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2018/07/02

【ブラジル音楽ミニストリー報告】公立学校で生徒たちに話したこと(2)




JELAが支援するブラジルの音楽ミニストリーに関する報告「公立学校で生徒たちに話したこと(1)」のつづきを紹介します。報告者は徳弘浩隆牧師夫妻です。

(1)はこちらから読めます → http://jelanews.blogspot.com/2018/07/blog-post.html


◇◆◇

私たちのプレゼンはこんな風でした。

まず見せたのはブラジルのお味噌汁のような位置づけの「フェジョン」という豆のスープです。塩とニンニクで味がついていて、白ご飯にかけて食べたりします。その次に見せたのは日本の「ぜんざい」の写真。「この日本のフェジョン」はどんな味がすると思う? と聞くと、みんないろいろ言いますが、「見た目はそっくりだけど、日本のフェジョンは砂糖が入っていて、甘いんだ。おかずじゃなくて、デザートみたいなものなんだよ」というとみんなびっくり。「自分の先入観で他文化を見て、決めつけたらいけないんだ。それぞれ、別の言葉や歴史、文化があるから、相手のことを尊重して、謙虚に学びあわなきゃね」と話しました。
「ブラジルの味噌汁」フェジョンと「日本のフェジョン」ぜんざい

日本人が日本のことを説明してばかりでも面白くないから、ブラジル人で日本に23年もいたソニアさんにインタービューです。浴衣に着替えてきてくれました。「日本で一番びっくりしたことは何?」ときくと、「日本ではねぇ、氷の入った冷たいコーヒーが出てきて、びっくりしたのよ」と言うと、子どもたちは「えー!」とびっくり。「そして、日本人は砂糖入れずにコーヒー飲む人が多いの!」と言うと、またびっくりです。ポルトガル語で話すブラジル人のコーヒーの話は説得力があります。
徳弘牧師たちの話に聞き入る生徒と保護者たち
 

私が説明した日本の話はこうです。「日本はブラジルの23分の一しかない狭い国」。日本とブラジルはどっちが豊かな国? と聞くとみんな「にほーん」と答えますが、「日本は天然資源がほとんどないから、外国から買ってきてるんだ。だから、生きのびるために一生懸命勉強して、技術が必要だったんだ。戦争で負けてとっても貧乏になったことがあるけど、みんな一生懸命勉強して働いて、いい国にしてきたんだよ。ブラジルのほうが広いし、天然資源はたくさんあるし、移民の国でいろんな文化や考えの人がいて、それも大きな資源なんだよ。問題は、それをどう使うかだ。きちんと勉強をするかどうか、みんなにかかっているんだよ。先生は仕事や旅行でいろんな国に行ったけど、みんなも勉強して、外国語も勉強して、もっと世界を知ったほうがいい。偏見や先入観を持たないで、他文化や他言語を勉強してほしい。教会の音楽教室やパソコン教室もみんなのお手伝いをするよ」と。子どもたちや保護者の方からも質問があって、短い時間を惜しみながら今日はおしまい。
日本文化などについて語る徳弘牧師

牧師の服を着て十字架を胸にさげて、学校の前のパン屋さんでパンを買って、いろんな人とあいさつをして、「変わったアジア人」じゃなくて、少しずつ教会の働きが地域で受け入れられていることをうれしく思います。祈り、支援してくださる皆さんのおかげでもあります。非行や暴力や窃盗、麻薬の問題、またその日暮らしの貧しさの再生産ではなくて、彼らの人生に新しい道が開けることを祈りながら、日々格闘しています。

今後ともよろしくお願いいたします。

◆◇◆

【関連リンク】

2017/09/06

【ブラジル子ども支援】メロ牧師の日本研修だより(3)

ブラジル・サンパウロ教会のメロ牧師が5月下旬から大垣市に滞在し、日本語・日本文化の研修中です。この日本語レッスンの費用全額をJELAが支援しています。今回は8月の報告です。

*以下は、メロ牧師によるポルトガル語をJELA関係者が和訳したものです。
**日本研修だより(1)はこちらから  (2)はこちらから。

◇◆◇

● 元サンパウロ教会ボランティアの藤崎喬兄が来訪
8月に藤崎喬兄の訪問がありました。彼は2015年から1年間、私たちの日系サンパウロ教会でボランティアとして奉仕しました。
大垣では、ブラジルのルーテル教会のことや日系サンパウロ教会が係わるディアコニア活動について話してもらいました。良い時を共有し、ルーテル大垣教会の信徒はブラジルの状況とともにJELAの海外に向けた働きをより深く知ることができました。
藤崎兄は3日間大垣に滞在し、日曜日の礼拝にも出席しました。彼は現在、東京で超教派の青年活動に携わっています。


● 若い世代への働きかけ
大垣では月に一度、若者に向けた超教派の集会が開かれます。ルーテル教会、福音自由教会、メソジスト教会から若者が土曜日の夜に集まり、共に礼拝し、話し合い、交わりの時を楽しみます。


● 日本福音ルーテル教会(JELC)東海教区の集まり
8月19日にルーテル浜松教会を会場にJELC東海教区宗教改革500年記念伝道セミナーの第二回「福音に生きる教会(講師・江藤直純 牧師)が開かれ、私も参加しました。
教区長である斎藤幸二先生が私を紹介してくださり、ブラジルのルーテル教会の現状について少しお話しする時間もいただきました。2019年以降、JELCはブラジルに宣教師を派遣しません。従ってそれ以降のサンパウロ教会の牧会的配慮は、すべてIECLB(ブラジル・ルーテル告白
福音教会)の牧師にゆだねられることにも触れました。私はJELCの協力支援が2019年以降も行われ、日本とブラジルの教会どうし交流が継続することを期待しています。
集会は恵み豊かで、JELCの先生がたに温かく迎え入れていただいたことを喜びました。

◆◇◆




2018/12/13

【ブラジル音楽ミニストリー】日本からのお客さん

JELAが支援するブラジルの音楽ミニストリーに関する最新報告が届きました。報告者は徳弘浩隆牧師です。10月の出来事を3回に分けてご紹介します。

◇◆◇

10月11日はちょっと特別な日でした。普段騒ぐ子も、ちょっと緊張気味。おとなしくしています。「センセイよりもっと、も―っと前に日本から来た牧師さんとその家族が、またブラジルに来て、みんなに会いに来ます。ちゃんと挨拶して、Apresentação(発表会)で上手に発表できるかな?」と前から少し「脅かして」いたからです。一方で、「ねえ、日本からかっこいいお兄さんも来るの?」とちょっと別の期待をしている年頃の女の子たちも数人いましたが。

日本からのお客さんとは、元宣教師の竹田先生夫妻と、ご長男の大地牧師夫妻、元宣教師の土井先生のご夫人、そして竹田先生の教会のメンバーおひとりです。「徳弘牧師がいるうちにもう一度ブラジルを訪ねたい」と、家族で30数年ぶりの来伯でした。私たちは、朝8時にサンパウロ教会に集合して、車3台でDiadema(ジアデマ集会所)に向かいました。

この日のDiademaは子どもたちの通っている学校のお休みと重なり、午前中は集まりが良くありませんでした。それでも、Thiago君とAldo君の二人が、自己紹介をしたり、ボランティアのミリアン先生の指導で絵本の朗読をしたり、ピアノを弾いたりしてくれました。
ピアノ発表会をしてくれたAldo(左)とThiago(右)
ファヴェーラツアーに向かう一行
 スタッフとともに少し早めの昼食をとった来伯組一行の次の予定は、ファヴェーラのツアーです。小雨が降る中、出かけようとすると、午後の子たちが教会にやってきました。「日本からのお客さんが来たから、みんなの住んでいる街を紹介するんだ」というと、「僕が連れて行ってあげる」「私も行く!」と、子どもたちもついてきて楽しそうに一緒に歩きます。自分の家を指さして教えてくれる子もいました。実は、来伯組がツアーをしている間に、午後の子が集まって発表のリハーサルをするはずでしたが、大勢がツアーについてきてしまいました。

高速道路沿いの急な道を降りて、立ち退きになった家の廃墟を見て、「トウキョウ通り」という道の看板の前で記念写真。
「トウキョウ通り」で記念撮影の竹田孝一牧師(左端)と一行
 子供たちの一人のお姉さんが働いているパン屋さんなど、途中途中で子どもたちのおやつの時間のパンを買いました。長い急な階段道を上って、左に曲がると、子どもたちの学校です。学校を案内して校舎の前で、子どもたちはまたまた自慢げに記念写真。
子どもたちの学校の前にて
 
さて、Apresentação(発表会)の午後の部です。「ドレミの歌」を歌って、トーンチャイムの演奏をして、ピアノやリコーダーを弾いてくれる子もいました。
「ドレミの歌」など演奏を披露する子どもたち
そして「この中にブラジル人が一人いるんだよ。誰だと思う?ブラジル人と思う人の前に列を作って並んでください」とゲームもしました。こどもたちは、「名前を言ってみて」とか「アーメンって言ってみて」とヒントをねだって、一生懸命考えています。実は、ブラジルでうまれた竹田大地牧師はブラジル国籍もあるのです。「ブラジル人の人立ってください」というと、大地牧師の前に並んであてた子たちは大喜び。「外見や言葉遣いだけじゃ、どこの国の人かわからないでしょ。どこの国の人とも、仲良くしようね」とみんなで分かち合って、発表会は楽しく終わりました。
子どもとコミュニケーションをとる竹田大地牧師
来伯組一行とこどもたちは、簡単な英語やスマホを使っておしゃべりも弾んだようです。
冗談で、「若いかっこいいお兄さん今日はいないじゃない」と残念そうに笑いながら私のところに文句を言いに来る女の子もいました。

最後は、手をつないでお祈りして、年長のお姉さんたちが手伝ってくれて、手作りスープにパン、リンゴ、ミカンを絞ったジュースを喜んでいただきました。
(徳弘浩隆)

 
◆◇◆






2015/02/19

【ブラジル子ども支援】貧しい子どもたちへの音楽教育プロジェクトを支援

JELAは2015年度のブラジル子ども支援として、日系人を中心とする現地のサンパウロ教会(牧師=徳弘浩隆JELC派遣宣教師)が推進する、子どもたちへの音楽教育プロジェクトに必要な楽器の購入のために財的支援をしています。

なぜ、ブラジルの貧しい子どもたちに音楽教育が必要なのか、徳弘浩隆宣教師から以下にご説明していただきます。

♪♪♪

「ブラジルの貧しい地域の子どもたちに音楽を教えて、何になる? もっといろいろやることがあるんじゃない?」とお思いになるかもしれません。しかし私は、そこにブラジル社会が抱える大きな問題の解決への一つの糸口があると、確信しています。

私たち日系パロキア(サンパウロ教会とDiadema集会所の日系共同体)は、日本人や日系人への伝道や奉仕をしていますが、ブラジルは多くの可能性とともに、問題も抱えた国です。人種差別は少ないとい言われていますが、貧富の格差が激しいです。貧しい地域の人たちは、その日暮らしのため将来への展望はなく、生活改善の機運は育ちません。教育や学歴がないと就職機会も少なく、たとえ就職できても大きな給与格差が待っています。政府の手厚い補助金で生活はよくなりましたが、もらうことに慣れてしまった結果、学んだり、計画を立てたり、将来へ投資をしたり、自力で道を切り開くことが難しくなっています。自尊心も育たず、自分勝手な生き方、非行や盗み、若くして結婚出産、そしてそこに将来の希望を育てにくい世代が育ち、それを再生産している状態です。

半日しか教えない公立学校では学級崩壊状態が多く、大人でも正確な読み書きができない人が多いのです。また、公立学校では音楽教育はなされず、それはお金持ちの子どもたちが私立学校や学校外教室で受けるもので、多くの人は楽譜も読めません。ブラジル特有のリズム感と大音量の音楽やサンバで一時の幸せや達成感を味わい、それが終わるとまた、現実に戻り厳しい一年を過ごすのです。

そんな地域の子どもたちに対して教会施設できちんとした音楽教育を施すことを通して、静かに人の話を聞き他人と調和できる人間に育てたいです。音楽から得る感動や達成感は、自尊心を養う大きな助けになります。「少額でも自分で授業料を払い、自分に投資すれば、将来を変えることができる」、こういう地道な生き方を音楽を道具に教えています。

Melo牧師は音楽の専門教育を受けており、教会の一般会員やその友人の伝道のためにも音楽を教え、そこから得る授業料を貧しい地域のための活動資金にしています。それだけではなかなか前に進まず、資金的にも苦しいところでしたが、このたびJELAからご支援をいただけたので、勢いよく音楽教育プロジェクトの二年目を始めることができます。

何かを変えるのは祈りによるだけではなく、また政治や革命に頼るのでもなくて、身の回りの愛する人への忍耐強い関わりからも生まれていくことを、音楽教育プロジェクトによって実践していきたいと思います。応援やお祈りを今後ともよろしくお願いします。

貧しい地域の子供たちが、自信をもってリコーダーを吹いたり、顔を赤らめて緊張しながらも喜んで合唱する姿を、一緒に応援していきましょう。
サンパウロ教会牧師・徳弘浩隆





♪♪♪

2018/12/14

【ブラジル音楽ミニストリー】もっと幼稚園年齢からできたら

JELAが支援するブラジルの音楽ミニストリーに関する最新報告が届きました。報告者は徳弘浩隆牧師です。3回に渡ってご紹介する10月の報告その3です。

初回「日本からのお客さん」はこちらです。
2回「Diademaのしっかり者のお姉さんたち」はこちらです。
 
◇◆◇

今回、日本から訪ねて来た竹田牧師は、今、私がかつて牧師と園長として働いていたこともある大森教会の幼稚園の園長もされています。「Diademaに子どもたちがこんなに来て、変わってきているんだったら、もっと低年齢の幼稚園のころから預かって教会がずっとかかわると、子供たちの人生がもっと変わるだろうねぇ。そんなこともしたかったねぇ」とつぶやきました。「ああ、もっと時間があったら、もっと予算や、教会の設備があったらなぁ」と、二人でため息をつきました。
音楽ミニストリーの生徒たちと一緒に写真撮影(竹田牧師夫妻は左から4番と5番目)

今年10月はブラジルは大統領選挙戦の真最中で、たくさんの問題が語られていました。先日のニュース報道で、2つのことが心に残りました。

一つは、<世界銀行=ブラジルの人的資源投資レベルは世界81位=「子供への投資が国の将来作る」と警鐘>というニュースです。ブラジルの人的資源投資レベルは世界で157国中81位、経済的にはブラジルより貧しい南米近隣諸国より悪いそうです。「良好な医療環境に恵まれ、質の高い教育を受けた子供は、身体的にも知的にも、感情的にも健やかに成長できるから、就労年齢 (同調査では18歳) に達した時は、個々人が持つ生産能力を十分に発揮できる準備が整っている」と世界銀行も提言しています。教会の教室は、音楽や体操、パソコンなども教えて、少しでもこれに貢献しようとしています。基礎学力だけでなく、音楽や絵を描くことなどを通しても情操教育や協調性など「人間力」の底上げになると実感しています。
音楽ミニスリーの一環として、子どもたちに健康的なおやつやPC教育なども提供しています。

もう一つは、「ブラジルの青少年の多くは加工食品好む。肥満や慢性病の遠因に」とのニュースです。Diadema教会の教室では、子どもたちに、野菜入りスープにパン、リンゴやみかんを絞ったナチュラルジュースなどを出しています。最初は玉ねぎやニンジンをえり分けて残していた子どもたちも、今では食べるようになりました。みじん切りから少しずつ大きく切ってきた私の祈りが届いて?子どもたちも根負けして慣れたのかもしれません。ホットドッグなどではなくて、包丁を使って調理した食事をきちんと食器についで、手をつないで丸くなってお祈りしていただくおやつの時間も、大切な教育の場だと実感しています。家庭が崩壊していて、孤食や簡易食も増えています。お父さんやお母さん、兄弟と手をつないでお祈りして食事をいただく習慣もなくなっているでしょう。教会の働きが、それを補完して、素直な子どもたちを育てていけたらと願っています。

                                  (徳弘浩隆)

◆◇◆


 
【関連リンク】
JELAのブラジル支援ニュース(ブログ)
日本福音ルーテル社団(JELA)

2017/10/05

【ブラジル子ども支援】メロ牧師の日本研修だより(4)

ブラジル・サンパウロ教会のメロ牧師が5月下旬から大垣市に滞在し、日本語・日本文化の研修中です。この日本語レッスンの費用全額をJELAが支援しています。今回は9月の報告です。

*以下は、メロ牧師によるポルトガル語をJELA関係者が和訳したものです。
**日本研修だより (1)はこちらから  (2)はこちらから  (3)はこちらから


◇◆◇

● カトリック教会訪問 

外国人に向けたプログラムを展開しているカトリック大垣教会を訪問しました。ミサに参加し、ブラジル人、フィリピン人、ペルー人、ボリビア人、タイ人、韓国人に対する神父たちの働きを見守りました。

大垣カトリック教会でトニー神父と話すメロ牧師(左)

 この教会では、日本語、ポルトガル語、スペイン語、英語でのミサがあります。さらに、授業料を払うことのできない外国人のための無料の日本語教室も開いています。夜間の日本語教室と日曜日のミサにより、外国人が日本の文化を学びつつ、共に生きる場所が提供されています。

名古屋のカトリック多治見教会にも行きました。この教会では、日本語、ポルトガル語、スペイン語でミサが行われます。私は、ドミンゴス神父によるポルトガル語のミサにあずかりました。ドミンゴス神父はアルゼンチン人で、ポルトガル語とスペイン語でミサを執り行っています。名古屋の南山大学の神学の教授でもあり、日本での生活は20年になります。

● 日本と外国の若者

私たちの周りには、自分のことを受けとめてほしい、認めてほしいと思っている人たちがいます。


9月23日に私は、ラテンアメリカに興味と関心がある若者と子どもたちのための夜の集いを開き、ブラジル料理とアルゼンチン料理(米、塩味の豆、甘いタピオカ、塩味のタピオカ、他)を作りました。


写真は、ブラジル人の母親と日本人の父親を持つコウキです。彼は日本で生まれ、日本語もブラジル語も上手に話します。彼は、ルーテル教会があることを知りませんでしたが、今では大垣教会の土曜日の礼拝に参加しています。


◆◇◆







2015/03/31

【ブラジル子ども支援】日本人音楽教師を呼んで、特別プログラムを実施

JELAはブラジル子ども支援として、日系人を中心とする現地のサンパウロ教会(牧師=徳弘浩隆JELC派遣宣教師)が推進する、子どもたちへの音楽教育プロジェクト「AMILU」に必要な楽器購入のために財的支援をしています。徳弘宣教師から新たな活動報告が届きましたのでご紹介いたします。

◇◆◇

3月27日、Espirito Santo州から日本人音楽教師を呼んで、「Melo先生とあゆ子先生の集中音楽教室」を実施しました。あゆ子先生は、私が先月ポルトガル語研修で授業を受けたり、しばらく滞在してお世話になったお宅の方です。


彼女は、青年海外協力隊(JICA主催)の日本語教師として2年間ブラジルに派遣され、独学でポルトガル語を習得しました。その後は音楽大学に入学し、卒業後は高校の音楽教師や日系人協会で音楽や合唱指導をしています。

彼女の指導するブラジル人が浴衣を着て日本の歌を歌うコーラスが、NHKのTV番組「海外の外国人が日本の歌を歌うと」という企画で取り上げられ、放送されたこともありました。

出身大学が同じだったこともあり話が弾み、音楽教育の意義について意気投合し、教会に来ていただいて「Melo先生とあゆ子先生の集中音楽教室」を組ませてもらいました。

彼女は、貧しい地域の子どもたちに音楽を教え、人間成長を図るという企画をすでに実践しており、市のプログラムに採用されています。いわばこの道の先駆者で経験も豊富です。

発声指導中のMelo先生(左)
15年ほどブラジルに住み、ブラジル人とも結婚していますが、日本人ならではの気配りや教え方ができる女性です。このプロジェクトに関わっていただくことでMelo先生にも気配りなどを伝授してもらい、よりよい成果を出せればと思った次第です。

集中講座、体験教室、そして発表会。その発表会に生徒の友人や家族にも来てもらい、音楽教室に関心を持ってもらうことで、その中から生徒になる者が生まれるという、リズムのある年間計画も立てました。

私の受けたポルトガル語研修でも、こんな副産物(?)の出会いや成果がありました。神様は、どこでどんな準備をしておられるか、私たちには分かりませんね。


 徳弘浩隆



◇◆◇

2015/10/29

ブラジル宣教50周年記念訪伯団とAMILUプロジェクト

10月9日から22日まで日本福音ルーテル教会(JELC)主催のブラジル宣教50周年記念訪伯団ツアーが行われ、JELAのポール星崎職員を含む6名が参加しました。訪問団はサンパウロ、リオ・デ・ジャネイロやポルトアレグレなどの都市をはじめとしたJELC、IECLB(ブラジル福音告白ルーテル教会)の関連教会と、JELAがこれまで支援してきた団体・施設を訪問しました。日系人ルーテル教会員との交流やブラジルの文化と大自然の観光といったイベント満載のツアーとなりました。

◇◆◇

徳弘浩隆牧師とツアー参加者一同(サンパウロ教会の前で)
現地で視察した、JELAが支援しているサンパウロ教会の音楽教育プロジェクト「AMILU」の現状を以下に紹介します。

10月11日 ブラジル宣教50周年記念FESTA(サンパウロ市)

プログラム中に演奏するAMILUの子どもたちとあゆ子先生
午前中は、サンパウロ市内観光と日本移民資料館を訪問。午後、サンパウロ教会(徳弘牧師)が主催するJELCの「ブラジル宣教50周年記念FESTA」(礼拝と祝会のイベント)に出席しました。おおぜいの関係者や一般客を含め250人以上が来場したイベントは、隣の佐賀県民会館をお借りして行われました。記念礼拝で始まり、訪伯団長の大柴牧師(JELC副議長、同むさしの教会牧師)による講演会や食事会など盛りだくさんの内容で、FESTAは5時間に及びました。

記念の手提げ袋を持つAMILUキッズ
JELAが支援しているサンパウロ教会の音楽教育プロジェクト「AMILU」に参加している子どもたち4名もFESTAに登場し演奏しました。子どもたちは、AMILU担当のMelo牧師と音楽教師のさかのうえあゆ子先生の指導の下、リコーダーの演奏を披露してくれました。演奏後には、徳弘牧師が子どもたちとAMI LUプロジェクトを紹介しました。子どもたちには、記念品として、AMILUのロゴ入りの手提げ袋が贈呈されました。
これが記念品の手提げ袋 









10月12日 ジアデマ集会所

サンパウロ市内から南に車で約30分の所にあるファヴェーラ(貧困地域)にある、JELAが日系福音ルーテルパロキアと協力して建設を支援したジアデマ集会所でも記念集会が行われ、前日の記念礼拝に参加した地元の子どもたち2名(イザベラとパウロ)がMelo牧師の伴奏に合わせてリコーダーの演奏を披露してくれました。

AMILUプロジェクトにはこれまでに20人ほどの子どもたちが参加してきましたが、長続きする子は少ないとのこと。子どもたちの性格や住んでいる環境も影響するそうですが、楽器などを始めてすぐに良い結果を求めるため、それが出ない場合は、諦めてしまうケースが多いそうです。子どもたちに音楽に興味を持たせて、このような演奏発表の場を与え続けることが課題の一つです。

サンパウロ教会のこのプロジェクトにJELAがこれからも支援できるよう、皆様のご協力とお祈りをよろしくお願いたします。

◇◆◇


【関連リンク】
世界の子ども支援(JELAニュースブログ)

2016/03/11

【ブラジル子ども支援】AMILUだより

サンパウロ教会の徳弘浩隆牧師より便りが届きました。現地の音楽ミニストリー(AMILU)の一環として、一日音楽教室が開催れた時の模様です。

                           ◇◆◇

一日音楽教室開催!
しばらくの「夏休み」※1が終わり、AMILUが再開しました。今学期のはじめは、Melo先生に一日音楽教室を企画してもらいました。ただ覚えるのではなくて、簡単でいいから(簡単なほうがいいから)、楽譜の読み方や発声法などを一緒に勉強してほしかったからです。ブラジルの子どもたちは今の義務教育では音楽がありませんし、音符記号の意味、高さや長さ、また、自分のパートはどこを読んで、どこで繰り返すとか、わかっていません。大人でも、むかし音楽を習った人以外は、しばらく練習をした後でも、実はどこを歌っているのかわからずについてきていた、なんてこともあるのがブラジルです。恥ずかしがらずに、初めてのことなのでと、みんな一緒に説明してもらいました。そして、音の高さと低さ、声の大きさと小ささ、テンポ、腹式呼吸、発声練習なども体を動かしながら楽しくやりました。リコーダーがだいぶん上手になった子も、楽譜の読み方をもっと勉強できて楽しそうでした。(※1:ブラジルの夏季は12月から2月です。)
参加者を指導するMelo牧師(中央)

音楽を体で表現する参加者たち
ギターの講座には、サンパウロ市の隣のマウア市にあるカザマテウスというIECLB(ブラジル・ルーテル告白福音ルーテル教会)の地域子ども支援センターでギターを教えている青年が来てくれました。去年の10月の私たちの教会創立50周年の折に、日本から来られたJELCの方々やJELAのポールさんと一緒に訪ねたところです。私も知り合いになっていた先生と再会を喜び、彼の指導で、35年ぶりにギターを弾いてみました。
ギターの指導を受ける徳弘牧師(中央)
昼食はブラジルらしくシュラスコ。今日は簡単にエスペチーニョ(くし刺し)です。ひと休みの後、午後は合唱、リコーダー、そしてギターと別れて練習。その後、合わせて発表会。最後は「終了証」を一人ずつもらい、記念撮影。
一日音楽教室に参加した皆さんと記念撮影
子どもたちは二人、あとは大人の音楽教室や聖歌隊のメンバー、そして教会に普段来ない方も、誘われて参加。礼拝にバスで2時間かけてこられるご婦人二人は、土曜の音楽講座が終わってから家に帰ると大変だからと、教会のゲストハウスに泊まって、翌日の礼拝と昼食会、バザーのためのお手伝いにと、丸二日を教会で過ごされた方も。楽しい音楽教室でした。(徳弘浩隆)

                           ◇◆◇



2015/02/09

【ブラジル青年ボランティア】サンパウロ教会の新しい動き

2014年4月からブラジルのサンパウロ教会(徳弘浩隆宣教師)や福祉施設でボランティアをしている藤﨑喬史さん(ルーテル恵み野教会員)の活動報告1月分が届きました。皆様に一部をご紹介したいと思います。JELAは藤崎さんのブラジル渡航費や現地での語学研修費をサポートしています。

◆◇◆
【元旦礼拝のメッセージ】
日系教会元旦礼拝(ホーリネス教会リベルダーデ地区)で元旦礼拝が行われました。日系教会を代表して徳弘牧師がメッセージを語りました。印象深かったのは、「どんな一年でも私次第、あなた次第、神さま次第」との言葉です。何を信じて歩けばよいか分からなくなることがあります。私は神さまを知り、信じることを体験として持っているので、よかったと思います。また、それを伝えることができたら幸せなことだとも思いました。

【日伯交流イベントでボランティア】
国際交流基金の日本語学習者(ブラジル人大学生が対象)のための日本語研修がありました。私は日本語ボランティアとして参加し、プレゼンテーション作りの手伝いをしました。驚いたことに、ブラジル人学生は、日本語がとても上手でした。外国人の方に日本をより良く思っていただけることは、平和の一歩だとも思いました

【ポルトガル語礼拝(サンパウロ教会)】
教会では、昨年1年間を振り返り、ポルトガル語礼拝を今後どのように活性化していくかについて協議しました。今後の方針については、メロ牧師と信徒の皆さんで大まかに下記の柱を決めました。
 1.多くのひとにキリストの福音に触れてもらおう
 2.音楽を楽しめる教会にしていこう
 3.音楽教室を始めることで地域の人に向けて教会の門戸を開こう

聖書研究でも、メロ牧師の賜である「音楽」を最大限に活かそうと賛美歌を活用したものの、どのような聖書の場面か、誰がどんな時代背景で作った詩・曲なのか等、去年は音楽の形式的な事にばかり目がいってしまったので今年は、どのように歌うと楽しいかを実践していくとことになりました。

【今後の予定】
 1.音楽教室の活性化(教会に活気を与えるために教会と音楽教室のビラ配りを地域に行う)
 2.教会会計をエクセルで処理する方法をレクチャーすること
 3.子どもたちとお別れをするときに、物ではなく、長く残るものを託すこと
 4.子どもたちが全員、主の祈りを暗唱できるようにすること
 5.ジアデマのリフォームを完成させること
 6.連絡網を整備すること

私の任期は2015年3月までなので、集大成の月となるよう努力いたします。

◆◇◆

藤崎さんの活躍がお分かりになったと思います。JELAでは、上記ブログやジェラニュースで紹介していきますので楽しみにお待ちください。


の【ポルトガル語礼拝(サンパウロ教会)】にある「音楽を楽しめる教会」に共感し、本年度の支援対象にしています。音楽が子どもたちの情操教育に役立ち、また教会に活力を与えるものだと考えています。詳細は、追って

【関連リンク】
JELAのブラジル支援ニュース(ブログ)
日本福音ルーテル社団(JELA)

2018/01/31

【ブラジル・音楽ミニストリー報告】ミニストリーを通して変わる人生

ブラジル・サンパウロ教会が子どもたちの情操教育のために行っている音楽ミニストリーを、楽器購入その他の形でJELAは支援しています。徳弘宣教師ご夫妻からクリスマスの報告が届いたのでご紹介します。

◇◆◇

12月16日に少し早いクリスマス礼拝をしました。その日は二人の洗礼式がありました。一人は2月から音楽教室に通っている少女アナ、もう一人は、10月に実施した教会改修工事のペンキ塗りを手伝ってくれた若夫婦の1歳半の息子です。

洗礼式ではアナの頭に、わざと水をたくさんすくってかけました。彼女はびっくりして「わぁ!」と声をあげましたが、一生に一度の大切な日を、驚きとともに忘れないでいてほしいと思ってのことでした。
洗礼を受けたアナさん(左)と徳弘夫妻

音楽教室の生徒たちもたくさん式に来てくれましたが、アナのお母さんは来られませんでした。その日は、新しい職場の仕事があったからです。アナのお母さんは美容師ですが失業した後なかなか仕事が見つからないと相談を受けていたので、知り合いのレストランを紹介しました。サンパウロ教会のゲストルームに泊まっている日本人が、本格的ラーメン店の開店準備中で、従業員を探していたのです。
アナさんの洗礼を祝う音楽教室の生徒たち

すぐに採用通知があり、アナのお母さんも喜んで仕事を始めました。私の故郷である福岡からやって来た豚骨ラーメン店で、なかなかの本格派です。娘の洗礼式には出たいものの、始めたばかりの仕事をどうしても休めないというので、「どうぞ、仕事を頑張ってください。信仰も、仕事をして家族を養う生活も、どちらも大事ですから」と安心してもらいました。


お母さんは日本語のあいさつも覚え、ラーメンの種類や味の違いなども詳しくなってきました。教会のみんなとその店に行った時、日系2世の教会員にブラジル人の彼女が、日本のラーメンの味の違いや材料を説明するということになり、大笑いしました。
アナさんのお母さん(左から4番目)が働くラーメン店にて

音楽教室は子どもの人生を少しずつ変えていきます。そして、子どもと一緒に教会に来はじめた家族の人生も変えてきています。洗礼を受けたアナは遠い町のおばさんのところに一人、夏休み(*ブラジルでは日本の冬が夏です)のあいだ預けられています。おばさんの携帯を借りて、時々私にメッセージを送ってくれます。夏休み明けはいつから教会の音楽教室が始まるの? 今度は音楽だけじゃなくて先生の話す外国語も教えてください。私も日本語と英語とスペイン語を勉強します……と。

音楽を通して子どもたちの心が育ち、信仰も持つようになる。家族や地域の人たちも教会に来るようになり、信仰によって生活が変わっていく。そんなことを夢見て祈りながら取り組んできたことが、少しずつ、実を結んでいるように思います。

皆さんのお祈りとご支援を、今後ともよろしくお願いいたします。ありがとうございます。

徳弘浩隆・徳弘由美子

◆◇◆







2019/04/01

【ブラジル子ども支援】徳弘浩隆牧師夫妻がJELAを訪問

約10年間、日本福音ルーテル教会派遣宣教師としてブラジルで活動された、徳弘浩隆牧師が任期を終え帰国されました。4月1日には、ご夫妻でJELAを訪問してくださり、ブラジル子ども支援の成果についてお話してくださいました。

徳弘牧師ご夫妻とJELA関係者ら
JELAも2012年から徳弘牧師がはじめた音楽ミニストリー「AMILU」を支援してきました。当初3~4人の生徒だったAMILUですが、現在は40~50人が集まるまでに成長しているとのことです。徳弘牧師ご夫妻のブラジルでのお働きに感謝すると共に、大垣ルーテル教会での益々のご活躍をお祈りしています。

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2015/01/05

【ブラジル青年ボランティア】クリスマス報告

皆様、新年あけましておめでとうございます。2015年もJELAをどうぞよろしくお願いいたします。

新年第一号で皆様にお伝えするのは、ブラジルのサンパウロ教会(徳弘浩隆宣教師)や福祉施設でボランティアをしている藤﨑喬史さん(ルーテル恵み野教会員)の活動報告(エッセンス)です。JELAは藤崎さんのブラジル渡航費や現地での語学研修費をサポートしています。

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「クリスマスに奉仕し、得たこと」
より多くの方が福音を聞くことができるように、クリスマスに向けてジアデマ礼拝所の修繕と大掃除を信徒と共に行いました。また、子どもたちとクリスマスの絵本を読み、「教育」とは何かについて、私の中で「教育=共に学ぶ」定義が定まってきていると感じることができました。相手が子どもだからといって一方的に教えることではなく、互いに学び合うことが大切だと実感しました。
クリスマスの絵本を通して、私は子どもたちからポルトガル語の発音を学び、子どもたちは人に優しく接することを学び、深めます。

私は、いくつかの質問を子どもたちに投げかけました「なぜイエス様は飼い葉桶でお生まれになったのか」「なぜ、王様はイエスを見つけるように博士たちにお願いしたのか」など。「イエス様を泊める場所がなかったけど、どんな人にも神さまはそばにいる。」「王様のように僕らにも悪い心がある。」と言った回答に、こどもたちの可能性を感じました。


サンパウロ教会でのクリスマスでは、クリスマス・ソングを礼拝の中で奉仕しました。教会ではJELAの支援によって今年の2月から本格的に聖歌隊と音楽教室をスタートする予定です。私たちは、「より良いものを育てていくための土壌作りの途中、これから、これから」という掛け声とともに活動中です。

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藤崎さんのブラジル報告の詳細は、機関紙「ジェラニュース36号」(2015年春)発行に掲載する予定です。

印刷された「ジェラニュース」をご希望の方は、下記までご連絡ください。
【メール】 宛先:jela@jela.or.jp
・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
・電話(携帯電話も可です)
・希望部数
・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。
また、電話・FAXでも受け付けいます。
 電話:03-3447-1521
  FAXの送信先は、03-3447-1523までお願いいたします。
※お送りいただきました個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

発行後の「ジェラニュース」は、電子版としてパソコンからもご覧いただけます。
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2017/06/07

【ブラジルAMILUだより】子どもたちの将来のために

サンパウロ教会の徳弘浩隆牧師より届いた5月のお便り「その二」をご紹介します。
(最初の記事はこちらです。) 

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日系の教会がブラジルの貧しい地域の方々のために行っているこの働き(子どものための音楽ミニストリー)では、日本式のあいさつの仕方なども取り入れて、保護者の方々にも好評です。子どもたちも、音楽のリズム感がよくなったり楽譜が読めるようになり、歌や演奏も少しずつ上手になって、楽しそうに通う子どもたちに保護者の皆さんもうれしそうです。
ダンスの練習に励む子どもたち
一学期は6月末までで、教会ではブラジルの6月のお祭りFesta Junina(フェスタ・ジュニーナ)のお祝いの一環として、音楽の発表会もする予定です。幼児たちの歌は、今回は「おもちゃのチャチャチャ」。2年前に、AMILU立ち上げを手伝っていただいた、元JICAボランティアでブラジル在住の、高校音楽教師のあゆ子先生に依頼して、この曲をポルトガル語に訳してもらい、子どもたちと練習しています。
 
熱心に音楽のビデオを観賞
音楽だけではなくて、音楽を通して、子どもたちに集中力や行儀を身に着けてもらい、自信をもって生きていくすべを学んでほしいと思っています。15歳を過ぎると放課後などに悪友たちとつるんで、青少年の非行やお酒や麻薬、窃盗や望まない妊娠などが地域に蔓延しています。「子どもたちを救ってあげられるのは、まだ素直な今のうちですよね」とのボランティアの日本人の一言が心に響きました。今後も、学童保育のようなことに広げて、もっと続けていきたいと、みんなで語り合っています。
音楽レッスンの合間のおやつタイム
気がつけば、音楽教室だけではなく、頭も心も体もたましいも、総合的に子どもたちや地域の人々へ奉仕するセンターになりつつあります。さて、神様のご計画はいかがでしょうか。どうぞ、皆様もお祈りにおぼえ、ご支援をよろしくお願いいたします。いつもありがとうございます。
  (徳弘浩隆・由美子)


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