2019年11月29日

【難民支援】ボランティアの皆さんがジェラハウスの部屋を清掃!

国内で難民としての保護を求める人たちのためのシェルター「ジェラハウス」。
このたびシェルターの一室に三年近く居住されていたかたが退去されました。

長期の利用だったこともあり、退去後の部屋には年季の入った汚れが……。
というわけで11月28日(木)、名乗りを上げてくださった4名のボランティアにJELA職員が2名加わって、部屋の大清掃を行いました。

6名で3時間ほどかけて、床や壁、キッチン・トイレ・お風呂、冷蔵庫・洗濯機といった家電類など、部屋全体をくまなく掃除しました。




汚れを落としたことで部屋が格段に明るくなり、掃除前は鼻にツンときた臭いもなくなりました。次の入居者も、新しい生活を気持ちよく始めることができるのではないでしょうか。

清掃にご協力くださったボランティアの皆さん、本当にありがとうございました!

One Crewとなって作業をして下さった
ボランティアの皆さん


【関連リンク】

2019年11月25日

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2019年11月22日

【続・信仰書あれこれ】信じている事柄をはっきりさせる

イエスは生きておられる――私たちの信仰告白』(J.ツィンク+R.レーリヒト著、1975年、新教出版社)をとりあげます。

訳者あとがきによると、原書は「キリスト者が信じている事柄」という題で、読者一人ひとりがそれぞれの力量に応じて本文と対話し、自分の信じている事柄を、より一層明快に把握するのに役立ててほしい、というのが著者の願いだそうです。

教会学校の中学科でも学べるように、やさしい言葉づかいで訳されています。

◇◆◇

教会は己を捧げることによって生きる
  • おのれやその現状を守ったり、数をふやしたりすることが、教会の目標であってはなりません。教会は、拡がり、そして、変わり、真理に味方し、暴力に抵抗し、正義と平和とに貢献すべきです。……教会は、権力や制度をたよりにすることはゆるされません。教会は、規制する力をもたずに人と人とを結び合わせ、そして、しいたげられる者の側に立つのです。教会は、不正な扱いを受けて苦しむ時があることを覚悟しなければなりません。そして、他の人びとの上に不正が加えられる時には、雄々しく、苦しみをともに担うのでなければなりません。(25~26頁)

変化は神の霊によってもたらされる
  • もしもわたしたちが、神の霊の働きを抜きにして、聖書を解釈する場合には、わたしたちは、だれにも役立たない死文と化した伝承か、きのうの思想か、きょうの思いつきを代弁するにすぎません。聖書の真理は、それがわたしたちと世界を変革するときに、そのときだけ働くのです。根底から変革し更新することは、わたしたち人間にはできません。そのことは神の霊だけができることです。(28~29頁)

失敗から立ち直るための告白
  • わたしは信じませんでした。わたしは、わたしの自由を濫用し、そして、わたしの良心にそむきました。わたしは、いたずらに憂え、そして、妬み、恩を忘れ、疑いをいだき、失望し、不遜で、独善的でした。わたしは愛しませんでした。わたしは過ちを犯しました。わたしは、快適な道をたどりました。わたしは、大勢に順応し、そして、犠牲になることを避けました。わたしは、キリストに似る者となるまいとして、そして、キリストの道をたどることを恐れました。わたしは、目標を見失い、そして、望みをなくしました。わたしは、自分をえらい者のように思いました。わたしは、時間と能力を浪費し、不正を大目に見、苦しみと孤独とを見すごし、そして、人びとをなげやりにしました。神が幸いを賜ったのに、わたしは感謝をしませんでした。(85~87頁)

著者の一人であるイェルク・トゥインクの別の作品、『祈りを求めて』を本シリーズでとりあげています。こちらもお楽しみください。

JELA理事
森川 博己

◆◇◆

2019年11月21日

【ジェラニュース】第50号をただいま編集中です

12月発行予定のジェラニュースの編集・レイアウト作業に入りました。以下のような記事が掲載されます。

◇◆◇

    <ワークキャンプ>
    • 2019アメリカ・グループ・ワークキャンプ(7-8月に実施)の参加者レポート集
    <世界の子ども支援>
    • ブラジル支援報告
    • 世界の子も支援チャリティコンサート2019年度報告
    <奨学金>
    • 「私は世界で一番幸運な人間」ロードソン・タグボジャ
    その他の記事も掲載しています。

    ◆◇◆

     ジェラニュース(フルカラー)は年3回(4・8・12月)発行しています。JELAの活動をわかりやすく掘り下げて取り上げ、 ホームページやブログでは伝えきれない情報も満載です。

     創刊号からのバックナンバーは以下リンクからご覧いただけます。
    バックナンバー「ジェラニュース」一覧

     印刷された「ジェラニュース」をご希望の方は、下記までご連絡ください。
     【メール】 宛先:jela@jela.or.jp

    ・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
    ・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
    ・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
    ・生年月日(月・日だけでも結構です)
    ・電話(携帯電話も可です)
    ・希望部数
    ・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。

    ※電話・FAXでも受け付けています。
    電話:03-3447-1521
    FAX:03-3447-1523

    なお、お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

    【関連リンク】
    日本福音ルーテル社団(JELA)

    2019年11月15日

    【続・信仰書あれこれ】信仰生活における習慣の大切さ


    眠りの神学――J.ベイリー説教集』(大塚野百合訳、1970年、日本基督教団出版局・アルパ新書2) をとりあげます。

    原書(1962年)タイトルは“Christian Devotion”であり、神学的観点による「眠り」の説教集ではありません。

    ◇◆◇

    習慣の大切さを説いた説教の一部を以下にご紹介します。

    習慣は霊的歩みを確かなものにする
    • 最も偉大な聖徒たちさえも、霊的に渇くことがあると嘆いています。それは闇と疑いの時期であり、霊が死んでしまったような時期なのです。……すぐれた聖徒たちは、率先してキリスト教的なしきたりを厳守するよう、自ら鍛錬してきたのです。このように規則的にする習慣をつけて、それから一歩もはずれないように努力してきたのです。(107頁)
    • 私たちの内に霊的な火が燃えており、何にも増して神との交わりを願うときは、私たちに規則は必要ないでしょう。しかし、このような時にこそ、規則を作るべきなのです。……そうしておけば、神を求める思いが弱まり、霊的な火がくすぶるようになったとき、私たちが行っていた鍛錬が私たちを正しい道に導き、右にも左にも寄らず、まっすぐにその道を歩ませてくれるのです(107~108頁)

    習慣は感情から自分を守ってくれる
    • 毎日または毎週同じことを繰り返すということは、私たちを守ってくれることになります。……もし私に規則がなく、私の足のためにまっすぐな道を作ってくれなければ、私はのべつ幕なしに自分に言わねばなりません。「今日は教会に行く気がしない」とか、「今朝は祈る気がしない」と。その結果私は、教会にも行かず祈りもしないのです。(109頁)
    • 祈る気がしない時こそ、私はいっそう、祈りによって強められる必要があるのです。信者の集いに出たくない時こそ、私はそれらの人との交わりが、私をその中から連れ出してくれることを必要としているのです。聖餐を受けたくないと思うときこそ、キリストの体と血を食することによって、私の感情が変えられる必要があるのです。(109~110頁)

    集会参加を軽んじる習慣は信仰の減退につながる
    • かつてシカゴの有力な市民が、有名な伝道者であるドワイト・L・ムーディー を自分の書斎に迎えたとき、言ったのです。「教会の外にいても、その中にいると同じように、立派なキリスト者になれると思うんですが」と。するとムーディーは、何も言わず、やおら燃えている暖炉の火のそばに行き、真っ赤な石炭を一個火箸でつまみ出して、燃えるままにしておきました。その二人は黙って、その石炭がくすぶって火が消えてしまうのを眺めていたのです。「わかりました」とその紳士は言い、その次の日曜には教会に出かけたのです。(112頁)
    • 今もなおキリストは、私たちと共に安息日に教会に来たもうのです。主はここに、今いまし、私たちが教会に行くのは、主に会うためなのです。それゆえ、ある人たちの習慣のように、集会をやめることはしないで、主の良き習慣に従いましょう。(114頁)


    ジョン・ベイリーは、『朝の祈り 夜の祈り』 の著者として有名です。本書『眠りの神学』の末尾にはベイリーの従姉による長い手記が付されていて、著者がいかに真剣な祈りの人であったかがわかります。

    JELA理事
    森川 博己

    ◆◇◆

    【関連リンク】

    2019年11月12日

    【募集】キャンパーOG/OBの皆さんへ:難民シェルターで部屋の清掃ボランティアをしませんか?

    JELAが都内に保有する難民(申請者を含む)の方へ無償提供しているシェルターハウスの清掃を手伝ってくれるボランティアを募集しています。

    JELAハウスに住む難民は、もともと日本国内でホームレスや居候(友人宅を転々とする)などをして何とかその日の宿を得て生活してきた方々です。その人たちがJELAハウスに住むことで、落ち着いて生活が送れるようになります。難民の方々が気持ちよく生活をスタートするためには部屋の掃除が不可欠です。皆さんのご協力をぜひお願いいたします。

    私たちもまたこの地上にあっては旅人なのです。聖書にあるとおり、旅人をもてなす思いをもって、シェルターを整えましょう!

    【日時】2019年11月28日(木)13時~17時(終了後に食事会19時頃までを予定)。
    【集合】都営新宿線 篠崎駅改札を出た所(改札は一カ所です)
    【内容】難民の方が使用した居室(一室)の清掃、植栽の千艇(植木の手入れ)など。
        ※難民シェルターハウスを直接見ていただけます。
    【服装・持物】汚れてもいい服装(ワークキャンプのような服)、捨ててもいい古いタオルなど。
    【申込】ご協力いただける方は、件名に「ボランティア」と記載の上、メール(jela@jela.or.jp)でご連絡ください。(申込み締切は、11月26日(火)の朝9時まで。最低3人集まらない場合は、中止となる場合がございますので、ご友人などに声を掛けていただければ幸いです)

    ボランティア終了後に、近隣のレストランで「ボランティアお疲れ様会(仮)」慰労会(参加費無料)を計画しています。だいたい19時頃までになると思います。

    海外ボランティアで活躍された皆さんに国内でも何かご協力いただければ大変ありがたいです。皆さんのお申し込みをお待ちしています。

    どうぞよろしくお願いいたします。

    【関連リンク】
    日本福音ルーテル社団(JELA)

    2019年11月11日

    【世界の子ども支援】カンボジアの農村地域に今年もプレスクール建設

    JELAは毎年、カンボジアのNGO「Life With Dignity(LWD)」を通じて、カンボジアの農村地域におけるプレスクール(未就学児のための教育施設)の建設事業を支援しています。

    子どもの人口が多いカンボジアでは、経済成長に伴って教育の需要も増加していますが、その一方で農村では教育インフラの不足により学校に通えない子どもがたくさんいます。プレスクールを農村地域の設置することは、こうした子どもたちが基礎教育の機会を得ることにつながり、個人の将来の可能性が広がるのみならず、コミュニティ全体の社会経済的発展にも寄与します。

    今年度は、JELAの支援によって、コンポンチュナン州にあるプヌム・タ・サム村の小学校の敷地内に、広さ36平米のプレスクールが建設されました。

    完成したプレスクールの前に立つ先生と子どもたち

    地元自治体からの支援によってテーブルなどの備品や書籍などの教材もそろっていて、さっそく25人の児童がこの場所で学んでいます。毎日友達と会って話したり、絵を描いたり本を読んだりするのを楽しんでいるようです。

    (左:読み書きを学ぶ子どもたち)
    (右:手洗いを教わる子どもたち)

    プレスクールに通う子どもたちや、その親の感想を、以下にご紹介します。

    プレスクールに通う女の子(5歳):
    「先生と一緒に勉強できて、とても嬉しいです。ここにいる子たちとは、みんな仲良しです。将来は先生になりたいです。」
    プレスクールに通う男の子(5歳):
    「将来は警察官になりたいです。友達といっしょに勉強できてとても嬉しいです。」


    プレスクールに娘を通わせている母親(28歳):
    「私はプヌム・タ・サム村ではなく、近くの別の村に住んでいるのですが、5歳の娘をこのプレスクールに連れてきています。家からプレスクールまでは5kmほどありますが、ここで娘が勉強できることを、とても幸せに思います。プレスクールに通い始めてから、娘の読み書きがとても上達しました。将来は大学まで行って、医師になってほしいと願っています。プレスクールを建設してくださったJELAとLWDに感謝します。」

    JELAでは来年度以降もカンボジアにおけるプレスクール建設を支援していく計画です。ご興味のある方、ご支援を希望なさる方はJELA事務局(03-3447-1521, jela@jela.or.jp)までお問い合わせください。またこちらのページでJELAへの寄付方法をご案内しています。クレジットカードによるオンライン決済も承っておりますので、ぜひご利用ください。

    【参加者募集中】
    2020年 カンボジア・ワークキャンプ (締切11/30まで)

    【関連リンク】
    世界の子ども支援関連記事(JELAニュースBLOG)
    日本福音ルーテル社団(JELA)