2015/02/22

【東日本大震災被災者支援】2月28日開催の大阪ラブコンサートのプロデューサーはカリスマボイストレーナー

安ますみさん
JELAが後援する「東日本大震災こころの支援 チャリティコンサートLOVE」(於:日本福音ルーテル大阪教会)の公演が今週の2月28日に迫りました。

コンサートをプロデュースする安ますみさんは、音楽業界のカリスマボイストレーナーです。六本木のジャズレストラン「サテンドール」のホームページに6回に分けて掲載された安さんの紹介記事から、気になるエピソードを以下にまとめました。本コンサートに興味のある方、参加しようかどうか思案中の方は、参考になさってください。

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♪ 日本の音楽界で安さんの指導を受けている、あるいは受けたことのある歌手は、演歌・ポップス・ジャズ・クラシックとあらゆる分野にわたる。なかには驚くような大物も含まれるが、本人の了承なしに名前は出せないので、安さんの著書『おじぎ呼吸ダイエット』(2010年、朝日新聞出版)やインターネット上の本人プロフィールで公開されている指導ミュージッシャンだけをあげると、プリンセス・プリンセス辛島美登里T. M. RevolutionSalyu井上芳雄……といったところ。

♪ 高校時代、学校の先生に芸大受験を強くすすめられたが、一流の音楽家の意見も必要という母に伴われて、当時の大オペラ歌手・長門美保に会いに行ったところ、「明日から私が教える」と言われた。

♪ 高校三年生の時に偶発的にメロディが浮かんだ曲がミリオンセラーとなり(レコードになった曲名は「ケメコの歌」。作者不詳・編曲=浜口庫之助として発売された)、作曲者探しで追いかけまわされ困惑。紛糾した身辺事情は一人の音楽出版社関係者の尽力で解決した。そして、その人物から所属事務所の歌手・キャシー中島(当時)へのボイストレーニングを依頼された。安さんは当時大学一年生。以後現在に至るまで、口コミの形で多数の芸能人や音楽家を指導するかたわら、朝日カルチャーセンターその他で一般人にもボイストレーニングを行ってきた。

♪ 25歳の時に銀座「テネシー」にゲスト出演し、プロのバンドをバックにジャズボーカリストとしてデビュー。今回のプログラムでも指揮に加えて、ソロで歌を披露する場面が組まれている。

♪ 1960~70年代に一世を風靡したポップスグループ「セルジオ・メンデスとブラジル’66」がカリフォルニア公演ツアーをする際、日本人が多い土地柄から日本人を入れようということになり、当時20歳の安さんに白羽の矢が立ったが、プロ歌手になるつもりはなかったのでツアーへの参加を断念。

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ユニークな経歴ですね。上で名前のあがった井上芳雄さんは現在、ミュージカルスターとして飛ぶ鳥を落とす勢いですが、元日に放映されたウィーンフィルのニューイヤー・コンサートでは音楽評論家と一緒にゲストとしてNHKテレビに出演していました。実は、井上さんも以前はこのLOVEコンサートに毎年ボランティアで出演されていたのです。将来、井上さんレベルのスターになるかもしれない出演陣にご期待ください。

本チャリティコンサートは、2007年から毎年秋にルーテル市ヶ谷教会で催され、JELAのアジア子ども支援と東日本被災者支援のために、2014年までの8年間で200万円を超すご寄付をいただきました。今回はその珍しい地方公演というわけです。

ソロで、デュオで、グループでとバラエティ豊かに繰り広げられる歌の数々(全部英語での歌唱です)、それを楽しく味わうことが東日本大震災被災者支援につながり
ます。近畿地方の皆さん、どうかこの絶好のチャンスをお見逃しなく!

【詳細は下記URLをご覧ください】
東日本大震災こころの支援 チャリティコンサートLOVE

【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA