2023/09/16

【English Bible & Workcamp 2023】参加者感想レポート⑥(久保田 陽万さん)

JELAは7月30日から8月5日にかけて、中高生を対象にしたワークキャンプ「English Bible & Workcamp 2023」を開催いたしました!

天候にも恵まれたキャンプになりました

今年のキャンプテーマは「Irreplaceable(かけがえのない)」全国から集った中高生と共に、栃木県の那須塩原市にあるキリスト教主義の農村指導者養成専門学校「アジア学院(略称:ARI)」を会場に、農作業や留学生との交流、職員の方のお話、そしてバイブルスタディやディボーションを通して、「かけがえのない」食と命と平和そして聖書の神様との関係について学びました。

特に創世記を取り上げて、日本語と英語のバイリンガルで行ったバイブルスタディでは、チャプレンのデイビット・ネルソン氏(日本ルーテル神学校4年)と、ジョナサン・マッカーリー氏(アジア学院チャプレン)がリードをし、アジア学院(ARI)での体験や学びを聖書の文脈で捉え直す機会を持ちました。

これらのプログラムをもとに、今回の参加者全員から感想レポートが提出されましたので、ご紹介したします!!

 今回は、久保田 陽万さんのレポートです。

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「頭も体も心もフルに動かした1週間」 久保田 陽万

 

 ぼくは、初めてこのワークキャンプに参加しました。英語で話さなきゃいけないと心配していたので、最初の方は緊張して、うまく話せなかったけど、後半は、緊張もほぐれ、ジェスチャーを交えながら、なんとか話が伝わりました。気楽に話せて、とても安心して参加できました。いざという時は、JELAのスタッフに頼りました。


熱心に説明を聞いて作業に取り組みました


毎日の農業体験では、ブルーベリー狩りとヤギの世話、野菜の収穫をしました。自分で取ったブルーベリーは、少しジャリジャリしてたけど、ちょっと甘くて、美味しかったです。ヤギの世話は、僕らは4人で、2頭と、4頭に分けて、ヤギの小屋から山の方の電気柵で囲んである場所まで移動させる作業をしました。ヤギは、途中、草を食べたり、喧嘩したりして、なかなか進みませんでした。そんなヤギの行動が面白かったです。野菜の収穫では、キュウリが高い位置にあり、茎の部分を切ることができず、本体も切ってしまいました。やってしまったという気持ちでした。変な形をしたキュウリもありました。又、トマトの収穫の際、どれぐらい熟れているか、どれを取っていいかのか、わかりませんでした。どちらの作業も簡単だと思っていたけど、知らない事、わからない事、大変な事が沢山あって難しかったです。これについては、近くのARIの人に聞けばよかったのですが、緊張して聞けませんでした。


朝は5時45分に起きて、7時から草むしりと土盛り、6、7日目は、ヤギの世話をしました。早朝からの作業なので眠気がしてなかなか頭が冴えません。でも、作業をしていると頭が冴えてくるんです。このフードライフワーク*の後は、食堂での朝食で、いろんな国の料理が出てきました。印象に残った料理は、カレーで、本場の味がしました。また、4日目の森林ノ牧場散策では、パスタを食べました。美味しかったです。


昼食の後は、バイブルスタディがあります。聖書の創世記3節でアダムとエバが知恵の実を蛇に騙され食べても、神は、楽園から追放する際皮の衣をきせた。それ以外は、特に何もしなかった。この学習で学んだ事は、神は、人が罪を犯しても決して見放さないということです。神は、優しいんだな。と思いました。意見交換の際、思ったことは、1つのことに対しても、様々な意見があることです。色んな意見を聞けて、面白かったです。


旬のトマトが収穫時期でたくさん収穫できました


バイブルスタディの後は、夕食で、2日目は、カレーを自分たちで作り、4日目では、BBQをしました。BBQの時、僕は、焼き飯を作りました。みんな高評価でとても嬉しかったです。その後のデボーションでは、その日あったことの、意見交換をしたり、感想を述べたりしました。その他には、聖書を英訳したりしました。難しかったです。


このワークキャンプを通して思ったことは、命は循環していることです。食べた後の骨などは、肥料となって土に還り、そこに、植物がはえて、それが、餌となりそれを食べた動物が、食卓に並ぶからです。これを知って、感謝して食べようと思いました。

最後にアジア学院の皆様、JELAの皆様、玉名教会の皆様、ワークキャンプに行く機会を頂き、ありがとうございました。

※フードライフワーク=アジア学院で用いられている「食べものといのちとは切り離すことができず、 互いにとって必要不可欠である」という意味をもつ言葉。これを実践する農作業等のことも指す。


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