2025/04/04

【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポート②(新井 穂果さん)

 JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。

キャンプの詳しい模様はこちらから

アンコールワットの朝焼け

 また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。

 さらに、チャプレンとして同行した日本福音ルーテル復活・高蔵寺教会の徳弘浩隆牧師が、1日の終わりに「ディボーション」の時間をリードし、その日に体験したことを聖書の御言葉を通して振り返り、分かち合う時間をもつことができました。

 キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載して参りますので、ぜひご覧ください!

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「カンボジアワークキャンプを通して」

新井 穂果

新井さん(中央)

 私は、このカンボジアワークキャンプを通して、多くの感動、悲しみ、悔しさに直面しました。私は今まで、観光や語学留学でしか海外に行ったことがなかったので、今回のようなボランティア経験をしたのは初めてであり、とても身になりました。

キャンプが始まって2日目に早速、トゥールスレン虐殺博物館、キリングフィールドへ行きました。カンボジアにはとても悲惨な歴史があり、大量虐殺が行われたことも知っていたため、キャンプに参加する前に事前学習をしていましたが、実際に足を踏み入れると言葉を失いました。音声ガイドの指示に従って、一つ一つ場所をめぐっていくのですが、私は途中から音声ガイドを聞くので精一杯になりベンチに座っていました。とても人間がすることとは思えないような内容ばかりで、信じがたかったですが、最後に博物館を出ようとした際、出口付近におじいさんが三人座っているのが見えました。その方々は、実際にそこで拷問を受けていた方々で奇跡的に生き残り、今は跡地で自分がどのような拷問をされたかが書かれた自伝を売っていました。その方達の気持ちなど私には計り知れないですが、実際に被害者の方を見て現実味がまし、より恐怖を感じました。

種をまくために穴を掘る新井さん

虐殺博物館を後にし、次にキリングフィールドへ行きました。そこは内戦時代に処刑場と化し多くの方が殺された場所です。そこには犠牲者の洋服、靴、そして頭骸骨がびっしりと並んでありました。多くの頭骸骨を前にし、私はただ手を合わせる事しか出来ませんでした。

他にも、キャンプでは現地の小学校へ訪問し、生徒と遊んだり、ペンキを塗ったり、植栽をしたりしました。子供たちは日本語はもちろん、英語もあまり話せる子がいなかったので、ジェスチャーと簡単なクメール語でコミュニケーションを取りました。詳しい話は出来ませんでしたが、「I LOVE JAPAN, WE LOVE CAMBODIA」と子供たちと話したことはとても印象的で、言語の壁を越えられたと感じました。他にも、私がゲームの説明を分かっていなかったら、一生懸命みんなで教えてくれたり、積極的に仲間に入れてくれたりし、子供の純粋さに感動しました。

この小学校訪問で特に心に残っていることは、子供たちの通学スタイルです。親に送迎してもらっている子もいましたが、自分でバイクを運転している子も多くいて、中には幼い妹、弟を後ろに載せて通学する子も目にしました。日本では考えられないですが、これがカンボジアでは普通のことなのだと思うと文化の違いに少しショックを受けました。

子どもたちに折紙指導する新井さん(帽子)

 キャンプの終盤、念願のアンコールワットに行き、みんなで朝焼けを見ることが出来ました。多くの観光客がいてとても賑やかだったのと同時に、多くの子供が観光客に物を売っている光景を目にしました。誰も買っていませんでした。親子らしき人達も居て心苦しくなりましたが、もし犯罪者組織とつながっていて、何か悪いことにお金が使われる可能性を考えると勇気が出ず買うことは出来ませんでした。

今回のキャンプでは毎晩ディボーションを行い、みんなで一日を振り返り、聖書の言葉を通して、神様の教えを学びました。このキャンプのテーマは「どうして神様がいるのに?だって神様がいるから!」というものでしたが、私はキャンプ中に何度も「どうして神様がいるのに」と感じました。虐殺博物館に行った際にも、どうして神様がいるとしたら、このような残虐なことが起こったのだろうと思い、物売りの子供を見た際にも、神様はどうしてみんなに平等の機会を設けてくれないのだろうかと思いました。ですがディボーションの際に、牧師先生がこのようなことを言ってくれました。「辛いことがあって、なんで神様がいるのに?と思うこともあるが、それもまた、神様が私たちに与えた試練である」この言葉を聞いて、神様は私たちを見捨てたわけではなくて、さらに強くしようとしてくれていると思え少し救われました。時にその試練は厳しすぎるものもありますが、それもまた神様が私たちに与えたものだと受け入れ乗り越えることで、一つ成長できると私は信じています。私はクリスチャンではないので、この毎日のディボーションがとても新鮮で楽しみになっていました。そして、ディボーションを通して以前よりもっとキリスト教について知ることができ、興味を持つことが出来ました。


今回のキャンプで、初めて出会った仲間と約10日間を過ごし、絆を深められたこと、また多くの方に支えられて楽しくキャンプを終えられたことに感謝します。

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 JELAのワークキャンプにご賛同いただけましたら、ぜひご寄付をご検討ください。クレジットカードでのご寄付も承っております。どうぞよろしくお願いいたします。

2025/04/03

『JELA NEWS』第66号の電子版を公開しました

JELAの活動をお伝えするニュースレター『JELA NEWS(ジェラニュース)の最新号(第66号)をウェブサイトに公開しました。

こちらからお読みいただけます。(過去の号もダウンロードできます。)


なお、お手元に『JELA NEWS』が届いている方で、Webで読めるなら送付の必要がないという方は、電話(03-3447-1521)、FAX(03-3447-1523)またはメールフォームでJELA事務局にご一報いただければ幸いです。

◆『JELA NEWS』の送付停止のために教えていただきたい情報

  • 郵便番号
  • ご住所
  • お名前(フルネーム。用いる漢字などもお知らせください)
  • お電話番号

【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポート①(安土 真理奈さん)

 JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。

キャンプの詳しい模様はこちらから

JELAの支援で建てられたプレスクールの前にて

 また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。

 さらに、チャプレンとして同行した日本福音ルーテル復活・高蔵寺教会の徳弘浩隆牧師が、1日の終わりに「ディボーション」の時間をリードし、その日に体験したことを聖書の御言葉を通して振り返り、分かち合う時間をもつことができました。

 キャンプ終了後に参加者から寄せられた感想レポートを掲載して参りますので、ぜひご覧ください!

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「近くて遠い彼女と私」

安土 真理奈

 広い世界を見てみたくて飛び出すと、そこには狭い世界がありました。トゥールスレン虐殺博物館、キリングフィールドや地雷博物館で悲しい歴史を知るたびに、私は「どうして」神様がいるのに?と、旅のテーマを考えました。「どうして」アキラーさんは少年兵にならざるを得なかったのだろう。クメールルージュの少年兵 と、プレスクールで出会った子どもたちは歳が変わらないのに「どうして」こんなに違うのだろう。 「どうして」あんなにもたくさんの人たちが殺されなければいけなかったのだろう。

現地で出会った子を抱き抱える安土さん(右)

 旅の最後に私は、1 人の重度身体障がいの女の子に出会いました。遠い国から来た私の手を彼女のお母さんがにぎり、彼女の隣に座るよう促してくれました。私は 22 歳だ、と拙いクメール語 で伝えると、自分の娘と同じくらいの歳だと、「ノッツニィ(同じ)」と言って笑っていました。「どうし て」神様がいるのに、自分と歳の変わらない彼女はこの小さな小屋から外に出ることはできず、 「どうして」私は大きな海を超え彼女の横に座っているのだろう。遠くて近い彼女に、私は何をすればいいか分かりませんでした。

キリングフィールドにて


その時ディボーションで言われた「だってあなたがいるから」というパストール(チャプレンの徳弘先生)の言葉が、小さな私に大きな力をくれました。ノンクリスチャンの私にはまだ、神様がいるのかはわからないけれど、今彼女の横には私がいる。一緒にお菓子を食べ、キャンパーの下手くそなカンボジアのちまき作りを見て笑い合い、背中をさすりました。

帰り際、お母さんは私を抱きしめて、頬を撫でてくれました。クメール語でしたが私には、来てくれてありがとう、と言われ、「私がいる」ことに喜んでもらえた気がしました。彼女に直接何かをすることができるわけではなく、おそらくもう会うことはできない彼女に、何もできなかったけど「何か」はできた。「私がいる」ことに、何か意味を生み出せたと感じました。

同行してくれたLHCOのスタッフと共に

 たくさんの「どうして」を考えるディボーションの時間は、私にとってかけがえのないものでした。神様もいるし、あなたもいるし、私もいる。遠く悲しい歴史も、手の届かない彼女も私の中にあることを学びました。何かを大きく変える強い力は、弱い私にはありません。それでも私の中にいる彼女のこと、学んだ歴史、カンボジアでの経験すべてを忘れずに、隣の人から愛したいです。関わってくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。

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 JELAのワークキャンプにご賛同いただけましたら、ぜひご寄付をご検討ください。クレジットカードでのご寄付も承っております。どうぞよろしくお願いいたします。

2025/04/01

【はがき・寄付】町田市のA.Kさんから年賀はがきをご寄付いただきました!

JELAでは、未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)の寄付を呼びかけています。

町田市のA.Kさんから年賀はがき、往復はがきをご寄付をいただきましたのでご紹介いたします。



A.Kさん、年賀はがき、往復はがきをありがとうございました!

皆様からお送りいただいた未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)は、有効利用させていただいています。 少量でも古いものでも結構です。ご協力をお願いいたします。  

送り先:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26 

公益財団法人 JELA ハガキ・切手係

TEL:03-3447-1521

【切手・はがき・寄付】市川市のM.Tさんから切手シートと年賀はがきをご寄付いただきました!

JELAでは、未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)の寄付を呼びかけています。

市川市のM.Tさんから切手シートと年賀はがきをご寄付をいただきましたのでご紹介いたします。

M.Tさん、市川市のM.Tさんから切手シートと年賀はがきををありがとうございました!

皆様からお送りいただいた未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)は、有効利用させていただいています。 少量でも古いものでも結構です。ご協力をお願いいたします。  

送り先:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26 

公益財団法人 JELA ハガキ・切手係

TEL:03-3447-1521

【はがき・寄付】名古屋市のM.Tさんから多数の年賀はがきをご寄付いただきました!

JELAでは、未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)の寄付を呼びかけています。

名古屋市のM.Tさんから年賀はがき(85円)を多数ご寄付をいただきましたのでご紹介いたします。

M.Tさん、多数の年賀はがきをありがとうございました!

皆様からお送りいただいた未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)は、有効利用させていただいています。 少量でも古いものでも結構です。ご協力をお願いいたします。  

送り先:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26 

公益財団法人 JELA ハガキ・切手係

TEL:03-3447-1521

【切手・寄付】筑紫野市のT.Kさんからお年玉切手シート、切手84円をご寄付いただきました!

JELAでは、未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)の寄付を呼びかけています。

筑紫野市のT.Kさんから未使用のお年玉切手シート、切手84円ほかのご寄付をいただきましたのでご紹介いたします。

T.Kさん、未使用の切手をありがとうございました!

皆様からお送りいただいた未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)は、有効利用させていただいています。 少量でも古いものでも結構です。ご協力をお願いいたします。  

送り先:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26 

公益財団法人 JELA ハガキ・切手係

TEL:03-3447-1521

2025/03/11

【難民支援】奨学生のつどいに全国から43名! 三菱電機の春名正樹氏によるロボット特別講演も

 JELAは、難民支援事業として難民の方に給付型(返済不要)の奨学金を提供しています。 3月1日に4月から奨学生となる方や現在奨学金を受給中の方などを全国からお招きして、「難民奨学生のつどい2025」を開催しました。

催しには、18名の奨学生の方とJELAと難民支援で共同・協力してくださっている国連機関や団体・組織の方々もご出席くださいました。新奨学生となる7名には、古屋四朗理事長から奨学生認定証が授与されました。来場者43名からは、祝福の拍手が送られました。

現在、JELAの難民奨学生は様々な分野で学んでいます。 医師、看護師、介護士の医療系を目指している方、教師、調理師、理容師を目指している方、特にIT、WEBデザイン、システム・エンジニア、工学系などの情報処理関連の分野は人気です。

常日頃からJELAでは奨学生の皆さんに学業の応援以上の何かを提供できないかと考えていました。奨学生の方々が学んでいる分野は一見すると様々ですが、「ロボット」で括れることが分かりました。例えば医療介護では、手術ロボット、介護補助ロボット、飲食関係では給仕ロボット、すしロボット、カクテルを作るロボットなどが活躍しています。

今回は三菱電機株式会社の先端技術総合研究所でロボット開発しているエンジニア春名正樹氏に特別講演会を行っていただき、ロボットを通じての交流会も実施しました。
  遠隔操作ロボット(Maru-to)を使って一時帰国しているウクライナの奨学生と会場を繋ぎ握手や会話をするなどしました。東京とウクライナは距離としては約8200km離れており、3月1日時点では同遠隔操作ロボットの最長記録となります。奨学生らは、春名氏の話に聞き入っていました。



 懇親会では、互いの夢や学生生活の話など話題は尽きませんでした。 2026年度の難民奨学生(フィロクセニア/RVEP)の募集は、4月中旬にJELAのWebサイトで告知して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。 
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JELAの難民支援にご賛同いただけましたら、ぜひご寄付をご検討ください。クレジットカードでのご寄付も承っております。どうぞよろしくお願いいたします。

2025/03/10

【難民支援】三菱電機の遠隔操作ロボットの通信記録に挑戦! 日本〜ウクライナ間で新記録を樹立

JELA三菱電機株式会社の先端技術総合研究所でロボット開発しているエンジニア春名正樹氏の協力を得て、2月26日(水)午後2時に遠隔操作ロボット(Maru-to)の通信記録に挑戦しました。


一時帰国しているウクライナの奨学生がロボットの通信記録挑戦に協力してくれました。日本とウクライナは距離として約8200km離れており、戦争で通信状況が不安定であることから記録達成が危ぶまれました。




午後2時過ぎに遠隔操作ロボットに通信してみごと最長記録をすることができました。 



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2025/02/25

【カンボジア・ワークキャンプ2025】お祈りありがとうございます! 22日に無事に全員帰国しました!!

JELAは、カンボジア・ワークキャンプ2025を開催しています。キャンプ参加者らは、2月12日(水)〜22日(土)の日程で、普通の旅行ではなかなか行くことができないカンボジアの農村地域でのボランティア活動に従事しつつ、歴史や文化について学びました。

22日に全員無事に帰国しました。旅の安全をお祈りくださった皆様に心より感謝申し上げます。


キャンプの感想は、本ブログで公開して参ります。楽しみにお待ちください!

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2025/02/23

JELA役員がカンボジアの支援地域を視察しました!

 2月16日から20日まで、JELAの古屋四朗理事長、深澤理香理事、渡辺薫理事・事務局長がカンボジアの支援地域を視察し、19日には現地パートナーであるLHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)主催の寄付者報告会議に出席しました。会議にはJELAの他にもLHCOと協働する国際NGOの数団体が出席し、LHCOの働きとどのようなシナジー効果を創出することが出来るかを話し合う機会を持ちました。今回の視察出張に参加した深澤理事がカンボジアでの経験をレポートいたします。

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カンボジア出張について (理事 深澤理香)

このたび古屋理事長と渡辺事務局長のカンボジア出張にご一緒させていただきました。2025年2月16日から20日までの4泊5日という弾丸スケジュールでしたが、非常に学びが多い凝縮した時間を過ごすことができました。感謝申し上げます。真冬の東京を早朝に出発して、その日の夜に気温34度で湿度も高いプノンペン空港に到着したとたん、アタマにもカラダにもスイッチが入り、「ここで過ごす3日間にできるだけ多くのものを吸収したい!」と、大袈裟ですが覚悟が決まったような気がしました。

17日火曜日は早朝からLHCOの新事務局長Boneさんチームがホテルまで迎えに来てくださいました。プノンペンのLHCO新オフィスを訪問した後、ハイウェイでKantout村に向かいました。そこには2016年にJELAの支援によって建てられたプレスクールがあります。古屋理事長は、建物を造ることが支援の目的ではなくそこで適切な幼児教育が継続することが大切であり、今回はそれを確認するとおっしゃっていました。迎えてくれた子どもたちの笑顔は輝いていました。持参したクメール語の翻訳機(ボケトーク)が思いのほか子どもたちに大人気で、たくさんおしゃべりできて楽しかったです。

JELAプレスクールの子どもたちと
翻訳機を活用して交流する深澤理事(左)



2016年に建設されたプレスクールの前で記念撮影


残念ながら、この8年で建物は傷んでおり修復が必要だということがみてとれました。今回の現地視察では持続的に支援を続けることの大切さを改めて理解することができました。プレスクールを後にしてランチはJELAカンボジアワークのキャンプ地を訪ねてメンバーと共に現地のケータリングをいただきました。キャンパーの皆さんの顔もいきいきしていて神様に守られながら充実した日々を過ごしているようにお見受けしました。この経験が彼女たちの将来に良い彩りとなることを祈ります。


JELAワークキャンパ―とともに
カンボジア料理の昼食

午後は凸凹道を長時間ドライブして給水塔の視察を行いました。実際の検針票やこの水で農業をされているお宅の生活を拝見し、レポートを読むだけでは知ることのできない情報や現地の方たちの素の表情にふれることができました。

2015年に建設された給水塔

給水塔によって菜園を営む村人と交流する深澤理事(右)

3日目は古屋理事長と渡辺事務局長が初カンボジア訪問の私のためにカンボジアの歴史を学ぶ時間を設けてくださいました。見学したトゥールスレン博物館、キリングフィールドはあまりにも残虐すぎて帰国しても言葉にならないです。この悲惨な出来事を知ることによってカンボジアの文化や支援先の人たちの生活に寄り添うことができそうな気がしました。

心に重りを抱えながら、午後はJELAの学校教育支援の支援先である大阪キリスト教短期大学(OCC)運営の無償保育園と同じ建物内にあるひろしまハウスを見学しました。この二つはプノンペン中心地にある大きな寺院の敷地内にあります。ひろしまハウスに通う小学生の弟妹がOCC保育園で遊んでいました。貧困層の子供たちは弟妹の面倒をみるために小学校ですら十分に通うのをあきらめるようです。ひろしまハウスで学ぶ小学生の顔は希望に満ちていて、日本語で自己紹介と将来の夢を披露してくれました。将来は医者と警察官になりたいと話す子が多かったです。医者になりたい理由は家族の病気を治したい、警察は制服がかっこいいから、とのことです。貧困の負の連鎖を断ち切るためにJELAの支援が効果的に作用していることが確認できて嬉しかったです。

OCC保育園の子どもたちと交流する
深澤理事(前列中央)


最終日は終日LHCOのラウンドテーブルディスカッションに参加しました。LHCOに支援している約10団体がリアルとオンラインのハイブリッドで活動報告と活発な意見交換を行いました。渡辺事務局長によるJELAの紹介は、古屋理事長の言葉をお借りすると「秀逸」でした!

LHCO会議で発言する深澤理事(右)

今回のカンボジア出張は一言でいうと「百聞は一見に如かず」です。この出張のおかげさまで、JELAの支援の内容と意義をより理解できたと思います。今後も継続的に良い「世界の子ども支援」を現地の人たちに効果的に届けるために、JELAの理事のメンバーとして微力ではございますが、努めて参ります。ありがとうございました。 


2025/02/21

「アメリカ・ワークキャンプ2025」を開催します!

2025年夏もアメリカ・ワークキャンプを開催します!

アメリカ・ワークキャンプは、14〜20歳の若者を対象とするボランティア派遣プログラムで、家屋修繕ボランティア、聖書の学び、現地家庭でのホームステイなどのプログラムがあります。

昨年のキャンプ参加者の感想は、以下をご覧ください。

参加申し込みをされる方は、下記の「募集要項」を最後までよくお読みください。

皆様のご応募をお待ちしております!


アメリカ・ワークキャンプ2025 募集要項

【派遣期間】2025年7月18日(金)~ 7月29日(火)

【テーマ】「Equipped」

【主題聖句】コリントの信徒への手紙二9:8

神は、あなたがたがいつもすべての点ですべてのものに十分で、あらゆる善い業に満ちあふれるように、あらゆる恵みをあなたがたに満ちあふれさせることがおできになります。 (日本聖書協会『聖書 新共同訳』)

【内容】

ペンシルベニア州で1週間のワークキャンプ(家屋修繕、聖書の学び等を通して参加者の信仰的・人間的成長を促す催し)に参加し、近隣州でホームステイもします。

【参加費用】

35万円
「友だち割引」:友だちを誘って参加する場合、本人・友だち両方の参加費が5,000円引きとなります。(JELAサポーター割引との併用は不可)
「JELAサポーター割引」:JELAサポーター(こちらのページを参照)の推薦を受けて、その方の名前を申込書に記入いただくと、参加費が5,000円引きとなります。(友だち割引との併用は不可)

【個人負担費用】

以下の費用は、上記の参加費とは別に個人負担となります。

    • パスポート・ビザ取得費用 
    • 海外旅行保険費用  
    • 本人の自宅等と、派遣確定者向け説明会会場(JELAの予定)及び出発・帰着時の集合・解散場所(成田又は羽田空港)との間の移動に係る交通費
    • 前泊・後泊する場合の宿泊費

【募集対象】

2025年7月1日時点の年齢が14~20歳であり、キャンプ参加に支障のない健康状態の方。

【応募締切】

2025年4月30日(水)JELA必着!

【申込方法】

「2025年アメリカ・ワークキャンプ 参加申込書」にご記入いただき、メール、FAX、または郵送(住所・番号は下記「問い合わせ先」参照)にてお送りください。

※メールでお送りいただく場合は、件名を「アメリカ・ワークキャンプ2025応募」としてください。 

応募締め切りにご注意ください! 締切日までに必着です。 

【問い合わせ先】

〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
公益財団法人JELA アメリカワークキャンプ係

TEL  03-3447-1521
FAX  03-3447-1523
メール jela@@jela.or.jp  (@を1つ削除してから送信してください)

【募集人数】

5~10名程度

【選抜方法】

募集終了までにJELAに到着した申込書から派遣者を決定し、5月上旬までに連絡します。

<注意事項>

  1. クリスチャン(教派は問いません)でもノンクリスチャンでも参加できますが、聖書を学び話し合う時間が毎日あり、すべての行事に積極的に加わることが求められます。
  2. 数名の日本人成人が同行し、霊的・言語的側面から日本人参加者を支えます。
  3. キャンプへの派遣が決定した方は、事前の説明会(オリエンテーション)に必ずご参加ください。2025年5月24日(土)に開催予定です。
  4. 派遣確定通知受領から出発までの間にキャンプ参加をキャンセルする場合は、事情をお伺いした上で、その時点までに発生した費用の一部または全部を請求する場合があります。また、感染症の蔓延その他諸般の事情により派遣を中止する場合があります。JELAの判断により派遣中止となった場合は、払い込み済みの参加費はすべて返金します。
  5. 渡航にはパスポートが必要となりますので、お持ちでない方、更新が必要な方は、派遣確定通知受領後速やかに取得手続きを行ってください。

以上。

ワークキャンプの趣旨や内容が分かる動画です。ぜひご覧ください。(約15分)

ワークキャンプ参加者(大人の引率スタッフ)の声(2023年)

【関連リンク】

【カンボジア・ワークキャンプ2025】全員でアンコール遺跡群を見学しています!

JELAは、カンボジア・ワークキャンプ2025を開催しています。キャンプ参加者らは、2月12日(水)〜22日(土)の日程で、普通の旅行ではなかなか行くことができないカンボジアの農村地域でのボランティア活動に従事しつつ、歴史や文化について学びます。

シェムリアップでキャンパーらは、アンコール遺跡などを見学しています。アンコールワットに朝日を見に行きましたが、曇っていたため日の出は見えませんでしたが、美しい朝焼けを見ることができました。

アンコールワットでの朝焼け見学の後、アンコールトム、ニャック・ポアン、タ・プロームなど周辺遺跡を周り、今度は夕陽が綺麗な時間帯をめがけて最後にアンコールワットを訪れました。




22日までのキャンプが守られ、プログラムが祝されますようお祈りいただけば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

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2025/02/20

【奉仕者育成事業】JELA役員がカンボジアにある学校教育助成対象校の保育園を訪問しました!

JELAの奉仕者育成事業の一つである、学校教育助成事業で2023年度に助成している、プノンペンにある大阪キリスト教短期大学(OCC)の保育園を、同地を滞在中の古屋四朗理事長、深澤理香理事、渡辺薫事務局長が訪問しました。


大阪キリスト教短期大学の保育に関するノウハウを活かして、カンボジアに無償の保育園を立ち上げ、JELAはその初年度から3年間の運営を学校協教育助成金によって支援します。

JELAが2012年以来カンボジアで実施しているプレスクール建設事業と、OCCの保育のノウハウが融合すると近い将来には何か面白い化学反応が見られるかもしれません。 

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