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3月27日、Espirito Santo州から日本人音楽教師を呼んで、「Melo先生とあゆ子先生の集中音楽教室」を実施しました。あゆ子先生は、私が先月ポルトガル語研修で授業を受けたり、しばらく滞在してお世話になったお宅の方です。
彼女は、青年海外協力隊(JICA主催)の日本語教師として2年間ブラジルに派遣され、独学でポルトガル語を習得しました。その後は音楽大学に入学し、卒業後は高校の音楽教師や日系人協会で音楽や合唱指導をしています。
彼女の指導するブラジル人が浴衣を着て日本の歌を歌うコーラスが、NHKのTV番組「海外の外国人が日本の歌を歌うと」という企画で取り上げられ、放送されたこともありました。
出身大学が同じだったこともあり話が弾み、音楽教育の意義について意気投合し、教会に来ていただいて「Melo先生とあゆ子先生の集中音楽教室」を組ませてもらいました。
彼女は、貧しい地域の子どもたちに音楽を教え、人間成長を図るという企画をすでに実践しており、市のプログラムに採用されています。いわばこの道の先駆者で経験も豊富です。
発声指導中のMelo先生(左) |
集中講座、体験教室、そして発表会。その発表会に生徒の友人や家族にも来てもらい、音楽教室に関心を持ってもらうことで、その中から生徒になる者が生まれるという、リズムのある年間計画も立てました。
私の受けたポルトガル語研修でも、こんな副産物(?)の出会いや成果がありました。神様は、どこでどんな準備をしておられるか、私たちには分かりませんね。
徳弘浩隆
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