2015/06/26

【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】東北大学病院ホスピスでの奉仕

2012年3月にリラ・プレカリア研修講座を卒業された横山恭子さんは、地元仙台の仮設住宅などでパストラル・ハープの奉仕をなさっていますが、このたび、東北大学病院のホスピスでも奉仕の機会が与えられたと連絡をくださいました。以下、横山さんからのメールです。

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私の在籍する仙台聖書バプテスト教会のメンバーの一人、Sさんが東北大学病院の内科の看護師長をしておられて、私が3年前にリラ・プレカリアの2年間の講座を修了した時すぐに同病院のホスピスに紹介してくださいました。残念ながらその時は奉仕は実現しなかったのですが、その後ホスピス担当の看護師長と医師がお変わりになった折に改めて、Sさんがお二人にパストラル・ハープの話をしてくださいました。今度は興味を持たれたようで、面談することができました。

東北大学病院(Google地図より)
お二人は目を閉じて10分ぐらい私のハープ演奏を聴いてから、これは患者さんに大変良いものだと思うので、ぜひ定期的に来てほしい、と言われました。看護師長さんは「なぜかわからないけど、涙が出ました。とても安心感がありました」とおっしゃり、ドクターも「お母さんの胸に抱かれているような、安心感を得ました。ずーっと昔に聞いたような、とても懐かしい気持ちになりました。安らぎました」と言ってくださいました。ご自分でもクラッシックギターを演奏されるのでリラ・プレカリアの音楽についていろいろ質問され、びっくりしました。そして、病院のスタッフも疲れているので、私たちのためにもお願いしますとも言われました。

実は2年前に私の教会の牧師の依頼で、Mさんというご友人の牧師を東北大学病院ホスピスにお見舞いし、パストラル・ハープの奉仕をしたことがありました。Mさんは脳腫瘍の末期でした。その訪問の後でMさんの奥様が、私にクリスマスコンサートでハープを弾いてもらいたいと病院に頼んでくださり、その年のホスピスのクリスマスコンサートにも私は教会のメンバーと一緒に、パストラル・ハープの奉仕と賛美をさせていただきました。今回面談した看護師長と医師は、私と話をしているうちにその時のことを思い出され、いろいろなことが繋がってきて、「ホスピスと横山さんは縁があったのですね。ぜひ来てほしいです」とおっしゃったのです。嬉しい驚きです。

ほどなくして、ぜひパストラル・ハープを聴かせてほしい患者さんがいますので、お願いできますか、とおっしゃってくださり、もう食事がとれなくなった女性のお部屋を訪問することになりました。演奏後に患者さんは細くなった手を伸ばして私の手を握り、何度も「ありがとう、ありがとう」と涙を浮かべながら言ってくださいました。私はイエス様に「ありがとう」と言われている気がして涙をこらえるのが大変でした。この時、後ろでドクターがずっと同席してくださいました。東北大学病院ホスピスでパストラル・ハープの奉仕ができるチャンスが与えられたことを神様に感謝しています。

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