参加者の沼部真奈さんからレポートが届きましたので、以下にご紹介します。
レポートの内容は、JELA事務局が一部編集したものです。
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沼部 真奈
(大学生)
私にとって2回目のインド・ワークキャンプは、医療が発展してないが故のたくさんの義足の必要性と、女性が女性として性別を確立させて生きていくための苦難を、改めて感じた機会でした。前回行ったときは、悲しい現実ばかりに目を向けてしまっていましたが、今回は、その先にある喜びや笑顔を感じて、素直に受け止めることが出来ました。
義足を作る沼部さん |
CRHPに10日間滞在して、女性が生き生きとしている姿が今回もとても印象的でした。しかし、CRHP内の女性が、与えられた仕事を笑顔でこなし、私たち異国人にも、まるで現地の人のように関わってくれた一方、スラム街の女性や、恐らく異国の人がいるからという理由でCRHPに勝手に入りこんで「現金を下さい」とお願いする女性の姿を見て、施設の外と中で存在する女性の差を感じました。
現代の日本では、普通に生活している分には性差を感じることはほとんどありません。今回のワークキャンプを踏まえて、自分が女性として生まれたからこそ日々の生活の中で女性であることを大切にしていきたい、と感じました。スラム街や幼稚園で出会った子どもたちが、少しでも長く学校に行って、たくさんのことを学べるようになればいいなと思います。
これからもCRHPのために、私たちの「愛ある祈り」を捧げていきたいです。
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