2022/03/30

【世界の子ども支援】カンボジア・水プロジェクト第1段階完了!

 「水は神様が創造した美しい被造物です。水は私たちの生活を変えます。それゆえに私たちは神様を褒めたたえましょう。」
 JELA理事ローウェル・グリテベック博士は、カンボジアのプルサット州、レイン・クワヴ村で執り行われた給水施設の除幕式で、出席する村人約200名に向けてそう語りました。

除幕式スピーチのグリテベック博士

この給水施設は、JELAの協力のもと、JELAの現地パートナー団体 Life With Dignity(=LWD, 「尊厳ある生活」の意)が外務省草の根支援からの103,885ドル(約1,200万円)の支援を受けて2021年3月に完成させました。コロナ禍の影響で、除幕式の開催もJELA職員による視察も延期されてきましたが、ついに、今年3月25日(金)に除幕式の日を迎えることが出来ました。
外務省・在カンボジア日本国大使館から2名、JELAからはグリテベック博士と渡辺薫事務局長の2名が除幕式に参列しました。

200名以上の村人が出席

関係者代表が一同に会して

 この水プロジェクトの開始は、2019年5月にJELAの奈良部慎平職員とグリテベック博士が候補地の視察を始めた時に遡ります。足かけ約3年の月日を経て、レイン・クワヴ村の皆さんと給水施設の完成を喜ぶことが出来ました。

完成した給水施設

 レイン・クワヴ村は、人口約1,100人、約250世帯が生活する村で、約200人の児童がいます。給水施設が出来るまでは、村の人々は水業者から浄水前の清潔でない水を月25ドルも払って購入しなければならず、家計を圧迫するばかりか、煮沸が十分でないまま飲用して児童が深刻な下痢を経験するといった問題にもしばしば悩まされていました。
今回の給水施設からは、村中7カ所に給水スポットが設置され、1つの給水スポットを20-30家族が共用し、もう煮沸することなく蛇口から直接飲用することができます。村の人々へのインタビューでは、喜びと感謝の声が聞かれました。

綺麗な水で水浴びを楽しむ少女

 レイン・クワヴ村はカンボジアの首都プノンペンから車で6時間ほどの場所に位置する村で、都市部との比較において経済・教育・衛生などに大きな格差を否めない地域です。
 JELAは、2022年から23年を通して、今回完成した給水スポットから各家庭に水道を引くプロジェクトに着手します。そうすることで、村人が自分たちの水源として自立して永続的に給水塔と水道を管理することが出来るようになります。
 これからも、レイン・クワヴ村の水プロジェクト第二段階の進捗をご報告して参ります。
 皆様のご支援、お祈りも引き続きよろしくお願い致します!

   追記:この水プロジェクトがプルサット州のニュース番組でも取り上げられました!



 
 

 


2022/03/25

【難民支援】JELAハウス全12部屋の修繕が完了しました!

JELAが難民や難民認定申請中の方に無償で提供している難民シェルターJELA(ジェラ)ハウスは都内に2棟あります。

その内の一棟が、株式会社LIFULL様の「2021年度LIFULL寄付プログラム」(協力:公益社団法人日本フィランソロピー協会様)助成対象となり、全12部屋のエアコンとキッチンの換気扇を入れ替える修繕を行うことになりました。

株式会社LIFULL様では、誰一人取り残すことなく一人ひとりの“したい暮らし”を応援するための寄付プログラムをスタートし、ドメスティックバイオレンスを受けている人々、虐待を受けている人々、難民、貧困により住生活に困っている人々を支援する団体に寄付をされています。

 



3月2日から工事が始まり、先日無事に修繕工事が終了しました。 

居住者からは、「新しいエアコンで効きがいい」、「(修繕前は)換気扇の異音が気になっていたので(新しくなって)よかった)など喜びの声が聞かれました。


 JELAハウスの修繕のためにご支援くださった株式会社LIFULL様、公益社団法人日本フィランソロピー協会様に心より感謝申し上げます。

【ジェラニュース】4月発行の「JELA NEWS 57号」編集・レイアウト作業に入りました!

 JELAでは、機関紙「JELA NEWS (ジェラニュース)」(フルカラー)を年3回(4・8・12月)発行しています。

現在、4月発行予定のジェラニュースの編集・レイアウト作業に入りました。JELAの活動をわかりやすく掘り下げて取り上げて掲載しています。


 創刊号からのバックナンバーは以下リンクからご覧いただけます。
バックナンバー「ジェラニュース」一覧

 印刷された「ジェラニュース」をご希望の方は、下記までご連絡ください。
 【メール】 宛先:jela@jela.or.jp

・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
・生年月日(月・日だけでも結構です)
・電話(携帯電話も可です)
・希望部数
・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。

※電話・FAXでも受け付けています。
電話:03-3447-1521
FAX:03-3447-1523

なお、お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

【関連リンク】
JELAオフィシャルホームページ

2022/03/07

【難民支援】JELAはウクライナ侵攻の中で苦しむ人々を支援します。

 



JELAは、2022年2月24日以降のロシア軍によるウクライナ侵攻の経過をつぶさに観察し、公平な情報収集に努めて参りました。3月2日に岸田首相がウクライナ難民の受け入れを表明したことを受け、JELAは早急に日本の難民受け入れ窓口となる団体とミーティングの機会を持ち、JELAハウス(都内2カ所の難民シェルター)提供の意志を伝えました。来日の波が来るまで、JELAは海外のパートナー団体(Lutheran Disaster Response等)を通して、ウクライナ侵攻によって苦しむ人々への経済支援を行います。

JELAからの支援にご賛同頂けましたら、ぜひ以下からご寄付下さい。
お預かりしますご寄付は、JELA、海外パートナー団体の人件費等団体管理費に用いられることなく、100%現地の被災者支援のために用いられます。

ロシア軍の侵攻により苦しむウクライナの人々、両国の死傷者のご家族、ヘイトスピーチに苦しむ在外ロシア人に神の守りと必要を満たす助け手の存在がありますように。JELAは祈りつつ、引き続き国内難民支援の準備とともに国外経済支援を行ってまいります。

ご協力をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

***********************

◆クレジットカードによるご寄付
 https://www.jela.or.jp/donate/donate-online/

◆郵便振替
  ニュースレター『JELA NEWS』等に添付されているJELA所定の払込取扱票、
  または郵便局備え付けの払込取扱票を用いて、お近くのゆうちょ銀行ATM・
  窓口でご寄付いただけます。通信欄には用途のご指定や、領収書の要否等を
  ご記入ください。

  ・ 口座番号:00140-0-669206
  ・ 加入者名:一般財団法人JELA

◆銀行振込
  下記の口座にて寄付金のお振り込みを承ります。
  なお誠に恐れ入りますがご送金に係る手数料等はご負担のほどお願いいたします。

   三井住友銀行 飯田橋支店(店番:888) 普通 2896506
   名義:一般財団法人JELA(イッパンザイダンホウジンジェラ)

**************************

2022/03/03

【リラ・プレカリア】キャロル・サック宣教師の動画撮影を行いました!

JELAでは新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の感染拡大を受けて、この時代にこそ祈りや癒やしが必要であると感じ、リラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座のディレクターのキャロル・サック宣教師と共に「詩編との出会い」というプログラムの動画を撮影して公開することにしました。


「詩編との出会い」は、2018年に米国のシオン・ルーテル教会(ELCA)から支援を受けて開始したリトリート・プログラムです。コロナ禍にあって、会場でのリトリートの実施が困難なことからシオン・ルーテル教会の許可を得て動画を撮影することとなりました。


 当日の撮影は、プロのカメラマンらスタッフ4名が集い、2月25日にJELAミッションセンターホールで行われました。収録はリハーサルを含め12時間に及びましたが、キャロル宣教師の熱意により最善のものを収められたと思います。現在撮影した動画の編集を行なっています。


今夏には聖書的価値観に基づいたキャロル宣教師のハープと歌の祈り時を皆さんにお届けできると思います。動画公開の進捗状況などは、本ブログで発信して参ります。楽しみにお待ちいただければ幸いです。  どうぞよろしくお願いいたします。


関連リンク

2022/03/01

【世界の子ども支援】パナソニックからJELAのカンボジア支援に1050台のソーラーランタンを寄贈していただきました

パナソニック株式会社からJELAのカンボジア支援のために、1050台のソーラーランタンを無償で寄贈いただきました。


寄贈いただいたソーラーランタンは、JELAのカンボジア・パートナーLife with Dignity(=LWD、意味「尊厳ある生活」)経由で、現地の人々の生活向上に役立てられます。  ソーラーランタンは、昨年の12月22日に大阪港から出荷され、現在(2月28日現在)カンボジア税関の通関待ちです。

3月には税関を経てLWDのプノンペン事務所に届き、貧困地域の家庭に届けられます。 

 現在、パナソニックでは無電化地域の未来を照らすプロジェクト「LIGHT UP THE FUTURE」を通じて、貧困をなくす活動を行なっています。JELAはパナソニックと共にカンボジアの貧困解消に努めています。

JELAでは特に子どもたちがソーラーランタンを使って夜間勉強できる環境を整え、貧困から抜け出すことができるように現地パートナーと協力しています。


【関連リンク】