毎年JELAは、栃木県那須塩原市にあるアジア学院(ARI)で学ぶ学生を支援しています。ARIは、主に発展途上国の農村指導者の育成を行う専門学校で、現在、JELAの奨学金で、インドネシアからの留学生 クラオディウス・ブディアントさんが学んでいます。10月13・14日にはARI「収穫感謝の日」というイベントが開かれ、13日にJELAの森下博司理事長と渡辺薫職員が現地を訪問しました。
11月の帰国を控えて、クラオディウスさんは、本職である牧師として牧会に励みながら、ARIで培った農村開発の知識を用いつつ、地域に必要とされる働きをしたいと夢を語ってくれました。
JELA森下理事長(左)とクラオディウスさん |
感謝礼拝は、学生たち、学院スタッフ、来場者が一体となって、賛美歌とともに学院内の農場などを練り歩き、収穫をもたらす恵み深い神様に感謝をささげることから始まりました。これは、クラオディウスさんのアイディアで、今年初の試みだったそうです。
また、礼拝では、日本語の「いただきます」は、本来、自分の所有ではないものを受けるという、食物を与えてくれた存在に対する畏敬の念を表す言葉であることが語られました。日本のキリスト者は、日々の食卓につく時、この短い『いただきます』という6文字をも信仰のことばとして口にすることができる、という気づきを与えられる訪問となりました。