2023/09/25

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポートまとめ

 JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

7日間の英語×農業×聖書の中高生ワークキャンプ!

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から寄せられた感想レポートをこれまでブログで更新してきましたが、今回はその各ページへのリンクのまとめをお届けいたします!!!
タイトルをクリックするとそれぞれのレポートにアクセスできます。

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以上、今回のワークキャンプに参加したキャンパー全員の感想レポートをお送りいたしました!!


JELAはワークキャンプをはじめ、人や社会に仕えていく次世代の育成を目的とした「奉仕者育成事業」を今後も運営して参ります。JELAのミッションや事業にご賛同いただける方は、ぜひ「JELAサポーター」としてJELAをお支えくださると嬉しいです!


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2023/09/21

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート⑨(力丸 巴渚さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

アジア学院で出会った仲間と協力して収穫のワーク!

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、力丸 巴渚さんのレポートです。

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「苦手な英語にもチャレンジ」 力丸 巴渚

 

今回のワークキャンプで、私は、資源を大切にするということを学びました。例えば、野菜などの切れ端や、雑草、卵の殻などを肥料にしていたことです。そうすることで、とても美味しい野菜が育つということも学びました。農薬を使っていないので、収穫してそのまま食べることもできます(そのまま食べた野菜、特にキュウリや、ブルーベリーがおいしかったです!)。私は、このキャンプに参加して、成長したと思うところがあります。それは、アジア学院の人(外国の方)に、自分から話しかけたことです。ご飯に誘ったりすることもできました。今までの私だったら、緊張して話しかけることができませんでした。そんな私が話しかけることができたのは、英語が苦手な私にも、アジア学院の方がみんな、優しくて、明るく接してくれたからだと思います。話しかけることができて、本当に良かったです!でも、話していると、外国の方が英語で何と言っているのかわからない時がありました。そんな時、友達(このキャンプに参加している人)が、なんと言っているのか教えてくれたり、答え方が、わからなかったときは、私の代わりに英語で伝えてくれたりしました。


採りたての卵の分別ワーク!こうしてみんなの食卓に


最初のバイブルスタディで創世記の文章を英語で暗記しました。「Ithe beginning  God created the heavens and the earth.」英語のバイブルスタディで私は、(英語で書かれている)質問を読むことになりました。読めない単語が出てきて、「英語、読めない。どうしよう」と困っていると、友達が、読み方を教えてくれました。緊張したけど、その友達のおかげで、最後まで読むことができました。夜のディボーションでは、その日にあったバイブルスタディのまとめをしました。そして、その日一日を過ごして、楽しかったことと、そうではなかったことについて、グループで話し合いました。私は、楽しかったことが多すぎて、一つに選ぶのが難しかったです。楽しくなかったことは、無くて「無いです」と答えました。


私は、このキャンプに参加して、資源の大切さや、友達のやさしさ、大切さを改めて学びました。これから、そして次キャンプに参加するときは、私に英語を教えてくれた人のように、親切さ、やさしさを持って生活、そしてキャンプに参加したいです。(もちろん英語も頑張ります!)


命と食の関係について深く考え、学びました!


その他、このキャンプで思ったことは、みんなピアノがとても上手でとても驚きました。みんな優しくて、面白くて、明るい人たちでした!とても楽しかったです。友達もできて、外国の方ともお話しできてとても楽しかった。また参加したいです!!

Thank you!  一週間ありがとうございました。


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以上、今回のワークキャンプに参加したキャンパー全員の感想レポートをお送りいたしました!!


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2023/09/20

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート⑧(宮薗 楓加さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

英語でのバイブルスタディにもチャレンジ!

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、宮園 楓加さんのレポートです。

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「かけがえのない学びと仲間たち」 宮薗 楓加

 

 私は、キャンプで学んだことが沢山あります。今から、その中でも特に心に残ったことを二つ話します。

 一つ目は、「私たちは多くのものに支えられて生きている」ということです。三日目のdevotion で「人間と土、神、人間のつながりがないままではいけなかったの?」という質問がありました。初めは、人間同士、人間と神の関係があれば何とかなると思っていました。でも、考えてみると、食べ物が十分に手に入らなかったり、病気にかかっても診察してもらえなかったり… このつながりがないとたくさん困ることが起こることがわかりました。そこで改めて人間同士、人間と神の関係、それに加えて人間と土の関係の大切さを考えさせられました。これからは土との関係も大切にしていきたいな、と思いました。

 このことを考えた翌翌日、朝のクリーニングチョア(掃除のワーク)で草抜きをしました。今までは面倒くさいなと思っていた草抜きもこの学びを通して、前より頑張ることができました。わたし達の命を支えてくれた土に対しての「ありがとう」だと思ったからです。そしてもうひとつは友達が居たからだと思います。これは二つ目の学びになります。


暑さ対策も万全にして頑張りました!


 私が今回のキャンプで学んだこと、二つ目は「仲間の大切さ」です。今回のキャンプの参加者は九人でした。そのうちの一人は私、二人は以前からの友達でした。他の六人とは初めて会ったのにも関わらず、みんなとそれぞれの素敵な思い出ができました。

けいじゅとは、一緒にカレーを作りました。そうちゃんとは、一緒に和紙を作りました。

えなとは、一緒にBBQの準備をしました。もえちゃんとは、一緒にパズルをしました。

ももちゃんとは、一緒に歌を歌いました。はるまくんとは、一緒にスピーチを頑張りました。

あきひでとは、一緒にご飯を食べました。はなちゃんとは、一緒にドライトマトを作りました。全部全部楽しかったです。


出会った仲間とたくさんのジャージー牛に囲まれて


 また、もりかず、コットン、ならぶさん、山下さん、デイビット、ジョナサン、ヴォラさん…たくさんのリーダーやスタッフの人にも支えられて生活した、一週間でした。仲間がいるからこそ楽しく過ごせて、仲間がいるからこそたくさんの学びがあって、何より無事に一週間を過ごすことができたのだと思います。だからこれからは、仲間をもっともっと大切にして日々を過ごして行きたいです。「キャンプに来てよかった!」私は今、心からそう思っています。キャンプに来たからこそ素敵な仲間に出会えて、キャンプに来たからこそ多くの学びを得ることができたからです。短い期間はありましたが、一週間ありがとうございました。

キャンプ楽しかったです


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【チャリティコンサート2023】日本のルーテル教会発祥の地、佐賀教会にて開催!

「第20回 世界の子ども支援チャリティコンサート」が916日、日本福音ルーテル佐賀教会で行われました。佐賀は日本のルーテル教会発祥の地でもあり、アットホームなコンサートなりました。出演はオーボエ奏者の姫野徹さん(写真右)と槙智子さん(写真中央)、ファゴット奏者の青木直之さん(写真左)による室内楽のトリオです。



会場には、54人の方が集まり、オーボエとファゴットが奏でる曲や奏者のトークに聞き入っていました。

 

青木さんは「ファゴットは教会で生まれた楽器です。元々はイタリアの教会のオルガンが壊れた事がきっかけでできました。(教会や皆さんに)親近感を感じます」と語り、会場からは温かな笑いが聞こえていました。

 


来場者からは、「あっという間だったもっと聴きたかった」、「オーボエのデュエットにファゴットが加わっただけで、曲調に変化が生まれて面白かった」などの感想が聞かれました。

 


佐賀教会のチャリティでは、54,200円席上献金が集まりました。ご来場の皆様、ご献金くださった皆様、本当にありがとうございました。いただいた献金は、100%子ども支援のために生かして参ります。

 

今年のチャリティコンサートには、以下の団体からご協賛をいただいております。
このチャリティコンサート実現のためにご協賛くださいました皆様に心より感謝申し上げます。

三井不動産リアルティ株式会社(URL: https://www.mf-realty.jp/
野村證券株式会社(URL: https://www.nomura.co.jp/
西村建築設計事務所(URL: http://nishimura-architect.com/index.html
株式会社 トムス(URL:https://www.tms-grp.co.jp/
有限会社 小川装建(URL:https://ogawa-souken.co.jp/
シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社(URL:https://www.schroders.com) 
はこぶね便事務局(URL:https://hakobunebin.com

11月には愛知県、12月にはJELAミッションセンターホールでのチャリティコンサートを開催いたします。本ブログで告知して参りますので楽しみにお待ちください! 


2023/09/19

【チャリティコンサート2023】9/15小城教会で開幕! 小城ルーテル子ども園の園児と共演も

 915日、JELAの第20回目となる「世界の子ども支援チャリティコンサート」が日本福音ルーテル小城教会を会場に開幕しました。

コロナ禍を経て地方でのチャリティコンサートは、実に3年ぶりとなります。出演はオーボエ奏者の姫野徹さんと槙智子さん、ファゴット奏者の青木直之さんによる室内楽のトリオです。

会場には、112(子どもを含む)の方が集まってくださり、オーボエとファゴットが奏でるクラシックの名曲や讃美歌の調べを楽しんでいました。


会場の小城教会には小城ルーテルこども園も併設されており、その園児ら約50人もコンサートを鑑賞しました。また、スタジオ・ジブリの映画「ハウルの動く城」の主題歌「世界の約束」、「大きな古時計」を奏者と園児とで合奏しました。



来場者からは、「オーボエとファゴットの組み合わせが新鮮でした。とても良かったです」、「園児がプロと合奏できたのが、子ども支援のように感じました」などの感想が聞かれました。

 


今年のチャリティコンサートには、以下の団体からご協賛をいただいております。

このチャリティコンサート実現のためにご協賛くださいました皆様に心より感謝申し上げます。

 

三井不動産リアルティ株式会社(URL: https://www.mf-realty.jp/
野村證券株式会社(URL: https://www.nomura.co.jp/
西村建築設計事務所(URL: http://nishimura-architect.com/index.html
株式会社 トムス(URL:https://www.tms-grp.co.jp/
有限会社 小川装建(URL:https://ogawa-souken.co.jp/
シュローダー・インベストメント・マネジメント株式会社(URL:https://www.schroders.com) 
はこぶね便事務局(URL:https://hakobunebin.com

 

11月には愛知県、12月にはJELAミッションセンターホールでのチャリティコンサートを開催いたします。本ブログで告知して参りますので楽しみにお待ちください!


【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート⑦(小林 滉英さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

終盤には全員が英語のスピーチを披露するプログラムも

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、小林 滉英さんのレポートです。

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「私と神様と隣人と自然の関係」 小林 滉英

 

 キャンプは最高に楽しかったです。そして、本当にたくさんのことを学べました。

毎日が素晴らしかったですが、その中でも一番心に残ったのが4日目です。この日は森林の牧場に行きました。牛一頭一頭を大切に育て、環境にも優しいこの牧場の理念は素晴らしいなと思いました。牛を見た後に、ミートソースパスタとアイスクリームを食べました。すごく美味しかったです。でもこれがあの牛さんたちから作られたのかと思うと、心が痛むとともに、牛さんたちへの感謝の気持ちでいっぱいでした。

 その後、帰って山下さん(アジア学院職員)が、アジア学院についてお話してくださいました。豚は人間に食べられるために、生後6ヶ月で殺されてしまうそうです。僕はそれまで、豚肉を当たり前のように食べていました。つまり僕は、豚を殺して食べることを当たり前だと思っていたのです。しかし、「肉を食べるためには、動物の命を頂かなければいけない」ということを学びました。毎日当たり前の日常を過ごせていること、「平和」に過ごせていることは、「命を頂く」ことの上に成り立っていたのです。僕たちが食べるために命を頂いている生き物たちに、心の底から感謝したいです。


たくさんの収穫物で重い台車も力強く


 アジア学院では、毎朝早起きして農作業をします。これを「フードライフワーク*」と呼んでいて、そのまま読むと「食べ物、命、働き」です。この3つは「食べ物を食べるには、命を頂く必要があり、命を頂くために、働く」というふうに繋がっていると思いました。フードライフワークを通して、食べるためには命を頂いているということを実感しました。

 ご飯の時間には、たくさんのパーティシパント(アジア学院留学生)と英語や日本語で話して仲良くなれたし、ほとんどがARIで取れたもので美味しかったです。また、アジア学院にはいつも音楽が溢れていて、とても心が満たされました。音楽を通しみんなと仲良くなることもできました。

 Bible studyDevotionも一つ一つが印象的でした。特に印象的だったのが、グループで意見を共有する時間です。一人一人の意見がとても深くて考えさせられました。人生の目的や、自分と神様や他の人、そして自然との関係や、また神様からの愛についてなど、みんなで考えて意見をシェアしました。

 僕は今まで、人生の目的について考えたことがありませんでした。でも、神様が一人一人を創造してくださったから、他の人もそうだし、僕の人生も、意味をもって創ってくださったのだと思います。だからこれからは、人生の目的が何か考えながら生きていきたいと思いました。

 特に、自分と神様、他の人、自然との関係についての分かち合いでは、友だちの意見がとても印象的でした。自分と自然の関係が、自分から自然に対する一方的な関係になってしまっていて、たくさん収穫したいからといって農薬や化学肥料を使うと、自然に優しくなくなってしまいます。自然に優しい農業をすることが大切だし、これは、神様との関係、他の人との関係でも同じことだと思いました。


命への感謝を忘れずに美味しくいただきました


 神様からの愛についての分かち合いもしました。僕たちには、常に神様からの愛が注がれていますが、うまくいかなくて、「本当に愛されているのか?」などと感じることもあります。でもそれもすべてが神様のご計画のうちだから、自分では悪いと思っても、神様には計画があり愛されているのだと信じ、神様を信頼して生きていこうと思いました。

 このキャンプには、知り合いが一人もいない中で参加しましたが、キャンプ終盤には全員がかけがえのない友だちになっていました。最後の夜のキャンプファイヤーでは、別れる意識も出てきて泣きそうでした。みんなとアジア学院で過ごせた1週間は本当に幸せでした。

 いつも僕たちを助けてくださり、このキャンプを運営してくださったJELAのスタッフの皆さん、アジア学院の皆さん、本当にありがとうございました。

 神様がこのキャンプに導いてくださったことに感謝しています。


※フードライフワーク=アジア学院で用いられている「食べものといのちとは切り離すことができず、 互いにとって必要不可欠である」という意味をもつ言葉。これを実践する農作業等のことも指す。


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2023/09/16

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート⑥(久保田 陽万さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

天候にも恵まれたキャンプになりました

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、久保田 陽万さんのレポートです。

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「頭も体も心もフルに動かした1週間」 久保田 陽万

 

 ぼくは、初めてこのワークキャンプに参加しました。英語で話さなきゃいけないと心配していたので、最初の方は緊張して、うまく話せなかったけど、後半は、緊張もほぐれ、ジェスチャーを交えながら、なんとか話が伝わりました。気楽に話せて、とても安心して参加できました。いざという時は、JELAのスタッフに頼りました。


熱心に説明を聞いて作業に取り組みました


毎日の農業体験では、ブルーベリー狩りとヤギの世話、野菜の収穫をしました。自分で取ったブルーベリーは、少しジャリジャリしてたけど、ちょっと甘くて、美味しかったです。ヤギの世話は、僕らは4人で、2頭と、4頭に分けて、ヤギの小屋から山の方の電気柵で囲んである場所まで移動させる作業をしました。ヤギは、途中、草を食べたり、喧嘩したりして、なかなか進みませんでした。そんなヤギの行動が面白かったです。野菜の収穫では、キュウリが高い位置にあり、茎の部分を切ることができず、本体も切ってしまいました。やってしまったという気持ちでした。変な形をしたキュウリもありました。又、トマトの収穫の際、どれぐらい熟れているか、どれを取っていいかのか、わかりませんでした。どちらの作業も簡単だと思っていたけど、知らない事、わからない事、大変な事が沢山あって難しかったです。これについては、近くのARIの人に聞けばよかったのですが、緊張して聞けませんでした。


朝は5時45分に起きて、7時から草むしりと土盛り、6、7日目は、ヤギの世話をしました。早朝からの作業なので眠気がしてなかなか頭が冴えません。でも、作業をしていると頭が冴えてくるんです。このフードライフワーク*の後は、食堂での朝食で、いろんな国の料理が出てきました。印象に残った料理は、カレーで、本場の味がしました。また、4日目の森林ノ牧場散策では、パスタを食べました。美味しかったです。


昼食の後は、バイブルスタディがあります。聖書の創世記3節でアダムとエバが知恵の実を蛇に騙され食べても、神は、楽園から追放する際皮の衣をきせた。それ以外は、特に何もしなかった。この学習で学んだ事は、神は、人が罪を犯しても決して見放さないということです。神は、優しいんだな。と思いました。意見交換の際、思ったことは、1つのことに対しても、様々な意見があることです。色んな意見を聞けて、面白かったです。


旬のトマトが収穫時期でたくさん収穫できました


バイブルスタディの後は、夕食で、2日目は、カレーを自分たちで作り、4日目では、BBQをしました。BBQの時、僕は、焼き飯を作りました。みんな高評価でとても嬉しかったです。その後のデボーションでは、その日あったことの、意見交換をしたり、感想を述べたりしました。その他には、聖書を英訳したりしました。難しかったです。


このワークキャンプを通して思ったことは、命は循環していることです。食べた後の骨などは、肥料となって土に還り、そこに、植物がはえて、それが、餌となりそれを食べた動物が、食卓に並ぶからです。これを知って、感謝して食べようと思いました。

最後にアジア学院の皆様、JELAの皆様、玉名教会の皆様、ワークキャンプに行く機会を頂き、ありがとうございました。

※フードライフワーク=アジア学院で用いられている「食べものといのちとは切り離すことができず、 互いにとって必要不可欠である」という意味をもつ言葉。これを実践する農作業等のことも指す。


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2023/09/15

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート⑤(久保 李子さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

毎朝早くから畑に繰り出して頑張りました

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、久保 李子さんのレポートです。

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「神様の愛と出会いの恵み」 久保 李子

 

 今回のキャンプのテーマは『Irreplaceable:かけがえのない』でしたが、今回のキャンプで私は、とてもかけがえのない2つのことに気づきました。


とても暑く日のワークでも素敵な笑顔で


 1つ目のかけがえのないものは、『神様の愛』です。キャンプのBible study などで神様の愛について話し合い「私達が普段の生活でこれは神様の愛だなと感じたことはなんですか?」と聞かれ、私は「家族」と答えました。私の親は過保護で親バカです。これは親の愛ですが、こんなに私を愛して大切にしてくれる親に出会わせてくれたのは神様の愛だと私は思ったのです。また私達が毎日楽しく幸せに過ごせているのも神様の大きな愛のおかげだなと思いました。イエス・キリストは私達の罪のかわりに十字架にかかって亡くなりました。もし私がイエス・キリストだったら、誰なのかもわからない人たちのために死にたくはないなと思いました。ですがイエス・キリストは私達のために生まれ、私達の罪の代わりに十字架にかかって亡くなりました。私は普段、そのような神様の愛にあまり気づく事ができず、親から「これも神様の愛だね」と言われてはじめて気づくことがよくあります。しかし今回このJELAのキャンプで神様の愛について話し合い、学んだことで、身の回りにある神様の愛に少しだけ気づけるようになりました。例えば今回のこのキャンプで、みんなが元気に一週間を過ごせたこと、これも神様の愛なのだと気付かされました。



丁寧な作業のおかげで綺麗な再生紙ができました


 2つ目のかけがえのないものは、『色々な人との出会い』です。私はこのキャンプに行く前は、一週間も親と離れた生活はできるかな?アジア学院の方たちと英語で喋れるかな?一週間って長いなと思っていました。ですが実際行ってみると一週間はあっという間で、最終日はみんなとお別れするのが寂しくて泣いてしまいました。アジア学院の人とは朝のフードライフワーク*、食事の時や午前の作業などを通して仲良くなりました。少しだけ英語で話をすることができて、私の下手な英語でも気持ちを伝えることができるんだなあと思い、少し不思議な気がしました。JELAのみんな、アジア学院の学生の方もボランティアの方もみんな優しくて、すぐに仲良くなれました。6日目のキャンプファイヤーで、JELAのメンバー5人で「アナと雪の女王」を歌った翌日に、クレアさん、セーさん、マリーさん(アジア学院の留学生ら)が「歌声素敵だったよ、きれいだったよ」と言ってくれました。すごく嬉しかったです!いつの間にか、JELA のみんなが私にとって家族のようなかけがえのない存在になっていました。個性豊かで、面白くて、優しくて、可愛くて、かっこいい!そんなみんなが私は大好きです!!そんなみんなに会わせてくれた神様の愛に感謝しています。


※フードライフワーク=アジア学院で用いられている「食べものといのちとは切り離すことができず、 互いにとって必要不可欠である」という意味をもつ言葉。これを実践する農作業等のことも指す。


◇◆


JELAはワークキャンプをはじめ、人や社会に仕えていく次世代の育成を目的とした「奉仕者育成事業」を今後も運営して参ります。JELAのミッションや事業にご賛同いただける方は、ぜひ「JELAサポーター」としてJELAをお支えくださると嬉しいです!


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2023/09/14

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート④(木原 萌さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

同年代の仲間とその日の振り返りや思いを分かち合う時間

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、木原 萌さんのレポートです。

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「思い切って飛び込んだワークキャンプ」 木原 萌

 

 始めにどうしても伝えたいのは、今回このキャンプに参加して良かったということです。実は去年の時点でこのキャンプの存在は知っていました。しかし決断が遅く応募締め切りに間に合いませんでした。その時点ではほんの少し後悔するくらいで終わっていましたが、今の私からすると本当にもったいない事をしたと思う程悔しいです。ただ、今年もワークキャンプに行く事は最後の最後まで悩んでいました。その理由はアジア学院に行って学んだことにも繋がります。


 私がアジア学院で感じ、学んだことを厳選すると二つありますが、まずは行くのを渋った理由に繋がる方を書こうと思います。一つ目は、英語を話すハードルは予想以上に低いということです。このキャンプで英語漬けの毎日を送るのか、と英語が苦手な私にとっては、申し込みチラシの文面を見た時点でついていけるか不安でいっぱいでした。しかし蓋を開けてみると心配していた程ではないことにすぐ気がつきました。なぜならアジア学院では私たち以外の団体が続々と訪れるため、学生の皆さんが非常にフランクな対応をしてくれるからです。一度食事をとっている際に話しかけられた時、混乱して困惑の笑みで終わらせようとしかけましたが、学生の方側がゆっくり言い直してくださったおかげでなんとかわかりました。また、学生さん達も言い淀んだりしている場面があって、完璧に話せなくても大丈夫なのだと安心しました。もちろんそれでも学生さん達の談笑を理解して一緒に笑えることは難しかったので、英語力を鍛えたいと強く思いました。


勢いよく燃える炎にも負けずみんなで夕食作り


 二つ目は、人と食べ物は深く繋がっていることです。森林ノ牧場という森林でジャージー牛を放牧している牧場に行った時、経営者さんの話を聞いたり、実際に牛達と触れ合ったりして、牛達にただの家畜としてではない愛が注がれている様を目の当たりにしました。その後にその牛達の群れにかつてはいた牛のミートソースパスタを食べ、美味しいと思う自分たちの欲望に対し悲しい気持ちになりながらも、それならば感謝していかないといけないと実感しました。更にアジア学院で、収穫したもののみが食卓に出るという普段とは違う日常を過ごすことで、人と食べ物とのつながりを深く感じられました。


 Bible Study やディボーションでは一つ一つの内容というよりかは、その場の空気感が好きでした。年齢がバラバラでありながらもそれを感じずに、答えのない話し合いで自分の考えを言葉にして、時には言葉にして初めて自分はそう思っていたのかと感じる時もありました。みんなの心で考えたことを聞けるのが楽しかったです。一つ印象的だった話があります。実際の羊の行動の話です。羊は実は自発性があり自分で歩くそうです。ですから羊飼いは羊達の前を歩いて導くのではなく、後ろから変なところに羊達が行かないように動かしているのだ、ということを聞き、キリスト教では羊=人、羊飼い=イエス様という例えが有名ですが、イエス様に対するイメージが大きく変わりました。今までは、私たちに起こることは全てイエス様の御心にあると聞いて、苦しむ事も御心なのか、私たちのことを愛してくださるはずなのに、苦しみは取り除いてくれないのかと疑問を持っていました。しかし前を先導して道に向かわせるのではなく、見守っているのだと、そして最終的には助けてくださるのだとわかり、疑問がスッキリ晴れました。


アジア学院でのオーガニック農業体験


 今回のワークキャンプの体験はあっという間で、夢の中の出来事だったのではないかと半ば本気で考える時もあるほどです。あの環境に居れたことや、それを創ってくださった多くの方々や友人達に感謝します。本当にありがとうございました。



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【関連リンク】

[速報] JELA English Bible & Workcamp 2023がスタートしました!


JELAの「ワークキャンプ」に関するニュースブログ

2023/09/13

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート③(菊地 恵那さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

仲間と囲む食卓はまさにIrreplaceable!

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、菊地 恵那さんのレポートです。

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2度目のキャンプで学んだこと」 菊地 恵那

 

アジア学院のキャンプで学んだことは、いのちと土の大切さだ。私がアジア学院に来たのは2回目だ。1回目に来たときと同じ話を聞いたはずだが、私の中での考え方が変わったように思えた。1回目に来たとき、私は友達と遊ぶことやおいしいごはんに夢中だった。しかしバイブルスタディやアジア学院で聞いたお話をしっかり受け止め、考えることができた。


スパイスの量もチーム次第!お味はいかが?


バイブルスタディで、私達は人と神との関係や人と人の関係、人と土や自然界との関係について考える機会があった。私達が生きていることは当たり前ではない。生きるためには食べることが必要だ。野菜や果物などを作るには良い土があってこそだと教わった。アジア学院では土を大切にしていることを聞き、液体肥料を使わずに鶏の糞や生ゴミを土に還していくいのちの循環によって、良い土を作っていることを知り、土の大切さに気づくことができた。また私達が食べているお肉や野菜にもいのちがある。豚のいのちが半年しかないこと、食べられるために育てられている家畜を改めて想うと、与えられているいのちを大切にしていきたいと思った。


私達は夜にデボーションをした。その日のバイブルスタディの振り返りやテーマに沿って話し合いをした。私が1番印象に残っているデボーションのテーマは「大切にしていること」だ。私が大切にしていることは友達や家族、友達とおしゃべりをすること、食べることなどだ。今までそれができるのは当たり前だと思っていた。しかし考えてみると当たり前なわけがない。喋るのには相手が必要だし、食べることも食べ物がなければ食べることはできない。人も食べ物もいのちそのものだ。いのちが育っていくためには食べ物が必要であり、食べ物を育てていくためには土が必要だ。良い土は作ろうとしなければできない。つまり当たり前のことではない。今まで当たり前だと思っていたこと11つを大切にしていこうと思った。


1人でなんと1kgものブルーベリーを収穫!


おしゃべりをすることが大好きな私は、アジア学院にいる留学生の人たちと少しでも話せるように自分から声をかけるようにしていた。しかし声をかけることはできても、相手の言っていることや周りが笑っているのになぜ笑っているのかわからない状況があり、また話したいことはたくさんあるのに英語が出てこない状況もあり、そこにもどかしさを感じていた。私の周りにいる友達は日本人で、英語を使うのは学校の授業のときくらいだ。英語の勉強はしていないというわけではない。ただ私は、普段喋ることはないし、文法や単語を覚えることが苦手であまり好きではない、というのを理由に英語を避けてきてしまった。しかし、もっと喋りたい、自分の思っていることや、やりたいことを伝えたいという思いが私の中に生まれた。外国の人で日本語が通じない、だから諦める、ではなく、言葉の壁を乗り超えてもっとたくさんの人と繋がったり、話しをしたりしたい。そのためにめんどうくさい、好きじゃないという思いを捨て、英語を勉強していこうと思った。人と話すことは楽しく、私にとって大切なことだ。アジア学院で学んだこと、今の自分にできる最大限のことをやっていこうと思う。



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JELAの「ワークキャンプ」に関するニュースブログ

2023/09/12

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート②(岡 聡次郎さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

生ゴミや食べ残しを肥料に変えるコンポストにて

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、岡 聡次郎さんのレポートです。

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「神様と共に土を耕して心を耕す」 岡 聡次朗

 

私がこのキャンプで感じた事は、すべてはつながっていて、そのつながりの中で生きているという事です。そして神様や人、命などにありがとうと言い続けたいという事です。私は今、生きています。たくさんのつながりの中で命をいただいて、命に生かされて生きています。だから、その命や神様に心の底からありがとうと言いたいです。


炎天下でも楽しく農作業


アジア学院では、農作業の事をフードライフワーク*と呼んでいます。この名の通り、食べ物と、命と、働くという事はつながっています。そしてこの言葉を聞く事で命をいただいて生きている。だから大切にしようと思えます。キャンプでは朝から土を触って働きました。高校でもしていますが、新鮮な感覚でした。色々な国の人と同じ土の上で野菜を収穫して喜んで英語で話す。この事がとても幸せで心が穏やかになりました。私は英語が得意な訳ではないし、上手に話せません。でも、それが大切な訳ではない事を出会った人が教えてくれました。大切なのは、話したいという思いや、溢れてくる感情だと思いました。だからもっと色々な人と思いを伝え合うために英語を話せるようになりたいと思います。普段はあまり気付かなかったけれど、思いを伝え合う事がとても楽しかったです。僕の目標、夢は色々な国の人と英語で農業について、自然について思いを伝え合えるようになる事です。


バイブルスタディや夜のディボーションでは、聖書を読んで自分を見つめる事をしました。そして仲間とその思いを分かち合いました。そこでは創世記を中心に学んで、神様が創造してくださった草やトマトなどにはどのような役割や意味があるのか考えました。全てが良しとされたから意味があります。なかなか僕が生きていく中で身近だけど考えた事がなかったので面白かったです。一番僕が心に残っている問いは、あなたの命の意味は何かという問いです。はっきりとはわからないけれど、僕は神様のために働き、周りの人と喜び合って生きて体を使いたいです。ありがとうという想いを伝えるために。そして神様からの愛や恵みの雨をしっかりと受けとって喜びたいです。「僕はなぜ生まれたのですか?僕の命はどう用いられるのですか?」と神様に祈り求めたいです。僕は時々こうなったらどうしようと思う時があります。悩んでいる時などはなぜこのような事が起きるのだろうと思う時があります。でもその事も神様は良くしてくださって恵みにしてくださる神様に身を委ねたいです。安心したいです。


森林ノ牧場にて、放牧飼育されているジャージー牛と


土は何かを育てる時にとても大切です。あらゆる出来事や言葉が僕の土となっています。そして人の優しい言葉や神様の愛で土が良いものに耕されていきます。そして蒔いてくださった多くの種が色々なもので愛で育まれてゆきます。そして花が咲くように祈っています。僕は自分の中にある、あたたかい土、優しさ、愛を周りに配れる人になりたいです。土を投げつけるのではなく、優しくその輪を広げられるようになりたいです。花が咲いたら種が落ちます。そしてまた配る。そのつながりの中で生きてゆきたいです。「土を耕して心を耕す」このようになりたいです。僕がこのキャンプに行く時に背中を押してくださった人にありがとう。僕の体になってくれた多くの命にありがとう。すべてを導いてくださった神様、ありがとう。僕は命をいただいて命として生きていきます。そして周りの人と命と神様と共に生きていきます。すべてにありがとう。


※フードライフワーク=アジア学院で用いられている「食べものといのちとは切り離すことができず、 互いにとって必要不可欠である」という意味をもつ言葉。これを実践する農作業等のことも指す。

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【一日神学校】4年ぶりの開催にJELAもミニショップを出店予定!

9月23日(土)4年ぶりに「一日神学校」(日本ルーテル神学校ルーテル学院大学主催)が開催されます。
JELAもミニショップを出店し、2024年度インド・ワークキャンプPRやグッズ販売などを行う予定です!!

「一日神学校」は、ルーテル学院の神学校や大学の講師らによる講義を一般の人が聞くことができるイベントですが、講義後の昼休みには、ルーテル教会や関連団体がミニショップを出店し、グッズ・食品の販売や、自団体の活動の宣伝をします。

JELAも毎年出店しており、今回は、来年2月に開催予定のインド・ワークキャンプのお知らせやJELAの事業活動紹介をします。また、恒例のワークキャンプ関連グッズの販売は勿論、今年は、目玉チャリティグッズとして、手作りのキルトもご用意しています!




これらのキルト全てが、1978年から日本で30年間近く福音ルーテルの宣教師としてご奉仕されたNancy Bekedamの作品で、JELAの活動支援のためにご寄付されたものです。和の生地も取り入れ、色彩豊かなデザインやかわいい模様がお楽しみいただけて、購入した商品の売上は全てJELAの世界の子ども支援事業活動のために用いられます。

皆さまのご来場をお待ちしております!

 

<2024インド・ワークキャンプ、参加者募集中!>
来年の2月11~22日に開催するインド・ワークキャンプの参加者を募集しています。
キャンプの内容は、現地の団体の活動支援として、義足作り補助、施設に通う児童とのふれあいなど。参加できるのは18歳以上(高校生要相談)で健康に自信のある方、参加費は22万円です。 

詳細・申し込み方法は、こちらのブログ記事をご覧ください
【募集開始!】JELA インド・ワークキャンプ 2024




【関連リンク】
JELA-workcamp
JELAのワークキャンプに関するFacebookページ)
2019年インド・ワークキャンプ参加者レポート等関連記事(JELAニュース36号)
JELA公式ウェブサイト