2018/08/17

【米国ワークキャンプ2018】参加者レポート9(森澤 涼帆)

JELAは毎年夏、アメリカの青少年向けキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本から若者を派遣しています。

今年は13名の青少年が7月25日~8月7日の日程で、ホームスティをオハイオ州で数日間行い、ペンシルベニア州インペリアルでの一週間のキャンプに参加しました。

参加者の感想文を掲載します。

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森澤 涼帆・16歳(大分県)

私の家系はクリスチャンではありませんが、母がキリスト教系の職場に勤めていたことからこのワークキャンプのことを知ることができ、今回のキャンプに参加させていただきました。

私はこのキャンプに行く前、キリスト教といったら難しそうな学問だなと感じていて、参加させていただくことが決まった後は、奉仕活動や聖書の学びは何をすべきなのだろうか、どんなことをするのか、ということを考えたり、キャンプ中は現地の方と多くの行動を共にするということだったので、言語についての不安も多くありました。

いざキャンプが始まり現地の方たちと交流を重ねていく中で、多くのことを学ぶことができたのではないかと思います。たとえば、お昼ご飯の後にあったクルーデボーション(*家を一緒に修繕する仲間との聖書の学び)の時のことです。毎日テーマごとに神様についてだったり私たち自身のあり方について考えたり、分かち合いをする時間で、最初はクルーの話についていくことが精一杯だったので、神様のことを考えるといったことが出来ていなかったと思います。ですが、回数を重ねていくうちに、神様が私たちに様々なことを与えてくださっているのだなぁといった考えになっていきました。

夜は神様を崇めたり、キャンプの参加者全員で神様にお祈りするといったプログラムがありました。私は今まで神様になにかお祈りするといった機会が多くなかったため、誰かのためにお祈りをすることがとてもすごいものだと感じることが出来ました。


今回のキャンプでは、神様そのものだけでなく、自分自身のあり方についてたくさんのことを学べたのではないかと思います。今まで触れてこなかったキリスト教の考えからみた自分というものも私にとってはとても新鮮で、多くのことを学べる機会でした。キャンプ前に私が立てていた、人とコミュニケーションをとるという目標も、少しだとは思いますが、出来てきたのではないだろうかと思います。

キャンプでの学びや聖書のお話で感じたこと成長できたことは、これから私が大人になっていく中でとても大きな糧になると思います。たくさん悩んだし反省した一週間でしたが、このキャンプでの学びや考え方を生かして、これからも多くのことを学んで成長していければと思います。



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