2018/10/09

【世界の子ども支援チャリティコンサート2019年】演奏者決定!

JELAは2004年より毎春、全国各地のルーテル教会などを会場にチャリティコンサートを開催しています。

今年2018年は、17会場にてヴァイオリン&ギターのデュオコンサートを開催し、合計1009名が来場、総額127万円以上が捧げられました。今回頂いた献金は、熊本地震の被災学生の学費支援に用いましたが、今年7月に発生した西日本豪雨の被災地のためにも一部を寄付いたしました。

第16回となる来年のコンサートでは、ヴァイオリン&チェロによるデュオをお届けする予定です。ヴァイオリニストは四年連続となる真野謡子さん、そしてチェリストは初登場の松本恒瑛さん※です。この二つの楽器の組み合わせによる演奏は今回が初めてです。


恵比寿のJELAホールで演奏を披露するお二人

先日お二人がJELAをご訪問くださり、挨拶がわりに何曲か聴かせてくださいました。バッハ作曲の「アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」から2曲、同じくバッハの「インベンション」(原曲はピアノ独奏用)をヴァイオリンとチェロ用に編曲した1番と8番。また、来年の本番でのアンコール・ピースの中から、シベリウス作曲の「雨粒」も演奏してくださいました。両楽器ともピチカートだけで弾く珍しいもので、実際に雨粒が落ちてくるかのような演奏でした。

二つの弦楽器で高音と低音を優雅に奏でる来年のコンサートをお楽しみいただけると幸いです


 
第16回世界の子ども支援チャリティコンサートは、2019年5~7月の土日祝に10公演程度を予定しております。詳細が決まりましたら改めて本ブログ上にてお知らせします。

※松本恒瑛(まつもとつねあき)
東京音楽大学卒業、同大学大学院修士課程修了。97年ドイ ツ・ベルギーの音楽祭にソロで出演。高校卒業時、東京都高等学校文化連盟より表彰。大学時、学内選抜者による室内楽 定期演奏会07・09に出演。レインボウ21・サントリーホール・デビュー コンサート08・10に出演。 林峰男、ルイス・クラレット、マティアス・ランフト等の公開レッスンを受講。06年TVドラマ「のだめカンタービレ」に出演。他、映画、PVなどに参加。
日本クラシック音楽コンクール3位。(最高位)横浜国際音楽コンクール室内楽部門演奏家賞。 大阪国際音楽コンクール室内楽部門入選。
新日本フィルハーモニー交響楽団元契約団員。他、オーケストラや室内楽、アーティストのサポートや 録音、TV・映画の収録等に参加をしている。
チェロを佐藤満、倉田澄子、松波恵子、 堀了介、植木昭雄の各氏に師事。 室内楽を浦川宜也、齋藤真知亜の各氏 に師事。