彼はとっさに、「英語を話せること」「付き合っている彼女との結婚」そして「リッチになること」と答えます。それを聞いた監督はおもむろに、「僕はね、健康、よい映画を作ること、世界の平和」と返したそうです。
俳優は、「ちょっと待ってくださいよ」と真剣に考えだし、別の三つを挙げたようです。監督にとっては何気ない会話だったかもしれないが、そのやりとりは、自分の大事な節目になったと、彼は振り返っています。(朝日新聞2016年12月1日付の記事から)
結婚して三十数年、二人の子どもを持った今の私ならさしずめ、「健康」「日々の充実」「これまでの人生へのお返し」かもしれません。
「世界の平和」、「日々の充実」「人生へのお返し」……どれも世の中への貢献と結びついた表現のような気がしますが、少し抽象的すぎてわかりにくいですね。
JELAは皆さんが、世界の人々に具体的な貢献ができる手助けをします。それは、国を追われて困っている難民の方々へ無償で部屋を提供したり、みんなと学びたいのに近くに学校がないカンボジア僻地の子どもたちのための学校をつくったり、震災で授業料が払えなくなった学生へ奨学金を提供する……と言った形で、さまざまなプログラムをご用意しています。
クリスマス。それは、家族や人々と愛を分かちあう日です。ご家族との団欒を楽しんだあと、JELAへの寄付によって、社会貢献をなさいませんか。この世界は、お一人お一人の愛の心によって、少しずつかもしれませんが、確実により良いものになっていきます。
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皆様に、クリスマスの祝福を祈ります。
2016年のクリスマスを前にして
JELA事務局長 森川博己
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日本福音ルーテル社団(JELA)
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