2017/06/07

【ブラジルAMILUだより】音楽もパソコンも縄跳びも

JELAが支援している音楽ミニストリー(AMILU)の5月のお便りがサンパウロ教会の徳弘浩隆牧師より届きました。二つの記事に分けてご紹介します。
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メロ牧師から2月に引き継いだ音楽教室、最初はNicoleひとりだった午前のクラスは、4月には3名になったと前回ご報告しましたが、5月には8名(女の子が5名、男の子が3名)にまで増えました! それに加えて先週、同年代の子を持つお母さん方が2名見学に来られて、子どもをクラスに入れたい様子。午後のクラスも合わせると、最初は全体で5名前後でしたが、おかげさまで現在31名(!)に増えて大忙しです。
カスタネットでリズムをとる練習をする子どもたち
毎週サンパウロ教会のメンバー5名ほどの手をお借りして、教室があるジアデマ教会に通っています。私たち夫妻は音楽の専門家ではありませんが、幼稚園園長や教師経験があるお二人のやり方は、低年齢の子どもたちと保護者にもたいへんな人気で、保護者が友達のお母さんたちを連れてきてくれるようになりました。
レコーダーを指導する由美子さん(右)
また、午後の小学生年代の子どもたち向けにパソコン教室も始めました。ここでも友達が友達を連れてきてくれ、音楽教室は15-30分刻みに何度か行い、待ち時間に子どもたちは新しく作ったパソコン教室で勉強しています。しかし、5台のパソコンは順番待ちの状態。教会内を待合室にすると、おしゃべりしたりふざけたりして、音楽の生徒が集中できません。何か解決策はないかと悩み祈った結果、教会の庭の駐車場で大縄跳びをするようになりました。
子どもたちと楽しくパソコン教室を指導する徳弘牧師(右奥)
子どもたちは大喜びで一緒に飛んでいます。ブラジル式の大縄跳びの歌い方があって、少しずつ縄の回し方を早くして、どこまで何人で飛べるか、毎週楽しみです。
大縄跳びで遊ぶ子どもたちと徳弘牧師(右奥)
このように広がった働きに、音楽やパソコン専門の人材や資金はまだ足りませんが、ジアデマ教会メンバーのスタッフも5名ほど来てくれるようになりました。またサンパウロ教会からも、去年から教会に通ってくださっているブラジル駐在員のご夫妻の奥様が手伝ってくれるようになりました。

今年買い足したキーボードや数々の楽器の費用、そして倉庫を整備して狭いながらも教室を分ける改装工事の費用などにも、JELAを通していただく皆さんからの寄付金・補助金が活用され、感謝しています。

(徳弘浩隆・由美子)