2016/06/24

【アメリカ・ワークキャンプ2016】 参加者説明会を実施

JELAは毎年夏、アメリカのキリスト教青少年向け書籍出版社「グループ社」が米国各州や周辺国で開催する青年向けキャンプ「グループ・ワークキャンプ」に、日本から青年を派遣しています。

キャンプでは、貧困や老齢のために自宅の修繕が困難な人のために、ペンキ塗り・大工仕事などのボランティアに従事し、キリストの愛を示す形で奉仕の心を培います。入念に企画されたプログラムを通して、神様や聖書について体験的に学べるキャンプです。
昨年の参加者の感想文はこちらです。

今年は、北は北海道から南は熊本まで、9名の参加者(うち3名は去年に引き続き参加)が与えられました。6月18日の説明会では、欠席者1名を除く8名の参加者と同行スタッフ2名が初めて顔を合わせ、キャンプの日程・内容・心得・注意点などについてのオリエンテーションが行われました。

自己紹介とアイスブレイクのゲームの後、同行スタッフの一人であるJELAの星崎職員がホームステイ先、キャンプ地、日程等の説明を行いました。説明が進むにつれ、アメリカに行くという実感を皆さん深めているようでした。またグループ・ワークキャンプの紹介ビデオが上映されると、これから体験することを想像するように、全員熱心に見入っていました。

説明会の最後には、今回はじめて同行するJELAの渡辺職員によるデボーション(神様について仲間と考えたり、分かち合いをしたりする時間)が行われました。一人ずつ、自分にとって神様とはどういう存在か、ということを自分の言葉で分かち合っていき、神様が様々な形で私たちに働きかけてくださることを実感するひとときでした。
アイスブレイクのゲーム
アメリカについて説明する星崎職員
渡辺職員によるデボーションの時間
◇◆◇

説明会では、参加者の皆さんに、キャンプへの意気込みも書いていただきました。
以下に抜粋をご紹介いたします。
  • 仲間を大切にする。霊的成長をする。この経験から多くのことを学ぶ。Workcampを全力で楽しみます!
  • ワークキャンプに参加して、困っている方々を助けることによって人間的に大きく成長できたらいいと思います。 
  • 知らない場所に行くという緊張と、英語が全然話せず、うまく自分の気持ちを伝えられるかという不安がありますが、国を超えて友達がたっくさんできるように積極的に話しかけていきたいです。
  • (説明会を通じて)「早く行きたい」とすごく思いました。感謝の気持ちを忘れず、明るく笑顔で頑張りたいです!
  • アメリカでどんな方たちとの出会いがあるか、どんな試練が待っているのか楽しみです。
  • みんなで踊る「ソーラン節」(編集者注・キャンプの企画「バラエティショー」で予定している日本人参加者の出し物)を成功させたいです。
  • 去年もキャンプに参加させていただいたので、そのときに感じたこと、もっとこうすれば良かった思ったことをやってみたいです。
  • 今回は2回目の参加です。ワークキャンプは本当に良い経験になるし、人生が変わるので、新しい参加者がより楽しんでアメリカでの時間を過ごせるように、リピーターとしてサポートできたら嬉しいなと思っています。
◆◇◆

今年のアメリカ・ワークキャンプは7月28日~8月9日の日程で行います。プログラムは、ミシガン州でのホームステイと、ペンシルベニア州でのワークキャンプです。参加者・スタッフ一同の旅の安全、素晴らしい経験、そして霊的成長のためにお祈りください。

来年2月にはインド・ワークキャンプも!
JELAは毎年2月に、アジア(インドまたはカンボジア)にて独自のワークキャンプを行っています。
2017年はインド・ワークキャンプを開催いたします(予定期間:2月9日~19日)。
主なプログラムは、医療設備・制度が整っていない現地で、ケガ・病気のために足の切断を余儀なくされた人々のために、簡易な義足づくりを手伝うことを中心としたボランティアです。
参加できるのは18歳以上(高校生不可)。日程や募集の詳細については追って当ブログなどでお知らせします。