取れて、英語に対する苦手意識が薄れたことです。ARI(アジア学院)ではコミュニケーションも大切にしていて、食堂の机が全て丸テーブルで全員が顔や見合わせてコミュニケーションが取れるような形になっていました。私がARIで楽しかった思い出の一つとして、その食堂でARIの人と話せることでした。その人の国の文化の違いや、人柄を知ることができるので毎食が楽しみでした。また、Foodlife workでも作業しながら話すことができて、英語が苦手だった私でも他国の人達と話ができるという自信がつきました。

留学生と話す井上さん(右)

このワークキャンプを通して、日々の食材への感謝と他国の人とコミュニケーションを取ることの楽しさを学びました。食材へのありがたみを知ったことで、この食材達を無駄にしたくないと思いました。ARIでは生ごみを全て肥料としてリサイクルしていたが、密集した場所で暮らす私たち全員ができるものではないなと思って、私たち全員が取り組めるフードロス問題への解決策を考えるようになりました。

バイブルスタディのグループで発言する井上さん(左から2番目)

また、私の拙い英語でも意味を汲み取って話してくれるARIの人たちの優しい人柄が大好きになりました。私は自分から挑戦できない性格で、親に勧められなければこのワークキャンプに参加しなかったと思います。しかし、これからはもっといろんな場所に行って、いろんな人たちと話したいと思ったし、英語力をつけて私の知らない世界に踏み込んでみたいなと思いました。


【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その5]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポート「その5」です。

◇◆◇

                                      阿部奎祐 

第5日。スタッフさんは優しい。

また、にわとりに起こされた。そろそろにわとりが憎くなってきた。僕たちが泊まっているセミナーハウスでは、にわとりを飼育している。アジア学院の人がそのにわとりのことを「近づくと攻撃してくる意地悪なにわとり」と日本語で教えてくれた。朝の叫び声はそれを証明してくれる。
宿泊先で飼っている鶏とカゴ

にわとりの声にやられた後は、いつもラジオ体操と雑草むしりのワークだ。これは慣れた。
雨が降る中、レインコートを着て農作業をした。野菜が成長して背丈が伸びても折れないように支えを作った。雨の中の作業は、足に濡れた葉っぱが絡まったり、暑かったりして大変だった。

この日は、僕たちにとって一大イベントがある。ひとりずつ、キャンプの事を英語でスピーチをしないといけない。僕は英語ができない。
英語のスピーチを懸命に書く阿部さん

農作業が終わって、僕はスピーチをするために、日本語で文章を考えてスマホで翻訳した。文章も翻訳も大変だった。
少し緊張気味に発表する阿部さん

そして、夜になって、皆の前でスピーチをするときがきた。僕の順番がきたとき、自分が書いた英語のメモをみた。大変だ、英語が読めない。そんな困っていた僕をスタッフさんが助けてくれた。ちょっと恥ずかしかったけど、スタッフさんが助けてくれて嬉しかった。スタッフさん、ありがとう。そのとき、スタッフさんはドヤ顔だったけど、僕はスタッフさんが好きだ。今度は、英語をしゃべるところまで、準備をしようと思った。
その6」につづく

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート12(河内山 澄人)

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 


キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。


参加者の感想レポートをご紹介します

◇◆◇

河内山 澄人


澄人さん

このWork Camp(ワークキャンプ)に参加して一番心に残ったことが二つあります。

一つ目は、リーダー達やキャンパーそして留学生たちの優しい心です。本当に皆優しかったです。その優しさは言語の壁さえも超えてきました。僕が昼食中五目並べをやっている時にヤギのミルクのコップが空っぽになっていて、その時にまだ一回も話したことない留学生が自分のヤギのミルクをくれました。これだけではありません、このキャンプの中で数えきれないほどのありがとうと数えきれないほどの支えがありました。見返りを求めてなくてこれほどの優しさが出るのかと思いました。

二つ目は、留学生はもちろんキャンパーも含め、色んな人との価値観の違いです。その価値観の違いは互いを傷つけてしまう可能性があると思います。だけど皆はその価値観の違いを個性と受け取り認め合いました。それは今までの生活の中でない考えで色んな人に気づかせてもらえました。

留学生やキャンパーたちと音楽を楽しむ澄人さん(右端)

ARI(アジア学院)で学んだことは他にもあります。例えば感謝を忘れないことです。何気ないことだけどとても大切です。【ARIスタッフ担当】山下さんがバスを運転してくれた時、リーダーたちが、「お礼を言うように」と、皆が出る時に一人一人がありがとうと言っていました。日常で何気なく言っていることがとても大切だと気づかせてくれました。

このWork Campで気づいたことや、体験を今後の人との関わりで役立てて、色んな人に学んだことを伝えていきたいと思いました。


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【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その4]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 


キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポート「その4」です。

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                                      阿部奎祐 

第4日。『ドゥルルルル!』

にわとりに起こされなかった。疲れていたのかも知れない。あのうるさいにわとりに僕の眠気が勝った。良く眠れた。

コンゴ(アフリカ)のモルデカイさん(留学生)が、卵の殻を植物の周りに敷いていた。こうしておくと、害虫が寄ってこないそうだ。そのあと、モルデカイさんは、少し離れたところにいた人に「ドゥルルルル!」と叫んでいた。すると、相手も「ドゥルルルル!」と叫び返していた。そのやり取りがしばらく続いた。モルデカイさんは楽しそうだった。何をしていたのかは分からない。でも、僕もそれを見ていて楽しかった。楽しそうにしている様子は、幸せそうだった。意味が無くても、楽しそうなことをするだけで、幸せを感じられるのかも知れない。
広い畑で作業をする参加者とアジア学院留学生たち

この日、僕たちはバスで近くの牧場に行った。牧場のオーナーはジャージー牛を育てていた。ジャージー牛から取れるミルクは普通の牛に比べると少ないが、栄養が多いそうだ。オーナーの人は「取れる量の価値よりも、命の価値を最大化した方が良い」と言っていた。その牧場で僕は、ジャージー牛のミルクソフトクリームを2つ食べた。濃厚な味がした。美味しかった。そして、牛肉入りのパスタを食べた。やっぱりギュウは美味しい。
牧場で昼食を満喫する阿部さん(右奥)と参加者仲間

この日、「人とは何者なのか」というバイブルスタディをした。神様が人間を作ったのは6日目だ。神様は自分の形に似せて人を作った。なぜ、神様は、人間を神様の形に似せて作ったのか、僕にはあまり良い答えが見つからなかった。キャンパーのマヤとスタッフさんのタナカッペは、「神様は寂しかったのではないか」と言っていた。僕もそうかも知れないと思った。タナカッペは、まじめで自己紹介のときに、「考えすぎるタイプ」と言っていた。料理が得意だと言っていた。
阿部さん(中央)参加者とバイブルスタディ

「その5」につづく






 

2022/10/18

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート11(河内山 粋未)

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 


キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。


参加者の感想レポートをご紹介します

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河内山 粋未


留学生と話す粋未さん(右)
今回のキャンプでは学校で学ばないことがたくさん学べたと思っています。農業をするのも海外の留学生たちとお話ししたりするのも初めての体験でした。始めは英語で会話すると言う部分が自分にできるか不安でしたが、海外の留学生たちはみんなとても優しくて、私が言葉に詰まっても一緒に考えてくれたり、分かりやすいように言い方を変えてくれたり、「私は英語が下手だから伝わるかわからない」と言うと、会話した海外の留学生全員が「気にしなくていいよ。大丈夫だよ!」と言ってくれました。母国語が違うからこそ相手のことをより考えながら会話しているのだなと感じました。相手のことを考えながら話すと言うことは当たり前にやることだと思っていたけど、私にはまだ足りていないんだな、と気付かされた気がします。

フードライフワークではブルーベリーの収穫、じゃが芋の大きさ選抜、雑草抜き、大豆の土かぶせなどをしました。どれも自分が思ったよりハードな仕事で、正直いつもスーパーで買う時には何も考えずに買っていたけど、フードライフワークでの体験を通して農業の大変さも学んだので、作ってくださっている方に感謝の気持ちを忘れないで買おうと思うようになりました。また、自分達で収穫したブルーベリーは今まで食べたどのブルーベリーよりも美味しく感じました!
ブルーベリーを収穫した粋未さん

4日目に「森林の牧場」に行けたのもよかったです。ソフトクリームもミートソースパスタも美味しかったし、命の大切さについて考えさせられました。

バイブルスタディーは哲学のような質問が多く、考えるのが難しかったですが、チームに分かれてディスカッションし、他のキャンパーたちの考え方に触れて自分が思い付かないような意見がたくさん聞けたのが良い経験になったと思います。

参加したキャンパーたちと友達になれてとても嬉しかったし、海外の留学生たちとも友達になれて、自分の世界や視野が広がった気がします。

見た目、性別、年齢、言語や文化が違っても仲良くなれるし、日本にいながら海外にいるような不思議で貴重な体験ができて楽しかったです!本当に参加してよかったです!ありがとうございました。






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【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その3]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 


キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポート「その3」です。

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                                      阿部奎祐 

「第3日。ボスが来る。」

にわとりの激しい鳴き声に起こされた。起きなければいけない時間は、まだまだ先なのに、にわとりが邪魔をする。

朝はアジア学院の学生と皆でラジオ体操をする。学生の中にウキウキでラジオ体操をする人がいた。外国人にとって、ラジオ体操は珍しいのかも知れない。それにしても、楽しそうに、まるで踊っているように体操している。その横で、ハマ(参加者)がやる気がない無気力の体操をしていた。その二人の姿が妙に面白くて、僕は笑った。
お揃いのキャンプTシャツ仲間の「ハマ」こと浜村さん(左)と阿部さん(右)

この日のワークは近くの畑で、ブルーベリーと大豆の収穫だった。僕はブルーベリーの収穫を選んで担当した。ブルーベリー畑には200本のブルーベリーがあり、おばあさんが一人で栽培している。ブルーベリーの品種のことも丁寧に教えてくれた。僕は「甘い」と言われた品種を選んで収穫をした。収穫しながらも、その場で沢山のブルーベリーを食べた。僕の狙い通りだった。
取り始めのブルーベリー

バイブルスタディでは、身の回りにある物を探して、どうして神がそれを創造したのかを考えた。キャンパーのマヤは、なぜ人間を神が創造したのかを発表していた。マヤは小さい頃から教会に通っていた。僕は、なぜ「柵」があるのかを発表した。このとき、東京から二人のボス(JELA事務長と職員)が来た。前の日にポールさんが「ボスが来る。ボスが来る。」と言っていた人だ。ボスは僕たちと一緒に、バイブルスタディのアクティビティをやった。6人から8人がチームになって、目隠しをしてロープで正方形を作る。ボスもアクティビティを楽しんでいた。キャンパーのタクトのチームは、上手に正方形を作っていた。タクトは、高1で、たまにしか笑わない。でも、笑うときは派手に笑う。
ゲームで賑わう阿部さん(左)と仲間

僕たちのチームは、キャンパーのアカリがリーダーだった。アカリは、頭がよくて、良く音楽を聴いている。マイナーな音楽が好きで、ギターも弾ける。僕たちのチームは上手くできなくて、皆で反省会をした。もっと、皆で声をかければ良かったと反省した。反省会が終わって、周りを見渡すと、自分たち以外は誰もいなくなっていた。

ボスが東京に帰る前、ボスは僕たちのためにアイスを買ってきてくれた。僕たちにとって、冷たいアイスは美味しかった。スタッフのモリカズが言うとおり、ボスは心が広い人だ。

モリカズは、セミナーハウスの鍵を管理している。僕たちが鍵を忘れると、いつも持ってきてくれる。僕たちが鍵を忘れた時は、「誰が鍵を持っていかなかったのかなぁ?」と子供っぽく言ってくる。モリカズは、熱中することがあると、我を忘れてしまうそうだ。キャンプで誰かが発表すると、その場を盛り上げようとしてくれる。モリカズがいると、その場が楽しくなる。

「その4」につづく