2022/10/21

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その5]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポート「その5」です。

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                                      阿部奎祐 

第5日。スタッフさんは優しい。

また、にわとりに起こされた。そろそろにわとりが憎くなってきた。僕たちが泊まっているセミナーハウスでは、にわとりを飼育している。アジア学院の人がそのにわとりのことを「近づくと攻撃してくる意地悪なにわとり」と日本語で教えてくれた。朝の叫び声はそれを証明してくれる。
宿泊先で飼っている鶏とカゴ

にわとりの声にやられた後は、いつもラジオ体操と雑草むしりのワークだ。これは慣れた。
雨が降る中、レインコートを着て農作業をした。野菜が成長して背丈が伸びても折れないように支えを作った。雨の中の作業は、足に濡れた葉っぱが絡まったり、暑かったりして大変だった。

この日は、僕たちにとって一大イベントがある。ひとりずつ、キャンプの事を英語でスピーチをしないといけない。僕は英語ができない。
英語のスピーチを懸命に書く阿部さん

農作業が終わって、僕はスピーチをするために、日本語で文章を考えてスマホで翻訳した。文章も翻訳も大変だった。
少し緊張気味に発表する阿部さん

そして、夜になって、皆の前でスピーチをするときがきた。僕の順番がきたとき、自分が書いた英語のメモをみた。大変だ、英語が読めない。そんな困っていた僕をスタッフさんが助けてくれた。ちょっと恥ずかしかったけど、スタッフさんが助けてくれて嬉しかった。スタッフさん、ありがとう。そのとき、スタッフさんはドヤ顔だったけど、僕はスタッフさんが好きだ。今度は、英語をしゃべるところまで、準備をしようと思った。
その6」につづく