2025/07/18
【米国ワークキャンプ2025】7/18 羽田空港から20名がアメリカへ出発!!
2025/07/16
【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポートまとめ
JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。
キャンプの詳しい模様はこちらから
また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。
公益財団法人JELA 公式ウェブサイト
2025/06/20
【難民支援】6月20日は「世界難民の日」です! JELAの取り組みなどをご紹介します!!
当プログラムで調理師を目指して学ばれた、ミャンマー出身のローズさんYouTube動画と記事が公開になりましのでご紹介いたします。
Facebook:https://www.facebook.com/unhcrorjp/videos/4043854109267024
X:https://x.com/UNHCR_Tokyo/status/1935193487562948651
ローズさんのように専門学校で学びたいという方がいらっしゃれば、以下のURLからRVEPに申し込みをご検討ください。(2026年4月入学のための募集締切は2025年7月31日までです)
難民のための専門学校進学支援制度「RVEP」 2026年度プログラム生の募集
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公益財団法人JELA 公式ウェブサイト
2025/06/16
【難民支援】「世界難民の日」YouTube動画を公開! シリア出身の難民留学生のプレゼン&インタビュー
毎年6月20日は、国連の定める「世界難民の日」です。
その日に先立ち、「難民留学生」として来日したシリア出身のスザンさん(UNHCR CRCP難民アドバイザリーメンバー)に、日本に来ることになった経緯、現在の活動、シリアにおける女性をめぐる状況などについてお話しいただき、動画としてまとめ、YouTubeに公開しました。
最近政体が大きく変わったシリアについて、また難民の受け入れ全般について、関心を持っていただくきっかけとなれば幸いです。ぜひご視聴ください!
URL = https://youtu.be/G6hz-Q7ASes?feature=shared
動画の主な内容
- JELAの難民支援について
- スザンさんによるプレゼンテーション
- スザンさんへのインタビュー
JELAは今年の「世界難民の日」のために、上記の動画の公開に加え、JELAミッションセンターでのブルーライトアップも実施しています。
また現在、JELAの実施する2つの難民奨学金プログラムにおいて、2026年度からの受給を希望する方の募集を行っています。
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難民専門学校教育プログラム(RVEP) 締切:7月末
※UNHCR駐日事務所、公益財団法人ウェスレー財団と共同実施 - JELAフィロクセニア奨学金 締切:9月末
2025/06/11
【難民支援】2026年度のRVEP募集締め切りまで、あと50日です!
JELAは国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所、ウエスレー財団と共に、難民専門学校教育プログラム (Refugee Vocational Education Programme、略称RVEP) を実施しています(UNHCRプレスリリース)。
当プログラムは、経済的な理由で専門学校への進学を断念せざるを得ない難民への進学支援を行う奨学金プログラムです。
2026年度の募集締め切りまで、あと50日(7月31日必着)となりました。
応募をご検討中の方は、書類などご準備ください。
難民のための専門学校進学支援制度「RVEP」 2026年度プログラム生の募集
【川柳ひろば】2025年度 作品募集中 夏の選考に間に合います!
喜び・悩み・苦しみ・時事など、様々な思いや話題が作品に反映できるのも川柳の魅力の一つです。感じた気持や思いを五・七・五の川柳にしてみませんか?
機関紙「JELA NEWS」2025年夏号への応募締め切りは、6月30日(月)までです。皆さんのご応募お待ちしております!
◆「川柳ひろば」の投稿先:
2025/06/10
【難民支援】今年も「世界難民の日(6/20)」を前にJELAをブルーにライトアップ! 昨年よりもパワーアップ!!
6月20日「世界難民の日」には、JELA公式YouTubeで難民関連の動画を公開します。内容は本ブログにて追って公開して参ります。どうぞ楽しみにしていてください。どうぞよろしくお願いいたします。
2025/05/02
【ディアコニア奨学金】奨学生が卒業! 感謝のメッセージを頂きました
JELAは給付型奨学金「JELAディアコニア奨学金」を通じて、社会における奉仕者を志す方々の学業をサポートしています。
当奨学金を2021年から受給し、東京国際大学の国際関係学科で学んだ三浦太一さんが、3月に卒業されました。三浦さんは子ども時代の大部分をフィリピンで過ごしましたが、自分の将来を考えて18歳の時に再来日しました。そして言語の壁、文化の壁、経済的な壁などを乗り越えて大学に進学し、今日に至ります。詳しくは『JELA NEWS第59号』掲載の寄稿記事(5頁)をご覧ください。
就職活動も成功し、4月から新社会人としてご活躍です。このたび大学生活の振り返りとJELAの支援への感謝を綴っていただきましたので、以下にご紹介いたします。
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JELAへ感謝のメッセージ
三浦 太一
4年前に東京国際大学に合格し、学費のことや自分の能力、それに自分の年齢、そして大学に行く意味などでたくさん悩んでいました。入学金を支払う能力がなく、大学に延長を依頼しましたができず、ローンも審査に落ち、希望は薄く感じました。
困っていた時に地元のカトリック教会でお世話になっていた方に連絡して、学費のことなどを助けてもらい、それがJELAに出会うきっかけにもなりました。大学進学について、「行ったほうがいいよ」と応援していただいた方もいれば、「行く意味がない」とアドバイスをしてくださる方もいました。いろいろ考えた結果、私は入学することにしました。
入学直後の頃はコロナ禍でもあり、そして自分の計画性不足でいろいろと苦労しました。自分の条件に合ったアルバイトを見つけるどころか、アルバイトの応募自体がほぼなかった頃でした。諦めることなく数週間後、アルバイトを見つけることができ、生活に余裕を持つほどではなかったのですが、自立することができたのは確かです。やがて勉強にも生活にも慣れることができ、いろんな友達や教師に出会うことができました。大学でひとつ学んだことは、人とコミュニケーションを取ることで視野も広がる、ということです。他人の経験や意見に左右されるのではなく、自分の人生や将来の参考にできると学びました。
大学では優秀な学生がいろんな国から来ており、自分のモチベーションにもなりました。自分の国の問題を解決しようとする学生や、世界の問題をいろいろ考える学生も在籍していて、プレッシャーを感じながら自分も考えなければいけないと感じました。学業のために勉強を熱心に取り組んでいましたが、勉強すれば勉強するほど世界の問題をたくさん知ることができ、地球のどこかに困っている人がいると知り、直接助けることはできませんが、人間としてどう考えればよいのか、どう行動すればよいのか、考えることができるようになったと思います。例を申し上げると、卒業論文で課題にしていたフィリピンの麻薬戦争でした。その問題の解決に直接貢献することはできませんでしたが、意見を発信することができたと思います。将来は直接携わって、世界のいろんな問題の解決に貢献することに努めたいと思っています。
4年間もかかりましたが、大学に行く意味を知りました。それは、これから生きる意味を探しやすくなる、ということです。大学で学んだことを社会や自分の人生で活かして成長していきます。JELAのおかげで大学に通うことができた感謝の気持ちを忘れず、次世代の方々にも何か力になれるように働いていきたいと思います。4年間本当にお世話になりました。誠にありがとうございました。
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お母様と一緒に |
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JELAディアコニア奨学金は、【社会・人々への奉仕】【国際社会への貢献】または【キリスト者としての成長】を志し大学進学等を希望する方で、家計の制約により学費の支弁ができない方を対象とする給付型(返済不要)奨学金制度です。
2026年度から受給を開始する奨学生の募集は、今年6月に開始予定です。詳しくはJELAウェブサイトをご確認ください。
また当奨学金の趣旨にご賛同される方は、お祈りによってお支えいただくとともに、ぜひご寄付もご検討ください。公益財団法人であるJELAへのご寄付は、税制優遇の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。
2025/04/23
【切手・はがき・寄付】市川市のM.Tさんからはがきをご寄付いただきました!
JELAでは、未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)の寄付を呼びかけています。
市川市のM.Tさんからはがきをご寄付をいただきましたのでご紹介いたします。
M.Tさん、はがきをありがとうございました!
皆様からお送りいただいた未使用の切手・はがき(はがきは書き損じも可)は、有効利用させていただいています。 少量でも古いものでも結構です。ご協力をお願いいたします。
送り先:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26
公益財団法人 JELA ハガキ・切手係
2025/04/18
【満員御礼!】アメリカ・ワークキャンプ2025 募集終了のお知らせ
JELAは今年7月に開催される「アメリカ・ワークキャンプ2025」の参加者を募集をしておりましたが、予想を超えるたくさんのお申し込みをいただいたため、募集を終了いたします。昨年に引き続き今年も多数のお申し込みをいただき、誠にありがとうございました!
また、当キャンプのご周知やお声がけなどでご協力下さった皆様にも、重ねて深く御礼申し上げます。出発までの準備が守られ、無事にキャンプが行えるよう引き続きお祈りいただけますと幸いです。
なお、今後はキャンセル待ちの受付をいたします。キャンセルが発生した場合、順にご案内をさせていただきますので、キャンセル待ちをご希望の方は、お手数ですがこちらのメールフォームからその旨をご連絡ください。
【アメリカ・ワークキャンプ2025】を開催します!
昨年のキャンプ参加者の感想は、以下をご覧ください。
皆様のご応募をお待ちしております!
アメリカ・ワークキャンプ2025 募集要項
【派遣期間】2025年7月18日(金)~ 7月29日(火)
【テーマ】「Equipped」
【主題聖句】コリントの信徒への手紙二9:8
神は、あなたがたがいつもすべての点ですべてのものに十分で、あらゆる善い業に満ちあふれるように、あらゆる恵みをあなたがたに満ちあふれさせることがおできになります。 (日本聖書協会『聖書 新共同訳』)
【内容】
ペンシルベニア州で1週間のワークキャンプ(家屋修繕、聖書の学び等を通して参加者の信仰的・人間的成長を促す催し)に参加し、近隣州でホームステイもします。
【参加費用】
35万円※「友だち割引」:友だちを誘って参加する場合、本人・友だち両方の参加費が5,000円引きとなります。(JELAサポーター割引との併用は不可)※「JELAサポーター割引」:JELAサポーター(こちらのページを参照)の推薦を受けて、その方の名前を申込書に記入いただくと、参加費が5,000円引きとなります。(友だち割引との併用は不可)
【個人負担費用】
以下の費用は、上記の参加費とは別に個人負担となります。
- パスポート・ビザ取得費用
- 海外旅行保険費用
- 本人の自宅等と、派遣確定者向け説明会会場(JELAの予定)及び出発・帰着時の集合・解散場所(成田又は羽田空港)との間の移動に係る交通費
- 前泊・後泊する場合の宿泊費
【募集対象】
2025年7月1日時点の年齢が14~20歳であり、キャンプ参加に支障のない健康状態の方。
【応募締切】
2025年4月30日(水)JELA必着!
【申込方法】
追記(2025年4月18日):多数のお申込をいただいたため、募集を終了いたします。今後はキャンセル待ちの受付をいたします。キャンセルが発生した場合、順にご案内をさせていただきますので、キャンセル待ちをご希望の方は、お手数ですがこちらのメールフォームからその旨をご連絡ください。なお、キャンセル待ちの受付は4月30日までといたします。
「2025年アメリカ・ワークキャンプ 参加申込書」にご記入いただき、メール、FAX、または郵送(住所・番号は下記「問い合わせ先」参照)にてお送りください。
※メールでお送りいただく場合は、件名を「アメリカ・ワークキャンプ2025応募」としてください。
応募締め切りにご注意ください! 締切日までに必着です。
【問い合わせ先】
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-20-26公益財団法人JELA アメリカワークキャンプ係
TEL 03-3447-1521FAX 03-3447-1523メール jela@@jela.or.jp (@を1つ削除してから送信してください)
【募集人数】
5~10名程度
【選抜方法】
募集終了までにJELAに到着した申込書から派遣者を決定し、5月上旬までに連絡します。
<注意事項>
- クリスチャン(教派は問いません)でもノンクリスチャンでも参加できますが、聖書を学び話し合う時間が毎日あり、すべての行事に積極的に加わることが求められます。
- 数名の日本人成人が同行し、霊的・言語的側面から日本人参加者を支えます。
- キャンプへの派遣が決定した方は、事前の説明会(オリエンテーション)に必ずご参加ください。2025年5月24日(土)に開催予定です。
- 派遣確定通知受領から出発までの間にキャンプ参加をキャンセルする場合は、事情をお伺いした上で、その時点までに発生した費用の一部または全部を請求する場合があります。また、感染症の蔓延その他諸般の事情により派遣を中止する場合があります。JELAの判断により派遣中止となった場合は、払い込み済みの参加費はすべて返金します。
- 渡航にはパスポートが必要となりますので、お持ちでない方、更新が必要な方は、派遣確定通知受領後速やかに取得手続きを行ってください。
以上。
2025/04/11
【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポート⑦(古屋 若菜さん)
JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。
キャンプの詳しい模様はこちらから
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カンボジアの夕日・アンコールワットにて |
また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。
今回は、私にとってJELAワークキャンプへの3回目の参加であり、カンボジアへの2回目の訪問でした。まず、このような貴重な経験をさせていただいているJELAの皆様、そして支援者の方々に心より感謝申し上げます。
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古屋さん |
私にとって2回目のカンボジア訪問は、まるで故郷に帰るような感覚でした。飛行機の中では、「今回はどんな旅になるのだろう」と心を躍らせていました。そして実際にカンボジアに到着し、暖かな気候やドライバーの笑顔、町の雰囲気に触れると、2年前の思い出がよみがえり、本当に幸せな気持ちになりました。
今回の旅では、「歴史を学ぶことの大切さ」と「カンボジア人の温かさ」を改めて実感する機会となりました。
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子どもたちに折紙を教える古屋さん(左、白シャツ) |
まず、歴史を学ぶことの大切さについてです。博物館や資料館を訪れた際、歴史を学ぶ重要性について深く考えさせられました。2年前にも同じ場所を訪れ、「二度とこのような悲劇を繰り返してはいけない」と強く感じました。しかし、その時は自分一人では何もできない無力感にも苛まれ、モヤモヤした気持ちが残りました。その後、日本での日常生活に戻る中で、当時感じた強い思いも次第に薄れてしまいました。今回再び訪問したことで、同じような衝撃と決意が蘇りました。この経験から、人々が教科書や動画だけでなく、自ら現地を訪れ、歴史を肌で感じることが重要だと痛感しました。そして、その経験を通じて、私たちにできることは、残酷な歴史を知り、「同じ過ちを繰り返してはならない」という思いを胸に生きていくことだと思うことができました。
次にカンボジア人の温かさについて、2年前の感想レポートにも書きましたが、今回も現地で関わったLHCO(JELAの現地パートナー団体)職員の方々やドライバー、そして子どもたちから素敵な笑顔と優しさをたくさんいただきました。どこへ行っても、異国から来た私たちをまるで家族のように受け入れ、「安心して活動できているか」「食事はしっかり取れているか」など細やかに気遣ってくださいました。
JELA支援で建てられたプレスクールに子どもたちのために 描いた絵を披露する古屋さん |
このような体験のおかげで、今回も毎日ワクワクしながら全力で過ごすことができ、多くのことを学び、多くの景色を見ることができました。来年から新社会人として新たな一歩を踏み出しますが、自分自身が「与える側」として経験や体験を活かしていけるよう努力したいと思います。ありがとうございました。
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公益財団法人JELA 公式ウェブサイト
2025/04/10
【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポート⑥(野左根 希歩さん)
JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。
キャンプの詳しい模様はこちらから
また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。
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LCCのCity Churchにて |
今回のワークキャンプは、昨年のJELAインドワークキャンプに引き続き、2回目の参加でした。今回のカンボジアワークキャンプでは、ボランティアよりも施設見学や現地の方々との交流がメインでした。現地の方々との交流がメインだったこともあり、出会いと別れの連続だったと感じます。
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野左根さん |
その中で、最も忘れられない出来事をお話します。コンポンスプー州にある田舎の小学校を訪問した際に出会った、一人の女の子との話です。その日、私は小学校を半日訪問し、生徒たちと交流をしていました。その中で一番私のそばにいて、なついてくれたのがその女の子です。彼女を含む、数人の小学生たちと⻤ごっこや遊具で遊びました。
しばらくして夕方になると、生徒たちは一度、教室に戻って帰りの会をしました。その間に私たちも校庭で帰る準備をしていました。生徒たちは帰りの会が終わって下校時間になると、校庭に戻ってきました。するとその彼女は、真っ先に私の元に駆け寄り、キーホルダーを渡してくれたのです。そのキーホルダーはボロボロに汚れていたので、きっとボロボロになるまで愛用した、彼女にとって大事なものなのだと思います。私はそれを受け取って、お礼にもっていた同じキャラクターのピン留めをあげました。彼女がその時に何か訴えるかのように私に話してきましたが、現地の言葉であるクメール語だったため、私には何と言っているのか分かりませんでした。私はとりあえず微笑むことしかできませんでしたが、その微笑みを見て、彼女は安心して帰っていきました。彼女の後ろ姿を見たときに、きっと「また遊びに来てね」って言ったのだろうなと感じ、胸が苦しくなりました。もう二度と会うことはできないからです。帰国して数日が経ちますが、この出来事を思い出す度に苦しくなります。
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野左根さん(左)子どもたちと仲良くポーズ |
このようにカンボジアでは、出会いと別れを繰り返しました。JELA のパートナー団体であり、カンボジアを案内してくれた LHCO の方々、LHCO にボランティアに来ていた留学生、毎日私たちをいろいろな場所へ運転してくれたバスドライバーさん、現地のガイドさん、ゲストハウスの方々など、たくさんの方と出会い、交流をして、別れを告げました。
たくさんの別れを経験し、様々な感情で苦しくなっていた私の心は、毎晩行われるディボーションに救われました。ディボーションでは与えられた聖句を元に、その日一日を振り返りました。私はディボーション全体を通して、「隣人になる」とはどのようなことなのかを考え、感じながら毎日を過ごしました。物理的に隣にいても隣人になれないことが多い世の中で、それでも心を通わせ、お互いを愛することが隣人になるということなのではないかと考えました。もし、そうだとしたら、隣にいなくても、カンボジアで出会った方々とはいつまでも隣人として繋がっていられるのではないかと感じました。だから私は、悲しい別れだったとしても前を向くことができます。
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LCHOのスタッフとの別れを惜しむ野左根(左)さん |
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公益財団法人JELA 公式ウェブサイト
2025/04/09
【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポート⑤(千原 茉利乃さん)
JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。
キャンプの詳しい模様はこちらから
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タ・プローム遺跡にて |
また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。
千原さん |
その中でも特に現地の子ども達と触れ合う時間がとても印象に残っています。私が出会った子たちは決して裕福な子たちとは言えませんでした。靴を履いていない子ややむを得ない理由で学校にいけない子などもいました。しかし、その子たちも含めてみんなとても元気で純粋でした。異国から来た私を直ぐに受け入れて手を引いてコミュニケーションをとってくれたのです。お互い言葉はわからなくても笑顔とジェスチャーで通じ合うことができました。
また、デボーションを通してさらに考えを深める機会になりました。神が人とのつながりを助けていると知ることもできました。出会った子どもたちにまた会いたいと思いました。
今回の経験は私にとってより広い世界を知る大きな一歩になりました。そしてカンボジアを好きになりました!またカンボジアに行って私と出会ってくれた人たちに会いたいです。この経験をこれからの生活に活かしてより広くコミュニティを築いていこうと思います。
公益財団法人JELA 公式ウェブサイト
2025/04/08
【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポート④(笹山 百合菜さん)
JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。
キャンプの詳しい模様はこちらから
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キャンプTシャツを着てLHCOスタッフと記念写真 |
また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。
笹山 百合菜
1日の最後にあるディボーションでは、御言葉を通して1日を振り返りことで、神様との時間を過ごすことができました。クリスチャンとして神様との向き合う時間が今まで少なかったです。しかし、今回のキャンプに参加して、ちゃんと神様と向き合うきっかけになったと感じています。また、ノンクリスチャンの人とも聖書について真剣に話せることもとても貴重な経験でした。
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子どもたちに折紙指導する笹山さん(中央右) |
今回のキャンプを通してたくさんのことを学ぶことができました。人との繋がりも増えて、色々な思出を作ることができました。 また次回も参加したいです。
公益財団法人JELA 公式ウェブサイト
2025/04/07
【カンボジア・ワークキャンプ2025】参加者レポート③(桐原 安那さん)
JELAは2月12日から22日にカンボジアでのワークキャンプを行いました。今回は19歳〜22歳の大学生7名とカンボジアを訪れ、JELAの現地パートナー団体LHCO(Lutheran Hope Cambodia Organization)が提供するユニバーサルヴィレッジプログラム(Universal Village Program)に参加しました。当プログラムでは、JELAの支援で建てられたプレスクールやLHCOが支援する小学校でのボランティア活動や、地域の名所をめぐるツアーが行われ、参加者たちは日本とは異なる文化の違いや、連日35℃を越す暑さに苦戦しながらも懸命に取り組みました。
キャンプの詳しい模様はこちらから
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LHCO本部にて |
また、カンボジアの歴史と文化を知るために、キリングフィールド、虐殺博物館、地雷博物館などの見学や世界遺産アンコールワット遺跡を訪問するスタディツアーも行われました。中日の日曜日には、カンボジア・ルーテル教会(Lutheran Church in Cambodia = LCCのCity Churchを訪れ、現地の青年と共に日曜礼拝に参加することもできました。