2021/06/15

難民問題に関するウェビナーを初めて開催しました

1984年に難民支援を開始したJELAは、日本国内で難民条約に基づく難民・難民認定申請者を最も古くから支援している団体のひとつです。

JELAは去る6月9日夜、「日本の難民受け入れ〜これまでの歩みと今できること」と題して、世界と日本の難民受け入れ・支援の制度や実情に関して、初めてとなるセミナーをオンラインで開催しました。

講演は、JELAで難民支援を担当する職員のひとりで、NPO法人なんみんフォーラムの理事も務める下川正人が行いました。

平日夜の時間帯にも関わらず、30人近くの方々にご参加いただきました。講演後の質疑応答の部でも質問や感想が相次ぎ、難民に対する関心の高さがうかがえました。

ウェビナー後に参加者を対象に実施したアンケートでは、以下のようなお声を頂きました。

  • 6月20日は、「世界難民の日」でもあるので、6月にこのような難民について理解をしてもらうセミナーは良かったと思います。
  • 全体的な現状から具体的な問題まで幅広くお話いただき、とても勉強になりました。
  • 比較資料が豊富で、日本の現状を受け止めやすかった。

JELAでは引き続き、難民の受け入れ・支援や、難民をとりまく諸課題に関するセミナーを実施し、日本社会における理解や市民による支援参加の促進に努めていきます。

なお今回のウェビナーの講演部分については、YouTubeにて視聴可能です。こちらからアクセスできます

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2021/06/11

【難民支援】JELAハウスの大掃除 第二弾を実施!準備の整った部屋も

  JELAが難民や難民認定申請中の方に無償で提供している難民シェルターJELA(ジェラ)ハウスは都内に2棟あります。その内の一棟は、今からちょうど10年前の2011年にオープンしました。この10年間で多数の難民や難民申請中の方々の生活を支えたJELAハウスですが、備品の家具に経年劣化が見られるようになってきました。

GW前には、第一弾の大掃除を実施し、過去の利用者によって残された残置物・家具など(塵も積もれば山となる!)を解体・搬出するなどしました。(既報)

第二弾の今回は、6月10・11日の二日間、JELAスタッフ3人が、ソーシャル・ディスタンス(蜜にならないように距離)を取りつつ部屋の清掃と家電や寝具クリーニングと寝具の補充を行いました。 




清掃が完了した部屋の様子

本来ならばボランティアの方々にお声を掛けさせていただいて、ご協力をお願いしたい場面ですが、東京都の緊急事態宣言下のため断念いたしました。

また、残念ながら数部屋は、フローリングの剥離、壁紙の破損などがあり後日業者による修繕が必要な状況です。

今回の二日間の大掃除により、3部屋のクリーニングが完了したことを皆様にご報告いたします。

引き続き、JELAの難民支援とJELAハウスのためにお祈りとご支援をお願いいたします。献金の用途に「難民支援」、「JELAハウス」とお書きいただければ、JELAハウスのために使用させていたします。どうぞよろしくお願いいたします。


【寄付の方法】
  • 払込取扱票 ― 弊社団ニュースレター「JELA NEWS」などに添付されているJELA所定の払込取扱票お持ちの方は、ご寄付の目的を記す欄に「難民支援」と書いていただき、払込・振替をお願いいたします。
    • それ以外の用紙をご利用の場合は、通信欄に「難民支援」とお書き添えください。払込・振替先は以下です。
      番号  : 00140-0-669206
      加入者名: 日本福音ルーテル社団
  • クレジットカード ― Visa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubのいずれかのクレジットカードをお持ちの方は、こちらのページからご寄付いただけます。”寄付の種類”を選ぶ項目で「難民支援」を選択してください。
  • 銀行振込 ― 振込依頼人の名義を「難民支援+ご氏名」とし、以下の口座にお振込ください。
    • 横浜銀行 恵比寿支店(店番907)
      普通口座 番号6002037
      名義:一般社団法人日本福音ルーテル社団

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