2022/12/28

【お待たせしました】キャロルサック師による動画版『詩編との出会い』が配信開始!

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大のさなか、JELA はこの時代にこそ祈りや心の癒やしが必要とされていると感じ、 リラ・プレカリア(祈りのたて琴)研修講座のディレクターを務めたキャロル・サック宣教師とともに「詩編との出会い(全3部)」 というプログラムの動画を公開いたしました。 動画のご視聴はこちらから

日本各地で行われた1日リトリートがついに映像化

「詩編との出会い」は、2018年に米国のウィスコンシン州ショーノーにあるシオン・ルーテル教会(ELCA) から支援を受けて開始したリトリー ト・プログラムです。コロナ禍にあって、会場でのリトリートの実施が困難なことから同教会の許可を得て動画を制作することとなりました。

講義をはじめハープと歌による演奏や祈りも高音質で収録

本作は、3つの動画から構成されており、第1部(Part 1)では、パストラルハープやリラ・プレカリアについての基本的な講義がなされ、続く第2部(Part 2)では、実際にキャロル師が歌とハープによる祈りを届けた患者さんとの交流の様子が、キリストの愛に生きる奉仕者としての視点で語られています。さらに第3部(Part 3)では、1部と2部で語られたことを結びつける、ハープと歌による祈りの礼拝が収録されています。


動画の編集作業や日本語字幕の作成に想像以上の時間を要し、公開が遅れておりましたが、この度ついにJELAの公式YouTubeチャンネルにて全編を公開いたしましたどなたでも無料でご覧いただけますので、キャロル師による尊い働きの証とその想いが詰まった、映像版「詩編との出会い -人生の3つの時期-」をぜひご覧ください。

動画のご視聴はこちらから

動画を通してJELAの活動にご賛同いただけましたら、ご寄付もぜひよろしくお願いいたします。JELAへのご寄付はこちらから


2022/12/23

【年末年始休業のお知らせ】


クリスマスおめでとうございます。

本年は対面でのチャリティコンサート開催や海外の支援先の視察・パートナー団体への訪問など久しぶりに再開が叶った事業があったと同時に、初の国内開催となったワークキャンプやオンラインでのスタディツアーなど新しい試みにも挑戦することができた1年でございました。今年も多くの方からJELAへの変わらぬお祈りとご支援を賜り、心から感謝申し上げます。

さて、JELA事務局は20221229日(木)〜20231月4日(水)の期間休業となります。年明けは202315日(木)から業務を再開いたします。

休業期間中は、電話やメール等によるご連絡はお受けできませんので、何卒ご理解ください。

厳しい冬の寒さが増す中ではございますが、皆様の健康が万全に保たれ、よりよい一年への希望とともにこの年末年始を過ごせますことをお祈り申し上げます。

2022/12/10

【世界の子ども支援】チャリティコンサートがフィナーレ!恵比寿のJELAミッションセンター・ホールにゴスペルが響く

第19回 JELA 世界の子ども支援 チャリティコンサート2022」の最終公演が、12月10日(土)午後2時から恵比寿のJELAミッションセンター・ホール(東京都渋谷区)で開かれました。

19回目となるチャリティコンサートですが、 意外にもJELAのお膝元であるJELAミッションセンター・ホールでの開催は初めてとなります。

今回はゴスペルシンガーのMARISAさん、ピアノの山本裕太さん、ベースの深栖絵美さんのトリオがクリスマスナンバーやゴスペルを熱唱し、会場に集った50人がパワフルな楽曲の数々を楽しみました。チャリティとして、60,500円のご献金をいただきました。お捧げくださった皆様、心より御礼申し上げます。

熱唱するMARISAさん

初めての試みとして会場の一部では、JELAの海外支援地域の物販や、支援地域の少女が作ったクラフトの展示、クリスマスカードの展示販売も行われ、多くの人が足を止めてくださいました。
多数の方にご来場いただきました

ご来場いただいた方々からは、次のような声が聞かれましたので一部をご紹介します。
  • とにかく声が良かったのでCDでも聴きたい。
  • ホールの雰囲気とゴスペルが合っていた。
  • クリスマスの雰囲気を感じた。
  • 犬の散歩の途中で歌声が耳に入って立ち寄った。とても良かった。
  • リハーサルもかなりの声量で歌っていた。本番で声が出るのか心配したが、本番の方が更に迫力があった。
  • 曲の説明やエピソードが分かりやすかった。
  • 時事にあった選曲だった。

MARISAさん、山本裕太さん、深栖絵美さん、素敵なゴスペルをありがとうございました。
またご来場いただきました皆様、ご協賛くださった皆様、この場を借りて感謝申し上げます。

深栖絵美さん、MARISAさん、山本裕太さん

JELAでは今後、JELAミッションセンター・ホールでチャリティ・コンサートやイベントを計画して参ります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

皆様、どうぞ良いクリスマスをお迎えください!

 

MARISAさんを囲んでJELE関係者ら




【関連リンク】【関連リンク】

2022/12/08

『JELA NEWS』59号の電子版を公開しました

皆様にJELAの活動をお伝えする機関紙『JELA NEWS(ジェラニュース)』第59号の電子版を公開しました。PDFはこちら

印刷版は印刷・発送作業中です。JELAホームページからは『JELA NEWS』創刊号からのバックナンバーもご覧いただけます。

なお、お手元に『JELA NEWS』が届いている方で、ホームページで読めるなら送付の必要がないという方は、電話(03-3447-1521)、FAX(03-3447-1523)またはメールフォームでJELA事務局にご一報いただければ幸いです。

『JELA NEWS』の送付停止のために教えていただきたい情報

  • 郵便番号
  • ご住所
  • お名前(フルネーム。用いる漢字などもお知らせください)
  • お電話番号

【関連リンク】

2022/12/06

【2023年3月開催!】インド・コルカタ オンライン・スタディツアー2023

JELAは、インドの公益団体である「ルーテル・ワールド・サービス・インディア・トラスト (Lutheran World Service India Trust=LWSIT)」と協力して、2009年からコルカタ市内のスラム街に住む女児たちに食料や教育を提供する支援を行なっています。

2022年2月、JELAとLWSITとの共同で「インド・コルカタ オンライン・スタディツアー」を初開催し、多方面からご好評をいただきました。それを受けて、2023年3月中旬ごろ、再びこのスタディツアーを開催することになりました!!当ツアーでは、現地とビデオ通話を繋ぎ、そこで働くスタッフやJELAが支援をしている少女たちとのリアルタイムの交流を通して、インドのことについて、またLWSITの活動や貧困・教育について知り、考えそして学びを深めるプログラムが予定されています。



現在、ツアー日程やプログラムについて、現地と調整を進めております。詳しい情報は随時こちらのブログページで更新して参りますので、引き続きご確認いただけますと幸いです!

また昨年開催したスタディツアーの様子をブログで取り上げています。合わせてぜひご覧ください!!




【JELA インド・コルカタ オンラインスタディーツアー2023】
開催日程:2023年3月中旬
参加費用:料 (ご寄付歓迎)
参加対象:中学生以上
申込方法・申込〆切:開催日程が決まり次第、お知らせいたします。
催:一般財人 JELA
ビデオ会議ツール Zoo使用いたします
現地の方々とのやりりは英語で行いますが、日本語の通がございます。
※インドにおける新型コロナウイルスの感染拡大状況や現地との時差の関係上、やむを得ずプログラム内容を変更する場合がございます。

各種公式SNSでも情報を発信してまいります!合わせてぜひご覧ください。
JELA公式FacebookJELA公式TwitterJELA公式Instagram

2022/12/05

12/9(Fri)オンライン・イベント「ルターナイツ」でJELAの難民支援について語ります!

 日本福音ルーテル教会東教区主催の「ルターナイツVol.13 からふるな仲間たち〜〜外国にルーツを持つ人々とともに〜〜」が12月9日(金)午後8時からオンライン(Zoom)で開かれます。

 催しでは、JELAの下川正人職員(特定非営利活動法人なんみんフォーラム副代表理事)が難民支援について講演し、JELAの難民支援事業への寄付を呼びかけます。


ルターナイツは、宗教改革から500年を迎えた2017年を記念して始まった活動です。「楽しんで社会貢献」というコンセプトで今回が13回目となります。インターネットとオンライン・会議ソフト(Zoom)が利用できる環境があれば無料で参加いただけるイベントです。

 JELAの難民支援事業に興味のある方は、ぜひご参加ください!

【イベント概要】
日時:2022年12月9日(金)午後8時(オープン午後7時45分)から 
主催:日本福音ルーテル教会東教区
名称:ルターナイツVol.13 
主題:「からふるな仲間たち〜〜外国にルーツを持つ人々とともに」
参加費:無料(イベントではJELAの難民支援事業への寄付を呼びかけます)

参加方法:以下のZoomのURLをクリックしてご参加ください。 https://us02web.zoom.us/j/87313363265?pwd=YjQ1MEFLWEJBNDdvRy9yR3JjOStrZz09
ミーティングID:87313363265 
 ※「ルターナイツ」へのお問い合わせは日本福音ルーテル教会東教区 佐藤和宏 牧師まで(kz-sato@jelc.or.jp)


2022/11/28

【芸術の秋彩る】チャリティコンサート2回目の公演が開催されました!

 「第19回 JELA 世界の子ども支援 チャリティコンサート2022」の2回目の公演が、11月26日(土)午後2時から日本福音ルーテルむさしの教会(東京都杉並区)にて開催されました。

会場のルーテルむさしの教会は、住宅街に位置する地域に根ざした教会で、虹色に美しく輝く羊飼いのステンドグラスと、来た人を優しく包み込むような木造の礼拝堂、またクリスマスのこの時期ならではの5mを超える大きなツリーが大変印象的でした。


会場の日本福音ルーテルむさしの教会礼拝堂


そんなむさしの教会を会場に開催された第2回公演には、初回に続いてヴァイオリニストの真野謡子さんと、ピアニストの前田勝則さんをお招きし、バッハの『G線上のアリア』や、ヘンデルの『ヴァイオリンソナタ第1番』、フバイの『カルメンによる華麗な幻想曲』などをデュオで演奏いただいた他、コープランドの『エル・サロン・メヒコ』やフランクの『ヴァイオリンソナタ』などそれぞれソロでの演奏も披露してくださいました。

会場には教会信徒の方々、近隣の方々、また出演者のファンの方々など57名が来場し、木造の礼拝堂で優しく響く艶やかな音色と、思わず息を呑むような超絶技巧の演奏を楽しみました。


出演者の真野謡子さん(左)と前田勝則さん(右)


また、曲の合間には、お2人による曲の紹介や説明をはじめ、近況報告などのプライベートなトークもあり、客席からは拍手や笑い声が聞こえ、コンサートに華を添えていました。


初回に続き素晴らしい演奏をご披露いただきました!

また、本コンサートでは主にインドやカンボジアの子ども達の教育や福祉の向上を目的とした、弊財団の「世界の子ども支援事業」についてのPRと、事業への寄付が呼びかけられ、合計で¥51,000の寄付金が集められました。ご来場くださった方々、また会場準備をしてくださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。




なお、本コンサートの3回目の公演(最終公演)は、12月10日(土)の午後2時から弊財団事務所併設のJELAミッションセンター1Fホール(東京都渋谷区恵比寿)にて開催されます。本公演には、ゴスペルシンガーのMARISAさん、ピアノの山本裕太さん、ベースの深栖絵美さんをお招きし、JELAのチャリティコンサート史上初となるゴスペルコンサートをお届けいたします!
出演者の詳しいプロフィールはこちら



どなたも
入場無料ですので、クリスマスのひとときを彩るコンサートに、ぜひお足を運びください。

2022/11/21

【まとめ】JELA English Bible & Work Camp 2022 参加者レポート

 JELAは、2022年731日から86日の日程で、初となる国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を開催いたしました!キャンプには全国から14名の中高生が参加し、栃木県は那須塩原市にある農村指導者を志す留学生が多く学ぶ専門学校「アジア学院」を舞台に、様々な国や地域から集った留学生と英語でコミュニケーションし、無農薬にこだわった有機農作業体験や自給自足の生活体験、さらには、創世記をテーマにしたバイブルスタディーなどを行いました。


今回は、その参加者レポートのブログ記事を一覧にした「まとめページ」を作成しました!キャンプの様子が鮮明にうかがえる力作の数々をぜひご覧ください!!

〜JELA English  Bible & Work Camp 2022 参加者レポート(全14名)〜

参加者レポート1(船山 李緒)
参加者レポート2(浦部 灯)
参加者レポート3(杉野 夏美)
参加者レポート4(大薮 房之介)
参加者レポート5(高野 遥)
参加者レポート6(濱村 一樹)
参加者レポート7(カーク麻弥)
・参加者レポート8(阿部 奎祐)
 [その1その2その3
 [その4その5その6
参加者レポート9(菊地恵那)
参加者レポート10(菊地匠人)
参加者レポート11(河内山 粋未)
参加者レポート12(河内山 澄人)
参加者レポート13(井上 萌葉)

また2023年2月には、実に3年ぶりとなる「JELA カンボジア・ワークキャンプ」が開催されます。夏のワークキャンプに続いて無事に実施できるよう、引き続きのご支援とお祈りをどうぞよろしくお願いいたします!

2022/11/14

【満員御礼!】JELAカンボジア・ワークキャンプ2023の募集終了とキャンセル待ち受付開始のお知らせ

 JELAは来年2月に開催される「JELAカンボジア・ワークキャンプ2023」の参加者募集をしておりましたが、大変感謝なことに予想を超える反響をいただき定員に達しましたので、誠に勝手ながら募集を終了させていただきます。


3年ぶりとなる海外でのワークキャンプに、多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました!関係者一同、大変嬉しく思っております。

また、当キャンプのご周知や興味がありそうな方へのお声がけなど、ご協力下さった皆様にも重ねて深く御礼申し上げます。出発までの準備が守られ、無事にキャンプが開催できますよう、引き続きお祈りいただけますと幸いです。

なお、今後はキャンセル待ちの受付をいたします。キャンセルが発生した場合、順にご案内をさせていただきますので、キャンセル待ちをご希望の方は、お手数ですがこちらのメールフォームからその旨をご連絡ください。(メールアドレスの打ち間違いにご注意ください。)
*キャンプの詳細や募集要項はこちらから


関連リンク



2022/11/01

【全3回】JELAチャリティコンサート2022がスタートしました!

今年で19回目となる「JELA 世界の子ども支援 チャリティコンサート2022」がついにスタートしました!

実に3年ぶりに会場での開催となる、本コンサートの初公演が10月30日(日)に日本福音ルーテル市ヶ谷教会(東京都新宿区)にて開催され、教会信徒の方々、近隣の方々、出演者のファンの方々など63名が会場に集まりました。
ヴァイオリニストの真野謡子さんと、ピアニストの前田勝則さんが出演者として登場し、バッハのG線上のアリアや、ヘンデルのヴァイオリンソナタ第1番、フランクのヴァイオリンソナタなどのクラシック音楽をデュオで披露しました。

また、曲の合間には、お2人による曲の紹介や説明をはじめ、近況報告などのプライベートなトークもあり、ときおり客席からは笑い声が聞こえ、コンサートに華を添えていました。

本コンサートでは、主にインドやカンボジアの子ども達の教育や福祉の向上を目的とした、弊財団の「世界の子ども支援事業」への寄付が呼びかけられ、合計で¥81,000の寄付金が集められました。ご来場くださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

なお、本コンサートの2回目の公演は、来月11月26日(土)の午後2時から日本福音ルーテルむさしの教会にて開催されます。本公演でも真野謡子さんと前田勝則さんによる、このコンサート限りのスペシャルデュオを引き続きお楽しみください。以下、今後のコンサート日程を掲載いたします。いずれも入場無料ですので、芸術の秋を彩るひとときに、ぜひお足を運びください。

- 今後のコンサート日程 -

「JELA世界の子ども支援チャリティコンサート2022 第2回公演」
日時:11月26日(土) 13:30開場 14:00開演 
会場:日本福音ルーテルむさしの教会(東京都杉並区)
出演者:真野謡子、前田勝則 *プロフィールなど詳しくはこちら

「JELA 世界の子ども支援チャリティコンサート2022 第3回公演」
日時:12月10日(土) 13:30開場 14:00開演
会場:JELAミッションセンター1Fホール(東京都渋谷区)
出演者:MARISA、山本裕太、深栖絵美 *プロフィールなど詳しくはこちら

2022/10/28

【カンボジア・ワークキャンプ2023】事前説明会を開催いたします!!


JELAは来年2月に、3年ぶりとなる「JELAカンボジア・ワークキャンプ」を開催いたします。

当キャンプでは、18歳以上の方を対象に、JELAの現地パートナー団体が支援する村や学校への訪問をはじめ、現地の子供たちとの交流や施設の補修作業といったボランティア活動や、カンボジアの歴史的な名所を巡るスタディーツアーを予定しております。なにより、毎晩その日の活動の振り返りと共に聖書の御言葉にも触れて、参加者同士で分かち合い、祈り合う時間を設けるなど、語学力や異文化への理解を高めるだけではなく、信仰や心の成長も期待できる内容を目指しています!

本キャンプの募集要項やお申し込みについてはこちら





さらに今回は、キャンプの内容をさらに知りたい方、また参加を迷われている方を対象に、11月19日(土)の14時から、事前説明会をオンラインで開催いたします!(2022/11/14/ 追記:定員に達したため、募集を終了いたしました。キャンセル待ちのお申し込みはこちらこちらの説明会にはどなたも無料でご参加いただけますので、少しでも当キャンプにご興味がある方は、下記からお申し込みの上、ぜひご参加ください。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております!
 

<カンボジア・ワークキャンプ2023 事前説明会>
日時:11月19日(土) 14:00〜15:00 
開催方法:オンライン
対象:当キャンプへの参加をご検討中の方、ご興味がある方
内容:当キャンプの概要や行程説明、引率スタッフを交えた質疑応答など
参加費用:無料
申込方法こちらの参加申込フォームに必要事項を記入をしてご送信ください。
申込締切:11月18日(金) 17時まで


【関連リンク】

2022/10/27

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その7]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポートの最終章「その7」です。

◇◆◇

                                      阿部奎祐

「第7日。僕はやりきった。」

最終日、僕はにわとりに勝った。もしかしたら、慣れたのかも知れない。

朝は簡単なワークをして、皆でセミナーハウスの片付けをした。最後にアジア学院の「ケイスケ」が僕に声をかけてくれた。ケイスケはアジア学院を卒業したら、海外にボランティアに行きたいと言っていた。アジア学院で勉強している人たちは、みんな「自分がやりたいこと」を持っている。すごいなと思った。

アジア学院を出発する前に、皆で連絡先を交換した。歴代のキャンパーが集まるライングループにも参加した。僕も皆の仲間になったような気がした。7日間のキャンプが終わって、はじめは行くか迷ったキャンプだったけれど、行って本当に良かったと思う。キャンパーの皆との出会いやスタッフさんの皆との出会い、アジア学院の人との出会いは僕の宝物になるはずだ。一つひとつの思い出が僕の力になると思う。
阿部さん(左)とキャンパー仲間
キャンプで僕は英語を話すこともできたし、外国人と交流ができて嬉しかったし、英語が出来なかったとしても、交流が出来ることを知った。キャンプでは、留学生や校長の話を聞いて、世界では僕の知らない色々なことが起きていることを知った。

バイブルスタディでは、神様について同じキャンパーの話を聞けて良かった。マヤは神様のことを良く知っていた。僕には理解できないこともあるけど、もっと勉強しようと思った。
バイブルスタディの様子
僕は将来、海外に行きたいと思っている。キャンプで皆から教えてもらったことや経験したことを僕の将来に役立てたいと思う。

コロナで大変な時期にキャンプを企画してくれたJELAの皆さんに感謝しています。僕たちのことを気遣ってくれて、ありがとうございました。僕にとって、ずっと忘れられない大切な経験となりました。

2022/10/26

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート14(早野 翔)

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。


参加者の感想レポートをご紹介します

◇◆◇

早野さん
早野 翔

イングリッシュワークキャンプでは、たくさんの「初めて」と触れたり、たくさんの国や農業の事を知ることが出来ました。

1つ目は、農業についてです。イングリッシュワークキャンプに申し込むときに考えていたことは、「農業は少しで、後は外国人と一緒に遊んだりご飯食べたり、たくさん交流するんだろうなぁ」と思っていました。実際は自給自足の為の農業のお手伝いに、ヘトヘトになりながら、6日間取り組みました。日常で野菜を育てたり、観察する機会が少ない僕にとって、20cmくらいのナメクジとの遭遇や野菜を育てるためにその周りの環境を整えること等、楽しい発見がたくさんありました。カカシ作りにも挑戦しました。とても簡単だと思っていたのですが、いざ竹と鎖と手袋と服を使って作ってみると、2メートルくらいのものが出来上がり、持ち上げるのでさえ、一苦労でした。

収穫する早野さん
2つ目は、食事です。出発前に施設の先生から「外国に行くと、日本食が食べたくなるよ」と言われました。確かにその通りだなと思いました。食卓には、日本食はあまりなく、見たことのない材料で作られた、見たことのない料理がたくさん並べられていました。その中でも、僕のお気に入りは、名前は忘れましたが、「キュウリとわかめのネバネバした葉っぱを切って混ぜているもの」です。カレー作りでは、スタッフや留学生の一緒に作りました。火起こしが大変で、何度も付いては消えてを繰り返していました。木の組み方や手順を教えてもらい、他のキャンパーたちと火をつけることが出来て嬉しかったです。苦労して作ったカレーは、とても美味しかったです。が、手で食べると色が指について落ちなくなるということを初めて知りました。

3つ目は、アジア学院の留学生の方やボランティアの方等との交流です。英語でのコミュニケーションは、とても不安でした。その中で外国の方との交流で、僕が気を付けたことは、日本語をあまり使わない事です。日本人より外国の方が多い中では、日本語はほとんど使われず、共通語は英語でした。しかし時間を重ねるにつれて、ジェスチャーを使ったり、知っている単語から連想したり、スタッフに助けてもらったりしながら、外国の方ともコミュニケーション取ることが出来ました。
参加者と一緒にお勉強する早野さん(中央)

バイブルスタディーの中でのお話しで、ARIスタッフの牧師先生は、「ARIの人も、心のどこかに傷を負っている」と言われました。しかし、それがわからないほど前向きで、個性豊かな人が多かったです。嫌なこともたくさんありますが、僕もARIの人を見習って、前向きに生活していきたいと思います。

◆◇◆



 

【JELA国内ワークキャンプ2022】参加者レポート8(阿部 奎祐)[その6]

JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、731日から86日まで栃木県那須塩原市で開催しました。 

キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。

今回ご紹介する参加者レポートは阿部奎祐さんですが、奎祐さんのレポートは、キャンプ初日から毎日を振り返る形で、原稿用紙18枚にもおよぶ大作でした!そのため、奎祐さんのレポートは、7回(キャンプの1日分)に分けて今後ご紹介します。以下が阿部奎祐レポート「その6」です。

◇◆◇

                                      阿部奎祐 

第6日。ジャッキーと出会った。

 にわとりに勝った。僕はギリギリまで寝ることが出来た。

この日のワークは野菜の収穫だ。僕の担当は、トマトの収穫だった。広くて沢山ある畑で皆が手分けして収穫をした。野菜の中でも茎が紫色と黄色の空芯菜が箱に入り切らないほど大量に採れた。暑かったけど、収穫は楽しかった。


ワークをする時、いくつかのグループに分かれて作業をする。僕のグループのジャッキー(アジア学院留学生)は、明るくて楽しい。ジャッキーは、ケニアから来ている女性で、農業を発展させて貧困から抜け出すことと、男女平等を実現させたいとアジア学院に勉強に来ている。ジャッキーは、明るい声で「アリガト・ガト・ガトー!」と言って周りに元気を振りまいている。僕は、ジャッキーの「アリガト・ガト・ガトー!」が好きだ。

収穫作業に励む阿部さん

収穫をしていると、少し離れたところで、アジア学院の学生たちがカカシを作って楽しんでいた。カカシの頭にパーティーコーンを載せて歌を歌っている。歌のところどころで、人の名前を呼んでいるようだった。歌の途中で「ケイスケ!」と僕の名前を言っていた。気になって振り返るけど、どうやら僕のことを言っているわけではなさそうだ。あとになって分かったことだけど、アジア学院には僕と同じ名前の人がいた。僕は農作業も、カカシを作るのも大変だと思っていた。でも、アジア学院の人たちはカカシの周りで楽しそうに踊って歌っていた。それを見て、僕も楽しそうだと思った。


この日の夜、僕たちはキャンプファイヤーをした。スタッフさんから、アジア学院の人で好きな人をキャンプファイヤーに呼んできて良いと言われた。僕は、迷わずジャッキーを呼ぼうと思った。英語が分からないから、スマホを使ってジャッキーを誘ってみた。ジャッキーも分かってくれた。ジャンキーは、別の予定があったみたいだったけれど、僕のために来てくれた。


キャンプファイヤーのとき、ジャッキーは僕たちのために、ぶどうのパンケーキを作ってくれた。そのパンケーキは、僕が食べたキャンプの食べ物の中で一番美味しかった。

お皿代わりのバナナの葉を芯から剥がす作業を手伝う阿部さん(中央)

キャンプファイヤーでは、キャンパーのフサ、スミトとしょうのすけがバナナの葉の芯を燃やしていた。煙が沢山でたので、スタッフのタカちゃんに注意をされていた。フサは高3でキャンパーの最年長だ。フサはギターが出来て、歌が上手だ。フサは夕食のあと、良くギターを弾いて歌を歌っていた。アジア学院の人も皆聴いていた。特にジョナサン(アジア学院のチャプレン)が喜んでいた。キャンプファイヤーの日も、ジョナサンはフサにギターを弾いて欲しいと頼んでいた。音楽でコミュニケーションを取るフサはかっこよかった。しょうのすけは、僕と同じ中1だ。熊本から一人できているなんて、すごいと思った。バナナの芯を燃やそうと考えたのは中2のスミトだ。スミトは姉のスイミと一緒にキャンプに参加していた。スミトは面白いことをいろいろ考えつく。キャンプ最終日は「荷詰めをしなきゃ」と皆に言って、しっかりしている。


ハマは、アジア学院のソロモンをキャンプファイヤーに誘っていた。ハマとソロモンは仲が良い。ソロモンは、キャンプファイヤーの燃えている木を素手で整えたりしていた。ワイルドだ。

参加者、留学生たちとキャンプファイヤーを囲んで楽しむ阿部さん(左から2番目)

キャンプファイヤーで「猛獣狩りをしよう」というゲームをやった。僕はジャッキーと同じチームになって楽しんだ。僕はキャンプファイヤーを楽しんだ。皆も楽しんだ。


「その7」につづく