JELAはパナソニックホールディングス株式会社様のご支援により、カンボジアの無電化地域にソーラーランタンを届ける活動を行っています。
2024年には、570台のソーラーランタンをカンボジア・パートナーLife with Dignity(=LWD、意味「尊厳ある生活」)通じてコンポンスプー州の無電化農村へ寄付いたします。
4月25日に、パナソニックの多田直之さんと渡辺美紀子さんがJELAを訪問してくださり、無電化地域でソーラーランタンがどのように生活向上に役立っているかなどについて情報交換を行いました。
パナソニック ホールディングス株式会社様は、再生可能エネルギーによる「あかり」の開発に取り組み、2009年から世界の無電化地域への10万台のソーラーランタンを届ける働きを開始しました。JELAを通して、2013年以降カンボジアに、2014年以降インドに、合計2118台のソーラーランタンが届けられました。10万台の目標達成後、2021年から新たなCSR事業「LIGHT UP THE FUTURE」が開始されると、JELAはあらためてパートナー団体としてソーラーランタンを現地に届ける役割を担うようになりました。
カンボジアだけで見ても、2013年以降にJELAを通して無電化地域に寄付されたソーラーランタンの数は、今回の寄贈で合計2958台となりました。JELAから提出された分析データから、灯油が不要になったために一世帯が一年間で260米ドル節約できたことや、使用者全てが家族との時間が充実したものになったと感じていることが報告されています。