JELAは、初めての国内ワークキャンプ「JELA English Bible & Work Camp 2022」を、中高生を対象として、7月31日から8月6日まで栃木県那須塩原市で開催しました。
キャンプには14名の青少年が参加し、農村指導者を志す留学生が多く学ぶ農業専門学校「アジア学院」を舞台に、同学院独自の農作業「フードライフ・ワーク」を体験しながら、聖書と英語を学ぶ時間を共に過ごしました。
参加者の感想レポートをご紹介します。
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船山 李緒
私は今回のワークキャンプで2つの事を学びました。
李緒さん |
1つ目は食に対する感謝の気持ちです。普段私は食材が誰によってどのようにして育てられたのか考えることがありませんでした。しかし、今回のワークキャンプで除草や収穫、土寄せなどを通して作物が作られる過程を少し知ったことで食べ物を作った人の労力の分も感謝しなくてはいけないなと思いました。
また、今までは処理されたお肉しか見てきませんでしたが、アジア学院で豚や鶏を見てそれらが犠牲になって自分達の食材になっていることを目の当たりにし、気軽にお肉を食べたいと思えなくなりました。これは全く悪い意味ではなく、自分の中で命をいただいているという当たり前の事に対する感謝の気持ちがとても大きくなったと言うことです。
2つ目は相手を理解しようとする姿勢の大切さです。例えば、相手のバックグラウンドを考慮して発言したり、相手の言いたいことをある程度予想してみたり、相手の人間性を会話を通して考えてみることです。これは友達のパティシパント(アジア学院の留学生)と積極的に話し、理解しようとしている姿から学びました。たとえ国や文化が違うことで言語が違っても、違うのは言語だけで、相手に興味をもち、理解しようとする姿勢さえあれば、言葉の壁を越えて仲良くなれるということを知りました。
1週間前はまだ知らなかったとは思えないような友達ができ、こんなに楽しい思い出ができると考えもしませんでした。このようなキャンプにしてくださったJELAのスタッフとアジア学院の皆さんに感謝すると共に、このキャンプに私を導いてくださった神様に感謝します。
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