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2019/08/21

【米国ワークキャンプ2019】参加者レポート1(船山 李緒)

JELAは毎年夏、アメリカの青少年向けキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本から若者を派遣しています。

今年は14名の青少年が7月24日~8月6日の日程で、ホームスティをミシガン州で数日間行い、イリノイ州プリンストンでの一週間のキャンプに参加しました。


参加者の感想文を掲載します。


◇◆◇

船山李緒(東京都)

私がワークキャンプで学んだことは二つあります。
李緒さん

 一つ目は英語の授業で習っているように現地の人は話さないということです。これは教科書で習っているような聞き取りやすい英語ではなく、単語をつなげて話す、ということです。特にワークキャンプに来ている人たちはほとんどが十代なので特に話すのが早かったです。だから、仮に自分の知っている単語があったとしても、とても聞き取れなかったです。ワークキャンプでリスニング力が弱いということはかなりつらかったです。クルー(家屋修繕作業をする仲間)リーダーが今日する仕事の内容を言っているときは自分が何をすればいいか分からなくて何回も困りました。だから、ワークキャンプ中に一番思ったことは、もっと聞き取る力をつけなくては、ということです。日本に帰ってきても、リスニング力を強めたい、という気持ちを持ち続けたいと思います。

二つ目に学んだことは、アメリカの人たちは優しいということです。今まで、自分の中で、日本人=優しいというイメージがありましたが、アメリカの人たちもとっても優しいです。はじめてあった人でも、笑顔で挨拶してくれたり、スタッフはハイタッチをしてくれたりしました。目が合ったら、「ハァイ」と通りすがりの人にも言います。そういう誰に対してもフランクに笑顔で接してくれるアメリカが大好きになりました。

ワークキャンプでは、たった五日間でこんなに仲良くなれるのか、と驚くほどのベストフレンドができました。全然英語を話すことができなくて、たいした会話もできないのに仲良くなれて、とてもうれしかったです。
仲良くなったメンバーと遊ぶ李緒さん

また、ワークキャンプの醍醐味でもある夜プロ(夜のプログラム)では神様について考えたり、歌ったり、踊ったりしました。その中でも特に印象に残っているのは4日目の夜プロです。紙に自分の罪を書いてそれを水の中に入れ、【神様がその罪を赦してくれるように、紙が溶けていく様子を見】ました。そのあと、30分間お祈りをしました。自分一人になって神様と向き合う時間でした。好きな場所でお祈りしていいと言われて、ステージにある十字架の前にしゃがんでお祈りを始めた男の子がいました。その子を見て神様を信じる決心がつきました。今までも神様を信じている、と思っていましたが、その時本当に心の底から神様を信じようと思いました。30分近くもお祈りしたのは初めてでしたが、お祈りし終わったときはとてもすっきりした気分になりました。


ワークキャンプに行ったことで、私は変わることができたと思います。もっと英語を話せるようになって、また、ワークキャンプに来たいと思います。

◆◇◆









2017/12/08

クリスマスは何をする日?

NHKの「クローズアップ現代」で長年キャスターを務められた国谷裕子さんにお会いする機会がありました。帰宅後に、国谷さんの『キャスターという仕事』(岩波新書)を読み返したところ、クリスマスを扱った同番組制作時の次のエピソードに興味を引かれました。

インタビューを受けるのは脚本家の倉本聰さん。本番で流すVTRリポートを事前にスタッフとながめた直後に倉本さんはこう言い放ったそうです。

   「全然違う、俺は帰る」

スタジオにいる国谷さんとスタッフのあわてぶりが目に浮かぶようです。

イラスト:たかみねみきこ
倉本さんが言いたいのは、「クリスマスは何かをしてもらう日ではない。何かを人のためにする日だ。VTRリポートには、こうしてほしい、あれが欲しいが描かれている。まったく違う」ということらしいのです。この「事件」について国谷さんは、「倉本さんはクリスマスとは本当はどういう日かを話してくれた。私は、大事なことに気づかされた思いがした」と結んでいます。

クリスマスの朝、欲しくてたまらなかった野球のグローブや玩具を枕元に見つけて大喜びした幼い頃。プレゼントにはサンタさんからの手紙もついていました。「なんか、おかあちゃんの字みたいやなあ」(筆者は大阪育ちです)とつぶやきながらも、それ以上は追及しないという「純真な」子どもでした。

親子の愛情の分かち合い。それはそれで素晴らしいものです。しかし、倉本さんが言う「人のために」の「人」には、もう少し広い意味が込められているでしょう。国を追われた難民近くに学校がないアジア貧村の子ども震災で多くを失い子どもの学費に苦労する母子家庭……こういう人々を含む言葉ではないでしょうか。JELAはそのような人々を支援する団体です。

クリスマス。それは、家族や人々に愛を分け与えるときです。家族団欒を楽しんだあと、JELAに寄付をすることによって、今年のクリスマスをより充実したものにしませんか。

世界は皆さんお一人お一人の愛の奉仕と捧げものによって少しずつ、しかし確実に、よりよいものに変えられます。皆さんの愛の奉仕のお手伝いをJELAにさせていただけませんか。

2017年のクリスマスを前にして
JELA事務局長 森川博己


*ご送金いただける場合は以下をご覧ください。
http://www.jela.or.jp/donation/index.html

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

2017/09/14

【熊本地震被災者支援】16名の学生の学費を支援

2016年4月に発生した熊本地震の被災学生に対して、JELAは学費の支援を行っています。

2016年は高校生・大学生の合計10名の学費として、合計300万円を支援することができました。この働きにご協力くださいました皆様に改めて感謝申し上げます。 
支援対象学生に将来の夢などを質問する森川事務局長(右)

今年もなんらかの支援を行いたいと考えておりましたところ、さまざまなところからお金が集まり、昨年と同様の額300万円になりました。この中には、全国15か所で開催した春のチャリティコンサートの席上献金、ルーテル学院同窓会からの献金、ルーテル市ヶ谷教会の「LOVE」コンサートからの献金、そして、宮城県在住のお一人の方から頂戴した多額の寄付金が含まれています。

熊本の五つの学校にお声掛けしましたところ、最終的には九州学院と九州ルーテル学院の学生16名(大学生8名、高校生8名)の学費として用いていただくことになりました。

7月19~20日及び8月28日に森川博己JELA事務局長が熊本に赴き、支援対象学生及びその保護者数名と親しく面談し、お見舞いを述べつつ支援内容をご説明いたしました。皆さん大変感謝して受け取ってくださりありがたかったです。

多くの方のご支援・ご協力によって、今年もこのような支援できましたことを感謝いたします。

【関連リンク】

2016/08/23

【東日本大震災被災者支援】 福島「こどもあそびば」の報告書が届きました

福島市の団体「キッズケアパークふくしま」は、放射線を心配せずに子どもたちが伸び伸び遊べる「こどもあそびば」を市内で提供する活動を行っています。そして、毎月一回行われる「あそびば」に必要な施設を借りるための費用を、JELAは今年の4月から支援しています(以前のブログ記事はこちら)。 

7月23日に「第22回こどもあそびば」が福島県文化センターにて開催されました。以下に、その様子をご紹介いたします。報告者は、「キッズケアパークふくしま」推進委員会委員長の栗原清一郎さんです。

◇◆◇

今回はいつもの子どもヨガやベビーマッサージのインストラクターのお母さんたちの都合が悪くお休みだった。しかし6月の「こどもあそびば」の時に来てくれた福島大学の災害ボランティアセンターの学生さんたちに、親子体操などができないか相談したところ、引き受けてくれた。そしてキーボードや子ども用の曲も持ち込んで楽しい準備体操と親子体操をリードしてくれた。これが非常に喜ばれ、アンケートにも楽しかったとのコメントがあった。

文化センターは場所が広いので、三輪車も他の子にぶつからないように危なげなく自由に楽しめて、喜ぶ子が多かった。

子どもの参加は55人だったが、3歳をピークとして1歳から5歳の就学前の子たちが多く、6歳から最高9歳までの子どもは合計8人と少なかった。この遊び場は徐々に、就学前の子たちとそのお母さんたちに特に喜ばれる場になってきているようだ。

ボランティアは高校生4人と顧問の先生1人、大学生は4人、それに教会関係者7人と合計16人でいつもより少なかったが、ほとんどの方がこの「こどもあそびば」の経験者だったので、みなスムーズに楽しくはたらくことができ、また参加者たちからは喜ばれ感謝された。

アンケートは参加した37家族のうち21家族が書いてくださったが、みな「楽しかった」というところは共通している。また「スタッフが親切で安心して子供の遊ぶのを見ていることができた」「細長い風船でハートや動物を作ってくれたので子供たちが大喜びだった」「これからも続けてほしいし、常設のこのような遊び場があるとうれしい」などのコメントもあった。

風船でいろいろなものを作り子供を喜ばせたのは、高校生のボランティアである。
栗原清一郎

◆◇◆

【関連リンク】
「キッズケアパークふくしま」Facebookページ
東日本大震災関連記事(JELAニュースブログ)
JELAの東日本大震災被災者支援について(JELAウェブサイト)
日本福音ルーテル社団(JELA

2016/04/25

【東日本大震災被災者支援】福島で子どもの屋内遊び場を提供している団体を支援します

JELAは本年度から、福島市の「キッズケアパークふくしま」という団体を支援いたします。2011年の福島第一原子力発電所事故の被害を受けた福島市で、子どもたちが安心して体を動かせる屋内の遊び場を提供することを目的とした団体です。

現在は月一回、市内の会場を借りて遊具を搬入し、そこを子どもたちや保護者のために無償で開放する「こどもあそびば」という活動が軸になっています。

4月23日に19回目の「こどもあそびば」が開催され、JELA職員の下川正人が訪問しましたので、以下にレポートします。

◇◆◇

イベントの実施時間は10:00~14:30。私が到着したのは10:30頃でしたが、すでに大勢の子どもたちで賑わっていました。

会場となった福島県文化センターの展示室には、子どもが走り回れる広さのスペースがあり、参加者はボーネルンド社製の大型遊具等を使ってのびのびと遊んでいました。

ボランティアが充実していることが当事業の特徴で、地元の高校生・大学生ら数十人が、会場の準備をしたり、子どもの安全を確認しながら一緒に遊んだりと、「こどもあそびば」の円滑な運営を手伝っていました。

私も少しだけ子どもたちと遊ばせてもらいました。目一杯体を動かしてはしゃぐ子どもの姿を見ながら、「自分が幼い子どもだったら、こういう遊べるスペースがあることはとても嬉しいことだったろう」と実感し、「キッズケアパークふくしま」は本当に意義のある取り組みだと思いました。

午後は少し空いてきたので、ボランティアの方々にも話を伺うことができました。何度も参加している方も多いとのことで、それだけやり甲斐を感じていらっしゃるのだと思います。また初めての方も大変充実した時を過ごしたようでした。

ボランティアの皆さんが子どもの相手をしてくれるので、同伴された保護者の方々も自分の子どもに付きっきりでいる必要がなく、ほっと一息つくことができます。これも「こどもあそびば」の大きなメリットです。

当日は120人の参加があったとのことで、現地の需要も大きい、大切な事業だということを再認識しました。
(下川正人)

◆◇◆

JELAは今後も東日本大震災の被災地のために、必要な支援を行っていきます。

【関連リンク】
「キッズケアパークふくしま」ウェブサイト
「キッズケアパークふくしま」Facebookページ
東日本大震災関連記事(JELAニュースブログ)
JELAの東日本大震災被災者支援について(JELAウェブサイト)
日本福音ルーテル社団(JELA

2016/03/30

【リラ・プレカリア】今野七重(5期修了生)の東北奉仕だより その三

私の知人が入居している老人ホームの知人の部屋でキャロル・サック先生が奉仕してくださり、ティールームではキャロル先生と私の二人で奉仕させていただきました

今野七重さん
最後の曲、「Be still」が終わると、一人の男性が「今の曲はどんな意味ですか?」と聞かれました。「あなたの中に尊い存在がおられます。あなたはかけがえのない存在です。という意味です」と答えると、その方は涙をぽろぽろと流してご自身について語られ、『蛍の光』を歌ってくださいました。何かがその方のお心のひだにそっと触れたのでしょうか。神様は私たちには考えつかないようなタイミングと方法で働かれます。清らかな涙がまだ心に残っています。

今回の奉仕を終えて私自身に不思議な変化がありました。いつもガチガチで余裕のなかった私のハープの音色に少しだけ深みが加わった気がするのです。奉仕の時にすぐ隣で聞こえていたキャロル先生の深いハープの音色と、水面に広がっていく波紋のような柔らかな歌声が、今も私の耳に響いています。

私はひとりではないのです。先生方、先輩方、JELAの皆さん、同期生、教会の皆さん、家族、プレイヤーショールの皆さん、私たちを奉仕の場へと送り出してくださった修了式のたくさんのお客様たち……皆さんの愛と思いやりと祈りに支えられている安心感が今あります。「Be still, and know that I am God.」(「静まって、わたしこそ神であることを知れ」詩編46編10節前半。口語訳聖書から引用)と言ってくださる方が私の中心におられる。あこがれてきた「静かな自信に満ちた存在」への小さな芽が私の中に芽生えたように思えています。

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【リラ・プレカリア】今野七重(5期修了生)の東北奉仕だより その二

3月19日に災害復興住宅で行ったリラ・プレカリアの奉仕でも横山恭子さん(3期生)、そしてキャロル・サック先生とご一緒でした。

パストラル・ハープを行う今野さんら3人
仮設住宅でのたくさんのご奉仕経験がある横山さんの助言にしたがい、利用者の皆さんには足をハープに向けて放射状に寝ていただきました。頭をハープ側にするとハープの音が頭に響いて気になる、との感想が仮設住宅であったからだと聞いています。「ハープの響きを毛布のように上からかぶるような気持ちでリラックスして聞いてください」という横山さんの言葉が印象的でした。

45分ほど三人で演奏した後、みんなでお茶をいただきながら話をする「お茶っこタイム」になりました。その時に一人の女性が言ってくださいました。「心のガレキがとれました」。なんという素晴らしい言葉でしょうか! この方にとっても私たちにとっても、この言葉は神様からの大きな贈り物でした。一方、別の女性は目に涙をいっぱいためておっしゃいました。「いろんなことがあり過ぎて、一度にはねぇ……」。今なお、魂の苦しみを抱えておられる方がたくさんいることも知らされたのでした。

【関連リンク】

【リラ・プレカリア】今野七重(5期修了生)の東北奉仕だより その一

2016年3月11日。「あの日」から丸5年が経った特別な日に、3期生の横山恭子さんに付き添われ、仙台の「杜の里老人ホーム」で初めてパストラル・ハープの奉仕をさせていただきました。

東日本大震災記念礼拝で奉仕する今野さん
津波被害の後に再建されたホームには、スタッフの皆さんの明るく柔らかな表情があふれていました。

JELAでの2年間の研修で出会った皆さんを通して神様からいただいた「あなたはかけがえのない存在」というメッセージを、そのまま老人ホームの利用者様にお届けできたらと願い、すべてを神様の御手にゆだねて歌いました。

ティールームのテレビからは、私のハープが奏でるパストラル・ミュージックと重なり合うように、大震災被災者にむけた追悼のメッセージが流れていました。

2016/03/14

【東日本大震災被災者支援】仙台の災害公営住宅で3/19にリラ・プレカリア関係者が奉仕

心身の苦難にある人々にハープと歌による祈りを届けるリラ・プレカリア研修講座の修了生2名とディレクターのキャロル・サック宣教師が、3月 19日 (土曜日) 午前10時から仙台市落合地区災害公営住宅の集会場を会場に演奏を披露します。

お二人とも宮城県在住の修了生、横山恭子さんと今野七重さんは、東北を拠点にリラ・プレカリアの奉仕活動を行っています。今野さんはこの3月に修了されたばかりです。

ご興味のある方、お時間の都合のつく方は、ご参加いただければ幸いです。

【イベントの情報】
主催:落合市営住宅自治会設立準備委員会
共催:東北ヘルプ
共催:特定非営利活動法人 明るい社会づくり運動
※無料(寒いので、ひざ掛けをご持参ください。お茶やお菓子を用意あり)


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2016/03/11

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】震災から5年、3・11を憶える礼拝で奉仕

大石さん(手前)と中島さん
日本福音ルーテル教会東教区プロジェクト3・11主催の「3・11を憶える礼拝 震災から5年、これからの歩み」が東京教会を会場に行われました。

礼拝の中でリラ・プレカリア研修講座修了生の大石千絵さんと中島望さんがハープと歌による祈りを披露し、地震発生時刻の14時46分には集まった人々を黙想へと導きました。

ハープと歌に導かれ、集まった人々は震災から5年の歳月を振り返り、これからも被災地の方々に寄り添った歩みをすることを誓いました。

3・11礼拝を前に祈る関係者

【関連リンク】

2015/06/26

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】東北大学病院ホスピスでの奉仕

2012年3月にリラ・プレカリア研修講座を卒業された横山恭子さんは、地元仙台の仮設住宅などでパストラル・ハープの奉仕をなさっていますが、このたび、東北大学病院のホスピスでも奉仕の機会が与えられたと連絡をくださいました。以下、横山さんからのメールです。

◇◆◇

私の在籍する仙台聖書バプテスト教会のメンバーの一人、Sさんが東北大学病院の内科の看護師長をしておられて、私が3年前にリラ・プレカリアの2年間の講座を修了した時すぐに同病院のホスピスに紹介してくださいました。残念ながらその時は奉仕は実現しなかったのですが、その後ホスピス担当の看護師長と医師がお変わりになった折に改めて、Sさんがお二人にパストラル・ハープの話をしてくださいました。今度は興味を持たれたようで、面談することができました。

東北大学病院(Google地図より)
お二人は目を閉じて10分ぐらい私のハープ演奏を聴いてから、これは患者さんに大変良いものだと思うので、ぜひ定期的に来てほしい、と言われました。看護師長さんは「なぜかわからないけど、涙が出ました。とても安心感がありました」とおっしゃり、ドクターも「お母さんの胸に抱かれているような、安心感を得ました。ずーっと昔に聞いたような、とても懐かしい気持ちになりました。安らぎました」と言ってくださいました。ご自分でもクラッシックギターを演奏されるのでリラ・プレカリアの音楽についていろいろ質問され、びっくりしました。そして、病院のスタッフも疲れているので、私たちのためにもお願いしますとも言われました。

実は2年前に私の教会の牧師の依頼で、Mさんというご友人の牧師を東北大学病院ホスピスにお見舞いし、パストラル・ハープの奉仕をしたことがありました。Mさんは脳腫瘍の末期でした。その訪問の後でMさんの奥様が、私にクリスマスコンサートでハープを弾いてもらいたいと病院に頼んでくださり、その年のホスピスのクリスマスコンサートにも私は教会のメンバーと一緒に、パストラル・ハープの奉仕と賛美をさせていただきました。今回面談した看護師長と医師は、私と話をしているうちにその時のことを思い出され、いろいろなことが繋がってきて、「ホスピスと横山さんは縁があったのですね。ぜひ来てほしいです」とおっしゃったのです。嬉しい驚きです。

ほどなくして、ぜひパストラル・ハープを聴かせてほしい患者さんがいますので、お願いできますか、とおっしゃってくださり、もう食事がとれなくなった女性のお部屋を訪問することになりました。演奏後に患者さんは細くなった手を伸ばして私の手を握り、何度も「ありがとう、ありがとう」と涙を浮かべながら言ってくださいました。私はイエス様に「ありがとう」と言われている気がして涙をこらえるのが大変でした。この時、後ろでドクターがずっと同席してくださいました。東北大学病院ホスピスでパストラル・ハープの奉仕ができるチャンスが与えられたことを神様に感謝しています。

◆◇◆

【関連リンク】

2015/03/23

【東日本大震災被災者支援】仙台と石巻の被支援者を訪問

JELAは2011年3月11日の東日本大震災発生直後に、被災した高校生3名と大学生1名の学費や(学校往復のための)交通費などを、卒業時まで支援することを決定しました。
松野さんのご家族

当時高校3年生だった松野朱莉さんのご両親は、石巻で経営されていた割烹を津波で流されました。最近、別の場所に新たな割烹を開店なさっていることがわかり、3月17日に店を訪問しました。仙台から石巻には電車がまだ通っておらず、別の被支援者のお母様に車で現地まで往復していただきました。高速を利用して片道1時間半かかる距離でした。

JELA森川事務局長(右2人目)と松野さんのご家族
石巻のお店はきれいでゆったりした造りで、1階と2階を合わせて50名前後が食事できるスペースでしたが、松野ご夫妻によると、震災前の店の半分の規模だということです。店内の特別室で新鮮な海産物盛りだくさんの料理をいただきました。魚は石巻ではなく塩釜からの水揚げが多いとのことです。

翌18日には尚絅学院大学の卒業式が仙台でありました。大学入学時から四年間JELAが支援してきた佐藤和香さんが卒業なさるので、ご本人とご家族に会ってお祝いの言葉を述べようと列席しました。仙台サンプラザホールという大きなホールが会場でした。大学は入学式と卒業式はいつもこのホールを利用しているらしいのですが、大震災の年の入学式は、一か月遅れの5月に、大学内の教室で学科ごとに分かれて実施されたそうです。多難な船出でしたが、卒業してゆく学生たちはみんな、晴れやかな笑顔でした。
森川事務局長(左)と佐藤さん親子

佐藤さんは大学では子ども学科で幼児保育を学び、学内オーケストラのフルートパートを受け持つなど、活発に学生生活を過ごされたようです。希望していた幼稚園教諭の仕事も決まり、4月からは副担任として社会人生活第一歩を踏み出されます。

卒業式に列席されたお母様は福島県南相馬市にお住まいで、ご苦労の絶えない毎日でしょうが、お子様の門出を大変喜んでおられました。4月に発行するジェラニュースには、夢が叶った喜びを佐藤和香さんが自分の言葉で報告してくださっています。


JELAが支援に携わることができたお一人お一人が、今後の人生を力強く歩まれるようにと願っています。

JELA事務局長
森川博己

2015/03/03

【東日本大震災被災者支援】LOVEコンサート大阪に200名を超える来場者

2007年から毎年秋にルーテル市ヶ谷教会で催され、JELAのアジア子ども支援と東日本被災者支援のために、その収益を寄付していただいている「LOVEコンサート」が、このたび地方公演として2月28日(土)午後4時から日本福音ルーテル大阪教会を会場に行われました。

満席の会場
このコンサートは著名なボイストレーナー安ますみさんが指導するジャズボーカリストの方々がボランティアとして出演するもので、このたびも14名のボーカルにピアノ、キーボード、ベース、ドラムを加えて、会場いっぱいに迫力あるサウンドを響かせてくれました。

ジャズ、ポップスの名曲を堪能した200名を越えるお客様からは、来年も是非というリクエストも頂き、出演者の方々も大変喜んでいました。

大阪教会を通していただいた寄付金は、東北の被災者にハープと歌による祈りを届ける「リラ・プレカリア」(祈りのたて琴)の活動のために用いさせていただきます。

【写真ギャラリー】




安ますみさんらメンバーの皆さん
【関連リンク】
東日本大震災こころの支援 チャリティコンサートLOVE

2015/02/22

【東日本大震災被災者支援】2月28日開催の大阪ラブコンサートのプロデューサーはカリスマボイストレーナー

安ますみさん
JELAが後援する「東日本大震災こころの支援 チャリティコンサートLOVE」(於:日本福音ルーテル大阪教会)の公演が今週の2月28日に迫りました。

コンサートをプロデュースする安ますみさんは、音楽業界のカリスマボイストレーナーです。六本木のジャズレストラン「サテンドール」のホームページに6回に分けて掲載された安さんの紹介記事から、気になるエピソードを以下にまとめました。本コンサートに興味のある方、参加しようかどうか思案中の方は、参考になさってください。

◇◆◇

♪ 日本の音楽界で安さんの指導を受けている、あるいは受けたことのある歌手は、演歌・ポップス・ジャズ・クラシックとあらゆる分野にわたる。なかには驚くような大物も含まれるが、本人の了承なしに名前は出せないので、安さんの著書『おじぎ呼吸ダイエット』(2010年、朝日新聞出版)やインターネット上の本人プロフィールで公開されている指導ミュージッシャンだけをあげると、プリンセス・プリンセス辛島美登里T. M. RevolutionSalyu井上芳雄……といったところ。

♪ 高校時代、学校の先生に芸大受験を強くすすめられたが、一流の音楽家の意見も必要という母に伴われて、当時の大オペラ歌手・長門美保に会いに行ったところ、「明日から私が教える」と言われた。

♪ 高校三年生の時に偶発的にメロディが浮かんだ曲がミリオンセラーとなり(レコードになった曲名は「ケメコの歌」。作者不詳・編曲=浜口庫之助として発売された)、作曲者探しで追いかけまわされ困惑。紛糾した身辺事情は一人の音楽出版社関係者の尽力で解決した。そして、その人物から所属事務所の歌手・キャシー中島(当時)へのボイストレーニングを依頼された。安さんは当時大学一年生。以後現在に至るまで、口コミの形で多数の芸能人や音楽家を指導するかたわら、朝日カルチャーセンターその他で一般人にもボイストレーニングを行ってきた。

♪ 25歳の時に銀座「テネシー」にゲスト出演し、プロのバンドをバックにジャズボーカリストとしてデビュー。今回のプログラムでも指揮に加えて、ソロで歌を披露する場面が組まれている。

♪ 1960~70年代に一世を風靡したポップスグループ「セルジオ・メンデスとブラジル’66」がカリフォルニア公演ツアーをする際、日本人が多い土地柄から日本人を入れようということになり、当時20歳の安さんに白羽の矢が立ったが、プロ歌手になるつもりはなかったのでツアーへの参加を断念。

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ユニークな経歴ですね。上で名前のあがった井上芳雄さんは現在、ミュージカルスターとして飛ぶ鳥を落とす勢いですが、元日に放映されたウィーンフィルのニューイヤー・コンサートでは音楽評論家と一緒にゲストとしてNHKテレビに出演していました。実は、井上さんも以前はこのLOVEコンサートに毎年ボランティアで出演されていたのです。将来、井上さんレベルのスターになるかもしれない出演陣にご期待ください。

本チャリティコンサートは、2007年から毎年秋にルーテル市ヶ谷教会で催され、JELAのアジア子ども支援と東日本被災者支援のために、2014年までの8年間で200万円を超すご寄付をいただきました。今回はその珍しい地方公演というわけです。

ソロで、デュオで、グループでとバラエティ豊かに繰り広げられる歌の数々(全部英語での歌唱です)、それを楽しく味わうことが東日本大震災被災者支援につながり
ます。近畿地方の皆さん、どうかこの絶好のチャンスをお見逃しなく!

【詳細は下記URLをご覧ください】
東日本大震災こころの支援 チャリティコンサートLOVE

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA


2014/12/24

【Link-J・被災地支援】今年も気仙沼で「こどもクリスマス会」を開催

JELAのワーク・キャンプに参加した青年たちが立ち上げたボランティア活動団体「Link-J(リンク・ジェー)」が昨年に引き続き、今年も12月20日に気仙沼前浜地区のコミュニティセンター・前浜マリンセンターで「こどもクリスマス会」を開きました。この会の実現のためにJELAは、Link-J参加者の交通費・宿泊費その他を支援しています。

Link-Jの沼部真奈さんと田島千恵子さんに感想を寄せていただきましたので掲載いたします。


笑顔を見る活動を続けたい
沼部真奈

今年の3月までルーテルが行っていた「となりびと」の活動のように、青年が奉仕の輪を繋ぐ機会として昨年に引き続き、前浜マリンセンターにて子どもクリスマス会をJELAさん、そして被災地に住まわれて支援活動をしているゆるーくさんにご協力して頂いて行ってきました。昨年、参加して下さったお子様も何人もいらっしゃって私達のことを鮮明に覚えて下さっていたのが印象的でした。

Link-Jのメンバーと子ども達(前浜マリンセンター12/20)
イベント終了後、市街を見学させて頂きましたが、改めて震災による被害の大きさや、残した傷跡の深さを実感させられました。そんな中でもひたすら笑顔で前を向き、希望を持ちながら復興に力を尽くされている姿は、とても力強かったです。私達も一つひとつの物事に取り組む中で、相手に対してのホスピタリティー精神やたくさんの笑顔を見ることが出来る活動を、これからもしていきたいと考えています。


こどもたちの元気あふれるパワーを感じた
田島千恵子

12月20日、去年に続き私たちは前浜マリンセンターでこどもクリスマス会をもつことができました。今年はLink-Jが中心となり、マリンセンター側、現地のボランティアグループゆる~くさんと一緒に計画をたて、JELAに後援していただいて実現した会でした。

12月19日の夜、Link-Jメンバー七人とJELA職員一名で新幹線へ乗り込み気仙沼へと出発しました。到着した気仙沼は雪が積もっており寒く、これだけ時間の経った今も地盤沈下での水たまりや、くずれた建物など大津波の跡がありありと残っており、土木工事も多く行われていました。翌朝私たちは気仙沼から前浜マリンセンターまで、なくなった線路の代わりに走っているBRTバスを利用し移動しました。

前浜マリンセンターには小学生から赤ちゃんまで、そしてお母さん方も集まり、こどもたちを迎えてクリスマス会は私たち八人によるWinter Wonder landの合唱から始まりました。その後の自己紹介のとき、なんと去年も来てくれた子の数人が私たちメンバーの名前を覚えていてくれました! 「今日は○○はいないの!? □□!覚えてる!!」などと声をあげてくれ、私は本当に驚き、今年も来ることができよかったと心から思った瞬間でした。それから大きな紙に描いたクリスマスツリーを壁に貼り、折り紙やベルで飾り、ビンゴやカルタをし、こどもたちの元気いっぱいあふれるパワーを感じた、あっという間の時間でした。

私はこうして今年もこどもたちと明るく楽しい時間を共有できたことが感謝です。こどもたちの無事の成長を祈りつつ、Link-J世代若いみんなに、また来年も会いに行こう! と呼びかけたいと思っています。


JELAでは、Link-Jを支援しつつ、さらなる活躍を祈っています。


【参加者募集中! JELAの海外ワーク・キャンプ】
2015米国グループ・ワークキャンプ参加者募集(応募締切20154月末まで)
【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA

2014/12/02

【東日本大震災被災者支援】福島県出身の女性がJELAの支援で大学を卒業

JELAは東日本大震災被災者のうち、三名の高校生と一名の大学生について、学費その他の支援をしてきました。高校生は三人とも無事に大学に進学しました。震災当時大学一年生になる直前だった佐藤和香さん(福島県南相馬市出身)は来年3月に卒業の予定です。
最近、ご本人から以下のような嬉しいメッセージが届きました。

◇◇◇

前列中央の眼鏡の方が佐藤さん
私は尚絅学院大学総合人間科学部子ども学科にて保育士、幼稚園教諭になるための勉強をしてきました。JELAから奨学金が受けられると決まった時は感謝の気持ちが湧き上り、勉学に対する意欲が強くなりました。
無事に大学四年生を迎えることもでき、最近、仙台市内の西多賀幼稚園から就職採用内定をいただきました。四月からは幼稚園教諭として子どもたちと真剣に向き合い、楽しく遊び、少しでも子どもたちの笑顔を増やしていきたいです。
ご支援ありがとうございました。(佐藤和香)

◇◇◇

さらに詳しい報告はジェラニュースの2015年春号(4月発行)に掲載予定です。また、佐藤さんが大学に入学して勉強しだした頃のことは、ジェラニュース第28号(2012年8月発行)4ページに綴られています。当時は福島で保育士になることを目指しておられましたが、卒業が近づき、ご家族と相談された結果、仙台での勤務を選ばれたようです。いずれにしろ、保育士への夢がかなったことをJELAは嬉しく思います。佐藤さんとご家族の皆様の将来が実り豊かなものでありますように。

左から2番目が佐藤さん=ゼミでの一コマ
【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

2014/11/20

2015年「LOVEコンサート」大阪公演をJELAが後援

ルーテル市ヶ谷教会主催で毎年行われ、その収益をJELAへ寄付してくださってい「LOVEチャリティコンサート」が、このたび大阪でも開催されることになり、この公演をJELAが後援いたします。

ジャズボーカリストであり、同時に日本屈指のボイストレーナーとして著名な安ますみさんがプロデュースするジャズ・ポップスの演奏会で、ベテランジャズプ レーヤーをバックにプロ、アマ14人のボーカルが数々の曲を楽しく聴かせてくれます。

そしてこのコンサートの収益はJELAを通して、東北大震災の被災者 の方々の心の支援活動に用いられます。

2015年2月28日(土)午後3時30分開場 午後4時開演
会場:日本福音ルーテル大阪教会 
大阪市中央区谷町3-1-6
地下鉄谷町線「谷間4丁目」下車 1b出口より徒歩1分

入場料 2000円 中学生以下 1000円
チケット申し込み・お問い合わせは love@jelc-ichigaya.org
※メールにて、お名前、連絡先(お電話番号)、チケットの枚数をお送りください。

出演者プロフィール、地図等 詳しくは http://urx.nu/dsHh

主催 LOVEコンサート実行委員会
後援 日本福音ルーテル社団(JELA)  Tel.03-3447-1521

2014/05/27

【東日本大震災】リラ・プレカリアの被災者支援

東日本大震災で被災された方々が暮らす美田園第二仮設住宅(仙台市)。ここに1年半前からリラ・プレカリアの奉仕をしている人がいます。JELAの研修講座第三期修了生の横山恭子さんです。

横山さんは毎月第4木曜日の午後に教会のメンバーらと仮設住宅の集会所を訪問し、20人ほどの方々にハープと歌による祈りを届けています。

奉仕活動を通じて横山さんは、「ハープと歌を通して神様ご自身が働いておられる」との確信を与えられているとおっしゃっています。

※横山さんご自身によるこの奉仕活動の詳しい報告を、8月発行の「JELAニュース」に掲載いたします。


■「JELAニュース」を読みたい・送って欲しいとご希望の方は、下記までご連絡ください。
【メール】 宛先:jela@jela.or.jp
・件名に「JELAニュース希望」と明記してください。
・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
・電話(携帯電話も可です)
・JELAニュースの希望部数
・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。
※電話・FAXでも受け付けいます。
電話:03-3447-1521
FAXの送信先は、03-3447-1523までお願いいたします。

なお、お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

2014/04/10

就学を支援してきた福島出身の女子高校生が卒業

サクラ・エステルさんは家族と福島に住んでいましたが、2011年の原発事故による放射線被害を逃れるため、熊本にあるルーテル学院高等学校に単身で転校しました。

ここで三年間の勉学を終え、この4月から千葉にある大学で看護師になるための勉強に励んでいます。名前からわかるように彼女は日本生まれの日本育ちです。

写真は、2014年3月1日の卒業式に福島から参加した母親のマリールイズさんと、高校でお世話になった寮母の先生方と写したものです。

マリールイズさんはルワンダ出身で、NPO法人「ルワンダの教育を考える会」を運営されており、ルワンダでの自身の生々しい体験を記した児童用図書『ルワンダに教育の種を―内戦を生きぬいた女性・マリールイズの物語』も出版されています。

サクラさんが看護師として活躍される日を楽しみにしています!

JELA後援のユースボランティア団体「Link-J」、誕生!

JELAのワークキャンプに参加した青年ボランティアたちによる国内ボランティア活動プロジェクト「Link-J(リンク・ジェー)」が3月3日に誕生しました。

JELAのキャンプに参加したOB・OGらは、これまで東日本大震災復興支援先の気仙沼市前浜のコミュニティーセンター(前浜マリンセンター)でのボランティア活動をしてきましたが、今回JELAの後援を受けて、独立した団体としてスタートします。

3月3日にJELAミッションセンター内で行われたユースの会議によって団体の立ち上げが正式に発表され、Link-Jの団体名も決まりました。Link-Jという名前の由来は、JELAの海外ワークキャンプ参加者を中心とするユースが、日本でも奉仕活動と人的交流が継続できるようにという意味が込められています。団体のキャッチコピーは「つなげよう!奉仕の輪」です。

今後の活動としては、前浜マリンセンターへの継続的なボランティア派遣、東京の山谷地区で日雇労働者の支援を行う「ほしくずの会」への援助を行う予定です。多くのキャンプ参加者にメンバーになってもらい、ルーテルの枠にとらわれない団体に育つことを願っています。

JELAでは、Link-Jを支援しつつ、さらなる活躍を祈っています。



写真:4月3日会議の様子。左から森川博己JELA事務局長、Link-Jメンバー3名:(田島千恵子、櫻井愛、高橋奏)、中川浩之JELA理事長。その他の参加者:Link-Jメンバー沼部真奈、星崎ポールJELA職員