2015/07/31

最新の機関紙「ジェラニュース37号」電子版を掲載しました

皆様にJELAの活動をお伝えする機関紙ジェラニュース37号」の電子版をホームページにアップいたしました。印刷版は8月上旬に郵送予定です。

お手元に「ジェラニュースが届いている方で、ホームページ上で読めるなら送付の必要がないという方がいらっしゃれば、ご一報いただければ幸いです。郵送代金の削減につながりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

郵送でのジェラニュース停止のお手続きは下記のE-メールアドレス(jela@jela.or.jp)にご一報いただきたくご協力をお願いいたします。

【停止に必要な情報】
件名:「機関紙もしくはニュース不要などと」お書きください。
郵便番号:
ご住所:
お名前(漢字とカナ)
お電話番号:
お電話による停止のお手続きは、電話:03-3447-1521 JELAニュース係まで

電子版では「ジェラニュース」のバックナンバーもご覧いただけます。

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA

【アメリカ・ワークキャンプ2015】 現在奉仕中

米ニューヨーク州ロチェスターで行われているアメリカ・ワークキャンプ。
日本からの参加者の活動の様子をご覧ください。9名は現地時間8月1日までこのキャンプに参加し、8月5日に帰国予定です。

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それぞれ充実した時間を過ごしているようです。
ワークキャンプのFacebookページでも情報がアップデートされますので、併せてご覧ください。

【関連リンク】

2015/07/27

【青少年育成】春のティーンズキャンプで成長する中高生

会場の千葉市少年自然の家にて
JELAは、日本福音ルーテル教会(JELC)が毎年3月に実施する「春の全国ティーンズキャンプ」(通称「春キャン」)を、財的に支援しています。

このキャンプは中高生を対象としており、参加者は、「神」「信仰」「聖書」などのテーマについて、理解を深めます。

今年のテーマは「教会」で、特に礼拝のことについて実践的に学ぶプログラムが用意されました。普段なかなか考える機会のないテーマについて同世代の仲間と話し合うことで、礼拝をより身近で有意義なものとして捉えることができるようになったようです。

参加者の感想をまとめた報告書のドラフトを入手しました。十代の子どもたちがキャンプをどのように受けとめたのか、ご覧ください。


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  • この3日間で私が感じたことは、イエス様との繋がり。私たちはイエス様に愛され、祝福され、支えられている。あたり前のことかもしれないが、再確認できて良かった。
  • 礼拝に行くことがだんだんと減ってきていた中でこのようなことを学んで改めて礼拝に参加することの大切さを実感しました。
  • いつもは、なにげなくやっている礼拝の、歌や、言葉、聖句に、ひとつひとつ意味があって、それぞれがとても大切だということが分かりました。
  • 今までは教会学校の礼拝に出て帰ってしまうことが多かったけれど、これからは主日礼拝にも出たいと思います。
  • 礼拝や聖書の意味などを、細かく知ることができ、今まで長いなと思ってしまっていた礼拝も、考えながら受けることができ、礼拝を受けるときの心構えが変わりました。
  • 何年も教会に通っているが、知らないことってたくさんあるんだと気付けた。
  • これからは「教会に行く」「行かなきゃ」じゃなくて、招かれているっていう意識で行きたい。
  • 私はまだ洗礼を受けてないですが、神様に招かれていることを知った今は受けてみようかと思うことができました。
  • 今までよりも、教会が好きになりました。
  • (キャンプでの)最後の晩さんのとき、私は本当にイエス様と出会い、パンとブドウ液を頂いているように感じました。
  • 礼拝についてたくさん学ぶことができて凄く神様を身近に感じることができた。ここで学ぶことはとても新鮮で、また、同じ世代の人と考えを共有できることはとても貴重な時間。
  • 春キャンのように聖書についてじっくり考える機会はあまりないので、とても充実した時間になりました。
  • 礼拝の言葉にはさまざまな意味があり、イエス様、神様のことをたくさん知ることができる家のような存在が教会であると実感しました。
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JELAは青少年の育成のために、もう少し幼い世代向けにJELCが行っている、夏の「ルーテルこどもキャンプ」も支援しています。今年の様子については、情報が届き次第、このブログでお分かちします。

【関連リンク】

【アメリカ・ワークキャンプ2015】 参加者がアメリカに到着

7月23日に日本を出発したアメリカ・ワークキャンプの参加者たちが、無事にミシガン州アナーバーに到着しました。

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ホームステイなどでお世話になっている教会、Trinity Lutheran Churchの前で
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さっそくアメリカ生活を楽しんでいる様子が伝わってきます。日本からの長旅の疲れもあったものの、みな元気に過ごしているようです。

参加者たちは、アナーバーで7月25日までホームステイをしました。翌26日からは、ニューヨーク州ロチェスターに移動し、1週間のワークキャンプに参加中です。彼らや同行スタッフの働きを覚えて、お祈りください。

なお、ワークキャンプに関する情報は、専用のFacebookページでも更新されています。ご興味のある方はぜひフォローしてみてください。

2015/07/24

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】賀川豊彦関連の施設でセミナーを開催

7月10日にキャロル・サック宣教師は神戸にある賀川豊彦関連施設2か所を訪れ、リラ・プレカリアのセミナーを行いました。

訪れたのは、学校法人イエス団甲子園二葉幼稚園賀川記念館です。前者には園児のお母様方をはじめ、教会員の方たち約50名が集まってくださいました。後者は、イエス団教会の障がい者施設・乳児院・児童養護施設・保育園・幼稚園の各主任が集まる「イエス団全体主任会」の第1回の集まりで、30名が参加なさいました。

キャロルに同伴し、歌とハープ演奏などでこのセミナーで奉仕してくださった、リラ・プレカリア研修講座3期修了生の宇賀神智子さんによるレポートを以下にご紹介します。

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幼稚園では、お母様と一緒に未就園のお子さんもその場におりましたが、最後にハープを弾いている時には後ろの方で聴いていたお子さんたちは、みんな寝ていたとのことでした。また、お母様が真剣に聴いている姿を見て「静かにしていよう」と思ったのか、いつもははしゃいで母親を困らせている子が、演奏の間ずっとお母様の膝の上で大人しく聴いていたとの話でした。お母様方からも「癒された」などのコメントをいただきました。

イエス団主任会の様子
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)はハープや歌を用いますが、音楽を聴いてもらうのではなく、祈り、人に寄り添うことを働きの中心としています。ハープと歌は、あくまでも祈りの道具(方法)なのです。曲も一般になじみのないものを用います。よく知られた音楽は、聴く人の過去に強く結び付けられるというマイナス面があるからです。

また、普通の人があまり聞いたことのない言葉で歌います。それは、メッセージ(歌の内容)を押し付けたくないからです。知らない曲、知らない言葉で弾き歌うことで、聴く人が自由に心の旅をしていただけたらと願っています。

今回の2つのセミナーでは、リラ・プレカリアの奉仕で使っている音楽の中から”Lullaby(ララバイ=子守唄)”を中心に取り上げました。

幼稚園では、ある3歳のお子さんのことを例にキャロルさんは話しました。幼稚園など家の外での人間関係に問題があったとしても、苦労や悲しいことを乗り越えると大きく成長する力になる。その子自身が他人の痛みに共感することができるようになる。そして、家に帰って親からたっぷりの愛情を受け、居場所があることがわかると困難を乗り越える力が与えられるのだ、という内容でした。

この時、マルコによる福音書4章30~32節が紹介されました。最も小さな種が栄養をもらうと大きく育ち、空の鳥を守るようになる、という思いを込めて。

「イエスは言われた。『神の国を何にたとえようか。どのようなたとえで示そうか。それは、からし種のようなものである。土に蒔くときには、地上のどんな種よりも小さいが、蒔くと、成長してどんな野菜よりも大きくなり、葉の陰に空の鳥が巣を作れるほど大きな枝を張る。』」

キャロル宣教師(左)と宇賀神さん
ララバイに年齢は関係なく、また、歌(音楽)だけでなく、言葉や態度で伝えることもできると思います。小さき者、弱い者に栄養をたっぷりと与える存在になってくださいと、キャロルさんは「イエス団全体主任会」での話を締めくくりました。

お母さんが歌うララバイは、この世に生まれて初めて出会う音楽であると私は思います。言葉の意味がわからなくても、お母さんの「あなたは愛されていますよ」「あなたは大事ですよ」「どんな時も一緒にいますよ」「ひとりではありませんよ」というメッセージは伝わるはずです。

ララバイは、私たちの原点、原風景に帰ることができる音楽のように思います。だから、大人になっても”ララバイ"を聴くと、大きな愛、普遍的な愛に包まれ、安心できるのではないかと思いました。まさにリラ・プレカリアがモットーとしている「言葉がなくても祈れるように神様は音楽をくださった」のだと思います。

今回、キャロル先生と共に音楽を奏でる機会を与えていただきました。

「歌う人の祈りは二度の祈りに等しい」

ふたりで奏でた音楽がそれ以上になって会場にいらした方たちに届けられたのなら幸いです。

(宇賀神智子)




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【リラ・プレカリア生徒募集中】
あなたもハープと歌で神様の愛を運びませんか?
 「リラ・プレカリア(祈りのたて琴)」第6期研修講座(2016年4月~2018年3月)の受講生を募集しています。

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

二葉幼稚園の田村三佳子園長先生(右)との記念写真

2015/07/22

【アメリカ・ワークキャンプ2015】 参加者の意気込み

過去のワークキャンプより
アメリカ・ワークキャンプが目前に迫りました。参加者やJELAスタッフは、準備に追われながらも、出発を心待ちにしています。

723日から85日までの日程前半は、ミシガン州アナーバーで現地のルーテル教会のご協力を得てホームステイをし、アメリカの生活を体験しながら、後半のキャンプの準備も行います。

ホームステイの後はニューヨーク州ロチェスターに場所を移し、メインイベントである現地主催の「グループ・ワークキャンプ」に加わります。参加者の霊的成長を最大目標に掲げるこのキャンプでは、地域の貧しい家庭の家屋修繕作業に従事するほか、充実したクリスチャン向けプログラムを通じて、キリスト信仰的な観点から自分自身や神と向き合う機会が与えられます。

今年は9人の青少年が日本から参加します。先日の参加者説明会の際にキャンプに向けた意気込みを綴ってもらいましたので、以下にそのハイライト部分をご紹介いたします。

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  • 今日説明会で、ワークキャンプの楽しさ、良さを知ることができて、不安の気持ちが楽しみに変わりました。このような体験はなかなかできないので、今回のワークキャンプはとても貴重になると思います。
  • 今の自分がどのように、どのくらい変わるのか分からないけど、ワークキャンプを通して、様々な人と出会って、成長して帰ってきたいです!
  • 帰ってきて、1週間全力でやりつくした、後悔はない!!っていえるくらい全部に一生懸命ガンバル
  • 私はCampに参加するのが初めてなのですが、神様に仕え、しっかりと奉仕活動をしたいと思っています。
  • 今日の説明を聞いて、とても楽しそうだったし、興味を感じました。アメリカの困った人たちを助ける、ということなど、精神的にも成長することができるかと思います。コミュニケーションがとれないこともたくさんあるとは思うけれど、積極的に相手と関わっていきたいです。
  • 自分をよく知る人や言語の通じる人もいない場で、どうしたらコミュニケーションを図ることができるか、自分のことを分かってもらえるか、など、たくさんの壁があると思います。それを1つ2つと少しずつ破っていけると、そう思っています。
  • 年上の友人がこのキャンプに行ったことがあって、色々話を聞く中でとにかく楽しく、いい学びになるということがわかりました。もちろん楽しいことはたくさんあると思いますが、このキャンプはキリスト教の聖書の学びだということは忘れてはいけないと思っています。
  • ワークキャンプでたくさんの奉仕をして、神様や修繕する家の住人の方々のために働き、自分も成長できるように一生懸命がんばりたいと思います! そして礼拝やデボーションなどにも真剣に参加してたくさんのことを学んで帰ってきます!
  • 初めてばかりのことが沢山あるけど、ワークキャンプに参加したことによって宗教的に、精神的に、語学的に成長したと言えるように、ワークキャンプ中に学べることはたくさん吸収して、日本に帰ってきたいです。
◆◇◆

海外に行くのは今回が初めて、という参加者もいて、不安も見うけられますが、それ以上に期待やワクワクした気持ちが強いようです。

過去にこのキャンプに参加した人たちは、それぞれ素晴らしい体験をし、精神的に大きく成長して帰国しています。今回の参加者たちも、今後の人生において有意義となるような経験ができるようにと祈ります。

【関連リンク】
アメリカ・ワークキャンプの内容紹介ビデオ(YouTube)
ワークキャンプ関連記事(JELAブログ)

    2015/07/15

    【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者説明会を実施

    今年のアメリカ・ワークキャンプ723日~8月5日)の参加者説明会を711日に恵比寿のJELAホールで実施しました。内容は、ホームステイ先のミシガン州アナーバーやキャンプ地のニューヨーク州シャーロット市に関する情報提供と、このワークキャンプの趣旨や今回の具体的プログラムなどに関することでした。

    参加者は最初緊張気味でしたが、アイスブレイクのゲームやキャンプについての話し合いを通じて、お互いに仲間意識を感じるようになったようです。今回の説明会に参加しなかった2人(事前に説明済)を含め、参加者は合計9人。引率の2人と一緒になり、目前に迫ったキャンプを楽しみに準備を進めています。
    説明会に集まった参加者7名と引率の小林恵理香さん(右端)、JELAのポール星崎職員(右から2番目)
    【関連リンク】
    アメリカ・ワークキャンプの内容紹介ビデオ(YouTube)
    ワークキャンプ関連記事(JELAブログ)

    2015/07/10

    【ジェラニュース】第37号編集中

    8月中旬に発行予定のジェラニュースの編集作業に入りました。以下のような記事を掲載予定です。

    ・ブラジルの徳弘宣教師の教会が推進する音楽教育ミニストリー
    ・JELA奨学金でテンプル大学日本校に学ぶ、日本育ち・ナイジェリア国籍の学生
    ・ジェラホールでの勉強会「難民問題への政治経済的側面からのアプローチ」
    ・2月のインド・ワークキャンプ参加者レポート抜粋
    ・リラ・プレカリア研修講座受講生が体験的に理解した研修の意義と将来にかける思い
    ・世界の子ども支援チャリティコンサート結果報告
    ・第四回川柳ひろば入選句発表

    以上です。楽しみにお待ちください。

    ジェラニュース(フルカラー/8ページ)は年3回発行しています。JELAの活動をわかりやすく掘り下げて取り上げ、 ホームページやブログでは伝えきれない情報も満載です。
     創刊号からのバックナンバーは以下リンクからご覧いただけます。
    バックナンバー「ジェラニュース」一覧


     
    印刷された「ジェラニュース」をご希望の方は、下記までご連絡ください。
    【メール】 宛先jela@jela.or.jp
    ・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
    ・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
    ・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
    ・電話(携帯電話も可です)
    ・希望部数
    ・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。
    ※電話・FAXでも受け付けいます。
     
    電話:03-3447-1521
     FAX
    の送信先は、03-3447-1523までお願いいたします。
    なお、お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。
    【関連リンク】

    2015/07/06

    【世界の子ども支援チャリティコンサート】神戸東教会でファイナル

    7月5日(日)日本福音ルーテル神戸東教会で今年最後となる「世界の子ども支援チャリティコンサート」を開きました。

    奏者の上野由恵さん(フルート)新井伴典さん(ギター)は、日本各地を回った全11会場の最後に相応しい力強い演奏を披露しました。会場には70人を超す来場者があり満席。

    力強い演奏を披露する二人
    満席の会場

    来場者からは、惜しみない拍手が奏者の二人に送られていました。


     【JELAのチャリティ音源情報】
    上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
    好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
    1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


    【関連リンク】
    チャリティコンサート関連記事(ブログ)
    JELAのホームページ