2015/06/30

【世界の子ども支援チャリティコンサート】松本でのおもてなし

6月28(日)の会場は、今回のコンサートツアー10か所目となる日本福音ルーテル松本教会

 毎年のように会場を提供してくださる松本教会のスタッフと教会員の方々の温かいおもてなしを受けながら、上野さん新井さんものびやかに演奏ができ、60人の聴衆を魅了しました。











第12回世界の子ども支援チャリティコンサートもいよいよ7月5日日本福音ルーテル神戸東教会にて最後の公演となります。是非ご来場ください!

【JELAのチャリティ音源情報】
上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


【関連リンク】
チャリティコンサート関連記事(ブログ)
JELAのホームページ



【世界の子ども支援チャリティコンサート】刈谷に響き渡るフルートとギター



6月27日に日本福音ルーテル刈谷教会上野由恵さん(フルート)新井伴典さん(ギター)による世界の子ども支援チャリティコンサートを行いました。
満席の会場

 実は、2年前にも会場になっていただきました。教会に到着するなり新井さんが「確か、ここは音響が良い教会でしたね」と言ったとおり、お二人の演奏は礼拝堂をきれいに響き渡りました。そして、アンコールの拍手も大きく鳴り響きました。



【JELAのチャリティ音源情報】
上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


【関連リンク】
チャリティコンサート関連記事(ブログ)
JELAのホームページ

2015/06/29

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】関西学院大学でのプレゼンテーション

6月中旬にキャロル・サックが関西学院大学の法学部と商学部の学生に、リラ・プレカリアに関連した特別講義を行いました。関学の学生を対象に実施するのは去年に続いて2回目です。

当日、通訳と演奏で同行したリラ・プレカリア研修講座4期修了生の大石千絵さんがその時の模様を以下のように報告してくださいました。

◇◆◇

“Mastery for Service”=「奉仕のための練達」をスクールモットーとする関西学院大学では、すべての学生が必修科目としてキリスト教を学んでいます。今回は、商学部と法学部の授業でキャロル・サック先生がリラ・プレカリアを紹介するプレゼンテーションを行いました。
関西学院大学(Google地図より)

階段教室いっぱいの学生は、最初は少し落ち着きがない様子でしたが、話が進むにつれ集中していき、実際に「ハープと歌による祈り」を始める頃には静寂が訪れていました。

講義終了後、回収されたアンケートを読む機会を与えられました。学生たちがリラ・プレカリアの働きを深く受け止めていることは驚きであり、喜びでした。学生が記した言葉のうち、特に印象に残ったものが4つあります。

まず、ほとんどの学生が「音楽の力」を感じていました。「癒された」「自然に涙が出た」「優しい気持ちになった」「どんな歌詞かもわからないが落ち着いた気分になった」「自分が楽しいから音楽をやっていたが、音楽には人を安らかにする働きがあるのを認識した。人に幸せになってもらえる音楽を作りたい」など、音楽に触れた心の様子を表現していました。

次に、多くの学生が「患者さんの息に合わせる。患者さんがコンダクター(指揮者)」という言葉を挙げていました。若い感性は、リラ・プレカリアの本質を鋭く正確に捉えていました。

また、「ベネディクト会の修道士たちは人間の最後の息を、『死』と呼ぶ代わりに『transitus=移行』という言葉を使った」という言葉も記されていました。若く健康に見える学生たちですが、アンケートには「どう生きるべきか」を問い、悩みを打ち明けるものもありました。迷える青年期にあるからこそ、「死は永遠の終わりではなく、移行である」という言葉が胸に迫ったのかもしれません。「よく生きることはよく死ぬこと」という言葉の意味を若者から教えられました。

4つめによく取り上げられていたのは、「神の宿」の創設者ニコラ・ロランの言葉でした。「その国の良さを図る唯一の尺度は、最も貧しい人が終末期にどのようなケアを受けるかである」。商学部、法学部で学ぶ学生たち。GNPなど数字に接することも多い環境の中、想像の域を超えてこの言葉が飛び込んできたようです。

「孤独死」という社会問題に目を向けるもの、修道院の役割や昔の人々の取り組みの意識の高さに注目するものもありました。「この働きを広めたい」「自分も社会のために役に立ちたい」という言葉もあり、大きな希望を見ました。将来社会に船出していく若者が、感性を育てるこの時期に、リラ・プレカリアと出会った意味は大きい。そう感じた時間でした。

今回の経験を通して、リラ・プレカリアの精神は、ベッドサイドで育まれながら、しかしもっと広く世に必要とされていることを感じずにはおれません。それは、この働きの目的が、「目の前にいるお一人お一人に『あなたはそのままで価値のある大切な存在』だと伝えること」だからでしょう。今、この世に生きるすべての人にとって、必要とされる祈りの形だという思いを強くされた経験でした。機会をお与えいただき、ありがとうございました。

◆◇◆

【国際青年交流奨学金】アジア学院支援者のための集い「ランチ in Tokyo」に参加

研修生にJELAが奨学金を毎年提供している学校法人アジア学院による「アジア学院ランチ in Tokyo~感謝の集い~」が、6月23日に、東京・港区の聖アンデレ教会にて開かれ、JELAから中川浩之理事長と下川正人職員が出席しました。

この催しは、栃木県にあるアジア学院までなかなか足を運ぶことのできない首都圏在住の支援者に、都内の会場で昼食を囲みながら学生と交流してもらおうと、アジア学院が昨年から始めたものです。当日は、アジア学院の全学生(30人)や多くの職員、そして数十名の支援者らが集い、大変賑やかなイベントとなりました。

ランチでは、アジア学院で研修生によって育てられた食材を使って、研修生たちが自国の美味な郷土料理を振る舞いました。食事の間は、研修生たちとその支援者がそれぞれ会話に花を咲かせ、充実した時間でした。
(左から)メアリーさん、JELA中川理事長
JELAは今年度、ミャンマー人のメアリーさんという方に奨学金支援をしています。彼女はインドにあるルター派の神学校で神学修士号を取得した牧師ですが、今年4月からアジア学院にて有機農業や農村開発を学び、ご自身の出身地であるミャンマー・チン州の農民たちの生活向上に貢献したい、とのことです。「自分のコミュニティの力になりたい」という情熱にあふれた方で、「JELAの支援によってアジア学院での研修が可能になり、自分や自分のコミュニティの助けとなります」との感謝の言葉を頂いています。

輪になって歌い踊る学生たち
また最近、アジア学院での研修が卒業生に及ぼす影響を、外部機関が調査した結果をまとめた冊子が出版され、それについてアジア学院の荒川朋子校長から紹介・説明がなされました。アジア学院の働きについて、外部による評価がなされるのは初めてとのことで、非常に画期的な調査で、結果の内容もアジア学院の教育の有意義さを示すものとなっています。冊子のPDF版(英語・日本語)はこちらからダウンロードすることができます。

会の最後には、研修生たちにが楽しい音楽と踊りを披露し、大変華やかな締めくくりでした。

2015/06/26

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】東北大学病院ホスピスでの奉仕

2012年3月にリラ・プレカリア研修講座を卒業された横山恭子さんは、地元仙台の仮設住宅などでパストラル・ハープの奉仕をなさっていますが、このたび、東北大学病院のホスピスでも奉仕の機会が与えられたと連絡をくださいました。以下、横山さんからのメールです。

◇◆◇

私の在籍する仙台聖書バプテスト教会のメンバーの一人、Sさんが東北大学病院の内科の看護師長をしておられて、私が3年前にリラ・プレカリアの2年間の講座を修了した時すぐに同病院のホスピスに紹介してくださいました。残念ながらその時は奉仕は実現しなかったのですが、その後ホスピス担当の看護師長と医師がお変わりになった折に改めて、Sさんがお二人にパストラル・ハープの話をしてくださいました。今度は興味を持たれたようで、面談することができました。

東北大学病院(Google地図より)
お二人は目を閉じて10分ぐらい私のハープ演奏を聴いてから、これは患者さんに大変良いものだと思うので、ぜひ定期的に来てほしい、と言われました。看護師長さんは「なぜかわからないけど、涙が出ました。とても安心感がありました」とおっしゃり、ドクターも「お母さんの胸に抱かれているような、安心感を得ました。ずーっと昔に聞いたような、とても懐かしい気持ちになりました。安らぎました」と言ってくださいました。ご自分でもクラッシックギターを演奏されるのでリラ・プレカリアの音楽についていろいろ質問され、びっくりしました。そして、病院のスタッフも疲れているので、私たちのためにもお願いしますとも言われました。

実は2年前に私の教会の牧師の依頼で、Mさんというご友人の牧師を東北大学病院ホスピスにお見舞いし、パストラル・ハープの奉仕をしたことがありました。Mさんは脳腫瘍の末期でした。その訪問の後でMさんの奥様が、私にクリスマスコンサートでハープを弾いてもらいたいと病院に頼んでくださり、その年のホスピスのクリスマスコンサートにも私は教会のメンバーと一緒に、パストラル・ハープの奉仕と賛美をさせていただきました。今回面談した看護師長と医師は、私と話をしているうちにその時のことを思い出され、いろいろなことが繋がってきて、「ホスピスと横山さんは縁があったのですね。ぜひ来てほしいです」とおっしゃったのです。嬉しい驚きです。

ほどなくして、ぜひパストラル・ハープを聴かせてほしい患者さんがいますので、お願いできますか、とおっしゃってくださり、もう食事がとれなくなった女性のお部屋を訪問することになりました。演奏後に患者さんは細くなった手を伸ばして私の手を握り、何度も「ありがとう、ありがとう」と涙を浮かべながら言ってくださいました。私はイエス様に「ありがとう」と言われている気がして涙をこらえるのが大変でした。この時、後ろでドクターがずっと同席してくださいました。東北大学病院ホスピスでパストラル・ハープの奉仕ができるチャンスが与えられたことを神様に感謝しています。

◆◇◆

【関連リンク】

2015/06/25

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】公開講座を受講された方からのお便り

リラ・プレカリアは2年間の研修講座の中身のうち、外部講師による講義を20回前後、一般に公開しています。講義のテーマは、祈り、聖書、スピリチュアルケア、死生観など、バラエティにとんだ内容です。

5月7日に実施した「詩編71編 老いて白髪になるとも」(講師:柴田千頭男<ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校名誉教授)について、参加者のお一人からお便りをいただきましたので、以下にご紹介します。

◇◆◇

JELAの皆様 
 慈しみ深い主のみ名をほめたたえます。
 広く福音を宣べ伝えるために、大きな活動を展開する貴社団のうえに、主の豊かな祝福がありますようにお祈りいたします。
 過日行われたリラ・プレカリア公開講座に出席させていただき、貴重な学びを参加者と分かち合うことができた喜びを、拙いながら、NRK『教会だより』に記しました。感謝を持って、私の感想とともに一部を送らせていただきます。
 今後とも、どうぞよろしくご指導をお願い申し上げます。ありがとうございました。
NRK鵠沼めぐみルーテル教会  田坂 仁
*僅かですが、感謝献金をさせていただきます。主のご用のためにお役立てください。
主にありて。
2015年6月21日


注1:NRKは「日本ルーテル教団」の略称。
 2:田坂さんの感想文は、『教会だより』2015年6月号8-9頁に「老いて白髪になっても」(詩編
71編18節)と題して掲載されています。

◆◇◆


2015/06/16

【宣教師支援】熊本で奉仕する短期宣教師のクラスを見学

中川浩之理事長と森川博己事務局長は5月22日にルーテル学院中学・高等学校(熊本市黒髪)を訪問し、JELAが支援する宣教師が受け持つ英語クラスの授業を見学しました。以下はその時にとった写真です。

ハナ・ジェンセン=ラインキ先生
ブレント・ウィルキンソン先生
ザック・コービン先生
ケイティ・ナルム宮本先生
























宣教師の皆さんは日本人教師といっしょにクラスを担当していましたが、単なるアシスタントではなく、むしろ授業の進行を担う役回りでした。日本に来たばかりの時の緊張した姿しか知らない目には、とてもリラックスして生徒とのやりとりを楽しんでいるようでした。

【関連リンク】

2015/06/15

【世界の子ども支援チャリティコンサート】長崎教会で初コンサート、力強い演奏

6月14日(日)に日本福音ルーテル長崎教会で、世界の子ども支援チャリティコンサートを開きました。長崎教会でチャリティコンサートを開くのは今回が初めてです。当日は天気にも恵まれ、約60人の来場者で会場は、ほぼ満席となりました。

12日からの九州3会場でのコンサート・フィナーレに相応しく、上野由恵さん(フルート)新井伴典さん(ギター)による力強い演奏に、会場は割れんばかりの拍手でこたえました。

今年のチャリティコンサートのスケジュールは、こちらをご覧ください!

【JELAのチャリティ音源情報】
上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


【関連リンク】
チャリティコンサート関連記事(ブログ)

JELAのホームページ


長崎教会の皆さんと記念撮影

【世界の子ども支援チャリティコンサート】鹿児島教会でフルート愛好家グループらと交流

6月13日(土)に日本福音ルーテル鹿児島教会で、世界の子ども支援チャリティコンサートを開きました。鹿児島教会でのチャリティコンサートは今回が初めてです。当日は梅雨空の中、87名の来場者で会場は満席となり、上野由恵さん(フルート)新井伴典さん(ギター)の演奏を聴き入っていました。

フルートの奏法を教える上野さん
コンサート後には、甲南高等学校など複数の鹿児島市内の中高生らを対象に、上野さんがワークショップを実施。

その後、鹿児島教会で定期的に練習をしているフルート愛好家グループ「素笛(すてき)」と上野さんによるアンサンブルを行いました。参加者からは、「緊張したが、上野さんと一緒に演奏できて嬉しかった」などといった喜びの声が多数寄せられました。


フルート愛好家グループ「素笛」と共演する上野さん
今年のチャリティコンサートのスケジュールは、こちらをご覧ください!

【JELAのチャリティ音源情報】
上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


【関連リンク】
チャリティコンサート関連記事(ブログ)

JELAのホームページ


【世界の子ども支援チャリティコンサート】熊本教会で開催、地域の26企業・団体が協力!

6月12日(金)に日本福音ルーテル熊本教会で、世界の子ども支援チャリティコンサートを開きました。今回は同地域の26企業・団体がコンサートに協力してくださいました。地元の協力をここまでいただいたコンサートは初めてのことです。コンサートには、124名の来場者があり満席、上野由恵さん(フルート)新井伴典さん(ギター)の演奏を楽しんでいました。
高校生を指導する上野さん

コンサート後には、音大への進学を考えている高校生らに上野さんがフルート奏法のアドバイスを行うなどワークショップ行いました。



今年のチャリティコンサートのスケジュールは、こちらをご覧ください!

満席の会場
ワークショップ後に高校生らと
 【JELAのチャリティ音源情報】
上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


【関連リンク】

チャリティコンサート関連記事(ブログ)
JELAのホームページ

2015/06/01

【世界の子ども支援チャリティコンサート】甲府教会で開催、来場者90人超

529日(金)に日本福音ルーテル甲府教会で、世界の子ども支援チャリティコンサートを開催しました。甲府教会でのチャリティコンサートは4年ぶり。当日は、教会の予想を大きく上回る91人もの来場者が訪れ、急遽礼拝堂の外に補助イスを用意しなければいけないほどの大盛況となりました。上野由恵さん(フルート)と新井伴典さん(ギター)は、ラテン系の楽曲や讃美歌を披露。迫力ある演奏に一同酔いしれました。
礼拝堂に収まらないほど大勢の方にお越しいただきました


今年のチャリティコンサートのスケジュールは、こちらをご覧ください!

【JELAのチャリティ音源情報】
上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


【関連リンク】
チャリティコンサート関連記事(ブログ)

JELAのホームページ