2014/11/20

【難民支援】ジェラ・ミッションセンターで三カ国の難民保護実務家による国際会議

11月14日に恵比寿のジェラ・ミッションセンターで、日米韓三カ国による難民保護のための円卓会議がありました。主催した認定NPO法人・難民支援協会の石川えり事務局長に、その内容・意義などについてご報告いただきました。

◇◇◇

2014年11月14日に、ジェラ・ミッションセンターにて、「難民の社会的統合」をテーマに難民保護に関わる実務家26人により円卓会議が開催されました。アメリカ・韓国で難民支援に取り組むNGOよりゲストを迎え、日本からは政府、国際機関、研究者、シンクタンク、NGO/NPO等が参加し、3カ国における難民支援について3カ国における実践を共有し、多様な角度から議論を行うことができました。

開会の挨拶をする森川JELA事務局長
 まず、開会に先立ちJELAの森川氏よりご挨拶を頂きました。また、3カ国の交流事業の概要を紹介したうえで、円卓会議を開始しました。

 円卓会議では、「難民の社会統合における課題と優れた実践」というテーマのもと、日・韓・米各国からの実情に関する報告がありました。アメリカのゲストからは官民連携の実務についての報告がありました。韓国からは2013年7月より施行されている難民保護法の運用について、その概要や難民支援センター開設の動きについて報告がされました。日本からは政策の動向に加えて、日本における難民支援の現状を共有しました。

 参加者相互によるディスカッションの後は、シリア難民の現状についての紹介があり、アメリカからは数が確定されていないものの現在第三国定住が必要とされている130,000人のうち半数の65,000人の受入れを目指したい旨報告されました。また、韓国からはシリア難民が500人以上来韓し、難民申請をし、1人が認定を受け、400人以上が在留許可を得ている状況を紹介し、これまでに認定もしくは在留許可を受けている人たちに対して家族呼び寄せの希望について調査を行い、来年開始されると言われている第三国定住の対象者として含みたい旨の報告がありました。最後に日本からも現状についての報告がありました。
発表を聞く参加者


 午後は「雇用」・「官民連携」・「ケースマネージメント」をテーマに様々なセクターの参加者が分科会形式に分かれて議論し、再度全体会において共有されました。

 偶然ですが、アメリカ・韓国のNGO双方から小規模農場の取り組みによる受入れコミュニティと難民の協働事例が紹介され、国境を越えて各国において実施される難民支援において共通項を見出していくことの意義が再度確認された会合だったと感じています。改めまして、会場を貸して下さったJELA様にお礼を申し上げます。(難民支援協会・石川えり)


【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

2015年「LOVEコンサート」大阪公演をJELAが後援

ルーテル市ヶ谷教会主催で毎年行われ、その収益をJELAへ寄付してくださってい「LOVEチャリティコンサート」が、このたび大阪でも開催されることになり、この公演をJELAが後援いたします。

ジャズボーカリストであり、同時に日本屈指のボイストレーナーとして著名な安ますみさんがプロデュースするジャズ・ポップスの演奏会で、ベテランジャズプ レーヤーをバックにプロ、アマ14人のボーカルが数々の曲を楽しく聴かせてくれます。

そしてこのコンサートの収益はJELAを通して、東北大震災の被災者 の方々の心の支援活動に用いられます。

2015年2月28日(土)午後3時30分開場 午後4時開演
会場:日本福音ルーテル大阪教会 
大阪市中央区谷町3-1-6
地下鉄谷町線「谷間4丁目」下車 1b出口より徒歩1分

入場料 2000円 中学生以下 1000円
チケット申し込み・お問い合わせは love@jelc-ichigaya.org
※メールにて、お名前、連絡先(お電話番号)、チケットの枚数をお送りください。

出演者プロフィール、地図等 詳しくは http://urx.nu/dsHh

主催 LOVEコンサート実行委員会
後援 日本福音ルーテル社団(JELA)  Tel.03-3447-1521

2014/11/13

【新しい短期宣教師】ハナ・ジェンセン=ラインキさんが日本でしたいこと

東京で研修中の三人の新しい短期宣教師の皆さんは、1月から九州に移動し、熊本での3か月の研修の後、2015年4月から2年間、九州学院九州ルーテル学院の中・高生に英語を教えます。
それぞれに、日本でしたいことなどについて話を聞きましたので、お一人ずつご紹介していきます。今回はハナ・ジェンセン=ラインキさんです。

ハナさんはアメリカの大学で2年間日本語を習ったことがあり、日本語が少しできますので、自分の思いをワープロで作文にしてもらいました。それが以下の原文です。とても上手ですが、少しわかりにくい部分もあるので、オリジナルの後に、原文をなるべく生かした形の、事務局による一部修正文をつけます。

ハナさんの原文  「私は日本に行ったら、私はいろいろなところにいってはんこうしたい。私は北海道でスキーにしてみたい。九州のうみに行ってみたい。もう私は四国じゅうんれいしていろいろなお寺をみってみたい。古いれきしてんきなはしょをみることがすきだ。古いお寺をかんこうすることはひじゅにおもしろいです。私は古いれきしをまなぶことはだいすきた。日本で私は日本のれきしとげんごのちしきをふやしたい。また私は熊本でよいえいごの先生になって学生がおおくのことをまなぶのをたすけるようにしたいと思います。」

〇 事務局による一部修正文  「私は日本に行ったら、いろいろな所に行って観光したい。北海道でスキーがしてみたい。九州の海に行ってみたい。それから、四国を巡礼して、いろいろなお寺を見てみたい。古い歴史的な場所を見ることが好きだ。古いお寺を観光することは非常におもしろいです。私は古い歴史を学ぶことが大好きだ。日本で私は日本の歴史と言語の知識を増やしたい。また、私は熊本で良い英語の先生になって、学生が多くのことを学ぶのを助けるようにしたいと思います。」

江戸東京博物館を訪れたハナさん

東京での研修では日本語レッスンだけでなく、歌舞伎を見たり博物館を訪れたりします。九
州でも習字をしたり、歴史的遺跡を訪問するようです。ハナさんにとって有意義なオリエ
ンテーションになればと思います。


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日本福音ルーテル社団(JELA)

【リラ・プレカリア】ルーテル学院大学でのセミナー

2014年7月3日に三鷹のルーテル学院大学リラ・プレカリアのキャロル・サックが演奏と分かち合いの時間をいただきました。登壇したのは、一年生を対象とする『総合人間学』の「人間と文化」(担当:上村敏文准教授)の中の一コマの講義です。

企画した上村先生(同大学キリスト教人間学コース主任)は、この講義について次のようにおっしゃっています。「人間の文化の中で、音楽はどれほど重要かということを講義だけではなく、実際に体感してもらう趣旨で(キャロルさんを)お招きしました。こちらの予想以上に学生の反応は鋭敏で、『神の霊がサウルを襲うたびに、ダビデが傍らで竪琴を奏でると、サウルは心が安まって気分が良くなり、悪霊は彼を離れた』(サムエル記上16:23)との記述がある通り、ハープ(竪琴)の持っている癒しの力は、疲れている魂だけでなく、肉体をもリラックスさせる効果があることを学生のコメントは見事に証明してくれました」。

参加学生の感想文から、その一部を抜粋して以下にご紹介します。

〇 ハープの清んでいる音を聞いて正直うとうとしてしまいましたが、その間なぜか自分の中の良い思い出が頭に浮かんできました。心が落ち着き穏やかになって思い出に浸っている中で、自分の行動・言動をお母さんのような温かい存在に許され、さらに諭されている気分になりました。

〇 音楽は祈りなんですね。なるほどと思いました。言葉にしなくても不思議と思いは音楽に現れて、人の心に、そして神様のところへ届いているのだということを感じました。
 ハープの演奏を聴かせていただいて、言葉に表せないくらい本当にすてきでした。悩み事や心配事はすべて吹き飛んでいました。忘れていました。
 私は常に構えています。ふっと気を緩めることができません。そんな私でも、心からリラックスできました。
 私は死ぬことが怖いです。天国へ行くのだとわかっているはずなのに、でも怖いです。もうすぐ命が終わるのだとわかったとき、私は不安に押しつぶされると思います。そんなときにリラ・プレカリアを聴いたら落ち着くだろうなぁと、自分の運命を受け入れられそうな気がしました。
 キャロルさんは子守唄を演奏してくださいました。優しくて温かくて、安心できました。聴くのがもしベッドの上だったら、お母さんといる感じになって、天国とつながっているんだと感じることができたのではないかと思います。

〇 いやな事がハープによって忘れていくのだと実感しました。リレ・プレカリアの活動がいろんな人に癒しを与えてくれていると思いました。実際に活動しているところを見たいなと思いました。

〇 私はその日はとても学校に行く気分になれない日でした。しかし、キャロル・サックさんの講義終了後は、頑張って来てよかったなと思いました。
 私は普段、ある女性歌手の日本語のバラードをよく聴きます。私は彼女のことがとても好きなので、それはそれで楽しいです。祈りのたて琴を聴いているとき、私はとても安らかな気持ちになって寝そうになりました。

キャロル邸のリビングでくつろぐルーテル学院大学の学生(右端=キャロルさん、左から二人目=上村敏文・ルーテル学院大学准教授)

キャロルさんの自宅玄関に飾ってある額。リラ・プレカリアのモットーと言える標語が次のように記されています。「バッハは神の言葉を、モーツアルトは神の笑いを、ベートーヴェンは神の炎を与えてくれました。しかし神様は、言葉なしでも祈れるようにと、音楽そのものを与えてくださいました。」

◇◇◇


12月発行のジェラニュースには関西学院大学の学生を相手に行われた同様のセミナー関連記事を掲載しますので、併せてお読みいただけると幸いです。

2014/11/12

【リラ・プレカリア】カトリック真生会館建替サポート企画に協力

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)のキャロル・サック宣教師が、11月20日に行われるカトリックの真生会館建替サポート企画にゲストとして登場します。

ご興味のある方はご参加いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

「真に生きる愛 第三回『真の祈り』」
●日時 11月20日(木)
      17:30(開場)
      18:00(開始)~20:00(終了)
●場所 援助修道会本部修道院 聖堂(定員50名)
      新宿区市谷田町2-24 
●主催 真生会館をサポートする会
     (お問合せ電話番号: 原090-5342-8916)
※参加ご希望の方は、上記の番号までお電話ください。

◆◆プログラム◆◆
◇18:00 ~「祈りのたて琴」の響き
   キャロル・サック宣教師による演奏とお話
   癒しのハープ:リラ・プレカリア
◇19:00 ~ ティー・タイム
◇19:30 ~ 出会いの深まり(対談) 
   森一弘司教(真生会館理事長)× キャロル・サック宣教師(JELAリラ・プレカリア)


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日本福音ルーテル社団(JELA)

リラ・プレカリア関連ニュース

2014/11/07

インドのJELA支援地でも喜ばれているパナソニックのソーラーランタン

2014年3月にJELAパナソニック様からソーラーランタン250個をインド・コルコタの支援先であるLWSITに寄贈していただきました。以下は、このランタンを利用している一人の女性の生活の様子です。

◇◇◇

ジュリ・ベヘラさんは耳が聞こえず言葉も話せません。家族から大事にされず、縁を切られる形で姉と一緒にコルカタのブハネスワールにあるスラム街に移り住みました。姉も、自分の娘ともども夫に捨てられて、ジュリさんと暮らすようになったのです。彼女たちは近所で家事手伝いをしながら生計を立てています。

ジュリさんはLWSITが支援に力を入れている、カストゥラバ・マヒラ・サミティという、現在居住している地域の人々を中心とした組織の一員です。

耳が聞こえないので家事をこなすことが難しいジュリさんですが、暗がりで料理をしたり字を読んだりすることにも困難をおぼえていました。家には電気が通っていないからです。こんな不便な暮らしをしていたところにソーラーランタンが届きました。どんなに嬉しかったことでしょう。言葉が話せないので、ジェスチャーで感謝の気持ちを表現したそうです。

読書や家の仕事をする際にランタンを使用することで、暮らしがとても楽になったようです。小さくて軽いので、夜間に外出するときも持ち歩けます。多くの場面で役立ち、さまざまな事ができるようになりました。以前は自分の居場所を示せず危険だったのに、このランタンのおかげで今は夜も大丈夫です。

パナソニックのソーラーランタンは自分自身の生活を明るくしただけでなく、周囲の環境の改善にもつながったと彼女は感じています。





2014/10/29

熊本のヴィラージュフェスティバルに参加しました


会場はこの中です。
10月24日(金)に熊本市中央区水道町で開催された「ヴィラージュフェスティバル」にJELA事務局長の森川博己が参加しました。

水道町の町おこしをかね、ヴィラージュビルを中心に毎年この時期に行われているようです。

ルードバルスの軽快な演奏
夕方6時頃からビル周辺に人が集まりだし、敷地内の野外で焼き鳥・焼きそばなどの各種料理・飲み物がふるまわれました。

ヴァイオリンの合奏
中庭ではフラダンス、10名前後の女性によるヴァイオリン合奏、弦楽四重奏団によるポピュラー演奏などがあり、祭り気分を盛り上げました。

本イベントの収益の一部をJELAにいただけるため、7時から2階の披露宴会場フェリシアで行われたコンサートでは演奏に先だち、森川が感謝の挨拶をさせていただきました。

その後、アコーディオンとギタ―のデュオ「ルードバルス」が軽快な演奏と歌を繰り広げ、聴衆の皆さんも料理やお酒を手にくつろいだひとときを味わっておられました。

来年もまたよろしく。ヴィラージュさん!


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日本福音ルーテル社団(JELA)

中庭でのフラダンス

2014/10/28

一日神学校にJELAブース! キャンプなどPR

9月23日にルーテル学院大学で開催された一日神学校でJELAブースを出しました。

カンボジア・ワークキャンプの際に現地で購入してきたグッズの販売と来年開催を予定しているインド・ワークキャンプの募集をPRしました。

今年2月のカンボジア・ワークキャンプ参加者たちも手伝ってくれたお陰で、グッズはほぼ完売しました。売上金は世界の子ども支援に用いられます。


【参加者募集中! JELAのキャンプ】
2015インド・ワークキャンプ参加者募集(応募締切11/11まで)

2015米国グループ・ワークキャンプ参加者募集(応募締切2015年4月末まで)


【関連リンク】
日本福音ルーテル社団(JELA)

2014/10/22

10月30日「きぼうのいえのターミナルケアと看取り」リラ・プレカリア公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

10月30日に「きぼうのいえのターミナルケアと看取り」をご講義いただく山本雅基講師(特定非営利活動法人 きぼうのいえ施設長)に、当日の聴きどころを教えていただきましたのでご紹介します。

~~「きぼうのいえのターミナルケアと看取り」に寄せて~~
きぼうのいえは、東京の下町、通称山谷地区にあるホームレスの方を看取るためのホスピスケア施設です。開設以来、13年間で180人あまりの方の天国に送ってきました。
入居当初は、人間不信と猜疑心に満ちた方たちが、みるみるうちに、人を愛することを知り、安らかで安寧な旅立ちをしていきます。
講座では、その秘訣がどこにあるのかということを、皆さんとご一緒に考えてまいりたいと思います。

山本雅基


【2014年の公開講座の概要】 
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
    〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)
 詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

公開講座の関連ブログ記事はこちらをクリックしてご確認ください。 

【関連リンク】

2014/10/14

10/24 熊本でチャリティ・イベント 収益の一部をJELAに!

熊本市中央区水道町1-19にあるヴィラージュ主催の「Village Festival (ヴィラージュ・フェスティバル)」が10月24日(金)に行われます。

ヴィラージュ様のご厚意により、イベントの収益の一部をJELAに寄付いただけることなりました。

「Village Festival (ヴィラージュ・フェスティバル)」チラシ表)
「Village Festival (ヴィラージュ・フェスティバル)」チラシ裏)
Village地図リンク

お近くの方は、ぜひイベントへご参加いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。


【関連リンク】

2014/10/08

性的人身取引の実態を描いたドキュメンタリー映画『ネファリアス』の上映会が行われました

 映画上映を主催した団体『ノット・フォー・セール・ジャパン』(NFSJ)の栗山のぞみさんから以下のご報告をいただきましたので、ご紹介します。

 9月27日、爽やかに晴れ渡った土曜日の午後、JELAホールで行われた映画『ネファリアス――売られる少女たちの叫び』の上映とアフタートークの会には、高校生からご年配の方まで50名もの方々が集まってくださいました。映画タイトルの「ネファリアス」とは、“極悪非道な”という意味。今や世界中で年間15兆円以上を稼ぎだす犯罪産業「人身取引」のなかでも、子どもや女性が被害者になる性産業の裏側を描いたドキュメンタリー映画です。

性的搾取の温床地帯(モルドヴァ、オランダ・アムステルダム、タイ、カンボジア、そしてアメリカ)を巡るカメラが映し出すのは、子どもや女性を売買春の世界に追いやる社会構造、虐待を受けて自尊心を持てないままに自分の性を切り売りしてしまう被害者の心理……。1時間35分の映画が終わって休憩時間に入っても、この問題の闇の深さ、複雑さに、観客の皆さんは圧倒されていたようでした。

会場の様子(JELAホールにて9/27)
休憩を挟んで、NFSJ代表の山岡万里子が「人身取引の世界的な定義」および「日本の私たちと人身取引の関係」についてスライドを使って短くプレゼンテーションいたしました。人身取引犯罪のタイプ、ケースは非常にバリエーションが多いこと、手口が巧妙化し法律や規制が追いつかないこと、特に日本でも実は身近にありながら、なかなか「犯罪」として認定されないもどかしさ等もご紹介しました。

 その後のディスカッションタイムでは、実際にカンボジアで児童の人身取引の現場を見て来られた方からは「国会議員等に呼びかけてこの映画を見せたらどうか」というご意見や、大学の先生から「学生など若い世代に、限られた時間で人身取引の複雑な問題を理解できるように伝えるにはどうしたらよいか」といった質問が出たり、他にも「問題の根本には心の断絶があるのではないか。キリストに於けるほんとうの愛を伝えていかねばならない」といった力強いご感想もいただきました。

ショッキングな映像、私たちも無関係ではない厳しい現実を目の当たりにして心がざわめく中、希望を見出し、正しい道を選びとるにはどうしたらよいのか……。この日の最後には、10分ほどでしたが、穏やかなハープ演奏とともに静まる瞑想と祈りの時間もあり、参加者の皆様とともに自分自身に問いかけるひとときとなりました。

 今回のお招きに感謝しつつ、ご参加くださった皆様とともに、搾取のない社会、すなわち一人ひとりを「人」として見つめ、その魂を大切にする社会に向かって歩みたいと願っております。


【関連記事】
映画『ネファリアス 売られる少女たちの叫び』紹介記事(「クリスチャン新聞」2013年8月8日付8面より)
【動画紹介】ご存知ですか?「現代の女性の奴隷制」について
映画上映に寄せて NFSJ代表 山岡万里子

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10月16日「なぜ、こんなことが私に起こるのですかー不条理の問題を考える」公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

10月16日に「なぜ、こんなことが私に起こるのですか――不条理の問題を考える」をご講義いただく賀来周一講師(キリスト教カウンセリングセンター相談所長)に、当日の聴きどころを教えていただきましたのでご紹介します。

~~「なぜ、こんなことが私に起こるのですか――不条理の問題を考える」に寄せて~~
 突如起こった、東日本大震災の出来事は、「なぜ、こんなことが」と問う問いを多くの人たちの心に残しました。この「なぜ」に答えがあるかといえば、他人事としての答えは一応あるでしょう。「運命である」、「試練である」、「時がくれば分かる」、中には「天罰」という答えもありました。
 しかし、思いがけない災難を自ら体験し、これから先どのように生きようかと苦悩する当事者自身がそのような答えを聞けば、怒りこそ覚え、これから先の希望への道筋を示すしるしを見ることはありません。「なぜ、私に」、「なぜ、今」、「なぜ、あの人が」との問いあるのみです。当事者にとっては、白々しい他人事への答えよりも、「私」自身が、これからを生きる答えが欲しいのです。その答えとは何か、をご一緒に学びましょう。

賀来周一


【2014年の公開講座の概要】 
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
    〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)
 詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

公開講座の関連ブログ記事はこちらをクリックしてご確認ください。 

【関連リンク】

2014/10/07

10月23日「詩編とルターと音楽」リラ・プレカリア公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

10月23日に「詩編とルターと音楽」をご講義いただく徳善義和講師(ルーテル学院大学名誉教授)に、当日の聴きどころを教えていただきましたのでご紹介します。

NEWS:10月20日、徳善先生がキリスト教功労者として顕彰されました
詳しくは、こちらをご覧ください。
なお、歴代のキリスト教功労者については、こちらをご覧ください。

~~「詩編とルターと音楽」に寄せて~~
 今年のこの講義は「祈りをもってする音楽において」神の恵みが豊かにあることを考えながら始めたいと思います。
 2017年はマルティン・ルターが歴史を変えることになる宗教改革を起こしてから500年になります。彼は元々アウグスティヌス修道会の真剣な修道士、その日々は詩編を中心にした聖書と取り組む祈りの日々でした。それゆえに当時の教会を改革せずにはおれなかったのです。
 その途上で彼は民衆のために聖書のドイツ語訳を果たし、ドイツ語で礼拝し、そこで歌う会衆の賛美歌を始めたのでした。

徳善義和


【2014年の公開講座の概要】 
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
    〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)
 詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

公開講座の関連ブログ記事はこちらをクリックしてご確認ください。 

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ようこそ日本へ 新しい宣教師(J3)が来日

アメリカ福音ルーテル教会(ELCA)から派遣された短期宣教師3人が10月2日に来日しました。JELAはこの3人に12月中旬まで日本語の研修サポートなど生活面の支援をいたします。1月からは全員、熊本に移動します。

来日したのは、以下の3人です。

ディーン・ホルツ(Dean Hoelz)さん
  経歴:牧師で元米海軍(岩国基地)チャプレン

ザック・コービン(Zachary Corbin)さん
 経歴:グラフィックデザイナー

ハナ・ジェンセン-ラインキ(Hannah Jensen-Reinke)さん
 経歴:社会福祉施設勤務

左から:星崎JELA職員、ハナさん、ザックさん、ディーンさん、森川JELA事務局長
(JELAホールのステンドグラスの前にて2014年10月3日撮影)





















皆様、3人の日本での活躍をお祈りください。


【関連リンク】

2014/10/03

山田麻衣さんがブラジルでの働きを終えて帰国

ブラジル・サンパウロ教会(徳弘浩隆宣教師)の日本人ボランティア募集に応じ、1年半にわたり現地で青年宣教や各種奉仕で活躍された山田麻衣さん(ルーテル室園教会員)が帰国されました。
帰国した山田さん(左)とJELAのスタッフ

渡航費や現地での語学研修費をJELAが支援したこともあり、山田さんは10月3日にJELAを表敬訪問し、元気な姿を見せてくださいました。

山田さんのブラジルでの働きは下記のリンク先(「ジェラニュース」)でご覧いただけます。
「ジェラニュース」31号5ページ
「ジェラニュース」32号5ページ
「ジェラニュース」34号4ページ

サンパウロ教会では山田さんの後任として藤﨑喬史さん(ルーテル恵み野教会員)が4月から奉仕中です。
藤崎さんの働きも下記のリンク先(「ジェラニュース」)でご覧いただけます。
「ジェラニュース」34号4ページ

関連ニュース
藤﨑喬史さんのブラジル渡航を励ます集まりが開かれました
 (ブログ記事)

引き続き、藤崎さんを祈りに覚えていただければ幸いです。


■リンク
日本福音ルーテル社団(JELA)

2014/10/01

2015米国グループ・ワークキャンプ参加者募集

 米国グループ・ワークキャンプ2015 参加者募集 

以下の要領で2015年アメリカ・グループ・ワークキャンプの参加者を5~10名前後で募集します。

申込期限は20154月末日(必着)です


◆ 派遣期間:2015723日(木)~85日(水)

◆ 内  容:ニューヨーク州(またはその近辺の州)でのホームステイとワークキャンプ(家屋修繕、聖書の学び等を通して信仰的・人間的成長を促すプログラム)に参加。

◆ 参加費用:20万円*値下げしました。
パスポート・ビザ取得費用、海外旅行保険費用、派遣確定者説明会会場及び出発・帰国時の集合場所(成田空港)から居住地までの交通費や、前泊・後泊する場合の宿泊費用については、上記の参加費とは別に個人負担となります。

◆ 問合せ・申込用紙請求先:
     JELAアメリカ・ワークキャンプ係り(窓口:星崎、奈良部)
     住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 日本福音ルーテル社団(又はJELA
     電話:03-3447-1521/ファクス:03-3447-1523E-mail: jela@jela.or.jp

   選抜方法:20154月末日(厳守)までに到着した申込書の中から派遣者を決定し、5月上旬までに結果を申込者に連絡します。

【応募・申込書類】※申込みいただく方は、必ず全てお読みください。
募集案内(PDF)
募集案内(Word)
2015年米国グループ・ワークキャンプ申込書(PDF)
2015年米国グループ・ワークキャンプ申込書(Word)

<注意事項>
  ①     201581日現在の年齢が14歳~20歳の健康に自信のある方が応募できます。
  ②     クリスチャンでなくても参加できますが、聖書を学び話し合う時間が毎日あり、すべての行事に積極的に加わることが求められます。
  ③     日本人スタッフが同行し、霊的・言語的側面から日本人参加者を支えます。
  ④     派遣確定通知受領から出発までの間にキャンセルされる場合は、その時点までに発生した費用をいただくことがあります。また、新型インフルエンザの蔓延等、諸事情により日本からの派遣を中止する場合があります。JELAからキャンセルする場合は、払込み済みの参加費はご返却します。
     渡航には(航空券予約段階から)パスポートが必要となりますので、お持ちでない方、更新が必要な方は、派遣確定通知受領後速やかに取得手続きを行ってください。

以上

ワークキャンプの趣旨や内容が分かる動画です。ぜひご覧ください。(約15分)

■関連リンク

2014/09/25

支援難民が日本語能力試験に合格!

JELAでは、日本に逃れてきた難民の方々へ住居(難民用シェルター・JELAハウス)を無償で提供しています。居住者が安心して生活できるように光熱費等の費用もJELAが負担しており、希望すればボランティア教師による日本語クラスを無料で受けることが可能です。

N3級の合格通知
最近では、JELAハウスに居住しているYさんがこの日本語クラスを通じて勉強し、8月末に「日本語能力試験N3級」に合格するという出来事がありました。

Yさんは今年の3月からボランティアの日本語教師NさんとDさんと共に日本語能力試験に向けた勉強を継続しており、今回見事に合格することができました。

将来のジェラニュースに本人の合格体験記を掲載予定です。

合格のお祝いをする森川JELA事務局長とYさん(右)
日本という慣れない土地で難民の方が生活していくためには、言葉の壁を乗り越える必要があります。

JELAでは、皆様からのご寄付などによりJELAハウスの運営などを行っております。ご支援いただければ幸いです

また日本語レッスンのボランティアを希望される方は、お気軽にお問い合わせください。引き続きご支援のほど、よろしくお願いいたします


■リンク
日本福音ルーテル社団 (JELA) 

2014/09/18

【子ども支援】インドの少女Shiuliの物語

最近、インドの支援先からJELAに手紙が届きました。そこには、現地の学習センターで学ぶ、14歳の少女Shiuliのことが書かれていました。JELAは皆様からいただくご寄付の一部を、このセンターの運営に役立ててもらっています。

SHIULIの花 Photo by J.M.Garg
Shiuliは、病気の母親、祖母、二人の弟の5人でコルコタのスラム街に暮らしています。Shiuliとは写真の花の名前です。この花が大好きな母親が娘の名前にしたのです。

数年前に母親の容体が悪化し、Shiuliは学校を休まざるを得なくなりました。母親の介護や家事手伝いで忙しくなったからです。

「暇ができたとき学校に行ってみたんだけど、たくさん休んでるから授業についていけないし、テストもさっぱりできないし……。恥ずかしくて、やめてしまったの」と残念そうなShiuli。

学習センターへ向かうShiuli
ところが、「ある日、近所のおばさんが家にやって来て、私とお母さんに言ったの。自分は学習センターで教えている、そこでは、私のような子どもが授業についていけるように教えてくれたり、宿題を見てくれるって。はじめはどうしようかと思ったんだけど、友達が通ってるのを見て、行くことにしたの。センターの先生たちのおかげで宿題ができて、学校にもまた通えてうれしい! でも、本当は一番うれしいのはね、給食があるから午後もお腹がすかないことかな」。この学習センターでShiuliは、文字通りきれいに咲く小さな花のように、すこやかに育っています。
学習センターで学ぶShiuliと子どもたち

JELAは、Shiuliのような子どもたちを支援しています。センターには現在、男の子8人と女の子12人が通っています。このセンターがなければ、子どもたちはどんな人生を送っていることでしょうか。Shiuliが笑顔をとりもどしたのは、日本の支援者の皆様のおかげなのです。ありがとうございます。

もっとたくさんの、Shiuliのような子どもを支えてくださる方は、JELAの「世界の子ども支援」プログラムまでご送金いただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

※上記のShiuliの記事は抜粋です。全文は12月発行のジェラニュース35号に掲載いたします。


■「ジェラニュース」を読みたい・送って欲しいとご希望の方は、下記までご連絡ください。
【メール】 宛先:jela@jela.or.jp
・件名に「ジェラニュース希望」と明記してください。
・住所(郵便番号、アパート等の場合は建物名と部屋番号もお願いします)
・氏名(フルネーム、よみ方もお書きください)
・電話(携帯電話も可です)
・希望部数
・クリスチャンの方は所属教会をお教えいただければ幸いです。
※電話(03-3447-1521)FAX(03-3447-1523)でも受け付けいます。
お送りいただいた個人情報につきましては、JELAの案内等にのみ使用させていただきます。

■リンク
日本福音ルーテル社団 (JELA)

2014/09/16

【動画紹介】ご存知ですか?「現代の女性の奴隷制」について

奴隷制と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。黒人奴隷のことでしょうか、それとも奴隷解放に貢献した、リンカーン大統領やキング牧師のことでしょうか。日本人からすると奴隷という存在は遠く感じるかも知れませんが、実はとても身近なところに今日の奴隷制は存在しているのです。

普通の少女や女性たちが「奴隷」となってしまうことに今日の奴隷制の闇と問題があります。性風俗産業に従事している女性たちは、本人が選択した職業として喜んで働いているのでしょうか。それとも何か特別な事情を抱えているでしょうか……。

上記に関連した映画『ネファリアス――売られる少女たちの叫び』を9月27日(土)に恵比寿のJELAホールで上映する(主催=NFSJ(ノット・フォー・セール・ジャパン)のに先立ち、映画の序章ともいえるドキュメンタリー動画(約30分)を皆さんにご紹介いたします。(※高校生以上の方の視聴をお勧めします)


動画を視聴された方は、一般的に触れることの少ない「女性を対象にした人身取引(奴隷制)」という犯罪が世界の隅々にまで蔓延していることに気が付かれたと思います。
この問題について、人身売買の撲滅を目指して活動しているNFSJが皆さんと共に考える、というのが9月27日の上映会の趣旨です。動画を視聴されて問題意識をお持ちになった方は、下記の上映会にぜひ足をお運びください。多くのことが学べるはずです。

【上映会の詳細】
日 時:9月27日(土) 14時上映開始(13時45分開場) 17時終了予定
内 容:映画(約90分)上映後、日本における人身売買についてNFSJからお話を聞き、Q&Aとディスカッションの時間を持ちます。
場 所:恵比寿、ジェラ・ミッションセンター1階ホール
     (電話03-3447-1521 ※当日の問合せは不可)
参加費:無料
その他:高校生以上のご参加をお勧めします。
問い合せ先:メールjapan@notforsalecampaign.org (NFSJ山岡)
会場提供:日本福音ルーテル社団(JELA)

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2014/09/11

10月9日「詩編23篇」リラ・プレカリア公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

10月9日に「詩編23篇」をご講義いただく柴田千頭男講師(ルーテル学院大学日本ルーテル神学校名誉教授)に、当日の聴きどころを教えていただきましたのでご紹介します。

~~「詩編23篇 (主題: 「主の家にわたしは帰る」(6節)」 に寄せて~~
いつか、人はこの世を去るときがくる。
その人に向って、わたしたちは語るべき言葉をもっているだろうか。
そういう人生の極限で、語るべき言葉を持っているか、どうかは
わたしたちの信仰・宗教の本質にかわわる課題である。
詩編23篇にその答えを見る。その一部をヘブライ語でも親しみたい。

柴田千頭男


【2014年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
    〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)
詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

公開講座の関連ブログ記事はこちらをクリックしてご確認ください。


【関連リンク】