2026/03/30

【インド・ワークキャンプ2026】参加者レポート8(益田 大和さん)

 JELAインド・ワークキャンプ2026が、2月10日〜20日の日程で開催され、日本全国から集った9名の学生が参加しました。今回もマハラシュトラ州ジャムケド市にある、医療福祉施設「Comprehensive Rural Health Project (=CRHP)」を訪れ、施設内の工房での義足作りや、施設修繕、菜園整備などのボランティアワークを行いました。

【インド・ワークキャンプ2026】10日間のキャンプがスタート! 羽田空港に全員集合!!

チャプレンとして、日本福音ルーテル蒲田・横須賀教会の市原悠史 牧師も参加し、毎日の終わりに聖書の御言葉を通して1日を振り返り、感じたことや気づいたことを分かち合う「ディボーション」を行いました。

キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載します!


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JELAで学んだこと

益田大和

JELAでのワークキャンプは、私にとって初めてのインドでの活動でした。現地のパートナー団体と共に、医療や福祉の現場を訪問し、地域で暮らす人々と直接関わる貴重な機会をいただきました。日本とは異なる社会環境の中で、人々がどのように支え合いながら生活しているのかを知り、多くの学びを得ることができました。
菜園にて益田さん(右)と現地の子ども

活動では、医療施設の見学や、ソーシャルワーカーの方々との意見交換、村の家庭訪問などを行いました。実際に支援を必要としている方のお話を伺い、その背景にある生活や家族の状況について考える時間は、教室での学びとは全く異なる重みがありました。また、子どもたちが通うプレスクールを訪れ、一緒に遊んだり簡単な作業を手伝ったりする中で、言葉が十分に通じなくても心は通い合えるのだと実感しました。私は大学で福祉を学んでいますが、これまで制度や仕組みについて理解することが中心でした。しかし今回の経験を通して、「誰のための支援なのか」という原点を改めて考えるようになりました。実際に当事者の声を聞き、その表情や言葉に触れることで、支援とは一方的に与えるものではなく、相手の人生に寄り添う姿勢が何よりも大切だと感じました。
義足作りの励む益田さん

ワークの中では、自分の力不足を感じる場面もありました。思うように役に立てないことにもどかしさを覚えることもありましたが、それでも現地の方々は温かく迎えてくださり、感謝の言葉をかけてくださいました。その優しさに触れ、結果だけでなく過程や気持ちを大切にすることの意味を学びました。
現地の子どもたちと一緒にお散歩中の益田さん(左から2番目)と参加者仲間

毎日の振り返りの時間では、仲間と率直に意見を交わし合いました。異なる価値観や考え方に触れることで、自分の視野の狭さに気づくと同時に、新たな目標も見えてきました。時には感情が揺さぶられ、涙が出るほど心が動く瞬間もありましたが、それらすべてが私の成長に繋がっていると感じています。今回のワークキャンプは、知識だけでは得られない学びと、人との出会いの尊さを教えてくれました。この経験を胸に、これからも学びを深め、誰かにとって本当に意味のある支援ができる人間へと成長していきたいと思います。

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JELAはワークキャンプを通して、日本と世界の平和のために貢献する人=「奉仕者」の育成を目指しています。この奉仕者育成にご賛同いただけましたらぜひご支援いただけますと幸いです。

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