2015/09/29

【難民支援】多数の難民支援団体と共にシリア難民受け入れ表明を政府に申し入れ

(右から)内閣官房副長官補付・浦上三四主査、
難民支援協会・石川えり代表理事、
JELA・森川博己事務局長
安倍首相の国連演説を控えた28日午後、JELAは難民支援協会をはじめとする国内の難民支援NGO十数団体と連名で、安倍首相あての「日本へのシリア難民受け入れについて」と題する申入書を、内閣官房の担当者に手渡しました。

その後、アムネスティ・インターナショナル日本の事務所に場所を移し、NHKをはじめ朝日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、ジャパン・タイムズなど多数のメディアに対して行われた記者会見にも森川博己JELA事務局長が出席しました。

記者会見では、難民支援協会代表理事の石川えり氏が申入書の趣旨を説明するとともに、JELAをはじめ出席した六つのNGOが、シリア難民受け入れに対する日本政府への要望について意見を表明し、記者の質問に応えました。

記者会見の模様は当日夜のNHKニュースウォッチ9でとりあげられ(記事内の画像をクリックするとニュースの映像が再生されます)、翌29日の複数の朝刊にも掲載されました。

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2015/09/25

【青少年育成】「ルーテルこどもキャンプ」 トンガについての学び

JELAは例年、日本福音ルーテル教会(JELC)主催の「ルーテルこどもキャンプ」を、協賛団体として財的に支援しています。このたび、今夏行われたキャンプの報告書が届きましたので、以下に概要を紹介します。

このキャンプは、小学校5・6年生を対象に毎年夏に開催されています。ここ10年ほどは、広島で平和について学ぶ回と、東京で世界の国について学ぶ回を交互に行っています。


17回目の開催となった今年は、東京・三鷹市のルーテル学院大学/神学校を会場とし、26人の参加者がオセアニアのトンガ王国について学びました。

キャンプでは、トンガについてのクイズ大会や、トンガの文化体験、トンガ人のゲストスピーカーによるお話など、トンガについての理解を深めるプログラムが多数用意されました。参加者からは、

  • 「トンガと日本の違いや似ているところを学べた」
  • 「トンガの人は英語も話せることがびっくりした」
  • 「トンガの人も日本の人も、家族など自分が生きるのに必要で、励ましになる人をとても大切にしているんだということが分かった」
  • 「もっと知りたいことができた」

などの感想が挙がり、興味深い発見が多くあったことが分かります。またキャンプ中に、これらの発見や自分の体験したことなどをシェアする機会があったことで、参加者どうしが分かり合い、より友情を深めることができたようです。

普段はなかなか考える機会のない他国についての学びや、同世代の友だちと一緒に話しあう経験は、広い視野を育み、参加者の方々の将来に活かされていくことでしょう。今後も同様の働きが継続されていくことを期待しています。


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【リラ・プレカリア(祈りのたて琴)】病院・施設での実習がいよいよ始まります

リラ・プレカリアは、病床にある人や、さまざまな問題で悩み苦しむ人に、ハープと歌による祈りを届けるボランティア活動です。

2014年4月から学びを開始したリラ・プレカリア第5期生が9月末から、病院・施設の場で実習を開始します。それに先立ち、9月24日(木)に実習生や受け入れ先で実習指導の奉仕をする修了生らが一同に集い実習派遣式を行いました。

式では、キャロル・サック宣教師(リラ・プレカリアのディレクター)が奉仕の心得や実習における注意事項を説明し、詩編138編8節「主はわたしのためにすべてを成し遂げてくださいます。主よ、あなたの慈しみがとこしえにありますように。御手の業をどうか放さないでください」を紹介。厳かな雰囲気のなか、一同は心を合わせて祈りと黙想の時を過ごし、実習に向けて決意を新たにしました。


派遣式後の記念撮影

JELAでは、2016年4月開講予定のリラ・プレカリア第6期の受講生を募集しています。あなたもハープと歌で神様の愛を運びませんか? ご興味のある方は、下記リンク先をご覧ください。


【リラ・プレカリア生徒募集中】


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【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その9)

廣瀬知登(ひろせ・かずと)さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

◆◇◆

廣瀬 知登(JELC大江教会・17才)

アメリカに行っていた二週間は本当に充実していました。行く前は楽しみとそれ以上の不安がありました。しかし、そんな不安はすぐに消えました。

1日目の成田空港であった頃はまだ緊張があったけど、気づいたら仲良くなっていました。義輝(よしき)と歩人(あゆと)【キャンプ参加者】とは同じホストファミリーで、夜遅くまで外でホストファミリーのお父さんとバスケットをしたり、ディスクゴルフ(※1)をしたりしてとても楽しかったです。ミシガンにいる時は人の優しさを深く感じました。ホストファミリーもホストチャーチの人もとても親切でした。


キャンプの1週間は本当にいろいろなことを学びました。まず初めにキャンプの規模に驚きました。同年代の同じ信仰をもった人がここまで集う神様の力に圧倒されました。

キャンプが本格的に始まってからは苦労もありました。それは英語でした。自分の思っていることがうまく伝えられない、言っていることがわからないことが沢山ありました。しかし、相手がゆっくり言ってくれたり、ワーク中は愛(まな)【キャンプ参加者】と同じクルー(※2)だったので手伝ってもらったりして何とかなりました。

夜のデボーションやワークを通じて、大きく2つ自分にとって「リフレーム」(再構築)されたと思います。一つ目は自分が当たり前だと思っていたことは当たり前じゃないということです。ワークをしていたりすると本当に自分が恵まれていることに気づきます。そんな恵まれている環境を当たり前と思っていることはいけないことであり、その環境にしっかりと感謝しようと思いました。

二つ目は信仰です。アメリカの人たちは本当に神さまへの信仰が大きく、大きいからこそこんなキャンプができると思いました。日本にいる時はキリスト教であることを隠したりしたこともありますが、自分がキリスト教であることは恥ずかしいことではないと思いました。隠すなんかよりもっとみんなに教会やキリスト教に興味を持ってもらうように隠さずにいようと思いました。

このキャンプで学んだことをしっかりと活かし、このキャンプで出会った人のように優しく、しっかりとした信仰心をもった人になりたいです。

※1:ディスクゴルフ=フライングディスクを使ったゴルフのようなスポーツ
※2:クルー=6人のメンバーで家屋の修繕を一緒にしながらキャンプを過ごすグループ

JELAが一日神学校にて出店

2015923日に、日本ルーテル神学校ルーテル学院大学が主催する「一日神学校」にJELAがミニショップを出店しました。


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JELAミニショップ出店に協力した2015年インド・ワークキャンプ参加者
毎年この日はオープンキャンパスで、大学や神学校を見学に来る方たち(今回は600人以上の来場者)のために様々なイベントを開催。その中の一つとして、ルーテルの教会や関連団体がミニショップを出店して、独自の商品や食品を販売したり、宣伝を行っています。今回のJELAブースでは主にインドやカンボジアの支援先で作られたグッズなどを販売しながら、両国のワークキャンプの告知をはじめ、JELAの働きについてプロモーションビデオ等で紹介しました。
JELAのミニショップ展示

















出店のために準備と展示作業を行ったJELA職員の星崎、渡辺と下川とともに、今年の2月にJELAが実施したインド・ワークキャンプの参加者が数名協力してくれました。キャンプ参加者たちの中にはインド伝統衣装のパンジャビを着て接客をしてくれた人もいました。JELA職員とキャンプ参加者が一丸となって有意義な時間を過ごすことができました。
出店に協力したインド・ワークキャンプ参加者と記念撮影
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2015/09/18

JELA職員がルーテル世界連盟の青年国際会議に参加

会場で講演するLWF事務総長マーティン・ユンゲ氏
JELA職員の下川正人は8月22日から9月4日までの2週間、ルーテル世界連盟(LWF)主催の国際会議「Workshop Wittenberg」に参加しました。当会議は、マルティン・ルターの宗教改革発祥の地であるドイツ・ヴィッテンベルクにて行われ、世界60カ国の140人以上の青年が、2017年の宗教改革500周年に向けての必要な取り組みについて話し合いました。

世界のルーテル教会のネットワーク組織であるLWFは、宗教改革500周年という節目に備えて様々なプログラムを展開しています。そのうちの一つが「Global Young Reformers Network」と呼ばれるもので、加盟教会の青年代表者どうしのネットワークを構築し、2017年に向けて若者主体のプロジェクトを推進していくことを目的としています。今回のヴィッテンベルクでの会議は、このプログラムにおいて最も重要なイベントで、かつネットワークのメンバーと対面で直接交流できる数少ない機会でした。
ワークショップの一こま

会議では、講演、パネルディスカッション、グループディスカッション、ワークショップを通じて、神学、政治、エキュメニズム(キリスト教の教派一致運動、超教派主義)など多岐に渡るテーマについての学びを深め、活発な意見交換を行いました。様々な文化的・政治的バックグラウンドを持つ人々が混在する環境で、普段は得られないような刺激的な議論になりました。





特に印象的だったのは難民問題についてのワークショップでした。
LWFは従来から難民支援に取り組んでいますが、会議が開始したころはちょうど、欧州における難民の大規模な流入が顕在化し、またトルコの海岸で死亡していた難民の男児の衝撃的な写真がメディアに登場した時期だったので、当会議でも難民問題はホットなテーマとして取り上げられました。

ワークショップの冒頭では、参加者が難民の家族になりきって、「あなたがたは南スーダンに住む家族です。近くで紛争が勃発しました。あと3分で自宅から避難しなければいけません。持ち物は5個しか持って行けません。あなたなら何を持っていくか?」という状況設定の下、「最も必要そうなもの」を大慌てで鞄に詰めていく、というシミュレーションを行いました。

クッキー、飲用水、学位証明書など、多数のアイテムが用意され、その中から鞄に詰めるものを3分で相談して選ばなければいけません。「食糧と救急箱が最優先だ」「学位証明書が持って行かないと仕事に就けない」など、色々な声が飛び交いました。下川は、「7歳の女の子」という役を与えられたので、ぬいぐるみを持ち出すように訴えました(実際に難民の子どもにとっては、住み慣れた場所からの避難という過酷な状況において、おもちゃを持っていることが大きな心の支えになる、という説明もありました)。人生を大きく揺るがすような状況で、咄嗟にこのような判断を強いられることの残酷さを体感できるシミュレーションでした。

日本にも、辛酸を嘗め、やっとの思いで逃れてきた難民の方が多くいらっしゃいます。こういった方々は、母国での苦しみから解放されて、安心・安全に生活できることを夢見て日本にやってきたわけですが、そのニーズに対して十分な対応がなされているとは到底言えません。JELAの難民支援に関わる者として、微力でも新天地での生活の改善に寄与していきたい、という思いが、このワークショップによって新たにされました。

今回の会議は、全世界的な視点から教会を考え、また教会の立場から世界の諸課題について考える、という非常に有意義な機会で、JELA職員として事業を進めていく上でも参考になる学びが多くありました。
ヴィッテンベルク市役所前のマルティン・ルター像
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2015/09/17

【ブラジル子ども支援】AMILU通信2015年9月



8月発行のジェラニュース37でも紹介しました、JELAが支援するブラジルサンパウロ教会の子どもたちへの音楽教育プロジェクト「AMILU」から今月のお便りが届きましたので、その一部をご紹介します。

                    ◇◆◇

AMILU通信 ブラジルこども支援・音楽教育プロジェクト 2015/09/04
サンパウロ教室に新入生!
ようやく新入生が来てくれました。ギターをしたいとのことですが、最初に音楽と音階に慣れるためにリコーダー教室に入ってもらいました。以前も書きましたが、生徒は増えたり減ったりでサンパウロ教室の子どもは二人やめて一人になっていましたが、今は女の子二人で楽しそうにやっています。お母さんも歌の練習を少し始めました。この家族はポルトガルで仕事をしていた方々ですが、ブラジルに戻り教会の近所のミニスーパーを経営しています。


Noite da Sopaで日ごろの成果を披露
828日夜はジアデマ集会所で「Noite da Sopa(スープの夕べ)」。Melo先生の指導のサンパウロ教会の聖歌隊と、音楽教室の生徒や保護者たち20名でジアデマに行きました。ジアデマでも音楽教室の子どもたちから2人とギターの教会員が発表しました。隣のルーテル教会からも牧師家族と聖歌隊が来てくれて、教会は座れないほどの総勢60名くらい。
それぞれの教会が合唱やピアノ、リコーダーを発表し拍手喝采。ジアデマ周辺のファヴェーラ(スラム街)の子どもたちや保護者も見に来てくれました。



今月の生徒・アドリアーナ

お父さんと一緒のアドリア-ナ
サンパウロ市中心ですが随所にある町中の貧しい地域に住んでいる家庭の子です。教会員の方がやっていた洗濯屋さんで若いころから働き、今はおそうじ婦さんなどもして生活をしているお母さんと二人暮らし。お父さんは昨年離婚。いろいろ難しいですね。発表会では大張り切り。きれいな服を着てお化粧もして、お母さんも、そして普段は来ないお父さんもその日はじめて来てくれました。お母さんには教会や教会ゲストハウス、牧師館のお掃除もお願いしているので、アドリアーナもお母さんと一緒に来て、よくうちのソファーでお昼寝したり、たくさんおしゃべりしたり、遊んで帰ります。ゲストハウスの若者たちにもかわいがられています。上手にできたときは「Melo先生に褒められた!」と、とっても嬉しそうに報告してくれます。約束も時間もきっちり守る元気な、ちょっとおしゃまな子です。読み書きの書くほうが少し苦手。しっかり勉強もして将来を自分で切り開く子供になってほしいと思います。少しずつの取り組みですが、この音楽教育を通して、貧しい地域の子どもたちにも、モラルと地道な生き方、そして信仰が根付いていくことと思います。

 サンパウロ教会
JELC派遣宣教師 徳弘浩隆


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【世界の子ども支援】2015チャリティコンサート余話

去る6月12日(金)に日本福音ルーテル熊本教会で、世界の子ども支援チャリティコンサートを開きました。コンサート後にフルートの上野由恵さんからレッスン(ワークショップ)を受けた方が複数いらっしゃいました。その中のひとり、ルーテル学院高等学校3年生の西村陽菜さんからお手紙をいただきましたのでご紹介します。
西村陽菜さんからのお手紙(画像をクリックすると拡大できます)

2015年チャリティコンサートの総括はこちらをご覧ください。


 【JELAのチャリティ音源情報】
上野さんによる「チャリティ音楽ダウンロード」情報は、こちらをご覧ください。
好きな讃美歌、愛唱讃美歌がありましたらダウンロードいただければ幸いです。
1曲150円、アルバム全13曲で1500円となっております。


【関連リンク】
チャリティコンサート関連記事(ブログ)
JELAのホームページ

2015/08/25

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート一覧(まとめ)

7月23日に成田を出発したアメリカ・ワークキャンプ2015の参加者9人と引率者2人は、8月5日に無事に帰国しました。皆様のお祈りに感謝いたします。
ここに掲載のレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その1) 内田奈七(JELC田園調布教会・15才)

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その2) 鈴木智佳子(JELC田園調布教会・14才)

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その3) 横井里月(JELC松橋教会・19才)

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その4) 谷 果穂(広島県・15才)

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その5) 百武歩人(JELC田園調布教会・15才)

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その6) 谷 菜穂(広島県・15才)

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その7) 松本義輝(JELC神戸教会・18才)

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その8) M.Y(JELC三鷹教会・18才)

アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その9) 廣瀬知登(JELC大江教会・17才)

アメリカ・ワークキャンプ2015参加者の皆さん

【関連リンク】
ワークキャンプ関連記事(JELAブログ)
日本福音ルーテル社団(JELA)

2015/08/18

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その8)

M.Yさんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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M.Y(JELC三鷹教会・18才)

「キャンプ中にたくさんのGod Sightings(※1)を目撃・経験しましたが、その一つについて話します。昨日の夜のプログラムでの経験です。そこで、イエスさまとキリスト教に対するこれまでの自分の見方が変えられました。そして、その瞬間から、私はイエスを心から信じているのだという確信を得、彼に従って生きる決心ができたのです。(その経験の中で)キリスト教は美しいとも思いました。夜のプログラムでは、キャンプに参加したアメリカ人の多くの若者が、自分の抱える困難や問題を見つめ、泣いていました。それを見ながら、私は自分がいま、神さまのもっともおそばにいることを実感しました。」
(夜の集会で話された、本人のGod Sightingsのスピーチより。原文は英語でした。)

ワークキャンプでは"reframe"(再生)のテーマのもと、ニューヨーク州ロチェスターで家屋の修理作業を行いました。わずか5日間ではありましたが、たくさんの大切なことを奉仕の作業から、アメリカ人の友達から、そしてユースグループのみんなから学ぶことができ、日本で過ごす5日間とは比べものにならないほど充実した時間をすごしました。

日本に帰ってきた今、考えるのは修復作業を行った家の隣の家の家族のことです。その家には2人の兄弟がいて、玄関の外からこちらの修復作業をじっと見ているので、メンバーの一人の誘いで、3日目の作業は兄弟2人も交えてスタートすることになりました。しかしそれもつかの間、隣から「帰ってこい」という父親の叫び声を聞いたとたん、兄弟は一目散に家に帰ってしまいました。


次の日、わたしがクルー(※2)と家の壁にペンキを塗っていたとき、昨日の子どもたちの父親が話しかけてきました。父親は、近所の人とうまくいっていないことなど、いろんな怒りをクルーの女性にぶつけ始めました。しかし彼女はまったく慌てず、父親の言い分を充分きいた後、優しく何かを語りかけはじめました。すると、突然父親は「ハレルヤ! ハレルヤ!」と言いながら泣きだしてしまいました。そして最後には、日曜日に家族を教会に連れていくことを約束していました。彼女も泣いていました。


彼女がなにを話したかは私にはわからなかったけれど、2人の会話を通して、父親はイエスの教えに触れることができたのだと思います。人がキリストに触れる瞬間、それはとても尊いものです。そんな瞬間を共有できたことが、ずっと心に残っています。世界のどこかには、怒りや悲しみの思いを持つ家庭があること、そしてその家庭にもイエスの教えは広まっていることを覚えておこうとおもいました。

最後に、このワークキャンプは、JELAをはじめとするみなさんの支えがあったからこそやり遂げられたものであると思います。すべての出会いに感謝します。ありがとうございました。

※1:God Sightings(ゴッド・サイティングス)=キャンプ中に神さまの存在を感じた時のこと。キャンプのプログラムで参加者全員と分かち合います
※2:クルー=6人のメンバーで家屋の修繕を一緒にしながらキャンプを過ごすグループ

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【関連リンク】

ブラジル宣教50年記念訪伯団 参加者募集中!


日本福音ルーテル教会(JELCが主催する「ブラジル宣教50年記念訪伯ツアー」が、この10921日に実施されます。ツアーでは、宣教50周年を祝う記念礼拝を皮切りに、JELCと関わりの深い宣教各地を訪れ、50年の歴史を振り返れるようになっています。サッカーのワールドカップ(2014年)や次期オリンピック(2016年)の開催で躍動するブラジルを体験してみませんか? 

ツアー期間中にサンパウロ、リオデジャネイロ、ポルトアレグレを含めた、豊かな歴史と個性溢れる都市を訪問予定であり、JELAからは、ブラジル子ども支援担当の星崎ポール職員が参加します。まだ席に余裕があるようですので、ご興味のある方は、詳しい内容や申込情報を下記サイトでご覧ください。

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その7)

松本義輝さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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松本義輝(JELC神戸教会・18才)


最初に一言!! 全員にとって当たり前のことだとは思っていますが、とにかく本当に楽しく充実していた二週間でした。

僕は、このキャンプに初めての参加で、行けると決まってからキャンプの初日まで、とても緊張していました。人見知りをする方ではないのですが、海外へ行くキャンプは初めてだったので、不安が少しだけありました。僕は7月11日に学校で大事な模試があったので、事前説明会には参加できなくて、キャンパーのみんなや、引率のポールさん、えりかさんに会うのは出発の日の成田空港での集合のときでした。会ってまずそこで軽い自己紹介があって、その後、それまであった変な緊張などが吹き飛びました。

ここから本題に入ると、僕はこのキャンプでいろいろなことを学びました。一つ目の一番大きなことは、キリスト教の信仰についてです。事前の説明会に行けなかったので、僕は別の機会に個人的に説明を聞いたのですが、そのときにアメリカの信徒はとても熱いので、ちょっと変にグッと来ることがあるかもしれませんと言われました。だが僕には変な意味ではなく、いい意味で刺激になりました。僕の父は牧師で、僕は昔からクリスチャンでした。そこで、まだ18年の人生ですが、こんなにキリスト教のことについて刺激をもらったことがなく、感動しました。

プログラムの中の一つに「今まで犯してしまった罪を書いて、それを塗りつぶして、ゆるしを得る」というようなものがありました。そのときに、アメリカの信徒の熱さに気付かされました。そのプログラムのあとに、聖書を開いて読む人や、知人もしくは知らない人同士で励ましあったり話を聞きあったりしている人がいました。それを見て僕は、アメリカのようなキリスト教が熱い国に生まれていれば、もっと面白いものがあっただろうなと思いました。

そしてメインの毎日のワークは、熱い日差しの中、毎日頑張り、家丸ごと一つのペイントを終わらせることができました。とてもやりがいがあったし、達成感がありました!

そして二つ目は、学びというより懐かしかったことなのですが、ホームステイです。家は大きく(日本だと高級別荘レベル)、大きな庭がある家でした。それで、父の仕事の関係で5年間ドイツに住んでいたとき、友達の家などそのような家が多かったので、とても懐かしくていろいろ思い出しながら楽しみました。ホームステイのホストマザー、ファザー、息子、三人ともとってもいい人でした。ホストファザーは毎日僕たち三人と運動に付き合ってくれて、とても疲れましたが楽しかったです。

初参加で不安だったけど、とにかくいろいろ学びましたし、楽しめました。このキャンプの支援をしてくださったJELAのみなさん、ポールさん、えりかさん、日本のユースグループのみんなに感謝でいっぱいです!

◇◆◇

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2015/08/17

【お知らせ】クレジットカードで簡単に寄付ができるようになりました

JELAでは、Masterカード、Visaカードを利用して簡単な手続きでご寄付いただけるクレジットカード決済システムを導入しました。

JELAの活動は皆さまからのご寄付で成り立っています。ご寄付をお待ちいたしております。

◇◆クレジットカード決済に関する注意事項◆◇◆
※決済システムの関係上、ご寄付は1,000円以上でお願いしております。
※ お引落日について ご利用クレジットカード会社各社のお引落とし日となります。
※ お支払い回数 すべて一括払いとなります。
※ クレジットカード決済には、Cloud Payment社のシステムを利用しております。
  同社では、シマンテックSSLサーバ証明書を採用しており、入力情報は安全な形で送信されます。
クリック!上記のカードから簡単に寄付ができます。










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日本福音ルーテル社団(JELA


2015/08/13

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その6)

谷菜穂さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。


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谷 菜穂(広島県・15才)


私は、アメリカ・ワークキャンプに参加させていただいた二週間で、多くのことを学ぶことができました。自分がクリスチャンでないことや、英語力に自信がないことを理由に、はじめは参加をやめようかと思ったこともありました。しかし今では、キャンプに参加できたことを幸せに思っています。

ホームステイでは、日本人の別の人と二人組になりました。ホストファミリーの人の優しいおもてなしを受けた時や、ペアになった日本人の子が英語で困った私を助けてくれた時、周りの人の支えがあるから自分があるんだなと強く感じることが出来ました。

アメリカに行く前に本当に不安に思っていたのは、ホームステイではなく、アメリカ人の中で日本人は自分一人という環境に置かれるキャンプでした。だから、キャンプが始まった時は、日本に帰りたいと強く思うこともありました。

ワーク初日は全くなじめず、言葉が通じないつらさを感じるばかりでした。しかし、二日目、三日目、と日が経つにつれ、だんだんコミュニケーションが取れるようになり、会話ができる喜びを感じられるようになりました。ペンキ塗りがどんどん進んでいくと、レジデント(※1)の人も喜んでいるのが伝わってきて、どんどんやる気が出てきました。

デボーション(※2)の時間では、神様のことを考える中で、お互いのことをもっと理解できたのではないかと思います。夜のプログラムでは、アメリカの人たちの信仰心の強さを強く感じました。400人もの人が同じイエス様を信仰し、この場に集まっているんだと思うと、すごいことだと思いました。また、やはり日本人のグループに帰ると安心し、みんなの存在がわたしの心の大きな支えとなりました。

私がこのキャンプでReframe(リフレーム、再構築)できたと思うのは、感謝する、ということです。日々、自分はあまり人に感謝を感じることが少なかったのではないかと思います。でもこのキャンプでは、たくさんの人の愛を感じ、たくさんの感謝を感じました。自分も、これからの人生の中で、もっと人に感謝していきたいと思います。

最後に、このキャンプで私たちをずっと見守り、長時間の車の運転や、たくさんのことをしてくださった、JELAのスタッフの方々、日本人メンバーのみんな、アメリカで出会った多くの人々、また、いろいろな準備や、心配をしてくれた家族に深く感謝したいと思います。本当にありがとうございました。

※1:レジデント修繕する家屋に住んでいる方のこと
※2:デボーション=奉仕作業の途中に行われる、聖書の言葉や祈りなどを分かち合う時間


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2015/08/12

【アメリカ・ワークキャンプ2015】参加者のレポート(その5)

百武歩人(ひゃくたけ・あゆと)さんからレポートが届きましたので以下に掲載します
*ここに掲載するすべてのレポートは、JELA事務局が一部編集したものです。

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百武歩人(JELC田園調布教会・15才)


今回のアメリカのワークキャンプは初参加だったが、アメリカに行ったのは2回目で、以前にハワイに訪れたことがある。その時最も感じられたのは、英語を聞き取ることができない、英語の発音が通じない、ということであった。だから今回のアメリカ滞在でも、同じようなことになると予想していたが、発音の面では、予想以上に通じたようで、嬉しいと感じた。


しかし、聞き取る方はかなり困難で、ネイティヴの人の発音は速く、何回も聞き返すということになってしまった。単語もわからないものが多く、簡単な単語に変えてくれる人もいた(勉強不足かな?)。コミュニケーションがうまく取れない状態に置かれたため、状況を把握する力がついた気がする。

クルー(※1)の人とは5日間でかなり仲が良くなり、自分の英語力を理解してくれたようで、なるべくゆっくり話したり、簡単な単語に変えてくれたりした。とても優しい人たちだ。その中でも、Allison(アリソン)は、夜のプログラムのなかで、質問された内容について『今の理解できた?』と聞いてくれ、わからなかった時は簡単な英語にしてくれた。とても感謝している。また、最後のほうでは、冗談も言い合えるほど、コミュニケーションが取れるようになっていた。英語が上達したんだと思う。

日本人グループの人ともとても仲良くなり、お互いが兄弟のような関係になった。ともに2週間を過ごすということに加えて、英語が話せない環境に置かれ、日本人同士が貴重に感じるという二つのことが重なり、普通の友達とは違う、なにか特別な関係を築くことができたと感じている。

クルーの飲み水を運ぶ百武さん

特に、義輝と知登とは本物の兄弟、家族のような仲の良さになれたと思っている。ホストファミリーと一緒にディスクゴルフ(※2)をしたり、夜遅くまで外で遊んだり、一緒にふざけあったり、ハンバーガーをたらふくたべたり、パンケーキをバカ食いしたり、ナイアガラの滝にいったり、シャワーを無理やり3人で入ったりして、とても充実し、普段の生活とはかけ離れた日々を送ることができたと思っている。


また、キリスト教に対する考え方も『Reframe』(リフレーム、再構築)され、今までのように都合のよい神様ではなく、いつもそばにいてくれるということに気づけたような気がしている。

今回引率をしてくださった、ポールさん、恵理香さん、また支援をしてくださったJELA、田園調布教会の皆さんには、自分の人生を変えるきっかけになるとても貴重な体験をさせていただいて、言い表しきれないほど感謝しています。


来年のワークキャンプにも、ぜひ参加したいと思っています。よろしくお願いします。

※1:クルー=6人のメンバーで家屋の修繕を一緒にしながらキャンプを過ごすグループ
※2:ディスクゴルフ=フライングディスクを使ったゴルフのようなスポーツ


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