2019年4月25日

【インド・ワークキャンプ2019】参加者のレポート   (その10)

2月9日からインド・ワークキャンプに参加したメンバー13名が2月19日に無事帰国しました。皆様のお祈りを感謝いたします。

今回の参加者レポートは、高尾楓花(たかお・ふうか)さんです。
このレポートの内容は、JELA事務局が一部編集したものです。


◇◆◇
高尾楓花

市場の方と写真を撮る高尾さん(右)
キャンプを通して、沢山の学びを得ることが出来た。初めての海外で、初めての体験がたくさんあった。かねてからいきたいと考えていた、インドの貧しい地域を訪問することもできた。自分の人生の蓄えになるすばらしい経験をできたことを大変感謝している。帰ってきて考えたことは様々あるが、特に2つを取り上げようと思う。

1つ目は、日本との生活の差である。インドから帰ってくると、自分の家は、清潔で、温かく、安心できる場所であった。その事実に、今まで気づけているようで、気づけていなかったのだと初めて分かった。インドのスラムからくるCRHP(※1)の職員の方は、「毎朝地獄から天国に来て、また地獄に帰らなければならない」と言っていると聞いた。この言葉は自分の中で深く印象に残っている。安心できる生活の場が提供されている自分と、インドのスラムで暮らす方を比べ、自分が何もできない無力感と、この暮らしを自分はなんの努力もなしに与えられている申し訳なさでやるせない気持ちになった。自分のできることは何なのかを考えると、寄付という形でしか支援することはできなかった。

※1:CRHPComprehensive Rural Health Projectキャンプ地のインドのマハラシュトラ州ジャムケッドにあるNGO団体施設

今回のキャンプで、日本以外の国で暮らす人々がいて、そこでは本当に貧しい中で生きている人がいるということを肌で感じることが出来た。将来、どこか遠くで苦しんでいる人に対して想像力を働かせ、寄付をできるような余裕と視野の広さと、他人を思う心を身に着けていこうと強く思った。
贈呈式で義足の装着を手伝う高尾さん
もう一つ考えたことは、子どもの暮らしについてである。スラムで聞いた話は本当にショックで、初め受け入れることが出来なかった。どうしてこのような状況になるのか、と疑問であったし、事情を聴くと何を解決すればなくなるのだろうかと分からなくなってしまうものであった。この環境に置かれている子どもたちの状況は残酷であると考え、このような怒りはどこで解消できるのだろうかと落ち込んだ。
スラムの子どもと一緒に幼稚園に向かう高尾さん

しかし、日本に帰ると、小学生を虐待し、死にまで至らしめた父親と、それを防ぐことが出来ず子どもを守れなかった大人のニュースが世間をにぎわせていた。それを見て日本も同じ問題を抱えているのだと感じた。件数は違うであろうが、同じ思いをしている子どもが日本にもいる。スラムで目の前で残酷な事実を知り、スラムだけで起こるものだと勝手に決めつけていたが、日本も抱える問題であった。

将来は、子どもと関わる仕事を目指している。今回の経験を通して、より一層、つらい思いをしている子どもに寄り添い助けることのできる人間になりたいと強く思った。スラムの子どもに対して自分のできることはなかった。しかし、将来自分がかかわる子どもにはこのような悲しいことが起こらないように自分のできることをすべて注ぎたい。
幼稚園の子どもたちと遊ぶ高尾さん

ここだけでは書ききれない経験をキャンプではたくさんさせてもらった。つらいことばかりでなく、楽しいこと、発見、学びがたくさんあり、すべてが自分にプラスになる経験であった。このような機会に巡り合えたことに大変感謝している。

村の小学校の歓迎会にて

日本以外の暮らしを経験したことで自分の暮らす環境以外で生活している人が世界中にいるということを想像することが出来るようになった。この気づきを大切にして、今後の人生に生かしていきたい。

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【参加者募集中! JELAの海外ワークキャンプ】
2019米国グループ・ワークキャンプ参加者募集(応募締切2019年4月末まで)
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ワークキャンプ関連記事(JELAブログ)
日本福音ルーテル社団(JELA)







2019年4月24日

2019年4月27日~5月6日 GW休業のお知らせ

2019年4月24日
日本福音ルーテル社団

平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
日本福音ルーテル社団(JELA)では、下記日程を休業とさせていただきます。

休業期間
2019年4月27日(土)~2019年5月6日(月)

休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次 回答させていただきます。

皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

以上

【関連リンク】   

2019年4月12日

最新の機関紙「ジェラニュース48号」電子版を掲載しました

皆様にJELAの活動をお伝えする機関紙「ジェラニュース48号」の電子版をホームページにアップいたしました。印刷版は発送済です。ホームページからは「ジェラニュース」創刊号からのバックナンバーもご覧いただけます。

なお、お手元に「ジェラニュース」が届いている方で、ホームページで読めるなら送付の必要がないという方は、電話03-3447-1521、ファクス03-3447-1523またはメールjela@jela.or.jp(件名欄に「ジェラニュース不要」と記す)でJELA事務局にご一報いただければ幸いです。

【ジェラニュースの送付停止のために教えていただきたい情報】
  • 郵便番号
  • ご住所
  • お名前(フルネーム。用いる漢字などもお知らせください)
  • お電話番号

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

2019年4月11日

【チャリティコンサート2019】演奏者プロフィール、巡演日程、その他


JELAは毎年春に、日本福音ルーテル教会・世界宣教委員会との共催で、「世界の子ども支援チャリティコンサート」を開催しています。16回目の今年は、5~7月の週末に、全国11会場を巡ります。

今回は、四年連続のご出演となる真野謡子さん(ヴァイオリン)、そして初出演の松本恒瑛さん(チェロ)によるデュオをお届けします。

各会場で寄付を募り、集まった献金はJELAの実施する「世界の子ども支援事業」のために用いられます。

以下はコンサートの概要です。ご家族・ご友人をお誘い合わせのうえ、ぜひお近くの会場に足をお運びください!

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【第16回 世界の子ども支援チャリティコンサート 開催概要】

目的:
日本福音ルーテル社団(JELA)がインドおよびカンボジアにおいて実施している「世界の子ども支援事業」に関する認知・理解を促進し、またその活動のための寄付金を募る。
募金方法:
入場無料とし、プログラム前後半の合間に席上にて任意の献金を募る。
出演:
(© Shigeto Imura)
真野 謡子(まの・ようこ) ― ヴァイオリン
山口県宇部市出身。オランダ・デンハーグ王立音楽院卒業。Netherlands String Quartet Academy, ロッテルダム音楽院にて、さらに研鑽を積む。ヴェルビエ音楽祭、ルツェルン音楽祭アカデミー、オードバラ音楽祭、小澤征爾音楽塾などに参加。2010年春には、パレスチナにて、バレンボイム=サイード財団の教育プロジェクトに携わる。スペイン・バレンシア州立歌劇場オーケストラ、新日本フィルハーモニー交響楽団、Malaysian Philharmonic Orchestra、Singapore Symphony Orchestraのフリーランス奏者として、演奏。現在、欧州、アジア、日本において、ソロ・室内楽・オーケストラで幅広く活動中。《公式サイト》 http://www.yokomano.com

松本 恒瑛
(まつもと・つねあき) ― チェロ
東京音楽大学卒業、同大学大学院修士課程修了。97年ドイツ・ベルギーの音楽祭にソロで出演。高校卒業時、東京都高等学校文化連盟文化功労章受章。大学時、学内選抜者による室内楽定期演奏会07・09に出演。レインボウ21・サントリーホール・デビューコンサート08・10に出演。林峰男、ルイス・クラレット、マティアス・ランフト等の公開レッスンを受講。06年TVドラマ「のだめカンタービレ」に出演。他、映画、PVなどに参加。13年仙台フィルハーモニー管弦楽団のロシア公演、15年札幌交響楽団の台湾公演に参加。日本クラシック音楽コンクール3位。(最高位)横浜国際音楽コンクール室内楽部門演奏家賞。大阪国際音楽コンクール室内楽部門入選。新日本フィルハーモニー交響楽団元契約団員。他、オーケストラの客演首席・副首席、や室内楽、アーティストのサポートや録音、TV・映画の収録等に参加をしている。チェロを佐藤満、倉田澄子、松波恵子、堀了介、植木昭雄の各氏に師事。室内楽を浦川宜也、齋藤真知亜の各氏に師事。
曲目:
J.S.バッハ:「無伴奏チェロ組曲」より
W.A.モーツァルト:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 ト長調 KV.423
セルヴェ/ギース:「神よ、王を守りたまえ」による華麗なる変奏曲 他
(※曲目は都合により変更となる場合があります)
巡演日程:
日付開演時刻会場
5月11日(土)午後2:00日本福音ルーテル松本教会
〒390-0862 長野県松本市宮渕1-4-9
5月12日(日)午後1:30日本福音ルーテル都南教会
〒154-0002 東京都世田谷区下馬6-45-3
5月25日(土)午後1:30日本福音ルーテル帯広教会
〒080-0023 北海道帯広市西13条南13-1-42
5月26日(日)午後1:00日本福音ルーテル大森教会
〒143-0023 東京都大田区山王2-18-3
6月15日(土)午後2:00日本福音ルーテル富士教会
〒416-0912 静岡県富士市加島町7-14
6月16日(日)午後2:00日本福音ルーテル三原教会
〒723-0016 広島県三原市宮沖3-8-18
6月23日(日)午後1:30日本福音ルーテル保谷教会
〒202-0022 東京都西東京市柳沢2-13-11
6月29日(土)午後2:00日本福音ルーテル刈谷教会
〒448-0856 愛知県刈谷市寿町4-219
6月30日(日)午後1:30日本福音ルーテル名古屋めぐみ教会
〒457-0006 愛知県名古屋市南区鳥栖1-15-32
7月6日(土)午前11:00日本福音ルーテル唐津教会
〒847-0056 佐賀県唐津市坊主町463
7月7日(日)午後2:00日本福音ルーテル熊本教会
〒860-0844 熊本県熊本市中央区水道町1−21
(※開演時刻は都合により変更となる場合があります。当ブログにて最新の情報をお確かめください)
主催:
一般社団法人 日本福音ルーテル社団(JELA)
日本福音ルーテル教会 世界宣教委員会
お問い合わせ総合窓口:
一般社団法人 日本福音ルーテル社団(担当 星崎)
電話:(03)3447-1521 メール: jela@jela.or.jp 

2019年4月8日

【難民支援】板橋ジェラハウスがついに完成!

2018年11月より本格的に改築工事が開始した板橋ジェラハウス(*)。2019年3月末日に無事工期を終え、去る4月5日には、JELA関係者を含む30名余りが一堂に会し、祝福式が執り行われました。司式に立たれた松岡俊一郎牧師は、「平和と祝福に満たされる家」と題し、ルカによる福音書10:5-9 からメッセージを語られました。祝福式は、松岡牧師の「このハウスを主の名によって祝福し、住むものをあなたの平和と愛で満たしてください」との祈りと『主の祈り』で締めくくられました。
松岡牧師(左から3人目)による祝福式の模様
なお、この板橋ジェラハウスには「TOKIWA(=トキワ)」というニックネームがつきました。
「TOKIWA」と呼ばれる
板橋ジェラハウス
新しくこのハウスの管理人となったNPO法人WELgeeが、漫画家の手塚治虫や藤子不二雄を輩出した「トキワ荘」から想を得て、入居者が同居人とともに切磋琢磨して将来を切り拓くことを期待して、そう名付けました。

事実、「TOKIWA」は、従来の秘匿性を重視したシェルター運営にとどまらない、「祝された出口」を提供できる、シェアハウスの形態をもつ、伴走型シェルターとなります。

さて、はからずも、「TOKIWA」にいう言葉にはキリスト教的要素もありました。「常盤(トキワ」と漢字で書くとき、それは、「永遠に変わらない岩」を意味します。聖書では多くの個所でイエス・キリストを「岩」と表現します。岩の上に家を建てた賢い人のように、この「TOKIWA」で、WELgeeのご協力のもと、JELAの難民支援事業が行われることに大きな喜びがあります。

「TOKIWA」の管理・運営に携わるWELgeeの働きが祝され、新しい難民支援のあり方の一つとして、継続的に世界に情報発信していけますよう、皆様のご支援・ご協力をお願い致します。


                  ◆◇◆


(*)「ジェラハウス」とは、日本初の民間による難民(申請者を含む)のためのシェルターハウスです。難民の方へ無償で提供し、電気・ガス・水道などの光熱費も無料で使用いただいています。

【寄付の方法】
  • 払込取扱票 ― 弊社団ニュースレター「JELA NEWS」などに添付されているJELA所定の払込取扱票お持ちの方は、ご寄付の目的を記す欄に「新しいジェラハウス支援」と書いていただき、払込・振替をお願いいたします。
    • それ以外の用紙をご利用の場合は、通信欄に「新しいジェラハウス支援」とお書き添えください。払込・振替先は以下です。
      番号  : 00140-0-669206
      加入者名: 日本福音ルーテル社団
  • クレジットカード ― Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubのいずれかのクレジットカードをお持ちの方は、こちらのページからご寄付いただけます。”寄付の種類”を選ぶ項目で「新しいジェラハウス支援」を選択してください。
  • 銀行振込 ― 振込依頼人の名義を「カイチク+ご氏名」とし、以下の口座にお振込ください。
    • 横浜銀行 恵比寿支店(店番907)
      普通口座 番号6002037
      名義:一般社団法人日本福音ルーテル社団
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2019年4月1日

【ブラジル子ども支援】徳弘浩隆牧師夫妻がJELAを訪問

約10年間、日本福音ルーテル教会派遣宣教師としてブラジルで活動された、徳弘浩隆牧師が任期を終え帰国されました。4月1日には、ご夫妻でJELAを訪問してくださり、ブラジル子ども支援の成果についてお話してくださいました。

徳弘牧師ご夫妻とJELA関係者ら
JELAも2012年から徳弘牧師がはじめた音楽ミニストリー「AMILU」を支援してきました。当初3~4人の生徒だったAMILUですが、現在は40~50人が集まるまでに成長しているとのことです。徳弘牧師ご夫妻のブラジルでのお働きに感謝すると共に、大垣ルーテル教会での益々のご活躍をお祈りしています。

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【関連リンク】
JELAのブラジル支援ニュース(ブログ)
日本福音ルーテル社団(JELA)