JELAの公益財団法人転身の手続きが国内で粛々と進む中、カンボジアでは、パナソニック ホールディングス株式会社様から寄付されたソーラーランタン570台の寄贈式が行われていました。
4月3日、コンポンスプー州において、パナソニック・カンボジア、JELA、JELAの現地パートナーであるLWDが一堂に会す中、ソーラーランタンがAora地区の住民の皆さんに直接手渡されました。JELAからは、ローウェル・グリテベック理事と奈良部慎平職員が式典に出席しました。
パナソニック ホールディングス株式会社様は、再生可能エネルギーによる「あかり」の開発に取り組み、2009年から世界の無電化地域への10万台のソーラーランタンを届ける働きを開始しました。JELAを通して、2013年以降カンボジアに、2014年以降インドに、合計2118台のソーラーランタンが届けられました。10万台の目標達成後、2021年から新たなCSR事業「LIGHT UP THE FUTURE」が開始されると、JELAはあらためてパートナー団体としてソーラーランタンを現地に届ける役割を担うようになりました。
カンボジアだけで見ても、2013年以降にJELAを通して無電化地域に寄付されたソーラーランタンの数は、今回の寄贈で合計2958台となりました。JELAから提出された分析データから、灯油が不要になったために一世帯が一年間で260米ドル節約できたことや、使用者全てが家族との時間が充実したものになったと感じていることが報告されています。
コンポンスプー州Aora地区の皆さんの笑顔のように光り輝く未来を、これからもJELAはパナソニック ホールディングス株式会社様と共に世界の無電化地域に届ける働きをして参ります。
皆様のご支援を宜しくお願い致します。