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ジュリ・ベヘラさんは耳が聞こえず言葉も話せません。家族から大事にされず、縁を切られる形で姉と一緒にコルカタのブハネスワールにあるスラム街に移り住みました。姉も、自分の娘ともども夫に捨てられて、ジュリさんと暮らすようになったのです。彼女たちは近所で家事手伝いをしながら生計を立てています。
耳が聞こえないので家事をこなすことが難しいジュリさんですが、暗がりで料理をしたり字を読んだりすることにも困難をおぼえていました。家には電気が通っていないからです。こんな不便な暮らしをしていたところにソーラーランタンが届きました。どんなに嬉しかったことでしょう。言葉が話せないので、ジェスチャーで感謝の気持ちを表現したそうです。
読書や家の仕事をする際にランタンを使用することで、暮らしがとても楽になったようです。小さくて軽いので、夜間に外出するときも持ち歩けます。多くの場面で役立ち、さまざまな事ができるようになりました。以前は自分の居場所を示せず危険だったのに、このランタンのおかげで今は夜も大丈夫です。
パナソニックのソーラーランタンは自分自身の生活を明るくしただけでなく、周囲の環境の改善にもつながったと彼女は感じています。
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