2014/08/04

9月11日「詩編入門」リラ・プレカリア公開講座のポイント

リラ・プレカリア(祈りのたて琴)公開講座はその名の通り、一般に開かれた講座です。多くの皆様のご興味と関心に合致した内容をご提供できればと思っています。

9月11日の「詩編入門」の大柴譲治講師(日本福音ルーテルむさしの教会牧師ルーテル学院大学・日本ルーテル神学校非常勤講師)にご自分の講座の聴きどころをお寄せいただきましたのでご紹介します。

~~「詩編入門」に寄せて~~
旧約聖書の中には150の「詩編」が収められています。その多くは、たて琴の名手でもあったダビデの名前が作者として記されていますが、その内容は簡単に言えば「さかなとねこ」と覚えることができます。即ち、「讃美」「感謝」「嘆きと慰め」「執り成し」「願い」「告白」(最初の文字を取ると「さかなとねこ」となります)となります。

「詩編」は「讃美歌」として公同の礼拝で用いられてきましたので、共に「呼吸」を合わせ、「声」を合わせて「一緒に唱える(歌う)」ことがとても重要です。それを通して「詩編」は、「私たちの息」を、「神の息」(霊/風Spirit)に合わせるようなかたちで、整えてくれるのです。

また、言葉にすることが難しい私たち自身の思いを的確な言葉に乗せてくれる「詩編」が、150編の中には必ず存在します。その意味で詩編は「祈りの学校」でもあります。キリストご自身しばしば、独りになって寂しいところに退いて、「詩編」を用いて祈られました。その意味で、ルターは「詩編」を「キリストの祈り」とまで位置づけているのです。ご一緒に「詩編」の味わいを深く感じ取ってみませんか。参加をお待ちしています。

大柴譲治


【2014年の公開講座の概要】
場所:恵比寿ジェラ(JELA)・ミッションセンター1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
電話03-3447-1521
時間:午前10:30~12:00
費用:1,000円(事前申し込み不要。当日受付で頂戴します)

詳細は、こちらをクリックしてご確認ください。
リラ・プレカリア(祈りのたて琴)とは、ハープと歌の祈りを届けるボランティアを養成する講座です。

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